2016年12月28日水曜日

寒い!今年最後の練習

 今日は今年最後の練習日。平日にも関わらず沢山の子供達が来てくれた。今日からお仕事休みのお父さん方も参加してくれました。いつも有り難うございます。

 それにしても今日は寒かったね。グランドはそれ程凍ててはいない。氷も無い。
アップを終えていつものトレーニングを始めると山手からの強い風に乗ってみぞれ混じりの雨が吹き付けてくる。一度はグラコンを脱いでいた子供達も腕立てや腹筋に入る頃には本当に寒そうで、すぐにグラコンを着させ腹筋が終わったらトレーニングも中断して中庭に避難。

 今日の天気予報は晴れのハズだった。寒くは成りそうだがこんな横殴りのみぞれに成るなんてね。それでも暫くすると風に乗って雲も流れていく。晴れ間も出て来た。そこからやっとキャッチボール開始。でも今日も長くはやらない。程々に抑えてトスバッティングを始めた。

 今日の練習でも感じるのは6年生達の仲の良さ。プレッシャーのかかる試合から解放されたのも有るだろう。この子達が大きく成って大人になってもいい友達同士で有ってくれたら嬉しいね。でもそんな仲の良さも練習の中では集中していない様にも見える。。
 トスの一巡が終わって皆を集めてそんな注意もした。皆が集まって出来る貴重な練習時間だよ。1分1秒も無駄にはしたくないんだよ。

 もう一巡トスを回してから最後はフリーバッティング。その間にまだタイミングが合わないマサトのティーバッティング。いい感じには成って来ているけどね。後はバッターボックスでどれだけ対応できるかだね。上体が動いてボール球に手を出しやすいので見極める力を着けるのも必要。
 力任せに成りやすいユウトも、アッパースイングのブンペイも。ユウトは上体から動いてしまうね。投げるフォームも今日はラケットを使って少しやったが、これから力を抜いて軸で回る練習がバッティングも投げるのも必要だ。
 ブンペイはセンター狙いの方がスムーズに小さくバット出る感じ。バットを短く持つリョウセイ、コウセイ。今はリョウセイの方がコンパクトでヘッドスピードも速い。それは打球にも出てくる。余りクセは無いが開き気味のリクト。上体の力も強そうでこれからが楽しみなスイングだ。
 ヒッチでもヘッドが動かず小さく始動出来る4年生のケイジロウや他の5年生は特に指摘するところも無い。フリーでも大体ミートは出来ている。試合での意識だけしっかり持ってくれればいいと思ている。

 フリーが一巡終わってまだ少し時間が有ったので今日は6人だった4年生だけもう一巡させた。
また今日はトスもフリーの間にも新チームの子達にはライトの奥でしっかりダッシュさせた。特に4年生達。余り足の速い子がいないからね。とにかく23m塁間の瞬発力を着けないといけない。特にブンペイやユウト達は20本以上走ったのではないかな。夏場はここまでは出来ないからね。これからもしっかり走るよ。スピードは一番の力だよ。
 
 お昼前にグランド整備を終えて今年最後の練習も終わり。
今年一年、ご父兄の皆さま、コーチの皆さま、本当にありがとうございました。
これからもチーム一丸、来年もよろしくお願いします。

2016年12月25日日曜日

ユメトと初登板アツキのナイスピッチ!

 今日は神戸で笹尾東さんとの練習試合。新チームとしては今年最後、お正月明けのベルカップを控えた練習試合。マナヤはヒザの成長痛や胃腸風邪だろうか、お腹の調子も悪いようで昨日のシニア大会にもマスクをしてベンチ。でも今日はアップから軽く動いているしキャッチボールもやり出し、試合に出たくて仕方ないようだね。でも今日も無理はしない。無理する必要もない。ハルトの肩にも不安は残るので今日もそんな事を考えながらスタメンを考えていた。

 昨日のシニア大会の決勝戦でAチームの試合数としてはやっと101試合目。この試合数はこの10年を見ても一番少ない。通年なら150~170試合は超えている頃だ。今年のベルカップ以降、練習試合は極力避けて基本練習に徹して来た。ピッチャーに負担が掛からない様にもずっと考えながらここまで来た。昨日は初めてヒロトは連投したけれど、ここまで皆が野球での大きなケガも無くここまで来れたのは試合数を減らして来たからだと思う。それでも沢山優勝もしいい成績も残せた。勝率も7割を超えている。これからの新チームも子供第一でやって行きたいね。

 そんな今年の状況だから神戸での練習試合もずっと減って今日は久し振りのコート作りだった。
笹尾東さんも8時半頃には来てくれて10時スタート目安で試合前の練習開始。マナヤもハルトも投げない。じゃあユメトしかいないね。トスが終わってからブルペンでアップさせたがフォームはほぼ真っ直ぐボールも大体来るように成ったね。少し抜いたボールのコントロールが一番良かった。マサトもそれを理解している。その様にリードしてくれるだろう。後はもう少しタメを作って速いボールのコントロールを磨く事だね。

 ケイジロウもアップさせたがまだ安定していない。先発はユメトでスタートした。
その初回2番バッターにセフティーバントを決められ盗塁から次バッターのショートゴロで本塁を狙われたがファーストのハルトからのリバックでホームアウト。これで相手のチームの特徴は良く解った。攻撃ではバント、足を絡めた積極的なチームだ。
 2回にレフト前ヒット、ショートエラーなどで1,2塁からバントで2,3塁。そこからスクイズで1点先制されたがこれは仕方なし。こんな場面で1アウトは確実に取れる事が今は出来たらいい。
ユメトはこの後も変わらずマイペースのピッチング。ベンチから見る限り緊張している様子もなくマサトの緩いボールを上手く使ったリードに合わせて投球を続けて行く。7回終わって見れば5安打1四球、1失点のみ。先発2回目とはいえ、今のレベルなら満点のピッチングだろう。

 3回は1死3塁からスクイズ三振の後の3塁ランナーも挟殺プレーでアウト。5回は1死3塁からセンターへの飛球。リュウガは少し下がって捕りすぐにバックホーム。ランナーはリタッチせずにスタートしていて、それを良く見ていたマサトはボールを持ってブンペイへベースタッチ。ブンペイは何の事?みたいに解っていなかったかな。アピールプレイで三塁塁審のブンペイパパがアウトのコール。これも経験。覚えて行けばいい。

 打線は1回に1死2,3塁からフリーで打たせたがフライ、初球打ちでチャンスを潰す。次からは動く事に決めた。4回にケイジロウのヒットからPBで2塁。まだタイミングの合わないリュウガには三塁線バント。いいところに転がり相手の送球ミスも誘って1点。ユメト、リョウセイ、コウセイもバントをしっかり決めて2死2,3塁から1番ハルトが右中間の3塁打で3点目。

 5回には1死2,3塁からケイジロウが強いサード横の打球。サードがはじき4点目。ユメトのライトに落ちるラッキーな2塁打で6点目。6回にも2点を追加して後半は良くつながっていた。
ベンチで応援する試合に出たくて仕方ない風のマナヤ。まだまだガマンだけどね、7回に代打。四球でユウトにランナーは代わったが試合に出れる喜びを忘れないで欲しいね。

 そして午後からの2試合目。先発は?リュウガでブルペンでアップさせたがまだまだまとまらない。後だれ?ああアツキがいるよ。アツキ投げろ、と始めると少しシュート回転のボールが大体来る。一度書いたメンバー表を書き直してアツキでスタートした。ショートはケイジロウで動かさずユメトのサード、ハルトのセカンド、ファーストのブンペイで。

 その初回に先頭四球から左中間2塁打で1点先制されるが打たれるのは良し。ストライクが入っているんだから。3回には2死3塁からレフト前ヒットで2点目を取られたが練習でもシートバッティングでも無い全くの初先発で5回まで2安打3四球だからね。良くゲームを作ってくれたよ。次も頑張ろう。

 打線は初回に19ユウトの四球から盗塁、マサトのセンター横へのヒットで1点。5回にハルトの2塁打からマサトのショートゴロでミスを誘い2点目。6回には代打マナヤのセンター前ヒットからハルトのセンター右中間寄りの3塁打で3点目で一旦は逆転した。
 その後の6回裏から準備もさせていたマナヤにピッチャー交代。その先頭に小さく振り切られレフト前ヒット。相手ながらナイスバッティングだよ。盗塁の後、ベース後ろ側にいたブンペイの所へ何でもないサードゴロ。ここはスタートも送球も遅れてセーフ。これも勉強。準備出来ていたら何でもないよ。この後2,3塁からセンターへ返されたがリュウガは前進してファーストへいいボールを投げ1アウトは取れた。これが出来たら一つ進歩だねリュウガ。

 再び逆転されて7回表。1死からケイジロウが高めの緩いボール球をレフト越えの2塁打。リュウガにはバントが相手のミスも誘って2,3塁。2死と成ったがバッターは8番マナヤ。緩いボールを力まず上手くレフト左中間寄りへ返して再び逆転。7回裏はマナヤがしっかり抑えて逃げ切った。

 今日の2試合で言えば何よりユメトと初登板のアツキ。しっかりゲームを作ってくれた。ハルトの後のショートもケイジロウが良く守ってくれた。リュウガもまだまだだけどバント安打やセンターゴロも取れた。ハルトやマナヤのチャンスでの勝負を決めるタイムリーも。マサトのリードも緩急混ぜてナイスリードだった。盗塁刺殺も2つ。ピンチを防いでくれた。今年最後のゲーム。皆の成長が見れたナイスゲームだったよ。

 そして今夜は津リーグ皆さんとの納会。みんなそれぞれ長く子供達の指導を続けて来て年も重ねていく。世代交代が進むチームも出て来た。それは僕達も同じだね。これからも若い人達お父さん方にはどんどん入って来てもらって子供達との時間をもっともっとつないで欲しいね。今夜は皆さんと大いに語りとっても楽しいお酒でした。マサト、ユメト、マナヤパパも今夜は同席して頂きありがとうございました。お正月までもうすぐ。皆さんこれからもよろしくお願いします。

2016年12月24日土曜日

クリスマスV!!シニア杯優勝!おめでとう!

 今日は年末恒例のシニア大会。今年最後の6年生達Aチームの試合だ。
当初の予定とは違って安濃球場での2試合目からのスタートと成った。神戸で8時からアップして練習。何とかAチームのフリーバッティング一巡まで終えて予定より少し遅れて9時半には出発した。まずはヒロトで行けるところまで。カツミが一つ試合を作ってくれれば最後の決勝は二人で頑張ればいい。ただ対戦相手も力の有るチームばかり。ミスや四球を出していたら勝負にはならないだろうと思っていた。

 安濃球場に着くともう第一試合がコールドで終ろうとしている。子供達の車はまだ着いたばかり。すぐに準備をしてベンチに入った。もちろん先発はヒロト。今のヒロトとハヤトのバッテリーならそうは打たれないだろうと思っていたが、この高茶屋さんとの試合はほぼ完璧な内容だったね。

 ヒロトは7回1安打1四球のみ。一番マークのドラゴンズジュニアへ行っている10番には速いボールで押し込んでくれた。
唯一、3回に先頭の7番にレフトへ打たれ2死は取ったがそこから四球も挟んで満塁には成ったが後続は抑えてくれた。今日のシフトはハルトの肩に無理はさせたくないのでショートを外しファーストへ。カツミのショートでセカンドはアツキ。センターは守備範囲の広いマサト。みんな良く守ってくれたね。

 攻撃では2回にソウイチロウの四球からヒロトにはバント失敗の後、3バントを指示。最悪でも絶対送りたかったからね。ヒロトはイヤそうな顔をしたが3バントを決めて1死2塁でマサト。まだまだタイミングが合っていないマサトにも3塁線バント。これが完璧に決まってマサトもセーフで1,3塁。そして2,3塁からはハルキにスクイズ。これも1塁線に完璧に転がしてくれ、マサトもスタート良く入り2ランスクイズとなった。
 反省すべきはその後もチャンスは作るが投球を引っ掛けるスイング。ハヤト、カツミの3,4番はノーヒット。5回から登板したドラゴンズジュニアの10番の力の有る速いボールには全く手が出ない。5,6,7回で三振アウト以外はソウイチロウだけだった。

 続けての2試合目は戸木さん。この試合も中々タイムリーが出ない。3回の1死2,3塁はハルトにランをかけたがインコースのボール玉がたまたま来てしまったね。1塁ファウルフライ。4回も1死3塁からフライアウトばかり。5回も1死3塁から同じだった。

 やっと6回にハヤトの左中間の2塁打から、それまで合っていないと思っていたカツミにはバント指示。これが3塁線オンザラインぐらいに決まり1,3塁。自由に打たせたいと5番に下げたソウイチロウには何故かバントの機会が廻って来る。今度は1塁線にきっちり決めてやっと先制点。
 ヒロトにもバント指示したがこれが小フライでキャッチがインでこぼすラッキーなエラーと成りマサトのレフト前ヒットも出て2点目。ユメトも粘っている間にWPで3点目。四球、ハルキのバント安打も出て1死満塁からハルトの左中間を超える2塁打。高目のボール球だったと思うが思い切りよく振ったね。その後ハヤトのレフト前ヒット、カツミのショートゴロもミスを誘いこの回一気に8点が入った。

 先発したカツミは6回で83球2四死球だから決して多くは無いがそれ以上にボール球が多い印象。特に1,2回はさんざん粘られ40球近く投げている。予想以上に打たれなかったなあ、と言うのが正直な印象。それでも何より良かったのは低目に大体集まっていた事だね。

 そして決勝は栗葉、高岡、榊原さんの6年生で構成するR/Tチーム。このチームは8年前の2008年だね。あの時の栗葉さんと高岡さんのベストチームをそれぞれの頭文字RとTを取って着けた混成チームが始まりだと思う。あの頃は各地の大会でも遠征して優勝したりしていたようだっだ。それでもあの時の神戸のチームの自慢はそのチームにも一度も負けなかった事だね。

 一つそのチームとの最後の練習試合のブログが有ります。
時間の有る方は覘いてみて下さい → 2009/2月栗葉・高岡R/Tに3連勝!あの頃は本当に気合の入ったチームだった。

 遅い昼食中にヒロトには「次投げるぞ!」
ヒロトの気持ちも乗っているようだ。でもどこまでスタミナが持つかな。。ダメならカツミでつなげばいい。そのヒロトは2回にハヤトのミットがバッターのバットに当たるインターフェアー打撃妨害で無死1塁。続くサードゴロをソウイチロウがはじき、センター前ヒットも続いて無死満塁に成ったが何とか2死までこぎつけ、打順はトップの一番マークの栗葉さんのキャプテン。打球は強い当りでセンターへ抜け、セカンドのハルキが飛び込んだが届かない。この後、すぐ2塁ベースカバーに入ればセンターマサトからの返球でホースアウトに成ったかもしれない。マサトは一瞬それを考えたと思うね。その分送球がワンテンポ遅れた。ファーストへの送球は際どいタイミングでセーフに成り1点先制された。

 セカンドにはハルキを入れたが前の試合でも良く振れていた。ユメトも引っ張る事は出来ないが外のボールをしぶとく食らい着く事は出来る。だからライトにユメトでセンターにはマサト。慣れないセカンドのハルキも充分に動けていた。

 そしてその裏、カツミのセンターオーバーの単打。ソウイチロウにはバント指示。これもしっかり決めてくれてミスも誘って1,2塁。ヒロトにもバントでこれも決めて1死2,3塁でハルキ。ハルキには2球目ランをかけてこれがセンターへ抜け2点入り逆転。ユメトの時にWPも有り3点目。その後ユメト、コウセイは連続四球で1死1,2塁からハルトには初球にラン。前の試合ではインコースを詰まらされたがこの場面でも迷いは無かった。ハルトは外低目のボール気味の球を上手くライト線に低く返し2走者を返す2塁打と成ってこの回大きな5点が入った。
 続く3回にはカツミの左中間2塁打からまたソウイチロウの時にバントの機会。ここもソウはしっかり決めてくれた。ランナーを前に進めるチームの攻撃ではこれが一番大事なんだよ!そしてヒロトには2球目にスクイズ指示。外されたのか外れたのかそれは解らない。アウトコースにボールは外れてキャッチもこれをこぼす。スタートしていたカツミは一瞬止まりかけたがラッキーな空振りと相手のミスでの6点目と成った。この後もつれた試合に成ったが結果的にはこれが決勝点。バント、スクイズ、動いたから点が入った。失敗しても悔いなし。

 初めての1日2試合目の連投に成るヒロト。4回頃からは明らかにスピードが落ちて来たね。ハヤトもそれを感じている。それより緩いボールを多く使い何とか上手くリードしている。
4回に先頭にセンター越えの2塁打を打たれたがこれも2塁で止めたセンターマサトとカットのナイスプレーだよ。ここは抑えたが5回はサード、ショートで連続ミスが続き1死2,3塁。4番にはファーストへ転がされ1点返されたが後続は踏ん張った。

 そして6回。1死から内野ミスの後、レフト線2塁打で2,3塁。2死から四球で2死満塁と成ってタイムをかけた。「満塁の走者をかえされてもまだ1点有る。ここまで頑張ったんだから悔いのないように勝負だよ!最後まで頑張れ!」
結果は追い込みながら粘られて右中間を割る走者一掃の2塁打に成ったが、これも2塁で止めたマサトとカットのナイスプレーだよ。普通なら良くて3塁打だと思う。

 そしていよいよ最終回。簡単に2死を取ったが前の回にもセンターオーバーを打たれているバッター。ここも追い込みながらレフトへ返され2死1塁。と成ったがハルトは2死だからと思ったのかカバーに入らない。それを見たランナーは大きなリード。ハルトが気付いて入ってヒロトの牽制からランナーを挟み2塁手前でタッチアウトに追い込みラッキーな勝利と成った。
 でも本当に決勝点はスクイズでの相手のミスによる1点なんだから。
今年最後も優勝で飾ってくれたね!おめでとう!
それにしてもこの試合も良くつないだね。ミスは有るけれども慣れないところを守ったりしてるんだから後を切ればいい。今日はヒロトもカツミもバックに良く声が出ていたしミスが有っても励ます声が続いていた。これが最も大事なチームワークの一つ。春先はこんなんじゃ無かったね。皆がカバーし合えるいいチームに成って来た。
 主催者の方から最優秀は1番で?と聞かれたので「そうですね」
もう1人優秀選手は?と聞かれるのでこれも迷わず「5番でお願いします」
ソウイチロウは守りでミスは有ったがこの試合も5番ながら送りバントを完璧に決めた。初戦は先制につながる四球。前の試合もヒット、送りバント。他にもタイムリーを打っている子も居る。ハヤトもカツミも皆頑張ってくれていたが、監督としてはゲームを組み立てるのに一番有りがたい事だと思う。

 新チームの中心と成る5年生達も今日の試合で何か感じてくれたかな。つなぐ事の大切さ、それはピンチの時でもエラーした時でも。明日は新チームでの今年最後の練習試合。とっても楽しみだね!

 今夜はクリスマスイヴ。子供達のお蔭でとっても素晴らしいプレゼントを頂きました。
みんなおめでとう!ご父兄の皆さんもありがとうございました。
イヴの夜、皆さん楽しんで下さいね。

2016年12月23日金曜日

目に見える力の変化。

 今日は少し寒い朝。空の雲は低い。予報では気温は下がるがいいお天気に成るハズ。
モモ達のお散歩終える頃には東の空は明るく雲も大きく流れていく。晴れてくるだろう。

 グランドに行くと昨夜の雨の影響で少しベース付近には水溜まり。皆がスポンジとバケツで取ってくれていた。みんなありがとう。
今日も先週と同じくしっかり走ってアップしてトレーニングして。
アップの後のトレーニングはまだ一月少しぐらいしかしていないが、腕立て、腹筋などは目に見えて出来るようになって来た。少しずつ回数も30回から40、50回と上げている。手を抜いている子は見えるがそれでも強く成って来た。特に4年生達は腕立てなんて本当に出来なかったんだから。

 そして久し振りにキャッチボールしてノック。6年生も入って明日のシニア大会の準備も有るからね。6年生は今年最後の試合だから思い切り楽しいんで欲しい。
新チームのポジションはまだまだこれから。キャッチもまだマサトだけなので今日はブンペイにもやらせた。やっと打てるようには成ったユウト。身体の力は有るけれどもバッティングも守備も力だけではいい結果は出ない。投げるフォームもバットスイングもしっかりフォームを作って行きたい。もう1人のユウトも最初の頃から比べればずっと良く成って来た。もう少しもう少し。

 内野外野のノックも全体のシートノックも終わるともう11時。
ここからお昼まではバント練習を願いして、用事に出かけた。
櫛形小へ行って来年早々のスポ少駅伝大会のBチームのゼッケン。今日もチビッ子達が一生懸命練習していたなあ。

 その後は春先の大会で仮予約したグランドへの申請と支払い。残っていた一志、白山グランド、そして久居グランド。後2か所は残るが直前でOK。これで来年の積水、春季、秋季大会の準備は一つ済んだ。神戸大会も共催には成りますが春にやります。Bの4年生以下の交流戦も今年同様にやりたい。またチーム皆で調整して準備したいと思います。ご父兄の皆さんもご協力よろしくお願いしますね。

 その途中、空は晴れているのに雨が落ちてくる。それも時々強く。ヘンなお天気だなあ、と思っていたが神戸に戻って来ても一緒だった。グランドではお昼も終えてトスバッティングをしている。ライト側では3,4名がダッシュのメニューもこなしながら。
 そして2時を過ぎてフリーバッティングに入ろうとしたが空模様が本当に怪しい。西の山に被る空は真っ黒。そして一気に冷たい雨が強い風に流されて振って来る。練習中断して中庭へ避難。

 校舎の陰で風を遮るところは暖かい。けれど風が抜けるところは冷たい風だ。しばらく様子を見て小降りに成ったところでまた始めたがすぐまた雨が降って来る。。。仕方ないね。これ以上は無理。子供達には校舎の陰の風のないところで体が冷えないように軽く階段のダッシュをさせながら片付けが大体終わったらダウンをさせて練習も終わりにした。終わりがけにはとっても大きな綺麗な虹が見えたよ!

 明日こそはいいお天気だろう。今年最後のAチームの試合。元気ないいゲームを期待しよう。

 

2016年12月18日日曜日

6年生、ありがとう!

 今日も神戸で練習。今朝も早朝のお散歩は星が綺麗に見えていた。今日もいいお天気に成りそうだ。昨夜のチームの忘年会。少々アルコールも残る朝だけど、皆さん本当にありがとうございました。今朝も元気です!

 神戸のグランドは今日は凍ててるところも無い。昨日は外野の奥の雑草の水気の有る所には氷が張っていた。今朝はそんなところは無い。グランドもぬかるんでは来ないだろう。今日は12月と思えない程暖かい一日だった。

 今日も昨日と同じようにアップも長め。20分完走から始まった。アップの後は少し休憩してまた馬跳びから。グランド半周して今日も垣根の段差の上り下り50回。そして階段ダッシュ5周。そしていつものサーキットトレから鉄棒懸垂50回。子供達はそれなりに日々強く成って来ている。毎週見ているとそれは解る。懸垂を50回と言ってもそこまで出来ない子も居るだろう。うまくごまかしている子も居るだろう。それでも日々練習を重ねていると間違いなく強く成って来る。
 今日のアップの途中にね、4年生のリクトが僕の傍へ来て
「あの・・足がちょっと痛いんです・・。」
「どこ?太もも?ああそれね、昨日沢山トレーニングしたからね。筋肉が少し疲れてるからだよ。大丈夫!出来るところまで走れ!」多分、足の筋肉が張るって事がまだ経験無いのかな。素直に聞いてくるところが本当に可愛い。
6年生と新チームのランニング。6年生はとっても良く声が出ていた!
そんなアップのトレーニングが終わると9時半も回る。今度は走塁練習。6年生に昨日と同じくバッテリーと内野を守ってもらって盗塁練習を始めた。昨日からの盗塁練習で目に着いて来たのがアツキ。小さかったアツキだが少し大きく成って来たように感じる。1塁からのリードの時、右手先を左手の方向へ向けながらすぐに戻れる準備をしている。声も出るように成った。足も遅くは無い。最後のダッシュでもハルトに着いて行っている。バッティングでも小さい身体からしっかりレベルでバットが振れている。それは打球にも変化が出て来た。自信も着いて来たのかな。楽しみが増えて来たよ。

 その後は6年生に投げてもらってバント練習。そしてネットを張ってもらってティーとロングティーを2カ所で進めた。ロングティーをやるとどうしてもアッパー気味に成りやすい。そうならない様に、低い打球を飛ばせるように何度も注意しながら。
そんな練習を続けていてもまあ、声が続かない。何度言っても続かない。

 午後からは新チームで声出し役を一人ずつ決めてずっと引っ張れ!と始めた。最初はリュウガ、そしてマナヤ、ヒロト、ケイジロウもユウトも。。。そうすると声が切れない。つながって行く。最初からこれぐらいやれ!

  しっかりバットを振り続けて最後はフリーバッティング。それも合間にはティーをやらせた。
そのフリーバッティング。タイミングの合わない子はまだまだ居るがやはり打球が強く成って来ているのが感じれるね。やはりバットは振らないといけない。もっともっと振ろう。お家でも素振りはコースも意識しながらしっかり続けて欲しい。最後は6年生のバッテリーと内野、お父さん方に外野に着いてもらってシートバッティング。初めてハルキを投げさせたが緩いボールで大体ストライクが来ていたね。二番手のソウイチロウもまずまず良かった。

 6年生は卒団までもう2カ月余り。本当にアットいう間だね。このところの6年生達は皆仲が良くて楽しそうに練習しているし、新チームでのティー役やバッティングピッチャーなど、今日も沢山お手伝いをしてくれている。お蔭で今週は新チームのキャッチボールは予定通り無しで終える事が出来た。来週は試合に向けた練習を少し始めよう。卒団までしっかり頼むよ6年生。今日もありがとう。

2016年12月17日土曜日

チーム皆で忘年会!皆さん本当にありがとう!

 今日は神戸で練習してその後はお楽しみのチーム全体での忘年会。
4時前まではしっかり練習しよう。

 近年では大会がお正月明けの休日から大会が始まり、少年野球のオフシーズンは無いと言ってもいい。それで一番心配なのは子供達の肩やヒジ。特にヒジは無理なフォームだと少し投球が続くだけで壊れてしまう。フォームの修正もとても大事だが、それ以上に、特に基礎体力がない今の子供達にはヒジの休養が必要。だから今週はキャッチボールは禁止。来週は試合が有るので仕方ないがその後の練習もお正月明けのベルカップまで休ませたい。

 今日はランニングもアップも長め。一通り終えてから例年のごとく皆で馬跳びのグランド一周。練習も楽しくやりたいからね。そしてその後は運動場に有る棒登り?半分以上の子はこれが出来ない。腕の力も弱いし足で棒を挟んで支える事も出来ない。そんな中で一番小さいユウスケがホイホイと登っていくね。小さいけれどもバランスが良いのだろう。

 その後は垣根の段差を使っての上り下り50回。これだけで弱い子はフーフーに成る。そして階段ダッシュ3周。その後は腕立て、腹筋、背筋のいつものメニュー30回。そして今日は腕立ての反対、低い鉄棒を使用して足を地面に着けて身体を伸ばしてぶら下がり懸垂。これ50回やったかな。これは普段余り使わない筋肉だしヒジにも負担は少ないし野球には良いかもしれない。

 そこから二組に分かれてアメリカンノック。しっかり走った後は内野守備での両サイド連続10本のノック。アメリカンノックもそうだが目的は球際に強く成る事。こんな練習の中では子供達の気持ちの入り様がすぐに出てくる。飛び込んで勝負してくれる子。こんな子は放って置いても伸びてくる。でも途中で諦めて勝負しない子はいつまで経っても変わらない。変えて行くのは自分だからね。その気にならないとチャンスは来ないよ。

 6年生だけはキャッチボールを先にやらせて、ピッチャーをやってもらいながらその後はバント練習。これはユウスケは全然出来なかったなあ。バットを引きすぎて良くてファウルしかならない。恐がらずにこれから練習有るのみだね。他の子も似たような物だけど。
 6年生にバッテリーと内野を着いてもらって1,2塁からの送りバントの練習もしたが結果は殆ど一緒だった。バントランの練習も5年生達は大体出来るね。4年生達はサインの意味もこれから。
トップバッターに成って欲しいリュウガは身体が前に向いてしまうクセが全く直らない。午後からのトスやフリーでも一緒。外してティーで低めを打たせる練習をさせるといいスイングが出来ている。当たれば飛んで行く速いスイングが。でもバッターボックスに入るとまた前に入る。これも根気よく練習有るのみ。

 午後からはトスとフリーバッティングを続けて3時半には練習を終えた。明日も同じ様に基礎体力作りから基本の練習、球際の練習を繰り返してやって行こう。

 そして今夜はゴルフ場の立派なホールを貸し切ってのチーム全体での忘年会。去年は新町の会館だったね。今夜はゴルフ場らしくとっても広くてチーム全体で70人以上が集まってくれたようでしたがそれでも余裕の有る広さでとっても楽しかったね!

どうしても気持ちを形にしてお礼がしたかった池内監督。本当に長い間、四半世紀以上に渡り子供達への熱い指導を続けてくれている。クリスタルでしるしの盾を作ってもらって今夜は皆の前でお礼をする事が出来た。クリスマスプレゼントでは無いけれど冬用に防寒グローブもネイムも入れて作ってもらって、今夜はマサトに渡してもらった。本当に長い間、ありがとうございました。これからもお身体に気を付けながらよろしくお願いします!


 今夜は6年生達のサプライズもお母さん方が準備してくれたビンゴゲームもとっても楽しかったね。6年生達のステージでのダンス。普段は大人しい子もとっても楽しそうに踊っていたね。やっぱり現代っ子なのかな。
ご父兄の皆さん、本当に今夜はありがとうございました。チームの力は皆さんの支えや応援が有ってこそ。これからもよろしくお願いします。皆さん本当にありがとう!

2016年12月11日日曜日

宮山の皆さん、ありがとうございました!

 今日は宮山さんとの練習試合。昨年も呼んで頂いて沢山豚汁を頂いている。
今年も沢山の人数で押しかけたけれどもまた一杯頂いた。お天気もお昼ごろには日差しも有って風もなく暖かい時間。とっても美味しかったね。僕もお代わりを頂いたよ。宮山の代表、監督さん、そしてご父兄の皆さん、選手のみんな。今日は本当にありがとうございました。これからも交流をよろしくお願いします。
とっても美味しい豚汁を一杯頂きました。ありがとうございました!

 8時過ぎには小学校に着いて代表さんが子供達皆を集めて小学校の回りの駅伝競走を始めてくれた。寒い時にはアップに丁度いい。お互いのチームの子供達と組んでの競争も面白い。二人一組で走力の違う子がお互いを気遣いながら同時に並走してバトンすると言うのもお互いを思いやるという事ではいい練習だね。
両チーム入り乱れての駅伝競走

 駅伝が終わってアップしてシートノックも全体でさせてもらってまずはAチームの試合が始まった。
先発は前回の志摩さんとの試合でも良かったヒロト。ヒロトは6回で3安打、3四球。3安打の内、1本はリュウガの判断ミス。太陽も目に入ったのかもしれない。完全に押し切っている当りだったよ。3四球の分、6回で前回よりも球数も多く100球を超えている。7回はカツミに交代して0には抑えたがたが四球さえなければ安定したピッチングだった。ボールの伸びも有る。少し回転が掛かっているがハヤトとのコンビで緩急も上手く使えていてランナーを背負っても安定していた。

 攻撃では1回に3四球1死満塁からソウイチロウにはランをかけた。インコース高めののボールをボテボテだけれども転がしてくれたから先制点が入った。これで良いんだよ。ソウイチロウは7回にもランナー2人を置いて一度失敗ファウルの後、再びフルカウントからラン。センターゴロには成ったけどこれで2点が入った。エンドランをかけた時のソウイチロウは成功率が高いと思うね。それだけ集中出来て絞れているのだろう。完璧なセンター前への打球だったね。

 2回には2死からランナー2人を置いて今度はハルト。ハルトはこのところフリーで打たせるとミスショットが多い。少し伸び上がり気味のスイングが少し目に着く。
一度目はレフトへ高目のボール球を大きなファウル。粘ってフルカウントから今度は外のボールを上手く逆らわずライト線へ返した。これも本当に上手いバッティング。ランをかけたバッティングでは目がしっかり着いていてお手本の様なバッティングだよ。
 
 反省すべきは3回にカツミの無死3塁打から点が取れなかった事。ヒロトには1死からセフティーを狙わせたがファウル。後続も三振でランナーを返せない。宮山さんのピッチャーは力も有るしキャッチもいい。そう簡単には打てない。それでも特に下位打線、7回8三振は多すぎ。もう少し工夫して欲しい。追い込まれたらどこをマークすればいいんだろう?有る程度の攻め方はもう解るハズだよ。

 5回には再びチャンスでヒロト。今度はバントを止めてランをかけた。これもドン詰まりのピッチャーゴロ。これで良いんだよ。だから点が入る。

 午前の試合が終わって少しの時間、今日はもう試合も無い6年生達が50mぐらいのトラックで競争を始めている。何だかこの6年生達、いいチームワークに成って来たね。そんな事を思いながら2,3度競争している子供達を見るのも楽しかった。でも最後は5年生のハルトが速かったなあ。
6年生の50m競争。取りあえずヒロトかな。

 お腹一杯豚汁を頂いた後は新チームの試合を二つ。今日は口野コーチに任せて僕は外から見ていた。一試合目のマナヤは可もなく不可もなく、と言ったピッチングかな。6回で4四死球はちと多い。5回に2死2,3塁四球のランナーを置いてセカンドゴロの送球ミスから2失点。エラーはまだまだ仕方が無い。でも下位打線の2四球は大事な所では命取りになる。今までAチームではそれで痛い思いをして来たんだから。

 打線は2回にランナー2人を置いてマナヤのセンター越えの3塁打。ユメトの打球もセンターを抜けてHRに成った。4回にはマナヤのサードゴロで追加点、7点目が入った。
この試合を6回で終えて続いて2試合目。

 宮山さんのピッチャーは良く頑張っていたけれど10四球はちょっと辛かったね。1回に四球、マナヤ、ケイジロウなどのヒットで4点。3回には四球の後、マナヤのレフトを抜ける打球も有った。4回には左中間を超える大きな打球でHR。得点は取れたけれども整理しなければいけないのは取りに行って取れた得点か?と言う事だよ。確かにヒットは出ているがまだまだ荒い。もっともっと打てるようにこれからももっと練習しないといけない。

 初めて登板したリュウガ。チーム一のバネと身体能力。まだその半分も使えていないね。守備でもまだまだミスが見える。フライの捕球でも落下点までが、その走力は一番なのに遅い。打球を見てその地点に合わして走っていないかな?もっと動け!スタートが遅いと普段言われているのはそう言う事だよ。フライには風も大きく影響する。ビヨンドで打った打球は予想以上に詰まっていても伸びてくる。まずは落下点まで一気に走る事だよ。

 そしてそのピッチング。そんなにストライクが入るとは中々思えない。登板前に身体を真っ直ぐ突っ込まない様に、トップを作る事を何度か伝えた。そのリュウガは2回で5四死球。殆どが高く大きく外れるボール。ストライクを取ろうとすると手投げに成りワンバウンド。今日はピッチャーの大変さが良く解ったよね。だからね、普段からちゃんと話を聞いてキャッチボールからちゃんとやらないと出来ないんだよ。そんな事も話すと、うんうんと聞いていた。必死に取り組んでピッチャーも出来るように成れ。フォームさえ出来たらもっと速いボールが投げれるよ。

 2番手に投げたユメト。ずっと練習でもユメトのフォームにはマークして注意しながら練習させている。やっと、本当にやっとそれらしく成って来た。今日のグランドはマウンドが無かったのでそれも良かったのかもしれない。3回で2四死球だからいつもの練習の事を思えばずっと良かった。今のスピードでは間違いなく打たれるけれでも四球よりはずっといい。もっと前のタメが出来てしっかり前で腕が振れればもっとスピードは出るよ。まずは自分のストライクボールを作る事。
「今日は少し良く成ったね!」と言うと普段は無表情のユメトも嬉しそうにしていた。気持ちが乗ればもっと良く成る。

 今日は4年生も全員試合に出れたね。まだまだ緊張している様子も見れる。逆にあんまり動じていない子もいるなあ。今日はいい経験に成っただろうか。これからが楽しみだね。

 今日は宮山の皆さん、本当にありがとうございました!!豚汁本当に美味しかったです。
代表、そして監督さま、ご父兄の皆さまにも本当によろしくお伝え下さい。
ありがとうございました。

2016年12月10日土曜日

人の話は聞け!!やって見ろ!

 今日は多分今年一番に寒い神戸のグランドだった。
もちろん上着と防寒ズボンは持って行ったけどお昼からはしっかり着込んだ。
アップの後はしっかり走塁練習。そして腕立てから腹筋,背筋まで。最後は声出しスクワットの一周で練習開始から2時間、しっかりアップしたよ。

 今日はキャッチボールも短めに抑えた。
その中で気に成る子達をマーク。
まずはユメト。踏み出す足からもう開いてくる。一緒に右の腰も回って来る感じだ。どうしても高いところでボールが離れる。山なりのボールが多い。キャッチボールの途中からワンバウンドの投げる練習にしなさいと。サードからの守備練習ではいいボールが投げれるんだから。

 先週に少し腕が痛いと言ったケイジロウ。ケイジロウも少しクロス気味。
ユメトと2人、ノックの間に順番に外してテニスボールでフォームの確認。ケイジロウは少し良く成った。左の腰で回せるし右足もフィニッシュで意識して上げさせると上体の突っ込みも少なく成る。前で腕も良く振れている。これなら多分ヒジには負担が最小なハズ。速いボールも行くだろう。
 ユメトはまず足の踏み出しから。少しずつでいいから直して行こう。

 午後からは19番ユウトも別メニューでフォームの修正。一番前に突っ込んで投げるのでボールは高く浮く。ユウトにも左の腰を意識させて右足をけり上げるようにすれば上手く肩は回る。いいフォームに成る。ユウトなどは自分で直そうとしようとするからすぐに変わって来る。実際のプレーの中では中々すぐには直らないだろうがその姿勢は見えるんだよ。きっとすぐに上手に成ると思う。いいボールもすぐに投げれると思う。

 でもね、ある程度試合にも慣れてそこそこ出来るようになるとすぐに基本を忘れる。荒削りなバッティング。強引で結局は引っ掛けた内野ゴロ。トスやフリーではネクストの子にボール、ストライクの判定を大きな声で教えてあげろ!と言ってるがそれでも何度もボール球に手を出す。フリーやトスでボール球のカットの練習なんてしていない。そんな子達は工夫や意識を変えようとする姿勢が見えないんだよ。だから同じ事を繰り返す。叱られる。そんなパターンの繰り返し。

 いつも言うが練習時間なんて限られてる。その中で負けたくない、県大会へ出たいと思うなら言われた事をしっかり取り組んで見る事だよ。それでも上手く行かなければ次の事を考えればいい。今はその第一段階だよ。そこから進んでいない。
 今日のトスやフリーでも皆にはその事を注意してやらせた。少し意識してくれたな、と見える子も居る。すると打球はセンター中心に強い打球が飛んで行く。一つの事から手を抜かず、くどいぐらい基本を忘れないで欲しい。

 今日もコーチに叱られてる子がいたが、僕は年を取って少し丸く(?)なって、叱りたくないから強く叱らないだけ。10年前ならもっと詰め込んだよ。
上達する一番のコツは人の話を良く聞く事。そしてまずやってみる。出来なくてもやろうとする姿勢を見せる。それなら失敗しても誰も叱らない。叱る根拠がない。チームメイトを思いその様に頑張れば周りから自然と好かれるように成る。チームメイトからも指導者の人達、ご父兄からも。そうなればもう占めたもの。もっと色んな事を教えてくれる。指導してくれる。自分も変わって来るだろうしチームは勝手に強く成って行く。そう有って欲しい。気持ち一つだよ。そう有って欲しい。
お昼休みでもこの子達は仲が良いのか皆で集まっている。これから誰がチームを引っ張るかな。。

 今日は期末試験中ながらケントとリョウマが遊びに来てくれた。卒団してもこうして時間の有る時に来てくれる。本当に嬉しいね。まだまだ頑張れねばとも思い力をもらえる。ケントは180は超えたようだ。痛めたいたヒザも良く成ったようだ。これからも楽しみだね。でも勉強もやるんだよ。
 明日は宮山さんとの練習試合。お天気も良さそうだし楽しみだね。特に新チーム。どんな試合を見せてくれるかな。

2016年12月4日日曜日

話は聞いてハッキリ返事をしよう!!

 今日は久し振りに皆で練習。4年生から全員20人が今日は揃った。ユウトも今日からバッティング練習もOKと言う。慌てる事は無いよ。ゆっくり治せばいい。
今日も12月だと言うのに本当に暖かい。上着を着て行ったがすぐに脱いだよ。お天気予報は夕方から雨模様。それまでに紅白戦まで出来たらいい。

 昨夜は本当に久し振りのOB会。アルコールも残るが、早朝からモモもマーキュリーもお散歩を済ませて練習を始めると気温も暖かいしすぐに身体も動きだす。これから寒い季節に成るだろうけどこれからしっかり体力と基礎作りに向けて練習だよ。

 アップの後は昨日の志摩さんとの試合で左ピッチャーの牽制に2人がアウトに成ったおさらい。
左ピッチャーでの牽制での確認ポイントを伝えて盗塁のスタート練習を始めた。今日はそんなに時間も無いので一巡だけで終えたがそれでも何人かはまだ迷っていたね。ポイントは顔ではなく踏み出す足だけ。これからも練習して行こう。

 キャッチボールを始めて皆のフォームを見ていたが、マナヤもユメトも踏み出す足がクロスに入って来ている。そしてヒジの高さも低い。外から回って来ている感じだ。体のバネの有るリュウガもヒジが低い。だからコントロールが難しいよ。
 マナヤはちゃんと投げればボールは来る。後は直そうとする自分の気持ちだけだと思う。守備練習などでも良くサイドより下から投げたりする。そんな悪いクセが着かない様に注意して欲しい。
ユメトは午後からの紅白戦でも投げさせようと、その最中にブルペンで投げ始めた。踏み出す足の着地と腕の振りが一緒に成っていてスムーズに体重が乗って行かない。腕の出方もキャッチで受けていても気に成る。ボールは肩の高さから出てくる感じだ。マウンドに上がってから投球練習の間に後ろから見ていた。ああ、やっぱりヒジが上がらず後ろのトップから外回りでボールが出てくる。リュウガもこれに近い。

 右腕の後ろの回し方を止めさせてセットからすぐに後ろの壁にボールを当てる感じで、その高さまで手首を上げてくるとずっとコントロールは良く成る。このバックのトップが決まればそこそこストライクが入る。
実際、紅白戦でも四球は出すが今までよりずっとコントロールは良く成った。後は玉離れの時のスナップだね。もう少しスナップが掛かって来たらもっとスピードも出るだろう。

 紅白戦では最初にハルトとケイジロウを投げさせたがケイジロウのボールが入らない。3,4人四球を出したところでどうも様子がおかしい。止めて聞くと腕が痛いと言う。ヒジではなくそこから手首までの腕の筋肉の様だ。ヒジからつながる伸縮筋だろうか。無理なひねり方でもしているのだろうか。今度はしっかりフォームをチェックしよう。それにしても腕が冷たかった。寒くも無いし投げていたんだから暖かいハズだけど両手とも本当に冷たい。アンダーシャツも短い。外して腕を温めてもらっていた。今度からは長袖のアンダーシャツ必須だよ。

 ハルトも緩いボールでストライクが8割以上取れるように成ればいいね。その気で投げる速いボールも結構スピードが有る。上手く緩急が使えればもっと面白く成るだろう。
力みが目に着くカツミにはサインで言うと5-1のスピードだけで投げるようにやらせた。まずストライク取れるボールを作らないと話にならないからね。

 午前中の守備練習の後、バントとトスバッティング。その中で以前から気に成っている事。投げる事もそうだが、バントの構えでもバッティングでも気に成るところはそれぞれに注意はする。こうした方がいい、こうしなさい、と。けれども何度も同じ事を言わなければいけない。それで少しでも直してくれたらいいがそうではなさそうだ。言っても返事をしない子が多い。首はうなずくが本当に解っているのか?理解して取り組もうとしてくれているのか?ハッキリと返事をしないからそれが解らない。試合中でもバットを短く持てと言ってもその様に取り組んでいる子はどれだけいるだろう。

 練習時間は土日しかない。出来ない。なら少しでも効率を良くして集中して取り組んで欲しい。何も考えずに工夫せずに練習していては意味がない。進歩しないよ。
皆を集めて今日はそんな話をした。そして今度からはちゃんと返事をしようと。来週からは少しは変わってくれるだろうか。ちょっと楽しみだ。

 紅白戦も6回に入る頃から天気予報通りに雨が少しずつ落ちてくる。もう今日は回復は見込めないので6回で終えて片付けて最後は15分間のダイヤモンドを使った追い越しランニング。昔は良くやった。息子達の20年以上前も練習最後のメニューの様に良くやっていた。泣きそうに成りながら走っていた子もいたなあ。
 これから冬場、しっかり基礎練習を繰り返して力を伸ばして行きたい。

2016年12月3日土曜日

有楫インプルーヴ、ナイスゲームと懐かしいOB会。

 今日は有楫インプルーヴ選手権。毎年楽しみにしているインパルスさんの大会だ。
6時40分には神戸を出て1時間弱で駐車場には着いた。今日は本当に暖かい。
例年ならアンダーシャツも2枚は着ている頃だ。手袋も。今年はそれが要らない。沢山のチームも集まって来て馴染みの監督さんらと話もしていた。その顔ぶれも変わって来ている。伊勢、鳥羽でもチーム統合の所が色々有るようだね。

 開会式も手作り感の有る雰囲気で、一つのチームが主体でずっと続けているのがとっても素晴らしいと思うね。代が変り監督が代わられてもチームとしてやり続けている。僕達も神戸の大会を出来る限り続けて行きたいと思うね。

 開会式を終えて試合会場の大仏山球場へ。こんな球場でやらせて貰えるのも本当に有りがたい。先の試合の志摩さんと中島ドリームさんのアップが始まって神戸の子達も奥の外野でアップを始めた。先月の秋季大会決勝で志摩さんには敗れているだけに何とかリベンジしたい。それにはまず一つ勝たなければいけない。

 2試合目の先発は秋季大会で投げれなかったヒロトと決めていたので、1試合目の鳥羽さんとの試合はカツミに決めた。後半はまだまだ不安は残るがマナヤでいい。打線で言えば強引なスイングが変らないマナヤは外した。湖北の大会からずっとサード、ショートゴロだからね。突っ込みグセが直らないリュウガも。特に2人は試合の中でももっと周りの状況を見て何がベストか考える事も覚えて欲しい。途中代打で出したマナヤはアウトカウントが解っていない。リュウガもセンターではキャッチの構えも見えるはず。もっと考えてポジショニングして欲しい。バッターボックスでも同じだよ。

 先発したカツミは5回までで4四球。その内2人はホームに帰っている。1回は2死から4番にそのランナーを返され、4回は内野安打のランナーをレフト越えの3塁打で返されなお一死3塁。ハヤトはこの時、集中出来ていたかな。その前にはセカンドへの送球もズレて盗塁も許していた。一死3塁で考えるのはスクイズ。三塁への牽制も入れない。そして初球緩いボールで入る。難なくスクイズを決められる。ハヤトには言ったよ。バッテリーには今まで何度も言ってるよ。まず様子を見なさいと。攻めるならバントしにくい速いボールだよ、と。

 そして5回には2死から四球のランナーをレフト越えで返され同点に成ってしまった。
攻撃では1回にハヤトのライト線2塁打からカツミの打球は当り損ないの1塁線の小フライ。これが相手のミスを誘ってラッキーな得点。カツミはこの時すぐに走らなかったね。基本を忘れたらダメだよ。2回に6番に打順を下げて打たそうと思ったソウイチロウがレフト越えの2塁打。ハルキにバントをさせたらプッシュ気味にセカンドまで転がり内野安打で1,3塁。狙って出来たならナイスバントだよ!

 ところがこの後が全く続かない。WPで1点もらっただけで後の3アウトは全部三振。特にマサトは全く合っていない。2ストライク取られるとボールを追っかけている。これはリュウガも一緒だよ。それでは当たらない。3回にはハヤトの四球からカツミがお手本通りの右中間を抜く低い打球で3点目。ところがこの無死2塁からバント失敗もあり、進める事が出来ない。ここが本当に弱いところだよ。4回には2死3塁からこれもWPで1点もらっただけ。同点のまま時間切れ間近の6回に入った。

 先頭は先の回から守備に入ったアツキ。アツキはここで四球を選んでくれた。このゲーム、一番大きな四球だよ。代走にリュウガ。盗塁を決めてコウセイは送りバントをしっかり決めてくれた。1死3塁でハルト。ここもハルトは完璧に1塁線にセフティーを決めてくれたね。やっとこれで1点勝ち越し。そしてその裏はピッチャーはマナヤに交代。1死後、ヒットと四球で2死2,3塁まで攻められたが何とか守り切った。勝てたとは言え苦しい試合。足元を救われても仕方の無い試合内容だった。

 そして次は志摩さん。ヒロトで行けるところまで行こう。もう最後の大きな大会だしいいピッチングで終えて欲しい。そう願っていた。
1回、2死から3番の左バッターに1塁線を抜かれる。カツミの脇も甘かったが、ライトのマナヤも抜けてしまってHR。中継も3塁方向へ帰って来ていた。真っ直ぐカツミに戻って来ていたらアウトに取れるタイミングだよ。

 1点先制されたその裏、2死からハヤト四球。強肩のキャッチなのでそうは盗塁かけれない。カツミには3球目エンドラン。レフト前ヒット、マナヤは四球で2死満塁と成ってソウイチロウ。ソウイチロウも四球を選んでこれもラッキーな押し出し1点。先の試合から全く合っていなかったヒロトには3塁線を狙わせたが打球は転がらずキャッチゴロ。打たせても良かったがヒットを打てる確率とバントを決めれる確率を考えたら選択には悔いはない。

 志摩さんのピッチャーも変わり2回からは投手戦。ヒロトはこの後、7回まで2安打のみ。死球は一つ有ったが無四球で抑えてくれた。初球の入り方も少し抜いたボールが効果的だった。ハヤトのこの試合の配球に着いて言えば何も言う事は無いね。あえて言うならインハイのボールをもう少し使っても良かったかな、と思うぐらい。ヒロトも最後まで球速もスタミナもメンタルも落ちなかった。

 打線は2回以降、ヒロトのレフトオーバーとカツミのセンター前だけ。一番残念だったのはカツミもその後四球で出たマナヤも左ピッチャーの牽制でアウト2つ。ベンチからも何度も見ているハズ。リードも限りなく小さいのに。この辺りは経験不足かもしれない。3度、4度と牽制をしているんだから、少し注意すれば防げるハズだよ。

 そして同点のまま、7回裏。それも2死ランナー無し。ここからコウセイがセンター前に返し1塁。ここまで全く合っていないマサトには引っ張る事だけ考えろ!とタイムを取って告げた。マサトはその通りにライト線へ返してくれて1,2塁。本当は低い打球で抜いて欲しかったけどね。
そして1番リュウガ。リュウガはこの時、頭の中は整理出来ていたかな?これからの1番バッターに育って欲しいし代える気も無かった。追い込まれるまでバットは振らない。最後に外のボールを追いかけて空振り。難しいしプレッシャーも有るだろう。でも2球目、3球目はしっかり振って欲しかった。結果を考えずもっと思い切ってやろう。これからもっと覚えて強く成って1番バッターに育って欲しい。

 90分の7イニング、1-1の同点で引き分け。監督同士の抽選に成った。
皆さんや子供達には申し訳無かったけど、ジャンケンには勝ったけどクジで負けちゃったよ。でも秋季大会で惨敗した志摩さんにバックも良く守った試合だったからね。ちゃんとやればこんな試合が出来る。みんな自信を持って欲しい。

 そして今夜は10年前のご父兄が集まってくれて、とっても懐かしい嬉しいOB会。大仏山を先に急いで後にして家に帰り、モモとマーキュリーのお散歩とご飯を済ませて少ししたら、もう成人式も今年終えたその時の卒団生が車を運転し、お父さんと一緒に家に迎えに来てくれたよ。嬉しいなあ。

この世代の人達とは6年前ぐらいにも子供達も一緒に集まってくれた。それ以来お会いしていないお父さん方も今夜は来てくれた。2年前の全国大会の時も皆さんには大変お世話に成った。でも年月は経つ。白い髪が皆さん増えて来たね。少しメタボが心配な人も。。
 皆さんとの数時間、本当に楽しい時間でした。皆さん、これからもお身体大事にして健康第一で過ごして下さいね。今夜はまた沢山の元気をもらいました。
 皆さん、本当にありがとうございました!これからも頑張て行きます!

2016年11月27日日曜日

10年目の少年の夢。

 今日の予報は雨。。
昨日は長浜から神戸に帰ったのは6時を回っていたし子供達の疲れも有るだろう。予報も芳しくないし練習は9時からにした。

 朝方は小雨状態でこれぐらいなら出来るだろう。
グランドに行くと子供達やご父兄の皆さん、お母さん方もグランドの水抜きをしてくれていた。
いつも本当にありがとうございます。
校庭の山茶花かな?紅葉も綺麗だよ。

 いつまた降って来るか解らない状況なので中庭でティーバッティングが出来るようにネットを張ってもらって子供達は外でランニングからアップ開始。今日の課題は基本練習のみ。そして体力と筋力トレーニングも。マナヤのフォームもチェックしたい。

 いつもの一通りのアップを終えて、休憩してから今度は別メニュー。
今日のアップを見ていていつもと皆の動きが違ったね。特にソウイチロウやユメトの動きが違う。出来るんだから最初からもっとやればいいのに。マナヤも一声気合入れたら動き出した。アツキも頑張っている。アップでこれぐらい皆が手を抜かず動いてくれたら気持ちがいいよ!
ブンペイ頑張れ~

 そして休憩してからのメニュー、まずは校庭の生け垣の50cmぐらいの段差を利用して30回のアップ、ダウン。これ3セット。下半身にはかなり応えるね。でも辛そうなブンペイも頑張っていた。
 そして階段ダッシュ5セット。これは抑え目。小雨だし滑ってケガもいけない。

 足を使った後は腕立て、腹筋、背筋の30本1セット。もう1,2セットは本当はしたいがまだこれぐらいでいい。腕立てや腹筋の30回がちゃんと出来ない子がまだまだ居る。これは冬場の間にクリアしよう。そしてラストは声出しスクワット。今日は17人いたからね。スクワットもかなりのボリュームだ。前のトレーニングも含めて明日は半分ぐらいの子は筋肉痛かな。スクワットでは大きな声もそれぞれに出す。今日はみんなそれぞれにプレーのポーズなども入れながらやっていた。これ、見ているだけで面白いよ!お母さん方にも見て欲しかったね。
 まだ投げれないユウトのヘッドスライディング。濡れているグランドで3度ぐらいみんなからリクエスト有ったなあ。ブンペイのサード横っ飛び捕球、1塁へ送球ポーズ、これも3回ぐらいリクエスト有り。リュウガの盗塁スライディングも大ウケだったね。
これから楽しみながらしっかり春に向けてトレーニングをやろう。

 長めのアップの後は短めのキャッチボール。それを見る限りマナヤは少し左足がクロス気味。これも直したい。ユメトもそうだった。これだと後ろは大きく成るしコントロームも難しいよ。
キャッチボールが終わってからは6年生とハルトは中庭でティーバッティング。グリップを先に、出来るだけ体に近いところで振れるように。動き過ぎるハヤトにはノンステップ。それでも早いので「イチ!」と言ってから振れ、と。それでもまだちょっと早いぐらいだ。

 残りの新チームのメンバーはずっと守備練習。内野はサード→ファーストの基本練習。この中でも今まで横でしか捕れてなかったユメトがいいタイミングで左足の前に成って来ている。右手も着いて来た。ステップから送球も良かった。リュウガはまだ全体が固すぎだね。ボールとケンカしてしまう。ブンペイのグラブの出し方はとてもいいタイミングで出て手首が柔らかいんだろう、スッとボールが入る。ミスの少ない捕り方だと思う。

 外野はリョウセイ、コウセイも上手く成って来た。もう少し球際で片手が伸びればもっと捕れるね。球際は右手は要らない。4,5年生はグラブに入ってもボールを弾く子が多い。まだまだ握力も足らないのだろう。ハンドグリップなどのトレーニングもお家で出来ればして欲しい。

 その間にマナヤの投球練習。と言ってもフォームの確認が一番。昨日の長浜では良く無かったので身体を起こす事、タメを作る事、出来るだけ沈み込まない事。これをチェック。ボールの握りも確認して今日、40球ほど投げた中では大体良かった。少し腕が横から出てくる時が有るが、遊びの中でそんな悪いクセが着いてくるんだろうね。それ以外は大体大丈夫だと思う。

 みんなで内野、外野も交代しながらお昼まで1時間半ほど、お父さん方にずっとノックを続けてもらった。しばらくはこんな練習の繰り返しだよ。
 お昼にしてお弁当を食べていると雨足が強く成って来る。予報天気図もこれからすっぽり津は覆われてしまいそうだ。どう見ても回復する見込みは少ないだろう。もう少し、今度はバッティング練習までやりたかったが今日はお昼で仕方なく練習を終わりにした。
 今は胃腸風邪やインフルが流行って来ているようです。子供達の体調には気を付けて頂くようにお願いします。来週は伊勢の有楫さんの大会。楽しみな12月の大会だ。

 僕が初めて監督をお受けした時が2006年の秋口。あの年の有楫さんの大会にAチームが他の行事と重なって出れなくなり、4,5年生だけで出場させてもらった。それも3人しかいない5年生を入れて。みんなとにかく必死だったよね。相手はどこもAチーム。恥ずかしい試合だけはしたくないと。

 ところがその初戦の菅島さん。2,3回スクイズを決めてそれだけの1点差で勝ってしまった。
次の試合はインディアンズさん。敗れたけれども1点差でとてもいい試合をした。一つのアウトを取る事だけ頑張っていた。そこから鳥羽や伊勢のチームに呼んでもらったり修行に出かけたり、沢山の交流が始まった。僕がチームを任せてもらって初めての大会。あれから10年だよ。今の広い交流の原点とも言っていい大会だ。
 
 3人の6年生の後は全員が5年生の新チーム。新人戦は決勝戦まで全て毎回得点で勝ち進んで優勝した。それが2007年のこの11月末だった。
そこから忘れ物をしない様にと、この「少年の夢」のブログを着け始めた。そして今年も11月はもう終わり来週はいよいよ12月。10年目の「少年の夢」へ入って行く。我ながら良く続いたなあ・・・と思う。切れたら気持ちも終わりと思っていた。毎週毎週欠かさず思いを書いて来た。

 最初は少し批判する人もいた。名前も出てくるし、他のチームの人も沢山見るように成って来た。あんまり企業秘密はかけなく成っては来たが子供達には出来るだけして欲しい事、思った事を有りのままに書いている。それがご父兄のご理解にもつながってくれているように成って来たと思う。自分自身の為にもこれからも続けて行きたいと思っています。
 皆さま、10年目の「少年の夢」 これからもよろしくお願いします!

2016年11月26日土曜日

気持はプレーにつながる。ソウイチロウのHR

 今日は湖北さんの大会二日目。
朝7時半出発の予定だったがインフルエンザで棄権したチームが出て一つ試合が前倒しに成った。
その分40分程出発を早めて神戸を出た。八日市まで下を走りそこから高速。ほぼ予定通り9時過ぎには着いた。

 出てすぐリュウガが車酔い。最近の子は車酔いする子が多い。何でだろう。。。
僕なんかはした事がないが。そんなリュウガをご父兄が一人別の車に移し看て頂きながら連れて来て頂きました。ありがとうございました。

 アップを始める頃にはリュウガももう落ち着いている。全部吐き出して楽に成ったのだろう。
一試合目は河瀬さん。昔から強いチームだ。
高木の後の3年後ぐらいのチームだったと思う。琵琶湖少年野球大会の長浜ドームでの試合で優勝候補の河瀬さんと対戦し最終回に4,5点ビハインドの試合だった。それを一気にひっくり返しそのまま優勝した年が有った。

 今日のその河瀬さんの練習を見ていてもしっかり出来ているね。ヒロト、カツミ、マナヤにアップをさせたがヒロトは練習では軽くいい感じで投げている。でもミートされやすい球筋に見える。カツミは前回の投球の時と同じような感じ。ハヤトのリードで上手く緩急も使えばそこそこは試合を作ってくれるだろう。マナヤのボールも良かったが、今は何故かワインドアップから少し沈み込んで投げてしまう。下半身がしっかり粘れればいいが、秋口の良い時の様なタメが無い。先発はカツミに決めた。

 そのカツミ。1回1死からセンターへ上手く返されたがハヤトが盗塁を刺してピンチを防ぐ。
2回も内野安打のランナーをハヤトが刺す。
そして3回。ピッチャー一塁側のセフティーバントをカツミは捕って投げたがヒロトはイン側に大きく出て構えていなかった。ランナー近くを送球が通りヒロトは自分が避けて捕れない。でもこのランナーもハヤトが刺す。
 そして2死から前の打席で右中間を破られている3番バッターにセンター前へ。難しいボールでは無かったがリュウガが後逸。それでもセカンドのマサトがセンター後ろまで走り何とか2塁で止めた。これはエラーの後のマサトのファインプレーだよ。

 そして今度は4番にセンターへタイムリー。ここまでの対戦を見ていてカツミの投球に上手くバットを合わされている、と感じていた。ランナーが出たらカツミも単調になる。早いフォームで投げようとする。次の回にランナーが出たら交代させようとマナヤにアップもさせた。
 
 そして4回。先頭の打球がライト前に落ちる。マサトとライトに入っていたマナヤとお見合いしてしまったね。そしてランナーを気にして四球、次は送られて1死2,3塁に成ってマナヤと交代した。
マナヤは2死の後、1番にショート横を抜かれ1点。これは低いミートされた打球だし仕方なし。
一番痛かったのがこの後のWP。いつものハヤトらしくないミットで捕りに行こうとしたね。ピッチャーがワンバウンドを投げているのだから仕方は無いがこれを止めないと点が入ってしまうんだから。もう何度も経験しているハズだよ。難しいとは思うけどね。
 この後落ち込んだマナヤは2四球連続で出すが何とかその後を抑えた。試合前の練習の予感通り投げる時に右足が落ち込んでいく。タメが無い分ワンバウンドが多い。このフォームは今の身体の体力では長いイニングは難しいと感じる。徹底して走り込んで下半身を強くするかフォームを戻すかだ。

 打線はカツミ以上に上手く緩急を使っているバッテリーに中々ミート出来ない。時々の高目の速いボールにもつられたリ、見逃したり。
1回に2死からハルトがライト横を抜き返球が乱れる間に3塁を狙ったがアウト。ベンチからも回れ!と言っていたから仕方ないけども次は4番と考えれば2塁で良かった。これはチームで考えて行こう。
 
 前回も動き過ぎて全くバッティングに成っていなかったハヤト。今日はノンステップで打てと指示した。今日は会心の打球では無いがミート出来た分、この試合2安打でチャンスを作っている。ポイントのマナヤはサードゴロ詰まったバウンドが2つ。後ろが大きいしインコースは今のスイングだと難しいね。余程短く持って内側からグリップを出すスイングに変えないと。カツミも一緒。詰まった打球や小フライでタイミングも合っていない。

 3点リードされてもう時間切れ間近の5回裏。2四球から1死2,3塁のチャンスでリュウガ。リュウガはここでやっとレフト前にライナーを返し1点。そして再び2,3塁からソウイチロウの時にPSでヒロトが返り1点差。ボールは後ろの土手まで上がったが審判は止めない。セカンドランナーだったリュウガもホームを狙ったがこれも無謀過ぎた。ホームアウト。この後、3,4番だよ。1点差で1死3塁で上等だったよ。これも覚えて行かないとね。

 残念な敗戦。失点はバックのミスとWP。届かなかった1点は走塁死。この差だよ。
これで次の試合に勝ってもブロック優勝は無くなった。次はスタメンを代えるよ。
そして食事の後の二試合目は愛東・永源寺さん。このチームも2014年の旭森の大会で対戦した。マクドに出ていたチームが合同で出場していて強いチームだったがあの時は接戦で落とした。

 先発は先の試合にリリーフして余り良く無かったマナヤも考えたがまずはフォームを戻してからにしよう。投げたいだろうヒロトで先発。
今日のヒロトはハヤトのリードに上手くスピードが合っていたね。中々相手もミートを苦労している感じだ。2回にセンターへ打たれたが、このランナーもハヤトが盗塁を刺した。
3回、先頭の7番にレフトをライナーで越されるHR。こんなグランドだし仕方ないが何とかもっとボールまで早く届いて欲しかった。

 続く4回は先頭死球で出す、またヒロトのイヤなパターン。続くバッターはサードゴロだったがソウイチロウの送球はワンバウンド。難しいバウンドかもしれない。カツミがはじいてセーフ。1塁ランナーはサードを狙いカツミは慌ててサードへ投げるがこれが悪送球で土手まで抜ける。ダブルエラーと成って2点目が入る。先の試合と同じようにミスでの失点。これはもう無くしたい。

 打線は1回にソウイチロウのいヒットの後、4番カツミのライトを超える3塁打で1点先制。
1点勝ち越された4回にマナヤの四球からWPで2塁へ。ハルキが送って1死3塁でユメト。この後、ピッチャーは10番に代わり、ユメトは高目のボールを上手く右中間へ返してやっと同点に成った。

 そして時間切れ間近の5回裏、先頭のソウイチロウが高めのボールを振りぬきレフトオーバーのHRと成って1点勝ち越し。普通ならもう時間ないしここでゲームでも良かったんだね。でも主審は最後まで付き合ってくれた。

 1点勝ち越されて意気消沈してしまった相手のピッチャーはもう気持が切れていたね。
この後四球、盗塁、カツミのバントヒット、無死満塁でマナヤは全く合わなかったが、その後四球も続き、2死満塁から当たっていなかったハルトにもセンターを超える打球でHRに成った。

 この試合も勝負の分かれ目は四死球。最後は相手が崩れて大差が着いたが力の差はそうは無いね。それにしても相手の先発した左ピッチャーもリリーフした10番も疲れているように見えたなあ。多分これまでも沢山投げて来ているんだろうね。特にあの左ピッチャー。ケガしなければいいが。
 神戸の子はまだそこまで投げていない。球数も自分の頭の中では練習も含めて考えているつもりだ。昔はとことん投げ込んだんだけどね。今はそれは出来ない。フォームをしっかり作ってからだ。

 この大会が終わって閉会式までの時間を待つ間。まあ子供達はじっとしていない。もうダウンもさせたし今更練習でもない。小さい子供達との縄跳びに入ってはしゃいだり、色んな遊びを次から次へとしていく。途中からは何故かダッシュのリレーに成っていた。普段は大人しいハルトやアツキ、ユメト達の笑顔も見える。こんな中からチームワークを育てて欲しいね。無限の可能性の子供達。これから先も楽しみだね。

 そしてこの大会、各チームで1名ずつ、敢闘選手賞を貰える。一日目はヒロトもカツミも良かった。ハヤトのリードも良かった。でも一番印象に残ったのがソウイチロウの三塁側のファウルフライに飛び込んだプレーだった。
 そして今日、一試合は該当者なし。二試合目はヒロトのピッチングも良かった。でも試合を決めたのはソウイチロウのレフトオーバー。今日も送球ミスは有ったが後はしっかり守った。だからソウイチロウにあげたよ。
アツキも良く守っている。ユメトも貴重な同点タイムリーを打った。もっと自信を持って声を出して目立てばいいんだよ。みんな大事なチームメイト。自信を持って頑張れ!

 2日間の長浜遠征、ご父兄の皆さんも本当にありがとうございました。
お疲れとは思いますが明日も練習です!よろしくお願いします。

2016年11月23日水曜日

久し振りの長浜。少し見えた気持ち。

 今日は湖北エンジェルスさんの大会参加。久し振りの長浜遠征だ。
早朝5時までにはモモもマーキュリーもお散歩済ませてご飯も食べさせた。お天気が少し心配だが行ってくるよ。

 湖北さんとは遠方ながら長い付き合い。屋根に雪を積んだマイクロで練習試合に来てくれた事も有る。今年も神戸大会に泊りがけで来てくれた。去年は確か秋季大会と日程が重なって来れなかった。5時半過ぎに神戸を出て東名阪から第二名神、全部高速で長浜まで。下を走ると車の揺れも多いし開会式後の第一試合だし車酔いが有ってもいけないしね。

 予定通り7時半には着いて開会式前に少しランニングする時間も取れた。幸い車酔いの子はいなかった。それにしても長浜は寒い。風は冷たい。出かける前に、ひょっとして・・と思って防寒ズボンを持って行ったが大正解だった。開会式が終わってすぐには穿いたよ。

 第一試合が始まるまで30分も無い。急いでダッシュさせキャッチボールして、カツミとハヤトに準備をさせた。アップでは力みが見られたカツミだが、試合に入るとハヤトが緩いボール主体に使いながら上手くリードしてくれている。
相手の能登川さんは昔、何度か綾野や水口の大会で対戦した事が有る。強いチームで監督さんも変わっていない。元々能登川南と言うチームだったと思うが今日は近郊の3チームの合同チームの様だ。

 その大柄な上位打線相手にハヤトのリードが上手くハマっている。その様に投げているカツミも尻上がりに調子を上げて来て時折速いボールもおり混ぜる。カツミは7回4安打散発、2四球。四球も2死からだし危なげが無かった。
唯一6回、1死からエラーのランナー1塁、5番に右中間に打たれ1,3塁。1塁ランナーの盗塁にハヤトの送球は際どいタイミングだったがセーフ。ここで点差は2点有ったのでハルトだけ前でマサトは2塁ランナーカバーも考えて後ろへ下げたがポジショニングが少し中途半端だった。6番の打球はマサトの横、ベース寄りを抜けて行く。普通なら捕れる打球だ。1点は仕方ない。2点目は、と思ったらセンターのリュウガはファーストへダイレクトで投げる。際どいタイミングだったがコールはアウト。2塁ランナーは3塁で止まっている。ここでヒットをアウトにして2塁ランナーが帰らなかったのは大きなプレーだった。
 
 セオリーから言えばセンターはバックホームだろう。マサトが前進守備だったらセカンドランナーも迷わず回っているだろうね。セカンドを下げて1点、最悪同点も良しのポジショニングだからリュウガのプレーはあれで良いと思う。2死でもあれで良いね。一番アウトに取りやすいところを狙えばいい。

 打線は緩いボールに全くタイミングが合っていない。特にサードゴロ、ショートゴロで10アウト以上ある。いい当りのヒットはカツミが0-3から打ったセンター横のヒットだけ。強引で上体が突っ込むスイングが目立つ。最後まで修正出来なかった。

 唯一、2回に死球、ヒロトのライトへの打球が1塁セーフに成り盗塁で2,3塁からマサトにセフティー。ヒロトまで帰る2ランに成り、マサトもセーフ、盗塁で2塁へ。ハルキが送ってからコウセイで3点目を狙ったがマサトの2次リードが大きすぎた。キャッチからの送球で挟まれアウト。ここは慌てる事はないよ。普通にやればセーフに成れる要素の方が大きいよ。
 終盤カツミが良く踏ん張って逃げ切ったが、こういう取れる時の取れなかった1点が終盤に効いて来るんだよ。もっと大事に行こう。

 一つ休んで次の試合は米原さん。左のいいピッチャーがいる。ボールの伸びも有る。緩急も上手く使っている。ただ牽制はまだスキが有ってランナーが出たら盗塁もスタート出来た。
2回に2死からの2四球で2,3塁からコウセイの打球がライト前に落ち2点。
 3回にはソウイチロウを3塁に置いて2死からマナヤが3塁線を抜いてこれがHRに成り2点。4,5回に相手のミスも有って4点。ピッチャーとしては楽な展開でヒロトは先の試合のカツミ同様、ハヤトの緩いボール中心の配球で3四球で、0に抑えてはくれたが5回で87球はやはりボール数がまだ多い。アップでは速いボールも良く成っているが、左足のヒザが伸びて外へ開いていく。コントロールは一番はここだと思うね。直して欲しい。

 この試合で良かったところは少し立ち直りの兆しを見せてくれたヒロトの投球と何より2試合続けて打たせなかったハヤトの緩いボール中心のリード。そして3塁線のファウルボールにベンチ前まで飛び込んでくれたソウイチロウ。それまで3塁線のファウルも多く、それなりに動けていた。今までよりは良く動けてるな、と思っていた。そして初めて見たスライディングキャッチ。捕れなかったけどもう少しだよ。こういうプレーを待っていたんだよ。今日はヒットも打てたし少し気持ちが出て来たかな。

 主催者の配慮で2試合終わってまだ13時頃。食事も済ませているし、せっかくだからね帰りに長浜城へ皆で。こちらへ来た時は何度か立ち寄っただろうか。野球を離れて子供達も楽しそうだったね。たまにはこんな事もいい。



 帰りは八日市まで高速に乗り後は下道を帰って来た。3時頃に長浜インターに乗ってから休憩挟んで約2時間。5時頃には帰って来れた。
この土曜の2日目はゆっくり目の出発に成りますが、帰りは閉会式も有り今日よりは2時間ぐらいは遅く成ると思います。今日はお母さん方の声援が力にもなりました。ありがとうございました。
また土曜もよろしくお願いします。

2016年11月20日日曜日

マーキュリーと子供達と経が峰登山

 今日はお天気予報では快晴に成るハズだった。
だから6年生達とマーキュリーを連れて経が峯へ登ろうと思っていた。ところが登り初めてしばらく・・・。空模様が怪しいよ。

 そんな事も気にせず8時にグランドで皆と挨拶してコーチの人達と新チームの練習の打ち合せをして6年生達とマーキュリーを連れて出かけた。
家からマーキュリーを連れて車に乗せるとモモの騒ぎ方が凄い。。ワタシも連れてけ!!と。モモにはちょっと無理だからね。ゴメンね。

 登山口の下にある、いつもの神社の下の広場に車を止めてさあ出発。ここから4.6㌔と表示されている。神戸帰着の目標は2時。それから紅白戦の予定だ。さあ、頑張って登ろう。

 マーキュリーは疲れを知らず快調に引っ張って行く。
子供達もまとまって元気に歩いている。
最初の2㌔。途中にある水飲み場の駐車場までカツミは先頭を引っ張って行く。ランニングしているからスタミナも足の力も有るんだろうね。

 ここで最初の休憩。登山道はここからが本番だ。マーキュリーも水分補給して出発。ソウイチロウ・ママも参加してくれたがここまではおしゃべりもしながら調子良く歩いて来ていたね。
登山はこれからだよ。。
ここから道は狭く成り、そして急に成る。昨日の雨で濡れているし枯れ葉に乗ると滑ってしまう。歩き辛い坂が続いて行く。それでも子供達は調子を出して先をスイスイ進んでいく。
マーキュリーは僕の調子に合わせながら時々後ろを見て表情を伺い進んでいく。可愛いなあ。

 しばらくして木々の間から見える空模様は急に怪しく成って来た。1.2度休憩した後には雨も落ちて来た。大振りには成らないだろうがちょっと気に成るね。なるべく早く下山出来るようにしないとね。登山口を登る時に子供達に「上着を持って来たか?」と聞いたが半分は神戸に置いて来ている。ダメだよ。山に登る時は何が有るか解らない。防寒着は必須だよ。
登山動からは木々の陰で中々下界は見えない。霧も少し出て来た。天気予報は何だったんだろう。中腹の少し上に有る分かれ道の案内版。右に行くと休憩小屋が有る。お天気は良くないようだし、早く登って下山途中に休憩小屋によってご飯にしよう。
子供達とマーキュリーと記念撮影して左側の山頂への近道を進んだ。
少し開けたところの平たん路。紅葉が綺麗だったね。
中腹ぐらいの案内板で一休み。

山頂へ急な近道。もうすぐ頂上だよ。
そしてやっと山頂!と言っても2時間もかかっていない。まだ11時前だよ。さすがに早かったね。ソウイチロウ・ママもよく同じペースで着いてきたなあ。お疲れ様でした。
山頂はやっぱり霧まみれ。下界は全く見えない。ちょっとお天気が残念だけど仕方ないね。

 ここには先代犬のシェパードのリーも登っている。もちろん全然平気だった。
バーニーズのモモはこの登山道を中腹まででダウン。動かなくなって一度は諦めた。
そしてこの登山道とは違う最短のコースでチャレンジして、何度休んだだろう。それでも何とかここまで登ったんだよ。下りも大変だったけどね。

 右ははその時のモモとの登山ブログ ⇒ モモと経が峰
 そして先代犬のシェパードのりーちゃんと登ったブログ ⇒ かぶと虫とりーの経が峰
山頂でみんなと記念撮影。回りは霧で見えない。。

山頂の展望台
 山頂は霧が濃いし小雨も有り気温も低い。しばらく休憩してすぐ下の休憩小屋まで降り、そこで昼食タイム。ここで11時ぐらいだっただろうか。マーキュリーと僕は外でご飯とおやつだよ。
マーキュリーもリュックにお散歩グッズとおやつ。

少し山頂を下りたところに有る休憩小屋でお昼ご飯。外は小雨でした。。

マーキュリーは小屋の外で警備中。
 ゆっくり休憩小屋で休んで12時過ぎに下山開始。
昨日からの雨で枯れ葉も絡んで道はよく滑る。僕も2度ほどしりもちを着いた。それでもみんなもケガなく1時過ぎには登山口へ降りて来たよ。これから神戸に戻っても1時半には戻れるかな。予定より早かったね。
登山口まで戻って来たよ。往復9.4キロ。マーキュリーも子供達も全然平気だね。
 帰り道に櫛形小学校へ寄ってBチームのちびっこ達の練習をのぞいて来た。
沢山のお父さん方がお手伝いに来て頂いてる。皆さん本当に有り難うございます。池内監督も1,2年生のちびっこ達に本当に根よく指導されている。いつもながら本当に感心するね。長い間の指導の中で根を切らさない、手を抜かない事って凄い事だと思うね。2年や3年の話じゃないんだから。

 そんな中30~40分居ただろうか。マーキュリーはリードを車のフックに掛けていたが相変わらず遊びたい!とピーピー言いながら待っている。で、気が着くとマーキュリーがグランドへダッシュしてくる?え?何で?
 以前にも有ったけどマーキュリーの奥歯は切れ味バツグン。リードを綺麗に切って飛び出して来た。それでも呼ぶとすぐ来るマーキュリー。池内監督が打っていたテニスボールを借りて少しボール遊びをして帰って来た。

 神戸に一旦戻ると先に帰った6年生達も入って紅白戦をしていた。カツミのボールは打たれるだろうが確かに良くなって来た。後は本当にコントロールだよ。終盤に投げたヒロトもボールの伸びが今まで以上に出て来ているね。あのボールで低め、高めのコースに配球出来たらそうは打たれないよ。12月の有緝さんの大会。いいピッチングが出来るように期待したいなあ。

 そして今夜は新チームの結束会をご父兄の皆さんが開いてくれました。新人戦は勝たせてもらったけどチームの力の差は殆どないと思っている。どちらかに流れが転んだだけ。これから本当に基礎から体力アップから、この冬場しっかり練習して行きたい。
子供達の決意表明も県大会をしっかり意識してくれている。チーム力は練習で育んでは行くけれども本当のチームの力はご父兄のバックボーンが有ってこそ。これからもチーム一つになって子供達を応援しサポートして頂くようお願いします。
 今日は私のこれからの気持ちも話させて頂きました。皆さんのご協力に感謝します。
今日は本当にありがとうございました。これからもチーム一丸、よろしくお願いします!

2016年11月19日土曜日

泥んこの中での子供達の笑顔

 今日は四日市のアサヒグローバルカップ。
今週始めから天気予報は雨でずっと良く無かった。直前に成っても変わらず。。
主催者からも連絡を頂いて開会式もなしにするので試合時間に合わせて来て下さい、と。

 昨夜から雨の音も聞こえ明け方には少し小振りには成った。モモ達のお散歩もこの間に済ませて予報も見ていたがすぐには晴れて来そうではない。
集合して向かう途中に、1試合45分、3回で、と連絡も頂いた。まあ、行く途中も雨が当たるし仕方ないだろう。

 グランドに着くと、予想以上にコンディションは悪い。水はけもこのグランドは良く無いね。内野もドロドロ。サード付近は水溜まりもある。雨も一旦強く降って来た。
馴染みの監督さんと「ちょっとキツイね。子供達も可哀そうだし。」と話ししていたら少し小振りに成ったところでブルーシートを取って試合が始まった。
スポンサーさんや主催者のNPOの方々も何とか日程をこなそうと雨の中、頑張っておられる。ここは文句は言わずに協力はしっかりしておこう。

 ドロドロの中、3イニングの試合が2試合終わり、神戸と立成さんとの試合に成った。この最悪のコンデョションだし、3イニングしかない。四球を出したら勝負には成らないからカツミにアップさせた。
カツミは3イニング2四球。それは1死、2死後だったから得点には成らなかった。少しスピードが出て来たかな。日々のランニングの成果だろうね。1点リードの3回表にヒットのハヤトを3塁に置いてハルトが低目を右中間へ。ハルトはあの低目のコースを前に泳がずに身体に近い所で打てるね。貴重なタイムリーだった。
 この試合はバッテリー以外は新チームで組んだ。内野もこの最悪のコンディションの中、良く守っていた。

 2試合目は塩浜さん。相手のエースは中々いいボールを投げる。2回にハルトの内野安打から2四球で満塁に成りユメトが追い込まれながら良く粘って最後はライト線に落とした。
2試合目もカツミでそのまま。カツミは無四球だったが3回2死からヒット、内野安打などで1点逆転される。これもこのコンディションなら仕方なし。この試合もバッテリー以外は新チーム。良く守っていたと思う。
 1点ビハインドの3回裏はアツキから。練習来れなかった時もお家で練習はしていたんだろう。今まで内野を越す打球は余り無かったが速いボールに遅れる事なく追い込まれながらセンターへクリーンヒット。ハヤトが四球で続いてカツミ。4番カツミだけどここは2点取れれば勝てる。3塁線へバント指示したが、100点のバントを決めてくれたね。無死満塁に成り前の試合でもタイムリーを打ったハルト。ハルトは初球を右中間へ返しハヤトも返ってサヨナラ。

 この大会、試合球はナイガイ。普段使っているケンコーボールとは明らかに打球の伸びが違う。このコンディションだから内野のゴロも速くはないが、いい当りだと思ってもそれ程伸びて行かない。ナイガイを県大会などで使えばグッとホームランなんかは減ると思うね。明らかに野球が変ると思う。

 3試合目の決勝はホープさん。左のいいピッチャーがいるが秋季大会の時は肩が痛いと言って投げていなかった。確かに腕は良く振れている。上体も前に流れてくるので腕は担いでいるように見える。少し肘が遅れたら負担に成るだろうな、と思えるフォームだ。
先発は不安が一杯残るヒロト。秋季大会での足の捻挫以来、投げていない。でも3イニング。試運転には丁度いい。腰が高く左足が外を向いてしまうとボールは流れていく。これを直さないといけない。ヒロトは1四球でヒットは相手のエース、左の10番に打たれたレフト前だけ。ブンペイはこの雨で前進守備していたが、普通ならサードライナーかもしれない。
 
 午後からは土曜授業を終えたコウセイやリクトが来てくれた。これも嬉しいね。せっかく来てくれたんだから外野はレフトにソウイチロウ、センター、コウセイ。ライトにハルキ、ファーストにカツミでスタートした。
 ホープさんの10番は少し腕の振りが変るんだろうね。左右に少し変化しているみたいだ。
打線は2回にハヤトの初ヒットがセンターへ出て、盗塁。2死3塁に成ってマサト。マサトには3塁線バント指示。普通のコンディションならキャッチゴロで終ったかもしれない。ハヤトが入って来たのでキャッチはタッチを選択したがハヤトが上手くかいくぐってやっと1点。得点は両チームでこれだけ。ナイガイのボールならヒロトのスピードで充分押せるな、と思った試合だった。

 短いイニングの変則試合のトーナメントながら勝てば子供達は喜ぶ。特にこんなコンディションの中でもハヤトやカツミは気持ちが入っていたね。僕達以上に。やっぱり笑顔を見るのは嬉しい。
優勝して子供達にはメダルまで頂いた。やっぱり皆に渡されるメダルは子供達は喜ぶね。
以前は春季、秋季大会でも3位までメダルを用意した事が有る。神戸の子達も何度かもらった。でもメダルは一番高く着くんだよね。子供達が喜ぶならまた考えてみようか。

 今日も雨の中、ご父兄の皆さんありがとうございました。本当は6年生は山登りに行きたかったんだけどこのお天気だから諦めた。明日はいいお天気間違いなし。
明日は6年生、マーキュリー連れて経が峯に登るよ!新チームはしっかり練習!

2016年11月17日木曜日

公認野球規則の反映

 秋季交歓大会、そして住友杯新人戦が終わってもうすぐ一週間が経とうとしている。
今年のメインの津の大会は全て終わった。けれども面倒な後片付けが沢山有る。

 先週には秋季大会の結果もお礼を添えて招待チームには全て発送が終わった。
支払いも全部済ませて収支もまとめて清算も終わった。
そして溜まっていたホームページの更新。
津リーグのページの更新も住友杯まで全部終わった。そして気に成っていた公式野球規則。ネットで調べると軟式野球連盟がネット上にPDFでアップしている。
それらと2016年度のルール改訂、そして2015年版の軟式野球連盟競技者必携の抜粋案内。それらも全て津リーグのホームページにアップした。

 新人戦準決勝での特別延長、無死満塁での栗葉さんと立成さんとの問題に成ったプレー。それも公式野球規則に解り易く書いてあります。
6.00反則行為→6.01a打球が走者に当たる、の項目で解説がされています。
今回の場合、サードが守備機会に入ったがボールに触れずに打球は後ろへ抜ける。すぐカバーできる位置にいたショートが構えようとしたが3塁を狙った2塁ランナーが打球に触れた。

 よってこの場合はサードが触れずに抜けた打球をショートが捕ろうとしたが、ショートの前で走者が打球に触れた為、走者は守備妨害と成りアウト。もしサードが少しでも打球に触れていたら走者には予測は出来ないとの判断から成り行きのプレーに成る。
この場合バッターは1塁へ(バッターボックスには戻せない)1塁ランナーは2塁。3塁ランナーは2塁ランナーがアウトなので押し出されず3塁そのまま。1死満塁でのプレー再開に成る。

 そんなところももっとややこしいプレーも少年野球では起こりえる。僕達もうら覚えでははっきりとコール出来ないから勉強も必要。他のチームの皆さんにも理解して頂こうとホームページにアップした。これならスマフォでも見れる。

 神戸のホームページも新人戦まで全て更新した。津リーグと同様に公式野球規則もリンクを貼ってあります。これでやっと一段落。皆さん確認して覚えて下さいね。

2016年11月13日日曜日

2016新人戦優勝!!

 今日は新人戦二日目。マナヤ、ハルト、マサト、リョウガ達は昨日土曜授業で練習もしていない。
条件はどこも同じだろう。昨日練習した事、今までの事がしっかり出来れば結果はいい。今のベストで臨むだけ。そう思っていた。

 マーキュリーとお散歩に出た頃はまだ暗い。空には少しもやが掛かっているようだったが今日もいいお天気に成るだろう。
7時20分には出発したが、白山さんのご父兄はもうコートの準備を始めてくれていた。いつもありがとうございます。子供達は?いない。多分早くから練習して気合充分で来るんだろうね、と思っていたが、やっぱりそうだったね。
 一日目の桃園さんとの試合も少し見ていた。良く打っていたし、バッテリーはしっかりしている。キャッチの子も大きく簡単には盗塁は難しいだろう。試合はまず一つ、が基本。先の事まではまだ考えない。マナヤのアップも大体良かったし、昨日練習していないのは気に成るがマナヤの先発に決めた。

 少し考えたのは外野。アツキも来てくれているしユウスケとアツキの外野も考えたが、昨日の練習でもフライはまずまず捕れていたリョウセイに決めた。
その初回。無死2塁からピッチャー前バント。内野にはまだ初回だし、1個ずつ!その指示を出していたが、マナヤは少し飛び出したセカンドランナーを追う。セカンドへ投げるがもう遅い。FCに成り無死1,2塁。そしてWPで2,3塁。ここも2点は仕方なし。1アウトの後、4番がスクイズ。セカンドのアツキも前進していたので2塁ランナーまで帰りノーヒットで2点先制されてしまう。一つずつを徹底してれば点は入ったかな。こんな時はしっかり確認する事を覚えておこう。

 その裏、リュウガがライトへヒットで出る。迷わず盗塁で2塁。ここでアツキがキッチリ送ってくれた。そしてハルトの時にWPで1点を返す。
2回以降、マナヤは安定して来て4回に6番にレフト前ヒット打たれた1本のみ。5回に2四死球を出したが低目に外れるボールが多かったからね、スタミナ切れだろう。それでも後続は抑えてくれた。

 打線は3回にまた先頭リュウガがピッチャー強襲で出て盗塁。アツキの3塁線バントが相手の送球ミスを誘いリュウガが返り同点。アツキ2塁から少しタイミングが合っていないハルトには3塁線バントが完璧に決まって1,3塁から2,3塁。マナヤが四球で満塁に成ってマサトは倒れたがケイジロウの打球は3塁線のゴロ。これもミスを誘って2点が入りラッキーな逆転に成った。でもね、転がせたから良かったんだよ。これを忘れてはいけない。

 4回にはレフトに入ったリョウセイが右中間に抜ける3塁打。そしてリョウガはここでもセンターへ強い当りを返し5点目。盗塁の後、またアツキがバントは失敗したが、しっかり送って1死3塁。ハルトの四球の後、マナヤにやっとレフトを超える2塁打で7点目。でもこの打球は詰まっていたな。それでもあそこまで飛ぶ。
 マサト四球の後、今度はケイジロウが左中間を抜き、9点目。ブンペイもセンターへ返して10点目が入った。一番のポイントはケイジロウだ。振りだすまで後ろが小さく動かない。良く見てしっかり振れている。4年生でもあれだけのバッティングが出来るんだね。これで5回で試合を終える事が出来たが2失点の中身はしっかり整理しないといけない。4年生達はまだまだサインも理解していない。待ても、スクイズも。両方とも見逃しているからミスには出ていないけどね。しっかり整理しよう。

 そして午後からの決勝戦は立成さんに成った。立成さんと栗葉さんとの試合は7回同点で8回は特別延長。どちらに転んでもおかしくない試合。どちらも良く守っていた。打線もしっかりしている。
特に立成さんのランナーのリードはしっかり出来ている。神戸の子達より1塁のリードはずっと広いだろう。走られてもどこまで守れるか、それが勝負だと思っていた。

 先発は先週に初めて投げたハルト。練習では良かったが中々ボールがまとまらない。1死後四球、盗塁で2塁の時にショートゴロ。ここでマナヤはランナーを牽制したがバッターランナーの足が速かったね。先の試合と同じように1,2塁から送られて2死2,3塁。ここで痛いWP。マサトはバックネットまで走ってボールを捕ったがカバーのハルトに投げなかった。自分でタッチにし行ったが、間に合わずこの間に2人目まで入ってしまう。後で聞いたけどマサトは風邪の休み明けだったんだね。少し辛かったんだろう。でも良く頑張ってくれたよ。

 先の試合と同じように2点先制される展開。その裏リュウガはまたセンターへ返し盗塁の後、アツキがまた送ってくれて1死3塁。完璧に1,2番が機能している。これは監督としても凄く有りがたいよ。ここでハルトにはまだ初回だし、1点確実に返していくセフティーを選んだ。これも完璧に決めてくれた。
 続く2回表には1死1,2塁から8番はサードゴロ。ブンペイがベースを踏んで2死。この後、2,3塁に成って1番の打球は高いバウンドのピッチャーを超える打球。マナヤは良く走ったがグラブの先に当たって取れず。また1点追加されてしまう。

 そして3回。またリュウガから始まり打球は上がったが、センター前に落ちる。盗塁、アツキが送って1死3塁。ここでハルトの打球はサードゴロ。リュウガは一旦完全に飛び出したが、あ!と思ったんだろうね、すぐに戻った。それにサードが惑わされる間にハルトもセーフ。そしてマナヤがセンターを超えて2塁打。
 当たっていなかったマサトには任せたが自分の一番いい物を出してくれた。3塁線にバントを決め盗塁で2,3塁。そして当たっているケイジロウがまたレフト横へライナーの打球。レフトはグラブに当てたが捕れない。更にセカンドを狙うのを見た中継のショートがセカンドへ投げたがこのボールが右中間へ抜けていき、ケイジロウも返って来てこの回、大きな5点が入り逆転した。

 ハルトは3回から安定して来て早いカウントで打たせてアウトを重ねる。3~6回までヒットも無く1四球だけで抑えてくる。3ボールに何度か成ったがそれでも踏ん張っていた。
そして3点リードしていよいよ7回表。1死からセンターへ打たれ、リュウガは捕球してすぐ投げたがボールは低く3バウンドぐらい。これはもっと練習しないといけない。絶対あのコースはミス無ければアウトに取れるように。そして1番はライトへの打球。少し詰まった打球だったし、ユメトはすぐ投げたが1塁は間に合わず1,2塁。

 ここでタイムを取って、皆を集めた。そしてハルトに聞いた。
マナヤは先の試合5イニングだし、まだ2回は投げれる。ケイジロウもマナヤも準備はしていた。
「ハルト、マナヤに代わってもいいがどうしたい?最後まで投げるか?」
するとプレーの中では普段大人しいハルトが「自分で投げたいです!」と言ったよ。
「よし、それならハルトに任せるよ。最後まで投げろ。みんな頼むぞ!」

 ハルトの口から出た気持ちが嬉しかったね。県大会が掛かった試合なら代えるかもしれない。でも今は、その気持ちが有るなら代えるつもりもない。まだ先発2試合目。初めて投げる7イニングだよ。どっちに転んでも納得できる。
 続く3番はレフト前へのヒットでランナーは1人帰り、また2,3塁。次の4番の打球はレフト線寄りの打ち取った詰まった打球だったが前進して来たリョウセイはグラブに当てながら捕れない。落下点までは来ているからね、後はグラブの使い方だけ。これで1点差に成り、次のバッターに四球で2死満塁。一打逆転される展開に成った。それでもハルトに任せるよ。決めたんだから。
 そして6番の打球は左中間寄りの少し大きな打球。一瞬抜けたか・・と思ったがリョウセイが落下点に入っていた。最後はしっかり捕ってくれたね!リョウセイにも大きな自信に成っただろう。

 終わって見れば6×5の勝利。久々の新人戦優勝と成った。10月、熊野マクドの県大会が終わってから合流した4年生。今日もブンペイもケイジロウも良く守った。リョウセイもミスは有っても最後良く守った。まだ試合経験の少ない中で今日の状況では他の子達を出す事は出来なかったが、これは皆が練習して来た成果だよ。
 そして今日の2試合の中で一番機能していた1,2番。特にリュウガは7打席の内6度出塁しアツキが完璧につないで5得点。
リョウセイと交錯した左中間の打球もリュウガのグラブに本人もビックリするぐらいにすっぽり入った。左中間の抜けそうな打球も右寄りのポジショニングから一気に走って好捕した。全部大きなプレーだった。そう言や、今日はマナヤもノーサインで3盗したね。行けると思ったんだろう。ナイスランだった。

 ただ、新人戦は力試し。ここで勝っても春に勝てないチームが今まで何度も有る。この2,3年の神戸もそうだね。新人戦は敗れたけど春から夏には勝って来たんだから。
だからこれで浮かれてはいけない。少しでも油断したらすぐに追いつき越される。今まで以上に真剣に練習して行かないとね。子供達にもその話をしっかりした。
 絶対に浮かれるな。日々の努力を怠るな、と。

 また、ご父兄の皆さんも熱い応援をありがとうございました。たかが少年野球ですが子供達と一緒にこれだけ気持ちが入り一喜一憂出来る事は他にはそうないと思います。チームの力は皆さんの応援やご協力が大きな力に成ります。これからも練習も含めてご協力をお願いします。
  
そして今日もOBの人達や6年生達、沢山のみんなが応援に来てくれました。
皆さん、本当にありがとう。これからも応援よろしくお願いします!

2016年11月12日土曜日

声を出せ!気持を見せろ!

 今日は朝から快晴!空には雲もない。とても暖かい一日だった。家の玄関先に有る山茶花は去年の今頃はもう咲いていたんだ。それが今年はまだツボミのまま。団地内の道路沿いにある山茶花も一緒だ。今年は今でも暖かすぎるんだろう。
去年の11月10日の山茶花。

 グランドに行くと今日は土曜授業などで休みが多い。体調の悪い子もいて練習休みもいる。6年5人、5年は一人だけ?淋しいね。4年は7人。仕方なし。
アップを見ていてもまだ4年生達はキツそうだ。これからしっかり慣れて強く成ろう。アップの後はいつもの走塁練習。バッテリーを着けての練習は今日はやらなかったが4年生は牽制でのスタート、帰塁の練習はもっともっと必要だ。

 走塁練習の後は少し筋トレ。5年生以下はどの程度出来るだろう?と思って見ていたが腕立ても腹筋もまだまだ弱いね。走る事も有る程度の筋力アップもこれからの冬場にしっかりメニューを入れて行きたい。最後は全員で体ほぐしも兼ねて声出しスクワット。4年生達は初めてだろうがそれなりに着いて行っていた。

 そしてキャッチボール。まあ何と声の無い事。それでも注意しながら皆の投球フォームを確認していた。最後に短く成ってラリーをやる。それでも声が出ない。一番は6年生達が声を出して引っ張らないからだが、誰が声を出している??
 終わってから4年生達に確認したよ。
「お前たち、そんな声の出さないキャッチボールを教えてもらって来たのか!」
もちろんそんなハズは無いよ。練習でも良く声を出していたんだから。
もう一度、新チームはラリーをやらせたよ。そしてら声が出るんだよ!最初からやれ!

 ついでに1人が輪の中でのキャッチボール。俗にケンカボール。この時に暴投したのはソウイチロウだけだったよ。それには原因が有る。もう解っているハズだから言わないよ。4年生達も声が出てやれば出来る。捕球する前の一歩も意識させたがそれなりに出来て来ているよね。

 そして内野、外野のノックをしてからシートノックでピッチャーはケイジロウとブンペイでディフェンスの確認をした。先週の新人戦の2試合は全て流れがウチに来ただけ。特に戸木さんとの試合は初回にどっちに転ぶかで決まったような試合だった。内野も特に外野も、もっとレベルを上げたい。

 シートノックが終わるともう11時。そこからはお昼までバント練習。そして午後からはトスから始めた。二巡三巡して、次はフリーバッティング。このような練習で一番大事なのはバッティングピッチャー。4年生、ケイジロウやブンペイ以外はまだまだそうは投げれない。いいボールが行かないと練習にもならない。本当は子供達が出来るように成って欲しいが今はまだ無理。6年生達がいる間はまだ何とかなるだろうが投げ過ぎの負担もとても気には成る。

 昔はそれなりに身体が出来ていたからバッティングピッチャーをやりながらコントロールが着いて来てAの試合でも投げれる様に成って来る子が春を過ぎると出てくる。そうなると今までの主戦で投げていたピッチャー達も楽に成る。ところが今は怪我の心配がずっと付きまとう。ある程度の筋力アップやスタミナ。そして何より投球フォーム。これが出来ないとそうは投げさせられない。
 今、出来る事ならお父さん方にもどんどん参加してもらって子供達の投げる負担を減らして行きたいと思っている。そんな中からピッチャーを少しずつ育てて行きたい。

 今日はケイジロウもブンペイもユメトもそしてリョウセイもブルペンでフリーの合間を見ながら投げさせた。みんなのフォームを見ていたがクセの強いリョウセイ以外はまずまず。それでもリョウセイは面白いと思う。ケイジロウとブンペイは踏み出す足はクロスには入らない。大体ボールも来る。
ユメトはバント練習で投げている時も踏み出す足を前に止めたままステップせずに投げさせた。これだとクロスしない。軸足が回らない。ボールは大体いい高さに行く。ブルペンでも少し良く成ったかな。後は自分で考える事だよ。

 それに皆、ボールの握り方を知らない。ただ掴んで投げているだけ。取りあえず4シームを教えた。Aの子達には何度も言ったハズだがユメトも一緒。解っていなかった。最近よく投球が変化するヒロトも多分解ってないのかな。明日確認してみよう。

 フリーバッティングをしている間にバッティングを見ながらソウイチロウを呼んで少し話をした。
自分でやらなけれならない事は良く解っている。バッティングでも守備でも。ちゃんと話も聞いてくれる。解っているなら自分で変えて、取り組んで行くしかないよ。と。それも良く解っている。後は自分自身だよ。自分の為、それはチームの為。出来るハズだよ。頑張れソウイチロウ。

 練習最後までフリーを続けたがブンペイ、ケイジロウがいい感じだった。ブンペイは低目も高めもしっかり捉えて速い打球を返していた。ケイジロウも後ろが小さいのがいい。
明日は新人戦二日目。いい試合を期待したいね。みんな頑張れよ!

2016年11月6日日曜日

全員が揃った嬉しい新人戦。

 今日は秋季大会も予定通り終わり、その予備日に入れていた新人戦。今年から住友電装さんがスポンサーをして頂き、住友電装津製作所杯と冠を着けての大会となった。こんなところにも津リーグのチームのご父兄の方々が尽力してくれている。参加賞でボール1ダースも頂いた。
 住友電装のグランドで行われた開会式。会社のスタッフの方々もお手伝いしてくれている。そしてここを練習会場とする硬式の津ボーイズの選手やスタッフの人達が車の誘導から全部やってくれていた。今日は卒団生のシオンやリュウセイは試合に出ていなかったが、中3に成ったアモンやフウジロウ、アツヤも見かけたね。みんな大きく成っている。久し振りにお母さん達ともお会いした。
 高校はどうするにかな?夢を目指して頑張って欲しいね。

 開会式が終わり神戸は第一試合。対戦相手の戸木さんは早くから来ていたみたいだね。体の大きな子が2,3人いるね。先の9月の練習試合でも1勝1敗。簡単にはいかないだろう。
先発は昨日の秋季大会、4回で抑えたマナヤ。昨日は余り良く無かっただけに、ピッチャーの居ないその後の決勝戦も投げさせなかった。今日はどうだろう。
 アップでの投球を見る限り、昨日よりは良さそうだ。ハルトも小さいモーションで大体来ている。今日は2人で行けたらいい。

 そして今日、本当に嬉しかったのは今まで来れなかったアツキが来てくれた事。新人戦初日、やっと全員が揃った。一試合目にサードコーチをしていたアツキに「いけるか ?出れるか?」と聞いたよ。アツキはウンとうなずくので途中から出場させた。久し振りにまだ小さいアツキが打席に立つ姿。本当に泣きそうなぐらいに嬉しかったね。
 
 戸木さんのピッチャーはマナヤよりも大きいかな。力の有るボールを投げ込んでいる。コースに決まればそうは打てないだろう。その初回。ボールは速いが連続四球で1死満塁。5番にはキャッチでマサトを入れた。昨日の秋季大会からバッティングもいい結果が出て来ている。今日は本当に打席でも伸び伸び出来ていたね。センターへタイムリーで先制。
 続くユメトのピッチャー右のゴロでケイジロウは止って戻ろうとしたね。満塁でゴロだよ。それでもピッチャーは1塁へ投げて悪送球に成り2人が返った。そしてブンペイのライトフライでマサトがタッチアップしてこの回に大きな4点目が入った。

 先発したマナヤは昨日よりもボールもコントロールも良かった。5回で1四球4安打のみ。3回に左中間を抜かれ1失点。4回に先頭にセンターへ返されて1死の後、次バッターはサードゴロ。ブンペイはセカンドDPを狙らってセカンドへ投げたが1塁側にそれオールセーフ。この後2死2,3塁に成ってサード前バントを狙われブンペイは横に動いて捕球したが投げるまでに3,4歩ステップしたね。セーフに成り2人が返った。
 この辺りはこれからの練習課題だね。セカンドDPを狙うのは間違いではない。いいボールならアウトだし。でもここは得点差が有ったからね、迷わずファーストで2アウトでも良かったよ。

 打線は4回にリョウセイの四球からリュウガにはバントファウルの後、インコース低目のボールをレフトを超える打球。前に動いてしまうリュウガには後ろ気味で打てるいい所にボールが来たと見るべきだろうね。でも良く振り切った。元々身体のバネはチーム一だろう。詰まっているようでも打球は大きく超えて行く。HRに成って2点。その後のケイジロウも左中間を低い打球で抜いてHR。ケイジロウは後ろが小さく前にスッと出てくるスイングだ。だから戸木さんのピッチャーの速いボールにもスイングで負けていない。
 この後四球やヒットで2,3塁からユメトの内野安打で追加点。そして驚いたのがブンペイ。追い込まれて三振かと思ったらかすかにファウル。その後の低目のボール。すくい上げたスイングの打球がレフトを大きく超えて行くHRに成りこの回に7点。

 さらに5回にはコウセイのヒットからケイジロウの内野安打、四球、ミスなどで5点が入った。この回も良く皆が転がしてくれたね。特にケイジロウは左中間のHRを含み4打席、全部出塁している。2アウトでもフライで戻ったり、満塁でゴロで迷ったり、まだまだ覚える事は沢山だがコンパクトに前に振り切れるのが良いね。
 
 接戦に成ると思っていた戸木さんに皆のいい所ばかりが出て勝てたけれども、反省するところは一杯有る。特に速いボールに対してのバントと走塁。得点は考えずにしっかり整理して練習しよう。

 午後からの2試合目は高茶屋さん。今年はとてもいいピッチャー、バッテリーが出来ていたが新チームでは5年生も少なくまだこれからだね。
打線は相手のミスや四球をもらってタイムリーが出る。この試合もケイジロウは2安打のいずれもタイムリー。マサトもこの試合内野安打も含めていい当りの4安打。ライト越えのHRも出ている。

 対して出なかったのが4番マナヤ。全部引っ掛けている打球が多かった。6年生とのAチームではトップを打つハルトも3番に入れたがやっとこの試合でセンター前へ。打球も低く成って来た。

 前の試合からのサードのブンペイも明るく声の出るのがいい。強い打球も腰を落としてしっかり捕球している。ファーストに入れたケイジロウも予想以上のキャッチングの上手さを見せてくれた。
3塁線外ファルルゾーンのフライでキャッチのマサトとブンペイが交錯しそうになるまで打球を追ってくれる。他の子達もみんな打球に必死に動いてくれているよ。僕達が見たいのはこんな一生懸命のプレーの姿だ。もっともっと伸ばしてやろう、そう思わせてくれる。大変だけど見ていても楽しかったよ。

 先発した初登板のハルトは落ち着いて小さいフォームで投げている。4回にセンター前のヒットから外野ミスなどで2点は失ったが、4回で1四球は充分な内容だった。慌てずにじっくりフォームを作って行きたい。
Bチームのチビッ子達も応援に来てくれたよ。

 今日の2試合、点差も空いたので他の子も大体出す事が出来た。1試合目の最終回の守りに今は投げれないユウトもファーストで出そうとは考えたがランナーもいたし野球は何が起こるか解らない。それは身に染みて知っている。6点や7点、8点なんてワンチャンスが続いたら入ってしまう。だからユウトだけは出せ無かったね。もう少し、少し投げれる様になるまではしっかりガマン。慌てる事はない。しっかり基礎トレーニングの練習有るのみだよ。

 今日の2試合、点差は関係なし。大事な事は自分達のプレーやミスをしっかり確認して練習して次に繋げる事だ。終わりに子供達にも話したけど新人戦でコールドで勝ったチームでも春に成ればしっかりチームは出来てくる。油断は絶対してはいけない。自分達のプレーをもっともっと練習して強く成って行こう。

2016年11月5日土曜日

秋季大会は課題多き準優勝

 今朝ののモモ達とのお散歩。まだ外は暗く星がとっても綺麗だった。昨日もそうだったがこのところでは、久し振りに見る星空の様な気がする。今日もいいお天気に成るだろう。

 今日は秋季大会の2日目。大会の閉会式後は優勝したリーグ戦の表彰式も行う予定だし、出来る事なら決勝戦まで勝ち進んで欲しい。そう思っていた。結果から言うとヒロトがねん挫で出れない状態で良く準優勝までこれたかな、という印象だ。
 
 決勝戦後の閉会式もほぼ時間通りに終える事が出来た。チーム表彰も嬉しいだろうけど個人表彰はもっと嬉しいだろうなあ。今回は優勝チームに最優秀と優秀2名、準優勝に優秀2名、3位に優秀1名としたが、神戸で言うと昨日も今日も先発で頑張ったカツミと特に今日はチャンスメーカーに成って貴重な得点を上げ、セカンドの広い守備で何度もチームを救ったマサト。ヒット1本以上の守備だと思うね。
秋季大会とリーグ戦の表彰を終えて。

 リーグ戦の表彰では優勝だし、最優秀、優秀、敢闘賞2名と個人賞は4名枠もらえる。神戸での最優秀選手は迷わずハヤト。何より5年生の時からずっとキャッチで頑張ってくれている。他の子は怪我などでフルシーズンでは無い。他の子も頑張っているが、特に今年で言えばハヤトのディフェンスが一番大きな力だと思っている。
 そして優秀選手はカツミ。一番の怒られ役で良く我慢して頑張ってくれた。手を骨折して労金予選も出れなかったけど、投げれる様に成ってからはピッチャーの中心に成ってくれた。伊賀大会の決勝でも良く投げた。毎日のトレーニングもその効果が出て来ているのが解る。もっと頑張って欲しい。
 そしてソウイチロウとヒロト。二人にはもっと頑張って欲しい期待も込めて敢闘賞。まだまだ甘いところが一杯有る。もっと上を目指して努力して欲しい。

 そしてね、5年生の時はまだまだ非力だったコウセイとハルキ。この二人が春から一気に力を着けて来た。労金や秋のマクドの予選でも二人の活躍が大きなポイントだった。だから二人には僕から監督賞。諦めずに頑張って来たから今が有る。これからも目標を持って頑張って欲しい。

 そして参加頂いた各チームの皆さん、本当にありがとうございました。またいつもながら沢山の協力を頂いている津リーグの皆さん。今日も秋季大会の閉会式からリーグ戦の表彰式までしっかりフォローして頂きました。これからもよろしくお願いします。津リーグをもっと盛り上げて行きましょう!二日間、本当にありがとうございました。
 また閉会式のアナウンスまでして頂いたカツミママ、沢山の応援を頂いた神戸の皆さんもありがとうございました。

 今日の第一試合は8時40分スタート。安濃球場は今日は8時オープンなので神戸で7時に集合してアップしてから出発した。10分前ぐらいには着いたが、球場はもう開場されていたね。
グランドのコート準備をしながら子供達はキャッチボール。今日の対戦相手は高岡さん。チーム諸事情が有ってリーグ戦には参加出来なかったがそれなりにチームは作って来ているだろう、と想像出来た。

 今日のバッテリーは6年生だったが内外野は5、4年生かな。それでもディフェンスはしっかりしている。ミスが出るようには思えない。
打線は2回まで三者凡退。何でもないフライアウトが多い。3回にマサトの打球がライト前に落ちる。この時、高岡さんのセカンドとライトが交錯した。ボールが流れてマサトは3塁へ。この時思ったのは神戸の子に足らないのはここまでボールを追う姿勢だなと。神戸の子ならお見合いするかどちらかか、又は両方引くだろう。高岡さんは他にもこんなプレーが有ったなあ。僕から見たら必死でボールを追っているように見える。皆がボールに反応し必死で動く。これが基本だと思うよ。

 無死3塁でハルキには1塁線にセフティー。完璧に決めてくれてやっと1点先制。
5回にはまたマサトが今度は右中間を抜いて3塁打。今度はハルキもバント失敗、コウセイも失敗したが、追い込まれてからコウセイがレフト前へ大きなタイムリーの2点目。これが本当に貴重だったね。

 先発したカツミは上位打線に3安打や4四死球で昨日よりはボールも多かったが7回まで良く踏ん張ってくれた。特に下位打線を出さなかったのが大きな勝因だろう。
1回は先頭に四球からハヤトが2塁で刺殺。それ以外は先頭を出さず5回まで安定していた。

 ところが6回2死2塁から4番の打球はセンターへ。何でもないセンターフライだと思ったがセンターはリュウガ。捕球には目を離すクセが中々直らない。顔の高さの飛球をグラブから弾いて落とし1点差に成る。そして四球を出し2死2,3塁に成ったが何とか後続を踏ん張ってくれた。
 
 2試合目の準決勝はホープさん。
先行の1回にハルトの四球から1死3塁でハヤトにセフティー。ハヤトはしっかり決めてくれたが全力でファーストへ走らない。確かにバントは決めてくれて相手のFCを誘って1点は入ったが全力で走るのが当たり前だよ!野球はそんなに甘くない。その後チャンスも広がったが1,3塁と成ってマナヤには盗塁のサインだがスタートしない。その間にカツミは2ストライクに成ってしまう。全くタイミングが合っていなかったカツミだが、バントなら出来るハズだ。でも2ストライクからは出来ない。追加点を取れなかった、これも走塁のミス。集中出来てないよ。

 先発したマナヤはストライクが入らない。投球練習でも今まではやらなかったのにサイドから投げたりしている。左足も開く。
ライトへのヒット。サードのエラー。そして3四球。アッと言う間に2点入り逆転された。2点で終って良かったというべきだろう。
 
 マナヤのフォームは再チェック必要だね。良い時のスピードにもまだ及ばない。けれども2回に相手のピッチャーも乱れて2回に2点入り逆転してくれてから、スピードは無いが少し落ち着いて来た。2回以降は何とか1安打で抑えてくれたね。

 4回にやっと出たマナヤとカツミの連続長打などで3点を入れ、やっと試合を決めてくれた。
そんな中でも本当に残念なプレーが有る。先頭で四球をもらいながら左ピッチャーの何でもない牽制に、立ったまま戻り簡単にアウトに成る。そんな練習は一つもしていないよ。一生懸命やったプレー、エラーや走塁アウトは仕方ない。その姿勢を褒めるべきだろう。でもこれは一番恥ずかしいプレーだ。
 
 そしていよいよ決勝戦に成った。対戦相手は志摩さん。
ピッチャーはヒロトは昨日の盗塁でのねん挫で試合にも出れない。もうハヤトしかいなかった。
ハヤトはまだコントロールも安定しないし不安は有るだろうが、また気持を切らず何とか粘って欲しい。
 その初回、先頭にレフト前にヒット。盗塁の後、続く3塁線バントはハヤトならアウトに出来ると思っていたが、それが中途半端なファーストへの送球。そしてレフトへのヒットの後、2四死球。満塁に成ってレフト越えの3塁打を打たれて初回に痛い5点が入ってしまった。

 3回にも長打を含む4安打と四球などで3点が入る。ハヤトは制球が定まらず速いボールを投げれなかったね。特に手投げになり低目に外れるボールがかなり多かった。
6回には長打も打たれ4点。ストライクを取りに行くボールを志摩さんには上手くミートされている。春先に少し投げて以来、投げていないんだから仕方ないが速いボールも投げて欲しかったね。そのボールは神戸の誰よりも速いよ。

 打線は1回にハヤトのヒットから盗塁。そのボールが抜ける間にハヤトは3塁を回ったがそこでボールを見ていたね。あれが無ければホームもセーフだろう。これも走塁の甘さかな。
3回に無死1,2塁からハルトがレフト線を抜き、これがHRに成って3点。
 そしてソウイチロウは四球で出たが左ピッチャーのモーションに全く2時リードさえスタートが切れない。解らなかったら、足を見て前に出てからスタートしてもいいんだよ。それでも1塁は立って戻る。そんな練習はしていないよ!そしてハヤトがレフト前にヒットを打ってセカンドでフォースアウトに成ってしまう。これも本当に残念な走塁だがスタート切れないなら仕方なし。覚えて練習するしかない。けれど、ああヒットだと思って走っていないか?牽制では頭から戻れ!当たり前だよこれは。

 そんな甘さが守備でも見える。ピッチャーがボールを捕って投げようとしているのに構えていないファースト。外野のスタートも悪い。内野やキャッチのファウルフライにも動け!と言っているがそうは見えない。間を抜かれたり頭を越されたら仕方ない。けどセンターゴロアウトも取れない。もっともっと練習しないといけないし、メンタルな面でももっと集中して強く成って欲しいと願う。

 大味な展開とミスが目立つ決勝戦で申し訳なかったけれど、明日は新人戦も有る。5年生の登板も考えたがもう無理はしなかった。自分達の足らないところをしっかり理解して少しでも良く成るように取り組んで行って欲しい。
 
 明日は新チームの皆は気持ちを切り替えていい試合が出来るように頑張ろう。
そしてAチームのみんな、リーグ戦の優勝、改めておめでとう!
個人表彰も沢山してもらったんだから、気持ちを切り替えてもっと強く成れるように頑張ろう。
 二日間の秋季大会、ご父兄の皆さま、ありがとうございました。

2016年11月3日木曜日

秋季大会開催!皆さんいつもありがとう。

 今日は津市少年野球秋季交歓大会。
この大会は2009年までは津市のチームだけで行っていた。僕が事務局をやるように成ってから、スポーツ少年団の主催で行うなら会場費用も申請すれば市が補助してくれる、と言うのを聞いてから、それならと球場も借りて沢山のチームを呼んで始めたのが2010年の秋、この時期だった。あの頃は神戸大会もそうだけど8会場で40チームは呼んでいた。一会場に5チームのトーナメント。今から思えば良くやっていたなあ、と思うね。

 あれから少年団の交流大会は年に2回は開催出来ると言うので春も行うようになった。
まあ、大変だったね。春の予選が終われば神戸大会の準備。県大会が有れば春季大会までずっと続く。めちゃくちゃな全く主体性のない土曜授業が始まってから少しずつ縮小して来たが、それでも8会場32チーム。それが神戸大会、積水大会、春季大会、秋季大会と続いていた。開催準備は本当に大変だがベースは出来ているのでほぼ毎回パーツを変えるだけで準備のスタートは始まる。この秋季大会はもっと呼びたいチームも有るが参加チームは夏前から殆ど決まっていた。

 今年の大会も津のチームの皆さんはもう殆ど説明無しでも要項を見ながら開会式の準備も進めてくれる。皆さんいつも本当にありがとうございます。
 今回は神戸大会の様な吹奏楽部はお願いしなかったし国旗掲揚も始球式もしなかった。これでもシンプルで良いと思うね。一年の大きな仕事は一つ終わった。でもまたすぐ来年の準備。来年の神戸大会、春、秋の交歓大会の日程もほぼ決めた。主な球場もOK。またしっかりやろう。
カツミの選手宣誓。今日はちょっと緊張したのかな。

 神戸は安濃球場での第一試合。試合前のキャッチボールやノック、トスを見ていてもまあ静かな事。こんなんで楽しいだろうか?こんな素晴らしい環境で野球が出来るのに何しに来たんだろう。そう思ってしまう。中心で引っ張ろうとする声も聞こえない。こんなところからこの冬場の練習で直して行きたい。気持ちを出さなかったら何も伝わって来ないよ。

 対戦相手は熊野の紀宝さん。上手く緩急を使うピッチャーに中々チャンスも作れない。2回にカツミの四球からヒロトのレフト前で1死2,3塁と成ったがマサトはレフトフライ。スイングを見て合っていないと思ったからスクイズも入れたがファウル。チャンスで転がす事が出来ない。
 3回はハルトが初球を凡打して次のソウイチロウ。簡単に終わりたくないし、初球は待て、のサインを出そうとしたが、それすら見ない。そしてまた初球を打つ。
 何を考えてる?何も考えていない?野球はチームプレイだよ。前の打席にも高めを振りに行ってキャッチフライ。スイングの後ろが大きくて前で捉えられない。この打席は3球目内野フライ。工夫して考えて変えて行かないと打てないよ。

 そんな事を叱った4回の攻撃。先頭のハヤトはやっといい当りのファーストゴロ。マナヤもいい当りがセカンドへ行く。これなら次に期待出来る。そしてカツミ。この試合一番の当たりが右中間を抜けて行く。2死2塁。ヒロトにはバントのサインも出したがファウル。粘って打球はセカンド後ろ、右中間に落ちる。センターがダッシュして来てグラブには当たったようだがそれがこぼれた。神戸にしてはラッキーな先制点。この試合終わって見ればこの1点だけ。

 先発したヒロトはとにかくボール球が多い。先頭バッターに3ボールに成るのが多々あった。相手のボール打ちに助けられているだけ。6回で2四球だがその守りのリズムの悪さが内野のミスも誘う。1回に先頭から2本のヒットのランナー。いずれもハヤトの送球で刺した。これが無ければ1,2点は絶対に取られてるね。

 試合前にブルペンでアップしている時、ヒロトのボールを受けていたがいい伸びのボールは来ている。けれども少し抜いたボールは大きくカーブ回転に成り曲がって来る。これはダメだよ、と手首のひねりを注意したがそれが試合中にも出て来た。今日は公式審判の相馬さんが来てくれて主審をしてくれていたが4回ぐらいにそれを注意される。もちろんボールカウントに成った。次に投げたら交代。ヒロトはこれも課題が出来た。もう抜いたボールは使えないよ。

 この試合、ヒットは2本だけ。内野のミス、普通に走ればセーフなのに集中力のない牽制死。1,2番が5個のフライに象徴されるようにバッティングの工夫が全く見れないよ。午後からの試合前には特に6年生は最後の津の大会だから少しでも工夫して集中してやろうと話した。

 午後からの2回戦に入る前にカツミにピッチング練習。どうしても上体や首の振りが大きいのが気に成る。隣りではマナヤが投げている。やや突っ込み気味が気に成るマナヤにはそこを直して行こうと注意した。見ている限りいい感じで腰も回っているようだ。6日は新人戦が有るしそれに合わせて調整出来ればいい。6年生最後の津の大会だからね。カツミの先発で始まった。

 相手は笹尾東さん。いつも員弁や東員の大会ではお世話に成っているチームだ。ピッチャーは勢いの有るボールと小さな緩急を上手く使いながら投げてくる。バッターは中々チャンスも作れない。
3回にユメトの四球からマサトのバントを1塁への送球がそれてそれがライトファウルゾーンに転がる間にユメトが帰りやっと先制。2死3塁に成ってハヤトがレフトへのタイムリー。2死からの得点。これが大きいよ。

 4回は2死から7番に下げたソウイチロウが3塁線をゴロで抜いてHRに成った。5回も2死からリュウガのゴロが内野安打に成り盗塁。3盗を仕掛けたかったがハヤトは2球目をショートゴロ。これを送球ミスが重なりリュウガが帰る。ハヤトは盗塁からバッテリーミスで3塁へ進みカツミの所で、ピッチャーが3塁へ牽制を投げたが主審は高塚審判部長。大きな声でボークのコール。プレートを踏んだ状態で足を踏み出さず投げたのかな?ベンチの中では高塚部長、カッコいいなあ!と僕も感心する。いつも本当に子供達にご協力頂いて有り難うございます!

 6回にはヒロトがエラーで出て2死からヒットが出ていなかった1番ハルトにセンターへタイムリー。
2点返された後の7回表にはハヤトの四球からここも当たっていなかったマナヤが右中間を抜き2点。後のカツミはこのピッチャーには全くタイミングが合っていなかったね。ただ何とかタイミグを取ろうとするバスターや工夫は見れた。先制点につながったユメトの四球もいつも手を出す高めのボールを良く見極められていた。ただ走塁はもっと一目散に走れ。

 この試合、カツミは7回1アウトまで無四球、5安打のみ。ボールが良く低目に決まっていた。ストライクが先行するのでバックも守り易い。記録上は無失策だけど6回裏先頭打者のセンター前に落ちる打球。リュウガはその瞬間のスタートがまだ甘い。打球へもグラブを出したまま走る。もっと足が速いのに普通に突っ込んだら何でもないセンターフライだよ。まだまだこの辺はリュウガの課題。もっと思い切ってやろう。

 最後の7回途中からはピッチャーはマナヤに交代。セカンドにケイジロウ、ファーストにブンペイを入れた。この6日は新人戦。少しは雰囲気に慣れて欲しい。
1試合目に打てなかった者もタイムリーやヒットが出て来た。カツミのピッチングも6年主体の打線にならどこまで抑えられるかは解らないが無四球はナイスだよ。打たれたら後はみんなでしっかり守れば良いんだよ。

 何とかこの大会、2日目までつなぐ事が出来た。
組合せは土曜授業などの影響でこの5日に出場危ういチームも事前に確認していたので、その意思も入れて組んだ。今日の結果で行くと津のチームが6チーム勝ち残っている。これも嬉しい結果だ。

 今日は出場頂いた各チームの皆さん、ご協力頂いた津のチームの皆さん、ありがとうございました。また高塚審判部長、忙しい中、3試合とも審判をして頂き、本当に有り難うございました。
またご父兄の皆さん、熱い応援を有り難うございました。
 5日はもっといい試合が出来るようにチーム皆で頑張って行こう!

2016年10月30日日曜日

走塁とバント練習。

 今日は神戸で一日練習。
朝は4年から6年まで久し振りに揃った。今週から熱を出して昨日は練習を休んだハルキも来ている。でもアップの途中でやっぱり辛そうで今日も休んでもらった。まだ無理する事ないけども来てくれるだけ嬉しい。ゆっくり休んで秋季大会に元気で出てくれればいい。そう言えば日本シリーズで大活躍した石川選手。サヨナラ満塁弾で一気に全国区に成ったね。ハルキと読み方は一緒で一字違うだけだなあ。足も速いし本当に大事な所で盗塁も決めている。走攻守揃ったとてもいい選手だ。

 今日もアップして新チームは走塁練習。6年生達にはその間にキャッチボールをしてバッテリーと内野に着いてもらって盗塁練習。キャッチはハヤトとカツミ。5年生のメンバー以外はそうはセーフは難しい。逆にハルトやマサト、リュウガが走るとハヤトでもピッチャーと上手く合わさないとアウトは難しいね。何でもいいから出塁して足でも攻めれるチームに成りたいね。
 
 昨日の日本シリーズ。最後には満塁HRまで出て大差には成ったが、そこまで2アウトからつないだのは2番バッターだよね。2死から1番バッターが出て2番の中島が散々粘って最後は四球でつなぐ。それには足の速い1番バッターの盗塁を警戒するピッチャーの投球が必ず影響している。そこから連続ヒット。中田の押し出し四球で決勝点。気持が切れてしまったピッチャーから日ハムの投手のタイムリーまで出る。2アウト、ランナー無しからのヒット1本打たれたところであんな大量点に成るとは誰も思わない。もちろん広島の監督も。何で四球を出したところで代えなかったのかな。。

 内、外野のノックからシートノック。まだまだこの時期は模索状態。特に5年生は色々試して行く。そこから上手く成って来た4年生も入れて考えて行きたい。
秋季大会に向けてはまずはピッチャーのフィルディング。ヒロトとカツミ、そしてマナヤでいい試合が出来るように。最近またヒロトのフィルディングでの送球の粗さが目に着く。相手が捕れる送球をしないと意味がないよ。今年のお正月明けのベルカップ。何で負けたのかな?何で練習試合を止めた?あの時の気持ちを思い出せ!

 その後、お昼近くまで4か所でバント練習。これも徹底してやって行く。バントの形は褒められないがマナヤも上手いバットコントロールで上手く転がす。バットを合わせる上手さが有るんだろうね。マナヤにバントをさせる事はまず無いとは思うがイザと言う時は有るかもしれない。
 1時間少々続けた後はお昼までトスバッティング。マサトはスイングが体ごと回って来ている。右肩を残してもっと押し出す感じが欲しい。カツミも前の肩が早く感じる。

 午後からもトスを続けてフリーバッティングへ。それが一巡してから実戦練習を兼ねた紅白戦を始めた。一巡目まではランナーをファーストにおいて3アウトまで全員バントのみ。先発したヒロトとカツミのボールにはまだ4年生達はちょっと難しいかな。
 二人の調子は秋季大会へ向けて確認したい。が、二人とも力みが見えて無駄ボールが多い。特にヒロトは大きく外れるボールが多い。1ボールや2ボールの後、どれだけ考えて投げてくれているかな?ハルトに左中間を越された低目のボールは打った方が上手いよ。もう少しボール一つでも外へズレてたら外野が捕れる飛球になるよ。何も下むく事はない。
 ソウイチロウに外低目をファウルさせて高目で空振りを取る。ナイスピッチだったよ。攻めも配球も含めて任せきりにせず自分でも考えて覚えて欲しい。

 カツミもまだボールが多い。後半にマナヤも投げたが、まだ慎重なのかな。少し勢いが無かった。けども慌てる事はない。まだまだ先でいい。ハルトも緩いボール中心に投げたが短いイニングでも投げれる様にフォームを作って欲しい。

 バッティングではそのハルトの打球とマナヤのレフトオーバーも完璧な当たりだった。カツミの右中間はヒットには成ったが上がりすぎ。普通なら捕られるよ。
来週はいよいよ秋季大会。お天気も大丈夫そうだし、いい試合が出来るように期待したいね!

2016年10月29日土曜日

意外と良く走る坂道ダッシュ。

 今日は神戸は神戸っ子広場の授業でグランドは使えない。
他に土曜授業の学校も多いので練習は櫛形で午後からにした。
神戸のグランドに寄って道具を積んで櫛形へ。

 今日は午後からだし櫛形のグランドではバッティング練習は出来ない。しっかり走って後はバント練習を徹底しようと思っていた。
アップしてその後はキャッチボールに入らず、小学校の校門へ入る坂道の登りダッシュ。
しっかり5本。予想していたより皆は良く走っていた。マナヤも良く走る。ヒロトが速かったなあ。
 坂道ダッシュは練習の最後にも6本。みんなもっと走りたそうだったね。これから冬場はこんな練習もしっかりやりたい。

 キャッチボールは短めで終えて内野と外野に分けてノック。
ヒロトとハヤトを内野のカットマンにして外野ノックをしていたが、みんな上手く成って来たよ。6年生のカットボールの返球が悪いのが目に着くぐらいに。リョウセイもコウセイも球際はシングルキャッチでいい。リュウガは次の送球の事を考えて早く投げれる様に正面の捕球体勢に入ろう。まだまだ投げるまでが時間がかかる。正確な送球もリュウガの課題だ。

 その後は4か所でのバント練習をずっと続けた。新チームの目的はとにかく転がす事。出来る子はセフティーの練習もさせた。4年生達も緩いボールだけど大体出来る。リュウガは左でもやっていたが、まあまあサマには成っている。左の方が体が開かない分良いかもしれない。この冬場、しっかり練習してもいい。三塁線のセフティーバントも右バッターでは目線が下がって来ていい感じに成って来ていた。一塁線もしっかりやった。明日はみんな揃うだろうからまた実戦練習で試してみよう。次へつなぐ事。1点取りに行く事をしっかり練習したい。

 来週のお天気はずっと良さそうだ。3日の秋季大会も多分5日も大丈夫だろう。
神戸は安濃球場の第一試合。いい試合が出来るように明日もしっかり練習しよう。

2016年10月28日金曜日

野球の醍醐味!素晴らしい日本シリーズ!!

 昨夜も素晴らしい試合が続く日本シリーズを見ていた。
両チームとも素晴らしいディフェンス。そして攻撃。その駆け引きも本当に面白い。
結果論でいうと劇的なサヨナラ満塁弾で日本ハムの札幌ドーム3連勝となったが、4戦目の試合から伏線が有ったね。

 僕が見ていて思ったのは日本ハムは7番田中がキーになりそうな予感。1,2戦と確かノーヒット。それが3,4戦目辺りから四球や安打で出塁する機会が出て来た。確か貴重な日本一の時のメンバーではないかな。4戦目辺りからそんな気がしていた。
 何故かと言うと7番辺りで出塁して、日ハムはしっかりランナーを送ってくる。2人でも出塁すれば上位に戻り、得点の可能性が大きくなる。

 逆に広島では丸だね。僕が思うのは。
初戦での3番丸のバント。広島なら菊池の強打、ビデオ判定までして得点した後。絶対やってくると思った。
 そして第4戦の2死満塁での一打逆転での最終回。丸は3-2からボール気味のスライダーを振ってしまった。
昨日も丸のところで大きなチャンス。ここも倒れた。もっと打てるハズのバッターだと思うけど気負っているのかな。

 そして日ハムの田中。
同点に追いついたのも田中の出塁から、1番に回って犠牲フライ。よくあの浅めのフライで突っ込んだね。センターの丸の送球が3塁側にそれなければ間違いなくアウトだろう。

 そして9回裏。ここも田中が追い込まれながら粘り四球で出塁する。何かが起こりそうな予感だったよ。死球で2死満塁になり、ボールは投げれないピッチャー。
2番西川はストレート一本狙い。あの場面でフルスイングも素晴らしい。

 チャンスを作るのもしっかりランナーを送る事が両チーム、完璧に出来ている。長い試合でも見ていて興味が沸きプレーに感心して踊らされる。これがプロだね。
 特に栗山監督の気持ちが出るスタイルは凄く好きだなあ。ファインプレーやバッティングに一喜一憂する。試合中でも目はうるんでいた。試合後の監督インタビューも目が悪いのかと思うぐらいうるんでいた。心は泣いているね。選手達もこんな監督には着いて行くだろう。
 次の第6戦は普通にいけば大谷の先発。でも6戦目は増井になった。多分栗山監督はもし7戦までもつれたら大谷と黒田の投げ合いになる。そういう事も見せる野球として考えているように思うなあ。広島マツダスタジアム。見に行きたいなあ。
 

2016年10月26日水曜日

大谷の凄さ!夢を持て!

 昨日の日本シリーズ。
大谷は凄いね。打者としても投手以上の力が有るように思った。

 夕食を食べてモモ達と遊んでテレビを着けた。もう4回ぐらいだったかな。
2-1で広島がリード。引退を表明した40を超えた黒田が粘っている。それでも大谷は黒田に対して2塁打2本。さすがだなあ、と見ていた。
一番驚いたのは3打席目か凡打した打席。
インコース膝元のボールをレフト線へ大きな飛球。ファウルには成ったがあのコースのボールをどうしたらあんな所へ芯で捉えて打てる?

 ヤクルトの川端選手もインコースをレフトへ打てるイメージが有るなあ。似たようなスイング。セオリーで言う肘をたたんでではなく、大谷は両肘をひし形のように開いてバットを体に近づけて振りぬく。余程、体中の関節も筋肉も柔らかいんだろうね。そして力が有る。

 9回表に敬遠されて問題の中田。僕は多分打てない、と思っていた。
打球は普通のシフトならレフトフライだろう。1点同点は覚悟で後ろ気味に守っていたのかな。
もう数十センチ。紙一重の差でバットの先だった分、ボールが落ちた。

 9回裏も日ハムの抑え投手は無死3塁から2死まで来ながら、1番に投げた初球だけ高かったね。
9回裏にまた同点になって延長戦。
延長10回の裏。日ハムは1番バッターが粘って四球。2死には成ったが打席には大谷。
ここでカウント1-1からランナーがスチール。大谷も空振りして盗塁を助けている。でも良くこの場面で走ったね。

 僕らはこんなスリリングでスピード感の有る必死なプロのプレーが見たい。
こんな試合だったらずっと見ていられる。
2死2塁と成ってカウントは2-1。前の打席では敬遠しているし、誰が考えても普通には勝負してこないだろう。ボール2つ以上は外れたボールしか投げて来ない、と僕は思っていた。

 一打サヨナラの場面だけど広島の外野は定位置ぐらいだったね。打球が上がると思ったのか。
ピッチャーが投球モーションに入ってもキャッチは正面で動かない。セカンドランナーからの指示を警戒していたのか?色々と考えるとっても面白い場面。こんな時、東京のチームなら何も考えないだろうな。
 ピッチャーの投球はインコース低め。どう見てもボール2つぐらいは外れている。大谷がスイングする。あ、ファウルかファーストゴロかと思った。ところがね、それがライト前に真ん中を抜けて行きサヨナラ打となった。

 2ストライク1ボールと追い込んでいたし、どう見てもストライクでは勝負して来ない。大谷もそれを読んでいて広く取っていたのだろう。それにしてもあの膝元のボール球をライト前に打つとはね。誰も真似出来ないと思うね。一杯まで呼び込んで膝の前でスイングする。腰も足も開いていない。今までに見たことないようなスイングだったよ。ファウル得意なハヤトなら間違いなく三塁側ベンチだね。

 このシリーズ、広島はピッチャーよりも打者で大谷が中軸にいる方が嫌だろうね。この試合も大谷が完全にポイントになっていた。
あんなスイング見たことない。打者としてならイチロー以上かもしれない、と思った。

 子供達ももし見ていたなら最初はマネするだけでもいい。夢を描いて欲しいなあ。