2018年10月28日日曜日

サンフォレストカップ優勝!

 今日は4年生以下のサンフォレストカップの大会。昨年は第一回目のこの大会は現在の5年生達も活躍して優勝したが、今年も4年生達はティーボールで全国優勝しているメンバーだからね。充分期待できるだろうと思っていた。

 会場は明野高校の野球部のグランド。色々大会のお世話頂いた戸木のコーチの方やこの大会のスポンサーであるサンフォレストさんの代表さんも明野高校の出身の様だ。トイレには練習試合に来たチームのお礼のティッシュペーパーが有るが、それを見ても高校野球のチームに混ざって沢山の小学生チームの名前が見れる。この大会以外にも少年野球で使われている様だね。普通は高校のグランドを借りるのは難しいと思うけど、ここは開かれているのだろうか?
 7,8年前まで鳥羽のパールカップと言う大きな大会がこの時期に開催されていて鳥羽の市営球場や鳥羽高校のグランドで試合をした事が有ったな。あの大会はインフルエンザの凄い勢いの大流行で学校閉鎖なども発生しその年は止む無く中止と成ったが、あれから消えてしまった。
第一試合がスタート

 開会式が9時から始まり、9時半頃から尾鷲さんとの第一試合が始まった。先発したタイセイ。最初はセットから投げていたが、途中からノーワインドアップに変わった。セットの方が安定しているかな、とは思ったがワインドアップでも左足が良く上がって右足に完全に体重が乗っている。タメも出来てボールの力も出て来ている様だ。
  
 今年の尾鷲さんはまだ出来ていないのだろうか。背番号の若い選手達が出て来ているがタイセイは4回までランナー3人出しただけ。良い当たりのヒットは1本だけだろう。四球も無かった。ランナーを3塁に置いた時が2度有ったが、キャッチ・ダイチとのサインで何度か首を振っている。勝負したいんだろうね。速いボールで抑えていた。

 打線は1回に1死から連続四球の後、ダイチのライトへのヒットで先制し、続くケイヤの打球は前進守備のセカンド横を抜け、外野も抜けてHRに成り4点先制。2,3回にも1点ずつ追加。この4年生達はランナーセカンドからのサード、ショートゴロでも投げるタイミングを上手く見計らってサードを取る。ランナーサードでもショート、ピッチャーゴロでも上手く図ってホームへ入る。こういう所はちょっと感心した。皆がみんな出来る訳ではないようだが、前の塁を狙うこういう走塁はとっても大事だ。内野の守備力の差も有るけれども、6年生でも余り出来ていないからね。

 4回には一挙6点で試合を決めた。印象に残るのはシュンスケのスイング。サード、レフトへの良い打球。ケイタのスイングは後ろも大きいので少し遅れるがその分ミートして力で押し出している印象。ライト越え、センター越え。もっと後ろコンパクトなシェアなスイングならもっとライナーが打てると思うな。上がる打球はマークされたら捕られるからね。

 2試合目は休憩と食事を挟んで新生二見さん。いつも良く練習しているな、と言う印象のチーム。そんなにスキは見当たらない。先発した3年生のカナト。練習では力みが見えてどうかな、と思っていたが良くコントロールされていた。
 2回裏に1死から5番バッターを三振に取りながらボールは抜けて振り逃げ。ワイルドピッチも重なり1死3塁から6番の打球はピッチャーゴロ。カナトはけん制してファーストアウトにしてダイチがバックホームしたが、サード寄りのワンバウンドの低い送球でケイタは捕れない。ノーヒットで先制されてしまう。

 続く4回には先頭四球から4番の打球はセカンド正面のゴロ。シュンスケはOK!の声も聞こえた。上手くいけばDPが取れるかと思ったが打球はグラブの下を抜ける。1点を追加され、5番にはセンターへ返されて痛い3点目が入ってしまった。

 打線は速いボールのピッチャーに押されて4回まで4四球はもらうが打線が振り遅れ気味で中々チャンスも作れない。
3点リードされたもう時間切れ間近の5回表。ヒット、四球などで1死満塁からダイチが押し出し四球で1点。ケイヤはセカンドゴロでダイチは2塁アウトに成ったが3塁ランナーは帰り、ケイヤは残った。続くケイタは四球を選び再び満塁。ここで先発した小さなカナト。カナトは良くセンターへ返したね!同点と成り、ケイヤも迷わずセカンドから良くホームを狙った。セーフと成り1点逆転。続くユウセイの打球はファースト後ろのフライ。これが落ちて1人ホームへ帰り2人目はアウトに成ったが、この回、貴重な逆転の5点が入った。

 カナトはその裏は三者凡退で抑えてチームは決勝戦へ。
この試合の途中に3点リードされてベンチで子供達は、この試合で負けたら3位決定戦かな、とか先の話をしている。何を言ってるんだ!今は試合中でまだまだチャンスは有る。今、勝つことだけ考えろ!と叱ったよ。それからの逆転劇だった。小さなカナトは打たれたヒットは2本と1四球だけ。良く投げて最後に良く打った。皆もそこまで良くつないだ。野球は四球やミスをしたら失点につながる。見本のような試合だった。

 そしていよいよ決勝戦。相手は栗葉さん。以前の4年生大会では敗れているのかな。栗葉さんはバッテリー中心に内野は良く仕上がっている。特にキャッチがチームを引っ張っているね。良く声も出るし肩も強い。

 その初回。先頭タイガはまたフライ。ライトフライだったけど、今日の3試合、すべて初回の打席は内野フライか詰まったフライ。力みが有るんだろうね。トップバッター何だから少し工夫も欲しい。そして体を軸に上手くヘッドを回せるシュンスケ。打球は左中間を抜けHRと成り1点先制。5年生にも負けないいいバッティングだ。が、その後は中々チャンスも作れない。ランナーが出てもピッチャーのマークもきつくてキャッチの肩も良いし中々走れない。そしてピッチャーが代わり、モーションも大きくチャンスも見えて来た。

 先発したタイガは特別延長含む6回で無死球だよ。死球は一つ有ったが唯一失点は2回に出した先頭のその死球からだった。無死2,3塁から前進守備での打球はショート横のゴロ。タイセイは止めるのが精一杯だったね。これで同点に成り更に2,3塁のピンチが続いたが下位打線をタイガはミス無く良く抑えた。特にこの試合、同点での5回裏。7番からの下位打線を三者三振に抑えて特別延長にもつれ込んだが、一番は下位打線を四球も出さずそつなく抑えた事が結果につながって来る。Aチームでも良く有るパターン。下位打線に四球やミスでランナーを出し上位に回って返されてしまう一番嫌なパターン。それが全く無かった。

 そして1死満塁からの特別延長。先頭は期待が入るケイタ。良く粘って打球は三遊間を割り1人が帰りセカンドランナーのダイチも帰って来るが、これは無理だよ。ランナーコーチも全く止めていなかった。こういう所もこれからのチームとしての勉強だね。

 1点だけリードでその裏。1番バッターの打球はショートへの高いバウンドのゴロ。タイセイがいいボールを返してホームアウトで2アウト。続く2番をタイガは良く押し込んで三振に取ってゲーム。ナイスピッチングだったね。

 栗葉さんの7番以降は多分3年生以下だろう。それでもバッテリー中心に良くまとまっている。タイガ達が5,6年生に成る頃にはまたライバルに成るだろうね。これからも負けない様にしっかり練習していこう。
優勝!良く頑張った!

優秀選手賞

最優秀選手賞

 今日の1試合目の後、食事も終えて反対側のコートで試合をしている戸木さんと栗葉さんの試合を少し見ていた。戸木さんは3年生以下だろうか、と思えるぐらいみんな身体も小さい。小さな子がピッチャーをやり小さな子が守る。打球が飛んでも中々アウトに出来ない。けれどもベンチからも大きな声が出ている。特に監督を務めるコーチの人は大きな声で励まし続けている。失敗やミスをしてもそれは変わらず。子供達もそれに応えて頑張っている。5点ルールでやっとベンチに戻っても監督さんの声は変わらず諦めずに頑張れ、と励ましている。
 こういう風景を見ていて周りの人はどう思うだろうね。僕らも声を出して励まそう、ご父兄の人達も応援しようと思わずにいられないだろう。

 子供達への指導はこういう所からなんだと改めて思った。ありがとうございました。特に小さな子供達を指導する時。どれだけ気持ちを切らずに子供達の為に頑張れるか、だよ。気持ちが切れたらそれで終わり。すぐにそれは子供達に伝わる。子供達も野球への楽しみも無く成って来るだろう。これからも負けない様に頑張って行きたいね。

 今回、初采配の浅井コーチ。にも関わらず接戦を制して優勝!大変お疲れさまでした。子供達も良く頑張ったけれども、ミスをしても次を考えて励ます神戸のベースの指導がとても良かったと思います。子供達も伸び伸び出来たでしょうし、優勝する事で大きな自信にも成ったのではないでしょうか。ありがとうございました。
優勝おめでとう!

 来週は津リーグ今年最後の大きな大会、秋季大会です。ご父兄の皆さまにもお手伝いを沢山お願いしています。来週もよろしくお願いします。

2018年10月27日土曜日

元気な4年生。5年生はもっと頑張れ!

 今日は神戸は土曜活動でグランドは使えない。
高茶屋小学校での練習試合の予定。お天気予報は朝方9時頃までは小雨模様に成っている。午前中に2試合の予定を集合を遅らせて1試合に変更して始めたようだけど、高茶屋さんのグランドも相当水はけがいい。9時半過ぎにグランドに行くとベストと言っても良いぐらいのコンディションだった。

 馴染みの面白い監督さん。練習でも気合いが入っていたね。キャッチボールを始めた高茶屋の選手達。新チームは5年生も6,7人いる様だ。成長が楽しみな4年生もいる。大体この子達は今年一年を少ない6年生達と戦って来ているから経験もしているだろう。面白い監督さんも来年は楽しみだと話されていた。3塁側の神戸の子達はアップをしている。神戸のベンチの方へ行くと今日は土曜授業の影響で5年生が少ない。主力組はコウヤ、エイト、ユウタだけ。後は4年生達とイッポだけ。4年生は全員揃っているようだ。

 そのキャッチボールを見ているとみんなクセが有る。タイガ、タイセイ以外は直していかないと・・と思えるフォームの子が多い。小学生だし余り型にはめない方が良いとは思うがヒジに負担の有る、コントロールが難しいフォームだけは直して行きたい。

 10時半過ぎから始まった新チームでの1試合目。高茶屋さんのピッチャー11番。身体は大きくは無いが腕の振りが一定でコントロールも良い。ボールも結構伸びて来ている。四球は7イニングで2個だけだったし、両サイドにしっかり攻められたら中々難しいだろうね。

 対するコウヤ。初回は先頭をフルカウントまで粘られたがその後三者三振。ただ狙ってそこへ投げてボールが来ているという印象では無い。大体のところだ。中盤当たりから上半身のブレも大きく成って来て四球が増えてくる。6回で5四球。それが中盤以降に集まって来るので痛い失点につながりやすい。

 3回の2死からのヒットから連続四球で満塁。後続は絶ったけれどもミス一つで失点につながる状況。

 4回は先頭レフト前ヒットから次打者の打球はセカンド後ろの高いフライ。Aチームでもそうだが、こういう打球が落ちてしまう。センターのシュンスケも余りに深いポジショニングだった。この時期センターはもっと前で良い。この後、8番バッターにレフト前へ2点タイムリーを打たれ先制される。スクイズを警戒しながらだから難しい投球だろうし打たれたのは仕方無いね。

 ただ、この時の1,2塁でのショートのエイト。セカンドとの連携が出来ていただろうか。1,2塁でセカンドランナーは全くのノーマークだった。ベンチに戻って来て確認するとエイトがカバーするつもりだったらしいが、声も出ていない、セカンドに指示もしていない、ただ定位置で構えているだけだからね。それではダメだよ。ショートは内野の要。みんなのポジショニングを指示出きるぐらいに成って欲しい。


 5回表にカンタのセカンドの打球でエラーを誘い2塁からWPで3塁へ。9番シュンスケは思い切りのいいスイングだ。サード横への強い打球。カンタのスタートも良かったし低いスライディングも完璧だった。
 カンタを見てるとね、2年前の卒団生、ハヤトを思い出させる。センスも運動能力もその動きも身体着きもハヤトに似ている。楽しみな選手だ。その次の9番シュンスケ。3回には左中間へのヒット。高目の外よりのボール気味のコースだったけれども手首のポイントから上手くバットを返すね。打点につながった強いサードゴロもヘッドスピードが出るスイングだ。

  1点差のまま7回表。ケイタが代打。打球はセンター横を越えて3塁打。一番タイガがセンター前に強い打球を返し同点。盗塁の後、力みが有り有りのエイトの打球は高く上がったレフトフライ。決勝点のタイムリーには成ったが、ただのレフトフライだよ。

   7回裏はユウタが投げて抑えたけれども、コウヤやユウタも打席ではいい所が無かった。4年生に助けてもらった試合だよ。5年生ももうちょっと頑張ろう。

  良くしゃべるリュウノスケ。最初はベンチだったが、凡打した選手を大きな声で励ましている。ベンチにいる出れない子達も含めてチームワーク、チーム力を上げて行くのはとっても大事な事だよ。思っていても口に出さなかったら何も生まれないからね。

  今日は親しくしている友達が千葉や横浜や四国からも伊勢志摩で集まっているので、面白い監督さんにも雑談挨拶をして午後からは失礼して帰って来た。この後のAチームの試合はどうだったのかな。

  明日は4年以下のサンフォレストの大会。4年生達の活躍も楽しみだ。
明日もよろしくお願いします。

2018年10月21日日曜日

練習は手を抜くな!

 今朝もとっても星空が綺麗!
いいお天気に成りそうだ。

 今日はAチームは神戸でお昼過ぎまで練習予定。Bチームは櫛形が使えないので神戸で午後から練習予定。Aチームは8時から練習が始まっていた。今日も4年生から全員揃っている。27人の子供達。みんな元気だ。

 大体のアップが終わって皆を集めて、監督から注意されている。アップでも手を抜くなと。昨日も紅白戦の中で6年生も怒られたようだね。楽しくやろうと言うのとチャラチャラやるのとは意味が全く違う。そんなんだったらやめとけばいい。この時期に成ると県大会も終わり、チームは新チームへと動いて行く。6年生達は少し目標が無く成って来ているのかも知れない。去年も年が明けて6年生達の練習を見ていて、余りに遊び半分でやっているので思い切り叱った事が有る。そんな遊びのような練習の為に僕達は来ている意味が無い。
 6年生達には後輩への指導や色んな事を教える大事な仕事が残っている。試合に例えれば今まで出ていてベンチから沢山の応援をもらった。励ましてもらった。そして選手交代し今度はベンチから代わりに出た子達を大きな声で励ます。チームをつないで行く。当たり前の話だよ。5年生達もいつまでも甘えていてはいけない。今度は主役なんだからしっかり気持ちを入れて頑張った行こう。

 そんな練習を見ながら秋季大会で使用するグランドの状態が気に成っていた。この1年程使用していない美里グランド。この春も何だかグランド整備だとかで申請しても断られていた。久居グランドはこの春の春季大会で使用したが、草が伸びてひどい状況だったので安濃球場の惨状と共に市の振興課に書面で改善を申し入れていた。

 美里グランドは使えるのか。以前に使用許可を出しておきながら直前に成って他の行事で使用できないなどと断られた事も有る。
 その美里グランドへ行くと、グランドは綺麗に整備されているね。外野の草も無く土も均されている。バックネット側のコートとそのライト側のBコートも充分使えそうだ。今日はクラブチームだろうか、大きな選手から小学生ぐらいまでが練習していた。これなら大丈夫だ。使用許可だけもう一度確認しておこう。

 その帰りに久居グランドへ寄ると大人のチームの試合をしている。何チームかの大会かな。草ぼうぼうだった外野は綺麗に整備されている。地元の少年野球チームの人達も大変協力してくれている様だしね。久居も大丈夫だ。後、気に成るのは安濃球場。秋季大会で確認してみよう。

 その帰りにミヤタさんへ。秋季大会の賞品、リーグ戦の表彰盾などの打合せ。これも大体決まった。そして神戸に戻ると暫くして卒団生のヒロトとマサトが来てくれた。硬式チームで頑張る2人。そのチームの監督さん、父母会の代表さんらと共に。津リーグのチームの代表もされたいたその方と暫く色々と話し込む。チームの運営や指導はどこも悩みが有るようだね。

 ヒロトは縦に長く大きく成った。僕よりも高く成った。マサトも大きく成った。2人は暫く子供達のアップノックに合流して一緒に練習している。マサトの動きは天性の物だろうな。マサトが5年生でセカンドを守っていた頃。後ろのセンターやライト前のフライもショート寄りのゴロも全部捕っていた。ディフェンスのセンスは本当に素晴らしいが、わずかなポジショニングの動きがそれを可能にするんだろうね。これからももっと上を目指して頑張って欲しい。

 鉄棒の並びでティーバッティングをする4年生達。ケイタは上体の力で持って行くタイプかな。右足のつま先が回り切らないのがいい。スイングしたら右ひざを前にひねろとは言うが、子供の時はあんまりつま先を前に向けない方が良いと僕は思っている。なぜなら腰が早く回ってしまってボールを見切れずに外や低目のボールは打てなくなるからだ。子供の足は柔らかく、放っておいても勝手に腰は回って来る。
 対して素晴らしい6年生以上のスイングのダイチ。ダイチは後ろの足が完全に前を向くね。空振りがまだ多いのもそういう所だと思う。後ろの足のひねりを小さく残してボールを近くで見させるようにすると低目のボールもちゃんと捉えれる。2人の大きなスイングはとっても楽しみだ。

 練習の最後には来週の4年生以下大会に参加する選手達のシートノック。今回は浅井コーチが初めて率いてくれるのでそのノックの練習も兼ねてだ。初めての浅井コーチのノックも様に成ってたね!大会も頑張って下さい。
浅井コーチのシートノック。

 そして今夜はチーム皆での懇親会。27人の選手達と沢山のご父兄の皆さん。とっても楽しい時間でした。有り難うございました。4年生のご父兄の皆さんと子供達の名前も大体一致して来ました。まずは秋季大会、そして新人戦。皆で頑張って行きましょう!
 来週もよろしくお願いします。

2018年10月20日土曜日

新聞の取材と紅白戦

 今朝も早くからユウに起こされた。
それでも早朝と言うより夜のお散歩。とっても星空が綺麗!!得した気分に成るぐらいにね。2度目のお散歩でコンテジと三脚持って出かけた。星空を見上げるお散歩もまた楽しい。
ユウは超々早起き。。
冬の大三角形

とっても素晴らしい星空

 今日は某新聞の取材に記者が来られる予定。Bチームのティーボール全国優勝の市長報告訪問の時に来ていた若い記者さん。一眼カメラを肩にかけながらタイガ達に話しながらメモを取っていた姿が印象に残る。その方から先日に電話を頂いて、毎週日曜のスポーツクラブや団体を紹介する紙面に掲載したいというお話だった。

 8時前にグランドに行くとコート準備が始まっている。今日は4~6年チームで紅白戦の予定、暫く車でグランド均しをしていると8時半頃にはもう来られていた。

 暫く色々と話しをしている内に4年生と5年生の試合が始まる。ハルトは何だか学校でなのか、足をケガしてしまった様でアップも出来ていない。子供達のケガは本当に練習や試合以外が多いように感じるなあ。

 4年生の先発は左のケイヤ。身体も大きい方だろうし力も有ってとっても楽しみだが、まだフォームはこれから。投球フォームが始動してからボールのトップがまだ低くてまとまっていないね。その状態で投げようと前に流れてくるのでヒジは低くコントロールは今はちょっと難しい。時折そこからサイド気味に流れて行くときも有るようだ。大体ボールは高目方向に外れる。ちょっと意識してくれたのか後半は少し良かった様だが、両肩は良く入れ替わって振れているからね、まずは後ろのトップの位置からこれからしっかりフォームを作って行こう。

 去年だったかその前だったか、まだBチームで4年生に成ったばかりのコウヤもそんな印象だった。確か神戸のグランドでの試合で少し見ていたが、後ろのボールのトップが決まらずストライクに苦労していた。あの時にトップをまず決めるように、そんな話をした。

 5年生チームの先発はそのコウヤ。先週辺りに見た時は頭の位置が横に流れて余り良く無かったしスピードも無かったが、今日は良かったね。その後ろのトップがちゃんと確認できる。大体の所へスピードも出て来ている様だ。このスピードで大体ストライクが入って来たら4年生にはちょっと難しいだろう。右バッターのインコースひざ元ぐらいに入るクロス気味のボールがコントロール出来るようにフォームを磨いて欲しい。

 そのボールを受けるソウマ。身体は小さいが動きは早く成った。ピッチャーが投げやすいストライクを投げてくれたら盗塁も刺せるだろう。バッティングでもソウマは低目を捉えるのが上手い。身体が前に出ても回らず残っていて上手く捉える。レフト線へいい打球。コウヤも右中間へいい打球を飛ばしていた。

 4年生のキャッチ、ダイチ。キャッチでの投げるフォームも構え方もまだまだこれから。練習試合ではケイタもキャッチをしていたので、2人が競争して野球を覚えて強く成って欲しいね。
 4年生で2番手に投げたユウセイ。両肩は上手く回るし腕も同じ位置で良く振れている。後は右腕のタメを作って欲しい。投球フォームに入ったらすぐ右腕をたたみ、腕を振るので、まず投げる目標が決まりにくい。投げる反対側の腕は目標を指さししなさい、と教えられ無かったかな?
 弓を弾いて的を狙う時は右利きなら左手は真っすぐ的を向いているハズ。その精度が高い程、確率は高く成るだろう。野球も同じ。相手を、目標を指さして同じトップの位置から同じフォームで腕を振れば大体の所にボールは来るよ。そこから自分成りのフォームを磨いて行けばいいと思う。
4年×5年の試合が終わって全員で記念撮影

 5年生が勝利して5年生達はホッと一息の後、今度は5年生チームと6年生主体チーム。5年生チームは4年生のタイガが先発。
タイガの先発。

 そのタイガは4年生にしてはスピードも有る。大体の所にボールも来ている。後は高低のコントロールだろうね。タイガのスピードに不振を極めていた6年生の主軸達は強いライナー性の打球を連発する。まだ少し突っ込んではいるがケイジロウもセンター付近にいい打球。ブンペイも強いライナー。ユウト1も左中間ネット越えライナー。普段の大事な試合で打てば良いのに。。6年生達には丁度良いコース、スピードなのだろう。タイガは打たれたけれども、これは今は力の差だから仕方無い。ボールは力も有るし問題なし。打たれたと言う事はストライクが入っていたと言う事。じゃあ、そのコースは?と考えたら殆どが真ん中か高目付近では無かったかな。大事なのは低目両サイドのコントロール。アウトローをボールにするコントロールだよ。
ユウト8のライト線ヒット

 その5年×6年の試合の1イニングが終わると、もう時間は12時近く。この後櫛形のBチームのグランドへ行って取材。予め電話をしてはいたがお昼を過ぎても監督も待っていてくれて、記者の取材。Bチームの皆さんも協力ありがとうございました。

 今日の取材の記事は11月4日の日曜の新聞に掲載されるようです。また皆さん、見てやって下さい。

 そして今日は新人戦の抽選も決まりました。いよいよ新チームもこれからだね。4年生達はみんなそれぞれ力も有って楽しみだけど野球での動きについてはまだまだこれから。これからしっかり覚えて強く成って行こう。Aチームは最後の津の大きな大会、秋季大会も迫って来ました。今夜は支部総会の中でもその準備を確認しました。有終の美を飾れるように頑張って欲しい。
 ご父兄の皆さんも今日は取材、紅白戦、練習への協力ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

2018年10月14日日曜日

2018神戸体験会!ありがとうございました!

 今日はチームのイベント、体験会。朝のグランド、7時半にはもう皆さんが準備を始めてくれていた。早朝5時前のお散歩の時には雨が降っている。。天気予報通りだったが予報や天気図を見ても6時には雨雲も無く成りそうだし8時からは晴れマーク。5時過ぎの時点で再度ホームページにも予定通り開催と更新した。

 グランドも均して8時過ぎにはほぼ準備を終えてチーム全体で朝の挨拶。今日は子供達が全員そろっている。4年~6年27人。3年生以下12名の計39名が揃ってくれた。ご父兄の皆さんも殆ど来て頂いている様だ。本当に有り難い。皆さんが協力して頂けるのでこのような体験会も出来る。チームを続けて行くには今年は一度しか出来ないが、とっても必要な事だ。何もしなかったら何も起きないからね。
新チーム&Aチームの合流・紹介

 チームが揃っている中で新チームのキャプテンも副キャプテンも監督から紹介が有る。新体制の代表らの挨拶も。まだスタートしたばかりだけどね、これからまた一年、しっかり頑張って行きたい。全体朝礼も終えて子供達のアップが始まる。その間にコートや飛距離ゲームの準備などを進めた。子供達のアップが終わる頃には、もう体験会の受付に来て頂いた人達がいる。何人ぐらい来てくれるだろうかな。。

 9時が過ぎて人数も集まって来る。最初の椅子の数では足りないと思ったので6年生達には運動具倉庫にから10脚持って来させた。それでもまだ足りないかな、と思ったのでもう10脚程。でもそれで丁度良いぐらいだった。現団員の妹弟達もいるが全部で22人が体験会に参加してくれた。嬉しいね!現4年生は10人いるし、今回は3年生以下の募集で絞らせてもらったので、どれだけ集まってくれるか少し気には成っていたが、これだけ来てもらえれば本当に嬉しい。今回の案内パンフは神戸小学校にはお願いに行ったが、それ以外は全部ご父兄の皆さんがPRして頂いた。本当に皆さんのお陰です。ありがとうございました。

挨拶を終えて体験者達のアップが始まった。
  体験に来てくれた子供達も番号順に並んでもらって、リクト達、AチームからBチームまで整列した皆と挨拶をして体験会が始まった。
22名の参加!


お兄ちゃんよりもナイスバッティング!?

 5年生達と軽くランニングと準備運動を済ませて、ティーボールでの飛距離競争開始。ティースタンドから40mぐらいまでラインは引いてもらったが、ゴロで転がってもそれ以上は軽く転がって行く。砲丸投げみたいにボールが落ちた所を計測するのが一番やりやすいが、それでは初めてバットを振る子がいる中では競争に成らないだろう。今年も例年の様に転がり止まった所を計測してもらう。結構これが50mを超えて距離が出る。

レオンも大きく成った!

 次に今回試したのが運動具倉庫に有ったゲージを学校にも了解を頂いて2個設置し、ホームラン賞。その手前にハードルも4個並べて、そこに入れば2塁打賞。今回の3年生以下の力も考慮してかなり前に設置した。2,30mぐらいに。これが周りのご父兄の皆さんにも結構盛り上がったね!入ったりすると歓声が起きていて子供達も喜んでいる。次回もこれはやってみたい。

   少し休憩を入れてもう10時を回る。この後は休憩してもらいながら、全国優勝チームのシートノックを見てもらい、4年×5年の1イニングの模擬ゲーム。今までもそうだったし今回も4年生が勝つと思っていたが、緊張していたのかな。。また全国が終わってからそうはティーボールの練習もしていなかっただろうし、ちょっと動きや連係が悪かったかな。5年生が先行で8点を入れてしまったので追撃意欲もそわれたのか、攻撃も淡泊だった。やはり勝負は先手必勝だ。
父ちゃん見てるよ。

 この後は体験者の皆に3打席ずつ打ってもらう。3巡が終わる頃は11時をもう回っている。この時間からは別で考えていたメニューも入れれないので、「もう一度打ちたい人は?」と聞くと皆が大きな声で手を上げる。もう一度、4巡目も皆に打ってもらった。子供達は結構楽しそうにやっていたし、盛り上がっていた。この子達はこういうゲームなどやった事が無いんだろうね。もっと普段の生活の中や学校でこんな時間が増えてくれれば野球に限らずスポーツをする子はもっと増えると思うんだけどなあ。
ホームラン賞かな

 4巡目も終わって体験会のメニューが終わり、お母さん方が用意してくれた景品や参加賞を渡す。他愛もないお菓子などだけど子供達には喜んでもらえそうな物をお母さん方が沢山用意してくれていた。そこそこ費用も掛かったのでは、と思います。本当にありがとうございました。


参加賞も皆に沢山~

 そんな体験会にもう一つ。とっても嬉しかった事。今年の夏の甲子園で素晴らしいプレーを見せてくれた翔伍が来てくれた。昨日にその情報も頂いていたので期待もしていた。体験会の早くから顔を出してくれたよ。名古屋の大学進学も決まった様だ。また時間有る時に遊びに来てくれたら嬉しい。これからも頑張れ!
翔伍が来てくれた!嬉しい!

甲子園球児がみんなに挨拶。
翔伍と野球小僧達。誰がまた夢を見せてくれるかな。
  午後からの練習。タイセイが用事で抜けているが26人いるチーム。これを出来るだけ待ち時間も少なく練習を続けるのは工夫もお父さん方のご協力も必要。今日は沢山のお父さん方が来てくれていたので、監督も色々メニューを工夫しながらそんな練習が出来ていた。
神戸のグランド一杯に使っての26人の練習。

 2組はライト、レフト線から打ってもらって外野のノック。6年生達が4年生に色々教えているのも聞こえる。でも6年生、もっとしっかりやらないとちゃんとした見本には成らないぞ。

 セカンド、ショートでのアップノック。特に5年生の動きが変わって来たな、と感じるのは4年生の刺激だろうね。身体着きも大きな子が多い4年生。本当に5年生達は必死でやらないと抜かれてしまうだろう。

 鉄棒の脇では小股ステップや両足での機敏性を養うメニューから捕球姿勢のサイドステップも入れてダック歩きまで。結構これも足にくる。大人は長くはやれない。その鉄棒の向こうでは3か所でのティーバッティング。

 これに、メニューを変えてトスバッティングや走塁練習、サード⇒ファーストの送球練習も混ざって来る。後、フリーバッティングが出来たら充分だ。
 特に先週のぎゅーとら杯ではバッティングのタイミング、間が合っていないな、と感じた。捉えてはいても少しのタイミングのズレがただのフライや内野ゴロに成っているように感じる。フリーバッティングでそういう自分のスイングの悪い所も理解し、間を覚えてタイミングも掴んでくれたらと思う。
Bコートでは予備軍の弟妹達の練習中・・。待ってるよ~

 今日は本当に皆さんのお陰でいい体験会が出来たと感謝しています。ありがとうございました。ユウスケパパのアナウンス進行もぶっつけ本番にしてはとても良かったです。またいつも運動用具や放送器材もお貸し頂いた学校にも感謝です。いつもながら本当に協力して頂いています。これもチームを盛り上げてくれる皆さんのお陰。今日に来てくれた子達の中から少しでも一緒に活動出来るように成れば本当に嬉しい。
 今日は本当にありがとうございました。Bチームの皆さんもありがとうございました。翔伍も来てくれて嬉しかった!!本当にありがとう。
また来週、よろしくお願いします!

2018年10月13日土曜日

新チーム4年生達の合流

 今週10日の夜、スポーツ少年団本部からメール。今年度の津市のスポーツ奨励賞の受賞が決定したと。もちろんティーボールの全国大会の優勝。優勝で受賞資格が出来たのであの大会終了後に申請書を何枚か書いて提出した。11日夜には案内封書が届いて今日はその準備も進めていた。監督さん、ご父兄の皆さんや選手達の頑張りのお陰。嬉しい限りだね。何度でもおめでとうはいい!

 それにしても市の職員の皆さん。。夜の9時過ぎにメールを返して明日にでも連絡来るだろうと思っていたらその夜10時前に帰って来た。僕はメールを返したよ。「ありがとうございます。でもそんな時間まで。。この働き方改革と言われているご時世に。。。」と。ご苦労様だけど県庁も市庁の人達も本当に遅くまで勤務している。一体どうなっているのか?

 そして今日は4年生達がBチームからAチームの新チームへ合流する。8時前にグランドに行くともうランニングが始まっていた。一身田は運動会で4人がいないが他はみんな揃っている。6,5年16人に入団が遅かった5年生1人が加わり17人に。そして4年生10人。全部で27人のA、Bチームに成る。これから練習方法も色々工夫が必要だろう。試合で遠征などど成ったら試合で出る選手以外は居残りで練習と成るだろう。その様な事はご父兄の皆さんにもお話した。逆に6年生達が残る場合も有る。そんな時の練習対応も考えて行かなければ成らない。幸い、本当に皆さんが協力してくれている。2チームに分かれても対応できるように頑張って行こう。

 明日の体験会の打合せなどを皆さんと済ませて櫛形へ。櫛形では4年生達が抜けて今日は10人に満たないぐらいのメンバー。3年生の小さなカナトが引っ張っていたがみんな元気一杯だった。今日はグランドの清掃奉仕作業も有って朝早くからチームの皆さんもお手伝いをしてくれたようで、本当にお疲れさまでした。雑草も短く成っていいコンディションに成っている。

 神戸に戻るとキャッチボールも終わってハンドリング練習。上級生達と4年生が混ざって練習している。6年生、5年生達、ちゃんと教えられるかな?4年生達の野球で言うレベルはティーボールや試合も見ているし大体理解してるが見ていない子が数人いる。今日はそういう所も確認しておきたい。それによって練習方法もそれそれの対応も考えて行かなくては、と思っていた。
リクト、ちゃんと教えてね。

 結果は、と言うと予想以上に出来ているな、と感じた。入団してまだ日の浅い子達も紅白戦の中でも初めてにしては良く守っていた。スイングもそれ程クセも無い。本当にしっかりとBチームで育ててくれている。これぐらいならそれぞれ時間を見ながらマンツーマンでもやって行けばいいと監督とも話した。たが逆に主力に成りそうな子達の投げるクセも多い。有る程度出来ているだけにこちらもしっかり直して行きたいね。

 これだけの人数なので4組に分かれて内野のアップノックと外野の2か所でのノック。特に新チーム4,5年生は徹底した反復練習が必要だ。まだポジションの適正も含めてこれからだね。シートノックなどもやっていたが、それを見ていると6年生よりも5年生達が伸びて来たかな、と感じる。
4組に分かれてのノック。

 お昼前に少し早く戻って明日の体験会の準備を少々。それも出来て学校から器材を借りている放送設備などの確認も済ませた。後は明日の朝の準備だけ。明日が楽しみだ。

 午後からは紅白戦をやっている。それでも今日はベンチにそれぞれ2,3人残ってしまうんだね。新チームだけで見ても紅白戦が出来る人数だ。
 まず投げていたコウヤ。ちょっとまだフォームがバラバラ。頭の動きも一定ではない。トップからの出どころも。ボールのスピードもいい時にはまだ遠い。春先から暫くステップ幅も詰めて良く成って来たな、とは思っていた。投げたい投げたいよりも今はまずフォームをしっかり作ろう。

 ソウマのボールは伸びが出て来た。高目に抜けるボールが多かったがそれでもスピードは有る。後はコントロールだけ。ソウマの場合は特に高低のコントロール。腕が前で切れている時は良いが、力んで腕を回すようになるとワンバウンドが多く成る。それはフォームで解るね。そこだけ修正出来たら良いと思う。ハルトも速いボールは力が着いて来た。2人はキャッチも出来るし5年生ならこれにハヤトを加えて3人。みんな送球も早く成って来た。ピッチャ、キャッチは何人いても良い。ピッチャーで言えばユウタのフォーム、ボールとも安定している。サード、ショートでの横の動きも特に良い。コウヤにはユウタのフォームを参考にしなさいと言った。小さな無駄のない動きのフォームで上手く肩が入れ替わる。頭もブレない。

 今日はブンペイや一身田組がいないが6年生のバッティング。ユウト1は明らかにトップまでの間に動き過ぎ。脇も大きく開く。右、左。4,5年生が投げるボールにも遅れたり、タイミングが合っていない。捉えたつもりでも押されてただのセンターフライ。ぎゅーとら杯での敗戦からも、何の工夫も見えない。

 そんな中で4年生達のスイング。ケイヤは先で捉えるスイングだね。6年生のユウスケにタイミングは似ているかも知れない。そのユウスケはライトオーバーのライナー。身体が回った先のバットに回転力までプラスされるようなスイング。ユウスケのポイントだろうな。ただ、そこはポイントが狭い。試合でいいピッチャーならインコースの甘いボールなんてまず来ない。次はアウトコースのボールをどれだけ三遊間方向にミート出来るかだ。それが出来たらもっと広く打てる。

 そして4年生ケイタやダイチもスイング。特にダイチのスイングは5年生以上。6年生にも負けないぐらい素晴らしいバットスピードだ。久し振りに見る振り切れているスイング。誰が見ても良く振れているスイング。ボールには当たらなくても今はあのスイングが有れば充分だよ。

 ユウト1には「ダイチのスイングを見たか?」ユウトより明らかに振れているよ。「何が違う?」前から言っている事をまた繰り返した。「トップまで動き過ぎ、脇が開き過ぎ。これはピッチングも一緒。ボールの出どころが違うからコントロールに苦労する。ブンペイの構えるミットの所にボールが行かないのは自分が悪いんだと思え。」と。

 そしてその後の打席。ヒッチの揺れも小さく成った。脇も自分なりに軽く締めている。まだ目線が動くのが早いが結果はショート横、レフトも抜ける低い打球の長打。次の打席は右中間への同じような低い速い打球。普通にやればこれぐらい充分出来るんだよ。ケイジロウもライトにヒットは出ているが突っ込んだ結果でのライト線へのヒットだ。もっとセンターより左側を狙って欲しい。5年生ではソウマが低目のボールを上手くレフト線へ。いい打球だった。

 明日は今年の体験会。明け方前にはちょっと小雨が有るようだがお天気は回復基調だし大丈夫だろう。ホームページには予定通り開催します。とアップした。楽しみだ。
チームの皆さん。明日もよろしくお願いします。

2018年10月8日月曜日

課題だらけのぎゅーとら杯の試合。

 今日は伊勢でのぎゅーとら杯の大会。昨日もそうだが最近は6年生バッテリーも余り元気が感じられない。昨日はブンペイにも声が無い。聞こえないと叱った。このシーズンの春先に同じように怒られて次からは見違えるように声で引っ張るブンペイに成っていたが、それはどこへ行ってしまったんだろう。エース、ユウトのピッチングもしかり。。

 ブンペイにはリードもしっかりイン、アウト、ハイ、ローを使い分けて、と注意はするがそのように構えてくれていても7、8割以上はそこからは大きく外れていたのではないかな。狙っているところに来ないのだから、中々これでは配球の組み立ても大変だ。が、それ以上にピッチャーをその気にさせる声のリードが欲しい。コントロールで言えば今日も2試合目に投げた5年生のユウタの方がずっと良かった。何より上体が突っ込まないのが良い。このフォームなら大きくは乱れて来ないだろう。

 今日もとにかくミスが多かった。サード、ショート、セカンド、ファースト。。これに四球を出していたら今のバッティングの調子では勝てる見込みは薄い。そのバッティング。特に中軸。良い時のケイジロウはセンターからレフト方向の長打が良く出ていた。それは上体が前に動かない待てるスイングだったからだと思う。今の打球は右、ライト方向が多い。ヒッチから始動する時に突っ込んで行っているね。自分のポイントよりも前で捉えようとしてる感じなので、その分詰まるタイミングが多い。
 ユウト1は明らかに後ろが大きすぎ。あれだけ後ろをブラブラとバットをゆすってタイミングが合うだろうか?色々選手それぞれでは良いと思う。でも基本はバットのヘッドを身体の中心線上の頭の上から動かさない事だよ。そこから一気に振ればいい。当たれば越せる力は有るけれども捉えられない。
 ブンペイはスイングは何も悪くないと思う。今のゲームの状況なら何に絞るか、どこを狙うか、そこに狙うならどのコースに絞るか、常に先を読んで積極的に考える事。それが出来ていたらもっと普通に打てると思う。

 今、一番振れているのはユウト8だろう。腕っぷしも強い。詰まっても今はレベルで振れているからライトへ持っていける。思えば春に成る前のユウト8のスイングは凄くクセが有った。当たっても打球はレフトのファウルゾーンを大きく超えるぐらいの打球が殆どで空振りも多い。下からのスイングで体の前で右手を返してしまうので殆どがレフト線ファウルか内野フライだったね。それが今は良く成って来たんだよ。リョウセイやコウセイ達もすぐ傍に見本が有るからね。良く参考にして欲しい。

 6時45分過ぎには神戸を出て大仏山の開会式会場へ。伊勢、鳥羽のチームの人達が駐車場案内から色々世話をしてくれている。馴染みの監督さんや代表さん。暫く皆さんと色々話もさせてもらった。伊勢地区も学校の統合や団員減少もかなり進んでいる。。と言う話。同じ学校の子があっちこっちのチームに入っている状況もかなり増えて来ている。チームの地域の線引きも無く、一つの学校に少年団が有っても他の学校のチームに入っている子も多数いると言うのが現状だ。津地区でも来年はチーム数も減少する。津地区も年を追うごとに統合チームに変化してくるかもしれない。


 開会式は各地区選出の16チーム。派手さも無くトライ君の始球式も有ったが、10分少々で終わって朝熊グランドへ会場移動。30分近くかかったが、この移動は面倒だなあと思いながら、秋季大会のグランドの配置を考えていた。そしてその朝熊グランド。そのグランド沿いや公園の周りには季節外れの桜が咲いている。今まで何度かこのグランドに来ているがこれを見るのは初めてだ。彦根城にも2期成り桜が有って、ちょうどこの頃にお堀の周辺の桜が咲いているだろう。
朝熊山のグランドには2期成り桜が咲いている。数本の桜が咲いていた。

 1時間弱のアップを終えて試合は10時半にスタート。第一試合は五十鈴さん。先行の1回に先頭ユウト8がライトへのヒットで出て3塁まで盗塁で進みリョウセイがファーストのミスで先制し続きケイジロウ四球からユウト1はライト越え3塁打。確かに3塁打でタイムリーだけど出来ればもう少しセンターから左を狙って欲しい。今、その打球が無い。右方向が多いが僕は半分は振り遅れだと思う。それが力のある分、ヒットに成っているがもう少し速いボールならどうなる?

 1回に3点先制し、チーム全体に気の緩みが出ているんだろうね。先発したコウセイはコントロール出来ず2四球、ヒット、スクイズのFCなどで一気に同点にされてしまう。
2回に1点勝ち越したがその裏にサードのミス、四球の後、ピッチャーはユウタに交代したがタイムリーを打たれ逆転されてしまった。3回には相手のミスから同点には追い着いたが4回から交代した10番のピッチャーに4,5回と完全に抑えられている。
 
 この試合、何とか6回の逆転までつないだ3回からのユウタのピッチングがチームを救った。大体ブンペイの構える所に来ているように見える。ミットはそう動かない。時間切れ寸前で6回に入った攻撃で相手のミスのお陰で勝ち越しは出来たが、普通なら3人でチェンジだよ。

 その裏、抑えに登板したユウト1。ベンチから見ていてもそれ程スピードは感じられない。三者三振で抑えたけれども完璧な投球だっただろうか。。

 この試合の後、途中で下げられたブンペイ、リクト。監督の言う事は僕も同じ。僕ならもっと早く交代させているかも知れない。それに6年生の中軸。皆に叱ったよ。甘すぎると!何にも強いとは言えないチームだと。6年生がもっと気持ちで引っ張って行かなくてどうして強く成れるんだ!声は出ない。内野ミスも多い、動きも悪すぎる。声の連携指示も無い、聞こえない。バッティングも結果も出ていない、勝たせてもらっただけ。コウセイはストライクが入らなかったが一生懸命に成っているのは伝わって来る。もっと必死に緊張感を持ってやれ!と。最後三振では締めくくったがユウト1のボールは速くもそう感じない。もっとコントロールで配球も考えないとふたばさんには打たれるよ、とも言ったが、やっぱり2試合目のその試合、中盤以降は痛打されたね。

 打線は3回までチャンスも作れず。ランナーを出しても進める事も出来ない。
ユウト1は初回先頭から連続四球。粘られて球数も多い。1死の後にまた四球で満塁。高野山での2試合目の時のようだなあ、と頭をよぎった。続く前進守備の当たりそこないのショートゴロ。ランナーはスタートしているし、これは間に合わない。声は出たのか!聞こえなかった。リョウセイは間に合わないホームへ投げて1点先制されてまた満塁。5番の打球はキャッチ前のゴロ。ブンペイが捕ってベースを踏んでホースアウトには成ったが、その後の送球。ファーストは捕れずライトへ抜ける。カバーも遅い。その間に2人が帰ってしまう。初回に四球、FC、エラー、ノーヒットで3失点。。これでは勝てないよ。

 2回は先頭ショートゴロをはじく。1死3塁から1番にセンター越えの3塁打。労金杯の県大会で打たれたような同じコースの投球、スイング、打球だろう。低目をうまく引き付けて引っ張らずにセンターへ押し返している。低目を打つ見本のようなスイングだよ。3回も先頭サードゴロのファンブルで出し、1死3塁からライトゴロの間にランナーが帰る。点を取るための手法をしっかり子供達がやっているな、と感じる。大体これまでの5点でほぼ勝敗は決まっていただろう。

 4回にユウト1のセンター前ヒットから3塁に進みブンペイのショートゴロで1点は返したが少し前進守備でもされていたら帰れないだろう。6回にもハルト、ユウト8、ケイジロウなどのヒットで2点は返したが、その裏に5失点。打球は外野を越され勝負は決してしまった。ただ思うのは外野を越される打球にも、コウセイもハルトもあと一歩の所まで追っている。しっかりチームでキャッチ中心に指示を出してポジショニングをすれば防げる打球だ。失点も1,2点で済んでいるハズだ。それがチームプレー、野球だよ。四球や内野エラーでは勝負に成らない。
戦国時代村のお城をバックにダウン。。悔しい思いを忘れるな!

 まだまだ課題多いチーム力。今はケイジロウも投げらないのでユウト1に負担はかかるが今日の投球を見てもどれだけコントロールが大事かは良く解るだろう。スピードはそこそこ有っても配球出来るコントロールが無いと、終盤にスピードが落ちて来たら合わされてしまう。それは明らかだ。ブンペイにも大変だとは思うがもっと声を出してピッチャーをその気にさせるリード、励まして気持ちを乗せるリードを覚えて行って欲しい。帰りの車の中ではそんな話もした。気持ちが切れたら終わり。何事も前には進まない。まだまだ大会は2月まで続く。最後までしっかりレベルアップしていくチームに成れ。

2018年10月7日日曜日

まだまだ甘い走塁、ディフェンス、スイング。

 今朝は朝から青空も見える。いいお天気に成りそうだ。僕は大会の資料をまとめながら8時前に家を出たが、いいお天気のハズが鈴鹿峠を超えると空模様は一変する。一面の黒い雲におおわれ、少し流れ雨もフロントウインドウにかかる。。大丈夫とは思うが。

 判谷東小学校に着くと9時の10分程前。試合開始は9時からと聞いていたがグランドに入る頃には子供達の歓声も聞こえて1回の表、ユウト8がバッターボックスに入っていた。その打席、降り遅れながらバットはレベルで出ているんだろうね。悪い時の内野フライには成らない。上体や腕の力でライト線に持って行く。バットも良く振れているよ。

 盗塁で2塁から今日は2番に入ったハルトの打球はやや前進守備のショートゴロ。ユウト8の足なら楽々3塁へは行けると思うけど、止まっている。こういう所がまだまだだ。続くケイジロウのレフト前へのライナーのタイムリーで1点先制。2死3塁と成って5番に今日はリュウセイ。サードの動きも早くはないし2死からでも3塁線に転がせばセーフには成ると思ったが、リョウセイは昨日から変わらず上体が開いて前に動く。バントも同じでこれでは3塁線に転がすのは難しい。打球はピッチャーのやや右。以前もそうだったが1塁線には送りバントは出来ても今の状況なら3塁線は難しいよ。

 象徴的だったのが4回の攻撃。それぞれボールはポイントで捉えていると思う。ただインパクトの時は手打ちに成っているので打球に勢いがない。続くコウセイも身体と一緒にバットが回っている印象。下半身の押しがバットのスイングに乗らない。それぞれセンターフライ、レフトフライと定位置のイージー。テイクバックをもっと後ろに取って、そこから思い切りバットを投げれば良いんだよ。内側から押し出すイメージで振り切れば良いんだよ。そしたら打球は超えて行く。続くリクトもいい所が無かった。2回、外のボールを見送ってしまう。次の打席、インコース寄りの少し高目を簡単に見送る。これを狙わないと打てないよ。4回は詰まったファーストフライ。6回はショートフライ。バットが振り切れていない。これでは次につながらない。ストライクのコースをイメージしてバットは振っているのかな?
 もう一つ、厳しいようだけどユウト8の走塁。せっかく3塁打を打って1死3塁。相手のショートは前進守備をしていないよ。。。そこへハルトの打球が転がる。何でスタートしないんだろう?簡単に1点取れる所なのに。

 今日はサードに入ったケイジロウ。グランドは柔らかいし大事に行こうとしていたんだろうね。正面で抱えるように捕球体制に入るがグラブに入っていなかったね。いつもの様にシングルで捕球していたら入っていたのかな。
 ちょっと残念だったのが4回。ヒット、四球で無死2,3塁から打球はセカンド定位置よりも前の高い内野フライ。前進守備のユウスケは打球を見上げて捕れると思ったのか声も出ていたと思う。ボールに目では追っている様だが、足が動いていない。背走する姿勢も出来ていなかった。落下点にまず入る事。それが出来たら簡単なセカンドフライだ。

 こういうプレーを見ると、あの4年前の霞ヶ浦球場でのショート、ソウイチロウのスーパープレイを思い出す。2点差に迫られた6回裏1死3塁、前進守備のショート後方へのフライ。一番嫌な当たり。僕は失点を覚悟したがソウイチロウはその瞬間に体制を返してレフト方向を向いて必死に走り出す。身体を反り返って見上げながら、そしてそのままダイビング。地面の上で出したグラブの先にやっと届いたような打球。少しそのグラブの中でファンブルしかけた感じだったが、ソウイチロウは右手でしっかり押さえ込んだ。3塁ランナーはハーフウェイからスタート出来ず戻る。全国を手繰り寄せたスーパープレイだったと言ってもいい。
 2014年6月 ⇒ 夢がかなった!全国大会出場!

 監督もいつも言ってるよね。次につながる失敗やエラー、三振も良いと。今日のバッティングやそれらのプレーはどうだろう。前進守備で打球はショートのハルトの正面。3塁ランナーはスタートしているが、普通に投げれば悠々アウトだろう。ところがハルトは一端ホームを見ていたがファーストへ投げる。何で!何でだ!誰が声を出した。誰が指示している?キャッチは大きな声で呼んだのか!ブンペイも良く頑張ってくれている。でも最近は声が無いね。出しているだろうが聞こえない。一時はもっと良く聞こえて皆を指示していたのに。

 試合はそのセカンドフライを取れず無死満塁からレフトオーバーの長打が出て勝敗が決した内容だったが、先発したリョウセイは低目中心に良く投げていた。ピッチングの内容としては充分だと思う。普通にやればこのままでも充分勝てる内容。後はバックだよ。

 明日はこの大会の後から決まったぎゅーとら杯の大会。今日のこの試合に勝っても明日は棄権します、なんてのも失礼だし難しい所だったけれども結果はこれで良かったと切り替えて明日のぎゅーとら杯、頑張って行こう。監督、コーチ、ご父兄の皆さん、雨模様の遠征の大会、お疲れさまでした。

 今日の試合では4回途中から2イニング、ユウタが投げたがテイクバックで少し右肩が下がりそこから上体は突っ込まず肩が回って入れ替わって来る。モーションは小さいしクイックならもっと速いだろう。余りいじる所の無いいいフォームだと思うな。ボールももっと速くなるだろう。楽しみだね。

 試合の後は少し挨拶して会場を出た。津に戻って櫛形のBチームの練習。今日もメインはお父さんコーチの皆さんが練習を進めてくれている。皆さん、いつもありがとうございます。いよいよ来週からは4年生もAチームに合流だね。14日の体験会の準備も進めなければいけない。
 昨日、今日と空いた時間で秋季大会、住友新人戦ともほぼ要綱が出来上がりました。後は確認して製本準備です。何とかリミットは超えていますが間に合いそうです。明日はぎゅーとら杯の大会。子供達の奮起に期待しよう。
 

2018年10月6日土曜日

思い出深い判谷東小学校。

 今週末も台風が接近する。。
本当に今年は台風が多いような。早朝も雨が降っているが傘は要らない程度。まだ暗い内にユウとお散歩に出かけた。今日は滋賀での甲賀・湖南大会。今年で6回目と成る60チーム近くが参加する大きな大会。東日本大震災の復興支援のタイトルも有る。

 この大会、沢山の参加チームなだけに運営も大変だろう。日程も10月3週間まで続く。参加する方も日程調整が大変で5、6月頃には参加案内が有り日程がほぼ決められているが、それ以降に決まって来た大会などは、どうしてもラップしてくる。そんな事も発生してきて悩むチームも多いだろう。

 それにしても今年の大会要綱の案内は遅かった。届いたのは先週土曜だし、台風で練習も試合も休みで皆さんに説明する機会もない。ユウスケパパに家まで取りに来てもらったが、その内容も発送ミスや間違いが。。事務局の電話番号も違っている。。そこに電話をかけるとスマフォの住所録が反応しない。確か、この人は登録しているハズだけど。。

 電話がつながるといきなり「○○と違うで!!」とブイブイと怒られた。要綱案内が中途半端だった為に相当な問い合わせが間違い電話で掛かっていたようだね。スマフォの住所録から事務局のその人に電話をかけると「色々手違いで・・・、すぐに修正版と追加資料を発送する予定です。」それが来たのが木曜だった。

 今年は秋季大会、新人戦の準備がもうリミットを超えている。。仕事も可愛いワンコ達の世話も有って、集中してやる時間が無い。。僕は開会式には参加せず、少しでもその時間に費やした。朝8時半頃に出かけるまで、、お昼過ぎに帰って来て少し休んで、ヨメが見ているテレビのバラエティには着いて行けないので、2階でこもって夕方のお散歩時間まで。秋季大会は大体出来たかな。甲賀・湖南さんの大会要綱じゃないけど沢山の人が見て準備するからしっかり確認が必要だ。

 9時半過ぎに着いた試合会場の判谷東小学校。ここは創立まだ14,5年だろう。昔は強いチームだった。AとBチームがほぼ主力で動くぐらい沢山の選手がいた。5年生チームが6年生に勝つぐらいの出来上がったチームがこの小学校に有った。あれから数年して余り聞かなくなった。代表さんとの連絡も途絶えた。もうチームが無く成っているんだね。。時代は、、人は変わったのか。

 そんな判谷東小学校のグランド。忘れもしない2006年の寒い冬の大会だったと思う。あの頃は綾野ガッツさんや水口さんのチームが単独で冬場の新チームでの大会を行っていて、いつもそれに呼んで頂いて新チームの力試しにはとってもいい大会だった。その2006年もこの判谷東小学校のグランドで2面を使って行われていた。コートも今日と同じ。2006年のその時のチームは5年生が3人で他は4年生。そのメンバーで2007年の春を目指していたが、先発した5年生はアップアップ。。まだ2,3番手のピッチャーは出来ていない状況だったが、1人投げたくてウズウズしている小さな選手がいる。。その試合前に「監督!ちょっとピッチング練習しといて良いですか!」と聞いて来た。まだ小さなクルクル頭の野球小僧そのもののフウゴだった。
 言っては悪いがそれ程センスが素晴らしいとも思えない。足も速くは無い。4年生主体のチームと言っても中々スタメンには出れない状況のフウゴだった。

 その試合中にフウゴの投球練習を時々見る。一生懸命、そして時々僕を見る。「投げさせて下さい!」と体中で気持ちが伝わって来る。
 それを見て決めた。「よしフウゴ、行け!」

 その初登板のピッチング。素晴らしかった。1球ずつバックに大きな声をかける。そんな事はフウゴには教えていないけどベンチで見ていて僕が言っていた事をそのままやってくれている。それに合わせてバックのリズムもとっても良く成って来る。そんなにボールも速くはない。まだコントロールも。でも一生懸命さが伝わるんだよ。
 それがフウゴの投球スタイルと成り2007年の秋からはエースで頑張ってくれた。そんな試合を見ていて「4年生主体でこれなら良いですね!」と声をかけてくれたのが、後に全国にも行った野洲キッドの監督さん。その後、色んな大会でお世話に成った。僕よりも若い方だが2年前のこの大会の開会式でお会いした時は髪も白く成って来ていた。そろそろ後身に、、とそんな話もされていた。

 そんな事を思いながら始まった試合。相手は3チームの合同チーム。ほぼ主力級を集めて来たようなチーム。試合前には雨は無かったが開始してすぐ雨が落ちてくる。止む事も無く更に強く成って来る。結局、2回表の神戸の攻撃が終わって、一時中断と成り、更に雨は強く、グランドは水浸しに成る。暫くしてノーゲームと成り明日に順延された。午後からは晴れる見込みとは言え、この雨なら仕方無いだろうね。
試合前の練習

 その2回までの6番までの攻撃。タイミングが合っていたのはブンペイぐらいかな。リョウセイは身体が開いて前に流れてしまう。手打ちの状態だよ。前の肩を振り出すまで絶対動かさない!徹底してほしい。
 先発したユウト1はマウンドの無いグランド。しかもプレートよりはバッターボックスの方が少し高いような印象。高目に大きく外れるボールも見られた。ただユウトにはこれぐらいの方が合っているかも知れない。

 明日はお天気には成りそうだね。いいゲームに期待しよう。