2010年5月29日土曜日

惜しくも県大会準優勝!

 急な寒さが続いた今週だったが、この週末はいい天気と成った。
今日はいよいよ高円宮賜杯県大会 準決、決勝だ。
東名阪の集中工事で今週ずっと鈴鹿~亀山~四日市は混みまくっていたので渋滞が心配だったが、今朝はほぼ1時間で霞ヶ浦に着いた。工事は土日は休みだったようだ。

 グランドはノックが終わり、もう試合開始間近だ。準決勝は鈴鹿の旭が丘さん。昔から県大会にも出場しているチームだ。先週試合を見た中では緩急の上手い左ピッチャー中心のチームという印象。
 1回の表、1死後、リキトが3塁線へ叩いた打球がレフトへ抜ける。この守備から感じたが旭が丘さんは内野も外野もポジショニングがどうも・・と感じる。この後もサードはずっと前だった。
続くタクミがエンドランでライト前に落とし、タツキのセカンドゴロをはじいて満塁。ユウタのショートゴロもはじいて先制。
 2回は2つの内野ゴロエラーの後、ユウダイが右中間を破って2点。リキトが8犠牲フライで1点。
3回はカナウの四球、盗塁の後セイヤがセンター前に打ち返し1点で5点差と成った。
相手のピッチャーはバックのミスが有ってちょっと可愛そうだったけど、それ以上に強い打球を転がせた事がこの得点につながったね。
途中からピッチャーが代り、ちょっとクセの有るフォームでこのピッチャーにはあまりタイミングが合っていなかったが、コンパクトに振れるユウタが左中間を抜いてHR。この時も相手の外野は内野と外野の芝の切れ目近くでどう見てもクリーンアップには前過ぎる。対象的に7回ユウタがレフト越えの2塁打、初ヒットを打たれた時はその打席の前にカナウがセンター、レフトに指示してバックさせていた。打球の差も有るがこれがHRと2塁打の差かな。
 ほぼ完璧な内容で決勝へ進み、相手は神明さんと思っていたが、菰野さんが打ち勝って上って来た。今年は初めて見るチームだが、四日市では頭一つ抜けている、と聞いているチームだ。体付きも先ほどの旭が丘さんよりは一回り大きい。
2007年の鏡浦さんの大会で5年生だけで、体の大きな菰野さんと対戦し試合では押しながら点が取れず1×0で負けた記憶がある。

 決勝戦は神戸は後攻と成ったが、ちょっと変速モーションで腕の振りが早いピッチャーにタイミングが合い辛いのか、つまり気味の打球が多い。また特に早打ちが多くて1回から3回まで先頭打者は全て初球打ち、フライアウトも多かったね。
4回2死でタツキ3塁、カナウ1塁で先制のチャンスだったが、カナウ盗塁アウト。キャッチもストライクボールだったし仕方が無い。

 4回の守備では1死3塁からSFのピッチャー前スクイズをバックホームし3塁ランナーを挟んで3塁へ送球したがユウダイはランナーと重なったのだろう、ボールをはじいたがレフトがバックアップして今度は1,3塁。次のショートゴロをホームアウト、続いてセカンドフライでこの回も良く踏ん張って守っていた。
 6回は高いバウンドのショートゴロをカナウは良く投げたが、足が早く間に合わない。ユウタもランナーが出ると間が早くて、スタートを切られタツキのストライクボールでもセカンドセーフと成った。長くセットで持たれる方が、ランナーはスタートしにくい。もっと時間をかけても良いと思う。
この後の左バッターだったと思うが完全に当たりそこないのサードゴロ。バットのヘッドに当たったような強い回転のボールでユウダイが一旦はじき、1塁へ投げたが間に合わず無死1,3塁と成った。
 次のSFスクイズもキャッチ小フライで1アウト。続くゴロをバックホームし3塁ランナーを戻して3塁へ送球したが、これがランナーにまた重なった様でレフトにボールが転がり先制を許してしまう。普通なら完全にアウトに出来るタイミングだっただけに悔やまれるが仕方が無いね。
タラレバの世界だけど、この後のライト前タイムリーもこれで2死だったらライトゴロだ。
けれどミスと言えばこれだけだし再三のピンチを良く守っていた。ユウタも2試合しっかり投げきったし内容も充分なナイスピッチングだ。

 この大会、今回も残念ながら準優勝と成ったが、ここまで良く頑張ったね!表彰式では皆も悔しいだろう、うつむいている子が多かったが、ここまで戦えたのは2チームしかいない。正面を向いて胸を張ろう!!これからもまだまだ大会は続く。また優勝目指して頑張れ!

 神戸に帰って来て3時頃だったが、久し振りの練習開始。キャッチボールやノックをやったが、まだまだ投球フォームは修正が沢山必要。今日はでもフライの捕球確率がかなり良かった。ユウマも後ろのボールはバンザイするが、大体は自然に捕球出来る様になっている。ちょっと感心。
明日は午後からティーボールがあるが、午前中に高岡さんで練習試合をしてもらえる様になったので、目慣らしに最後はバント練習。
皆にも最後に話したけど、今日の県大会の様にあの経験が出来るのは話を良く聞いて、集中して必死に練習を重ねてやっとチャンスが巡ってくる。チャンスが来てもそこで練習して来た力を出さないと県大会にも出れない。レン達はもう2年も無い。僕達の目標はこの県大会が一つの大きな目標だが、これからもっと集中して練習して強くなろう!

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