2022年9月3日土曜日

力及ばず準優勝。それでも良く頑張った!

  今日は秋季県大会への津予選2日目。予報ではこの週末雨マークが多い。昨夜も強い雨が降っていたが夜半には小降りに。早朝お散歩ではカッパも要らない殆ど霧雨状態でのお散歩で気温も低くワンズ達も元気に歩く。そんな早朝過ぎに審判部長から電話が入る。もう早くからオオタカの状況を確認してもらっている。第一試合のチームの皆さんがグランド準備も早くから進めてくれている様だ。若干の水抜きは有った様だが問題なく開始できそうだ。7時半にはグランドに行ったが、もう戸木さん、栗葉さんの選手達が元気にアップをしていた。

 予定通り9時には始まった第一試合。1回から戸木さんの選手達の元気さを感じる。先発した左の8番が連続三振と内野フライに打ち取る。2回裏に戸木さんがヒットを絡めて2点先制し、3回表には栗葉さんもライトへの初ヒットから1点を返えすが、その裏、栗葉さんはピッチャーを1番に交代。戸木さんが連続ヒット、四球で無死満塁から、ピッチャーは2番に交代。左の4番バッターはレフト線、5番の右バッターは右中間、四球、ヒットの後、8番バッターが右中間のタイムリーと続き、この回大きな6点が入った。このイニング、特に思ったのは戸木さんのバッターは徹底して右狙い、左バッターもしっかり呼び込んでレフトへ打つ下位までのナイスバッティング。栗葉さんのピッチャーも悪くは無かったと思うが、試合感が少し薄れていたのかな、とも感じた。

 栗葉さんも4回には4番のレフトネットを超えるHRは有ったがランナーはいない。ピチャーが代わった5回に1点、6回に2点は返したが3回の失点がやはり大きくゲームと成った。空は少し雲が覆って来た11時半には予定通りに高岡さんとの準決勝第二試合が始まった。

 1回表、1死からリュウノスケが右中間2塁打。3番シュンはいい当たりのレフトライナーで動けず、盗塁、2死3塁からノブトラのセンター越え2塁打で1点先制。その裏、先発のノブトラは各バッターにしっかり粘られる。同じフォーム、腕の振りでボールは速くても合わされやすいんだろうね。ランナーを出しても同じ。もっとクイックを使った方が良いかな、と見ていた。サードエラーや2四球で2死満塁とは成ったが、何とか抑える。けれども1回で30球を超えていたね。2回も下位バッター3人に粘られる。そして3回はサードミスからライト越えタイムリーも打たれて同点。2死3塁で5番バッターにはインコース低目で空振り三振のはずだったが、リュウのミットからボールは後ろへ抜けていく。振り逃げで1塁はセーフに成り、3塁ランナーも返って1点逆転されてしまった。これはリュウのミスだよ。何とかして止めないといけない。ランナーがいる時にミットで捕りに行こうとする時が多い。アウトのはずが痛い失点につながってしまう。サードのミスはまだ慣れない4年生だよ。6年生がもっと頑張れ。雨も降って来て投げにくいのはどちらも一緒。6年生バッテリーには課題の多い内容だった。ノブトラはこの3回途中で70球と成りショウトに交代。その後、5回まで無失点で抑えてくれた。何より低目のコントロールだね。

 4回表、高岡さんのピッチャーは1番に代る。連続四球からユウジロウが送って1死2,3塁。8番リュウキは追い込まれたが、良くセンターへ打ち返した。3塁ランナーのハルがタッチアップからドロドロのホームへスライディングし同点。3塁を狙ったフウタはキャッチから返球されてアウト。これはね、タッチアップしてハーフウェイからバックホームされたボールがカットに入るか入らないかで判断。難しいけれどもそんな練習も必要かなとも感じた。

 そして5回表、雨は降り続く。9番レンが四球で出る。レンはボール球を振らなく成って来た。それだけでも進歩だ。ショウトも出て、無死1,2塁でリュウノスケ。ここも追い込まれてからレフト越えの大きなタイムリー2塁打。3番シュンの打球はショートへのバウンドゴロ。ショウトはホームを狙ったがアウト。これは仕方無いかな。フライよりはずっといい。4番ノブトラはショート横の打球が抜ける。リュウが帰りこの回2点目。この後ノブトラも返ってこの回大きな3点目が入り、その裏を抑えて決勝進出が決まった。いやしかし、内野やバッテリーミスが有りながら、この雨の中の試合。良く要所で打線が繋いでくれたね。4番ソラがいない中で本当に良く頑張ったと思う。

雨中の準決勝。何とか決勝へ!

 雨は小降りには成って来たが、この後も降り続く。審判部の皆さんとも相談して14時頃から状況判断してグランド準備、14時半スタート目安で決勝戦を行う事とした。昼食を食べてしばらく。雨は止み、日差しも少しは出て来た。もう13時40分頃には両チームのお父さん方が水抜きやグランド整備を続けてくれている。予定通り14時半には戸木さんとの決勝戦が始まった。

 試合前のアップでもストライクが余り入っていなかったフウタ。腕の振りもヒジが低く、上体の突っ込みがまた出て来ている。ワンバウンドが多い。力みも有るんだろう。フウタに期待するしか無かったが1回は3四球、サードミスも出てランナーを溜めて長打を打たれるパターン。1回4失点。2回も2四球とヒットからライトへ2塁打を打たれて2失点。2回までで6失点はもう大き過ぎたね。でもね仕方が無い。これが今のチーム力。この後ショウトに交代したが、ショウトは6回1死の投球制限がかかるまでヒット1本と1四球だけだよ。完全に戸木さんの打線を4年生が抑えてくれている。何より低目のストライク。これが取れる様にピッチャーをやる子は徹底してフォーム作りをして欲しい。スピードや力みは要らないんだよ。四球を出すぐらいなら長打を打たれる方がいい。その方がバックの練習にも成る。これから本当に徹底して意識をしっかり持って練習して行こう。そんな試合の中でもキャッチのシュンはワンバウンドのボールにもしっかりヒザを落として何とか止めてくれていた。ナイスキャッチだよ。

 打線は戸木さんの10番のコントロールのいい投球に追い込まれるパターン。ボールの力もある。いいピッチャーだね。打線は6回でフウタとリュウのヒット、無死球で抑えられた。それでもコールドに成らず6回に失点はしたが、最終回6回までゲームが出来た事はショウトに交代してからとても良く守ったと思う。後は何より投手力とバッティング。リュウキも初めてのサードでミスは出たが、この予選、とてもいい経験に成っただろう。高岡さんとの試合でもセンター後ろへの犠牲フライで1打点だからね。まだ4年生、これから一杯伸びるだけだ。

レオンとリュウの個人表彰

 表彰式で嬉しかった事。チーム表彰としては準優勝だが悔しさがほとんど。。でも本当にこのメンバーで良く頑張ったと思う。それぞれ課題も整理しながら自信を持って欲しい。昨年度からこの予選大会へのサポートとして審判部の皆さんが多い津市内の大手企業の労組さん主体に成るのか、その企業さんからこの予選大会をチャレンジカップとしてチーム表彰や個人表彰を行ってくれている。その個人表彰では企業さんが選ぶ選手と監督が選ぶ選手を2名ずつ表彰してもらえる。その個人表彰でね、レオンが呼ばれたよ。この準決勝から決勝まで大抵サードコーチだった。決勝では代打で出たけれども、その選出理由をね、「大きな声でチームを励ましてくれていました。。」戸木さんの表彰選手は1番の女の子。ピッチャーとしても投げる彼女だが、「丁寧にしっかりと周りの人達に挨拶していました。。」レオンも1番の子にも全部は聞き取れなかったが、表彰式でその様に話してくれていたと思う。いや、こういう事はとても嬉しいね。この子達への励みに成ってくれたら本当に嬉しい。2015年のM1カップでの同じような表彰で3塁コーチだったリョウマを当時のオリックスの東明選手が表彰してくれた事を思い出す。今日、試合に出れなかった子もいるが、何よりチームの為に僕には何が出来るか、いつも考えて行動して欲しい。声を出して応援するだけでもいい。そういう気持ちで頑張っていれば勝手に監督が呼んでくれるよ。

 2015年1月⇒M1カップ準優勝!おめでとう!

悔しいけれども良く頑張った!

 予選大会は準優勝と成り県大会への出場は断たれましたが、先週は大会棄権の危機の中、3年生を入れて何とか出場。今週もソラがいない中で良くここまで子供達は頑張ったと思います。ですが、それでもチームの課題は一杯です。これからもご父兄の皆さんの協力を頂きながら頑張って行きたいと思います。明日はリーグ戦の表彰式を行う予定です。明日もよろしくお願いします。

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