2019年4月6日土曜日

気持ちの無いプレーは見せるな!

 今日は神戸で練習試合。7時前にグランドに行くともう皆さんがグランド準備を進めてくれていた。子供達も集まってグランドにトンボかけもしてくれている。グランドはかなり乾いていて下も堅い。今日はボールも跳ねるだろう。

 8時前には加佐登さんも来てくれた。このチームとは10年以上前に交流した事が有る。僕が務めていた会社の同僚が息子さんがそこに入団して暫く監督をしていて、何かの大会の時に招待したような記憶が有る。今日、その彼が試合が始まると塁審に入っていてくれて僕にも挨拶をしに来てくれた。本当に10年以上振りだよ。またお手伝いに来られている様だね。子供が育ってもその様な人達がいてくれるからチームはつながって行く。それが無いといくら監督やコーチの人達が頑張り続けてもどこかで息切れしてしまう。

 僕は加佐登さんも来られてから少しして櫛形へ行き、その第一試合が始める前に戻って来たが、櫛形では今日は体験の子達も入れて21人の子供達が練習を始めていた。今朝に新しい入団願書も預かった。これで新4年生が15人に成ったよ!
 1年生も増えたが、チームの課題は新3,2年生が4人しかいないと言う事。また皆さんの力をお借りして入団募集のチラシなども作って勧誘活動も始めて行きたいと思う。特に新3年生以下、皆さんにもお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 練習は岩田さんが練習着も来てもうしっかりやってくれている。いつもありがとうございます。4月の末には練習試合の予定も入れました。ティーボール予選は5月。またしっかり目標持って頑張って行って欲しい。
櫛形で21人のチビッ子達の練習開始~
そしてその第一試合。ソウマの先発、左のコウヤのキャッチで始まった。コウヤは新しい左のミットで。まだ使い慣れるには少し時間が居るかな。ピッチャーも悪いんだけど何球か後ろに抜けるボールが有ったね。
 今日のソウマはいつもより良いかなと思っていたが、もう少し間合いと踏み出す足のタメが欲しい。ランナーが出ると同じリズムで合わされ易く成る。ボールのスピードも今一つだったかな。それに何よりバックへの声かけも今日は余り見られなかった。。

 1回表、2死からセンター前。そして4番左の一番大きい女の子。いいスイングはしているがインハイは回らないだろう、そう思えるスイングだったがバッテリーは低目を攻める。外を上手く合わせられてレフト越え。5番の左の女の子にはセンター越え。続く6番にはボテボテの高いバウンドのセカンドゴロ。今日はタイガがセカンドに入っていたが慣れないセカンドでこんな打球は初めてだろうね。前に来れないし打球は頭上を越えて行く。1回に3失点。打たれるのは良いんだけどね。問題はそのような打球への対処は慣れていないだろうし、一番は二遊間の連携が殆ど出来ていなかった。ランナーセカンドに居てもフリーにしてしまう。盗塁にセカンドが入るのもタイガはまだ出来ていない。というか本当はショートがもっと声を出して指示を出して欲しい。それだけでそんな不安は消えると思う。キャッチのコウヤも低目中心に攻めてはいるが全部手の届きやすい高さだよ。イニングの合間にコウヤにはもっとインハイ、ボール気味の高目、それからクロスして低目をと言った。後の打席ではやってくれていたが、それでもまだ完全なストライクのコース。加佐登さんの攻撃はこの3~6,7番が主で特に4,5番の女の子だ。午後からの試合では押さえてくれていた様だけどね。

 その裏にハルトのヒットからソウマが送り1死3塁。ユウタのセフティー気味のスクイズでピッチャーはホームへ投げ、これが野戦を呼び1点返したがハルトの3塁ランナーでの2次リードは小さい。タイミングも相手の守備がほんの少し早かったらアウトだよ。午後からの試合でも同じような場面、同じように感じた。
 
 2回表は先頭にまたセカンドへの高いバウンド。タイガは捕れない。多分今は誰がやってもアウトには難しいと思うが、あれには全力ダッシュするしかない。そういう練習も必要だね。続くピッチャーゴロ。ソウマはセカンドへ投げたが一瞬迷ったね。タイガも入るのが少し遅れた。その分ボールはそれてセンターへ抜ける。1番にはセンターへタイムリー。4番の子には今度はセンター越え3塁打でこの回3失点。

 その裏、コウヤがレフト前、先週の試合で良かったケイヤがこの打席もセンターへ返し無死2,3塁で7番。またここでスクイズ空振り。外低目のボール気味のコースだったがやってはいけない事だよ。何度も見たスクイズの失敗。コウヤは憤死。その後ライト線へのタイムリーは出たが、それは計算外だよ。スクイズで点を取りに行ってるんだから決めなければいけない。最悪、悪くてもファウルだよ。ボールを上から見ている。まして右足が開く。それでは当たらない。

 3回表に内野安打、四球2,3塁からからショートゴロで1点。1番にレフトにも打たれ2点。内野ミスも出てこの回に3失点。このイニングは球際の弱さが特に見えたイニングだった。本当は捕って欲しい。大体は捕らなければいけない打球だ。普通なら失点は無いイニングだよ。

 そしてその裏。一番残念なイニング。気持ちが見えない諦めさえ感じるプレー。僕には我慢できなかったね。先頭ハルトは三遊間のバウンドのゴロ。ハルトの足ならチャンスは有るかも、と思ったが僕には全力で走っている様には見えなかった。続くソウマも簡単に左足が開いてサードゴロをひっかける。ソウマも全力には見えない。続くユウタも低目のコースをひっかけてサードゴロ。このイニング、4,5球で終わったのではないかな。。
 誰もヒットを打とうと思って頑張っているだろう。凡打して叱る気も無い。でも工夫が見えないんだよ。一番は全力で走る姿も僕には見えないんだよ!僕には、もうこの試合を諦めた・・そんな風に見えたプレーだった。

 次の4回裏もエイト内野フライ、コウヤ、ピッチャーゴロ。凡打は仕方無い。初球狙う積極性も良いだろう。でも工夫したか?考えたか?そして全力で走ったかな?4,5回も失点し後半にタイガが投げて得点も追い上げたけれども、追いつかない。たとえ勝ったとしても、あんな気持ちの見えないプレーはダメだよ。

 試合が終わって監督の話の後、あの走塁に着いてはしっかり叱った。この試合、チャンスやタイムリーを打っているのは殆ど5年生だからね。内野で殆どつなぐ声も無い。出しているのか解らないが聞こえない。去年のAチームも経験している6年生達。
 去年のあの奇跡の様な労金杯の津予選でファーストゴロやピッチャーゴロをセーフにしてチームを救ったユウト8やユウスケの必死の走塁。あの試合の後にも君たち6年生、あの時5年生だった君たちには思い切り叱ったハズだ。試合に出ていた5年生達の気持ちの見えないプレーや走塁に!一生懸命なプレーは見れば解るよ。それなら僕も監督もコーチも失敗しても三振してもエラーしても何も言わない。叱らない。次につなげる事を考える。での今日のあの姿勢ではね・・・。選手それぞれ力は有ると思う。他所のチームに負けないぐらいに。でも大事な事はチームの力にまとまれていない。声もつながらない。指示する声も無い。アウトカウントすら解っていない内野・・。これではミスも連鎖する。

 2018年6月 ⇒ チームを救った走塁!労金杯津予選3連覇!

 この後に5年生中心での試合。両チームとも大味な内容が続き集中できなかった。あえて思ったのは守備練習がもっと必要だな・・と感じた。キャッチはダイチが出ていてヒットも出ていたかな。左中間方向のいい打球も有ったね。ケイタはちょっと力み過ぎだったかな。

 そして食事を挟んで3試合目。先発したコウヤ。少しフォームがまとまって来たね。ワインドアップの時は右足を上げて少しイン、セカンド寄りに入る。この時に上体も入ってしまうと少しコントロールに難しい様だ。逆にセットから入るとそこが無く成るので今日は大体来ていたかな。腕の振りもオーバーハンドより少しクウォーター気味に下げた方が腕の振りも早く成ると思う。ヒジから先の振り方でもっとスピードは出ると思うね。

 打線は初回、先頭ハルト。ショートゴロで少しはじいたがハルトは今度は全力で走っていた。1塁はセーフ。これが普通だよ。2番にタイガが入って送り1死3塁。4番コウヤが右中間オーバー。5番に入ったケイタもセンター越え。多分バットの芯は外れて内側だったと思うが力で飛んで行く。6番ソウマには前の試合の後、いつも左足が開いてボールをひっかけて内野ゴロが多いのでそこを注意していた。外寄りのコースをライト越え。こんなバッティングが出来るんだよ。ナイスバッティングだ。そしてハヤトはセカンド横へのバウンドの内野安打。8番エイトは内野フライだったけども打線がこの試合は良くつながっていた。それもね、先頭からそういう姿勢を見せてくれたからだよ。だから気持ちがつながって行く。

 2回には9番リュウノスケのライトへのポテンヒットからハルトが続き、またタイガがキッチリと送る。でもここは本当は3塁線を狙って欲しい。自分もセーフに成れる可能性が広がるよ。そしてユウタ、コウヤ、そしてケイタも強い打球でチャンスをつないで行く。打者一巡してまたハルトがレフト越え、タイガが今度はセンターへ。ユウタもセンター。コウヤは左中間を割る。このイニング、試合を決める12点のビッグイニングに成った。

 皆、やれば出来るんだよ。気持ち一つで流れは変わって行く。いくら一生懸命やっても上手くいかない時も有るだろう。でも試合中にその気持ちが切れたらもうそれで終わりだよ。それではベンチで試合に出たくても出れない応援してくれるチームメイトに申し訳が無い。お手伝いやいつも応援してくれるお父さんやお母さんにも一緒だ。そんな気持ちでしかプレー出来ないならすぐに他の選手に代わってもらえばいい。

 ディフェンスも打線もまだまだ課題一杯のチーム。チャンスは5年生達にも一杯有る。6年生だから出れるとは限らない。今日の第三試合の様にしっかり気持ちを出してプレー一つ手を抜かず一生懸命にやろう。
神戸小学校の林奥の桜が満開
学校の林の奥の桜も今が満開の様ですね。今年は何だかどこも遅れたり咲き切らなかったり、そんな桜が目に着きます。昨日は早朝のお散歩の後、出勤前に偕楽公園へ。朝の7時過ぎ。人もまばらでとっても綺麗な桜でした。
早朝の偕楽公園
明日は神戸でリーグ戦の開幕式から今年もリーグ戦が始まります。今日も皆さんありがとうございました。明日もよろしくお願いします!

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