2019年4月28日日曜日

キャッチボール。フォームをしっかり作れ。

 今日は悔しい県大会敗戦の後の練習日。
グランドに行くと練習はもう始まっていて、皆がグランド外周を走り続けている。最後の選手まで13分ぐらいだっただろうか。暫く休憩してアップ開始。みんな元気だ。でも何か少ないね。誰だろう?ああ、元気印のリュウノスケが1人だけいない。いつもの元気な明るい声が聞こえないと、すぐ解ってしまうね。

 暫くアップを見て櫛形へ。そろそろ神戸大会の準備を早急に進めて行かないといけない。招待チームへの案内ハガキは全部帰って来てA大会30チームとB交流大会9チームが確定。これから最後のチーム調整を進めて行くが、B交流戦すでに9チーム?当初はどこも団員の減少傾向だし、今年は去年の様に8チーム集まるかな、と思っていたが予想以上だ。これに加えて、1日だけなら参加したい、と言うチームも有る。

 さあ、どうしよう…。神戸のA、Bコートで去年まで8チーム。9チーム、あるいは10チームは2面コートではちょっとキツイ。何とか3会場で、と考えていた。9チームなら3チーム総当たりのリーグ戦、3会場取れればそれぞれに、その会場の順位が着き、2日目は1位同士、2位同士などの総当たりをやって順位を決めれば良い。その為には3会場必要。それで櫛形も出来ないか、今日は駐車場も含めて確認するつもりだった。駐車場は校舎と体育館の裏に20台余り。後は校舎のグランドにネットを張って花壇沿いに車を止めれば良さそうだ。何か行事の時にも良く止まっているしね。そんな事も池内監督と話をしながら相談していた。何とか行けそうだね。神戸A,Bと櫛形で3コートで考えて進めてみようと思う。気がかりは予備日の13日は櫛形はキャンプでグランド使えないんだよね。万一その時は3位同士の2日目の総当たり戦は無しにすればいいか、と考えている。

 Aの本大会も含めて神戸大会の準備も忙しく成ると思うし、またチームの皆さんにも色々お手伝いをお願いすると思います。昨年同様、ご協力をよろしくお願いします。

 神戸に戻るとキャッチボール。それを見ていて気に成る子達のフォームを暫く見ていた。ユウセイはまた右手が早く引いてしまう様に成って来たようだ。腕を振るだけではボールは行かない。体重を乗せて腰と肩を上手く回転させる事をまず意識して欲しい。監督から振り出しからトップまでの腕の振りを方を言われているようで、気にしている子の様子も見える。要はトップをちゃんと作る事だね。トップが決まればボールは大体の所へ行く。
 
 レフト側でしていた小さな子、ハルノブだったが横から見ているとフォームはとても良く成って来ている。これなら短い距離なら大体の所へ投げれるな、と思って見ていた。その意識が残っていたので、夕方の最後のメニュー、紅白戦で最後に誰投げますか?と子供達が監督の所へ聞きに来る。見渡しても、もう残りはそういない。暫く考えていたのでヘルメットを被っていたハルノブに「ハルノブ、お前、投げろ」と言った。ハルノブもハイ!とうなずき、監督も相槌を打つ。次のイニングはハルノブがピッチャー。やっぱり大体ストライクが来るんだよね。フォームはウソを着かない。こんな経験もハルノブには自信に成るだろう。
紅白戦でのハルノブの初めての投球。大体打ち取っていた。。

 午前中は内野のショート、セカンドと外野の3か所でノックを延々。コーチの皆さんも大変お疲れさまでした。それを見ていて、一番感じるのは5年生が伸びて来た事だ。それぞれに試合の経験も少しずつさせてもらって自信も着いて来たのだろう。

 そんなノックの合間に投球練習。まずソウマ。やっぱり気に成るのは左足が着地してバッタンのタイミングで腕を上から振ってしまうので、上下のコントロールが一番気に成る。そういう時はワンバウンドも多い。これは内野の守備でも同じ。ファーストが捕りにくい低い送球が特に多い。これが良く成ればもっと安定すると思う。もう少しサイド気味、クウォータ気味の方が良く腕は降れて肩も回る様に思うなあ。特にソウマには両足着けたまでの投球練習もフォーム作りには良いと思う。

 キャプテン・ユウトは身体は前に流れて行くが、腰が回っていない。右足は三塁側に着いたままだ。腕の力で投げているが後のスピードはここだよ。左の腰がグルっと回って右足がけり上がるぐらいに成ればもっとスピードは出る。いやもっと出せるし出さなきゃダメだと思う。

 そしてカンタ。腕が長いし上手く回れば伸びのいいボールが来る。キャッチ側から見ていたが、時々フィニッシュの腕が左に流れる時はボールは外へ大きく外れて行くが、左の脇下ぐらいに振れてくると良いボールが来るね。ただまだ身体の線が細いので無理は禁物かな。ストレッチもしっかりやろう。

 今は左のキャッチでも有るコウヤ。僕が見る限りいじる所は今は無い様に思う。フィニッシュでしっかり右足1本で立ち、左足も良く蹴り上げている。時々右足の膝が折れてしまう時も有るようだが、それは練習で鍛えるしかないね。しっかり走れ!踏み出すステップも以前より少し狭く成ったと思う。その分、腰も肩も回って来ている様だ。ボールの力も着いて来た様に思う。ただもう少しスピードが欲しいね。時々抜けたようなボールが有るのはフィニッシュで指先がパーに成っていないかな。コントロールはもう少しだろうけど、後はミットを狙う目と強い意識だろうな、と思うぐらい良く成って来たと感じる。

 逆にケイヤは身体が前に流れ過ぎ。昔風で言えばチューブゴムでも両胸辺りに巻いて後ろから引きながら投げさせるフォーム作り。まずは肩を回す事。それに腰が着いて来る様に。投球とバッティングのポイントは全く同じだ。

 今では困った時のタイガ。身体は大きく無いが腰も肩もきれいに回る。今は少しトップの位置に悩んでいるのかボールが大体高目だ。これは昨日の試合でも登板してからは良く感じた。後半は良く成ったけども。今は少しトップが低いんだろうね。ボールの出どころも手も見えずにボールは出て来る。ここがタイガの良い所かもしれないが。

 そしてケイタ。高目のボールは一番力が有る。前の栗葉さんとのリーグ戦でも時々後ろの腕の回し方が違っていた。それが安定して来てトップの所へ来たらコントロールはそうは乱れないだろう。何よりボールの力が有るので、狙うコースは今は試合でも大体の所で良いと思うね。

 午後からのエンドランの練習。ランナー1塁ならランナーがスタートしたら大体ショートがセカンドベースのカバーに動くだろう。一つのねらい目はそのショート三遊間寄りだよ。セオリーならランナーの後ろ、ライト方向だろうが、そこを狙ってもライトゴロに成る可能性が高いから、僕はその様に指示していた。右バッターでセカンドが動くチームならそこを狙えばいい。もう少し転がす意識も徹底して欲しいね。フライも多かったし、いい当たりでも上がってしまうとDPに成ってしまうよ。

 練習終盤の紅白戦。その中でのバッティング。ダイチはエンドランでも右中間越えのHRかと思える打球を飛ばす。ケイタはコウヤの真ん中内寄りのコースを、あれは左中間ネット越えの打球だろう。6年生よりも5年生2人の打球が一番印象に残った。それにしてもJ球は飛び過ぎだ。C球よりも飛ぶのはバットも有るだろうが間違いないね。バウンドは抑えられてると有るが反発力はアップしてる、と有る。飛んで当たり前だ。関西辺りで良く使っていたナイガイのボール。あの頃、C球と比べても明らかに飛ばなかった。今のJ球と比べたらケイタの打球でも10m以上は違うのではないか。こうなると野球が変わってしまう。バッターにとっては気持ちいいだろうけどね。

 明日は神戸で、Bチームの4年生以下の高茶屋さんとの練習試合です。サッカーにもグランドを空けて頂きました。Aチームもグランドで練習です。明日は皆が神戸で!楽しみだ!
 明日も皆さん、よろしくお願いします。 

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