2014年8月31日日曜日

とっても嬉しい賞状!

 今日も朝は涼しい。一気に秋が来た感じだ。
昨日は久し振りの青空が出て、とても気持ちが良かったが、今日はどうだろう。
空は暗く雲は低い。予報では午後から雨に成るかも知れない。

 グランドの外野の雑草は昨日に皆で少し刈ったり抜いたりしたが、今朝は皆で1時間の予定で草刈をお願いした。
8時前には皆が集まって雑草引きや草刈り機で刈ってくれていた。朝の1時間程、皆さんのお蔭でBコートの奥まで刈って頂いた。今年は遠征も増やしているし、全国大会も有った。グランドを空ける事も多かったし、その分グランド均しも無くて本当に雑草が伸びてしまった。

 僕がチームを引き受けた頃、2006,7年はもっと雑草はひどかった。Bコートのレフト側からAコートのセンター、ライトまで、この時期は雑草が凄く、特にBコートの方は手入れもしないので地面は雑草でいつもずるずるでデコボコ。練習など出来る状態では無かった。
2008年頃から徹底的にグランド均しを始めて、1年半かかってやっとBコートの奥でキャッチボールや練習が出来る様に成った。
あの頃、本当に小さいソウイチロウ達が裏庭やBコートの奥で練習していたんだ。ミミコがお兄ちゃん達と来た時もその辺りで練習をしていたね。
 何とか最低でも今の状態を維持して行きたいと思っている。

 そして9時過ぎから練習開始。
昨日は同じミスを繰り返したり、気持ちの見えないプレーや練習。ちゃんと挨拶が出来ない。
話をする人の顔を見ていない。。。沢山叱った。
ダメな事はダメ。妥協はしたく無い。

 今朝のキャッチボール。終盤に小さくなってワンバウンドのラリーをするが、6年生も誉められたものでもないが、5年生達は特に声は小さく聞こえない。ヒザも伸びて動きも緩慢。誰が真剣に動いているだろう。こんなんで上手く成れるのか?

 6年生は外して5年生だけ続けさせた。中々終われそうもない。。。ミミコとリョウマにはグラブを外させた。リョウマはこんな時でも片手で左側でキャッチしている。いったい右手はどこに有る?
素手だとちゃんと捕れる。ミミコも。
しばらく続けると段々声が大きくなって来た。ミミコの表情も赤く沢山汗をかいてやっと真剣そうな表情。動きも早く成って来た。今まで聞いた事も無い様な声も出て来る。
 
 やれば出来るんだよ! 僕が望んでいるのは、ファインプレーやホームランを打てでは無い。上手い下手でも無い。今自分が出来る事をどれだけ真剣に取り組んでくれるか、気持ちを見せてくれるかだ。でないと何の進歩にもチームの為にもつながらない。
今日は一つ、この姿勢を見れた事が嬉しかった。リョウマはその後、ダウンしたけどね。

 新しい5年生、シオンもリュウセイもヒロムも上手に成って来たね。キャッチボールやスイングはクセが強いけれどもこれからしっかり練習して覚えて行けば、きっと上手く成れる。
新チーム主体でシートノックもしたが、4年生も入れればそれなりには形は出来そうだ。

 それからはランナー3塁、2,3塁、1塁からのシートでのバッティング練習、走塁練習、守備練習をずっと最後まで続けた。色々課題を変えながら。
守備はそれなりに出来ていると思う。盗塁に関してはまだバッテリーの課題は沢山有るが、リクトは送球も良く成って来た。後は捕ってから投げるまでのスピード。
2塁への送球ではタイキが一番いい。後はフットワーク。

 今日のピッチャーは投げれそうな者は皆登板。ルイも投げさせたかったがヒジに不安が有るので止めた。ソウのトップの回し方も少し良く成ったが、県大会の時はスピードも緩急も出来ていたけど、いつからあの回し方に成って来たのかな?ちょっとこれは直して行きたい。
コウキもトモキも今日は予想以上。特にトモキは安定して来た。コウキの腕の振りもいい。故障しそうにないいい腕の振りだと思う。伸びも良く成って来ている。

 一つ試したかったタイキ。サイド気味から投げるインコースのボールは6年生でもそんなに打てないだろう。事実、そんなに打てなかったね。もう少しコントロールが着けば楽しみだ。
フォームが気に成るアユムもまずまず。でもやはりアウトコース遠く高く外れるボールが有る。これを直して行きたい。

 バッティングではリクトが詰まったフライを連続する。
「今、打てないんだからもう一度しっかり打って見ろ!」と言うと、リクトは自分でも今どうしていいのか解らないんだろうね、ベンチで泣いている様だ。
グリップの位置が高いし、打とうとして力も入っている。だから高目のボール球に手を出す。ティーを見ていても後ろから大きく回って来る。タイミングも早い。こねるところでボールに当っている感じだ。

 「肩にバットを乗せるぐらいに両肘を下げて力を抜いて構えろ」
少しはその意識を持ってくれたのか、やっと4打席目にレフトオーバー。
「イチローでも10回に6~7回は失敗する。3度フライを上げて何で泣く!4打席に打てたから良いじゃないか!」
打球は僕のイメージとは違うけれども、いつもいつも打てる訳では無い。気持ちの持ち方はそれぐらい楽観的で充分だと思う。

 その後は肩にバットをこするぐらい両肘を下げて内野を強いゴロで抜いた打球。これで充分。ここから調子を上げてくれたらいい。
一番気に成っていたリクトにも、変えてくれて少し兆しが見えて来たから、これも今日の大きな収穫だ。

 シンペイは真ん中から外よりのボールでもこねて引っ掛けている打球が多い。上体も前に動くのもその要因に成っている。上がっても押されたフライ。伸びて行かない。もっとコンパクトに振り抜けるスイングが出来るハズだけどね。
ルイは凡打もするが、いい感じで左中間に打球が飛ぶ。力みが目立つケントもそんなに悪くは無いから心配はしていない。
 コウキは昨日も右中間にいいヒットを打ったが、今日も同じ様な打球が有った。タイキも今日はいい打球を飛ばした。リョウマも昨日はヒットを打ったけど、新チームは誰が中軸に並ぶだろうね?

 そして昨日、練習から帰ると全国大会の北海道体育協会から各選手名入りで賞状が送られて来ていた。大会でのベスト8での敢闘賞をチーム全員、個人個人で賞状をもらえるなんて本当に嬉しいね!
先週に各学校を回って全国大会の結果報告もして来たが、ミミコの学校だけは閉まるのが早くて間に合わなかった。残念だけど。
 表彰は始業式で皆の前で名前を読んでもらえる学校も有る様だ。
それぞれに風習や決まりが有って出来なかったり、学校以外の表彰はしない所も有る様だけども。
もう少し早く届いていれば賞状も学校でお見せして渡せたんだけどなあ。。
そんな訳で各ご父兄に学校に報告してもらう様にお願いはした。
ケント達の学校の校長先生は近所なので、今夜にお渡ししてお願いして来た。喜んで渡してくれるようだ。子供達の大きな励みに成ってくれたら、また嬉しい!

この賞状と同じ賞状が各選手名を入れて14人分送られてきました。

2014年8月30日土曜日

挨拶は当り前。人の話を聞け!!

 昨夜は疲れて早々にダウン。
でも今朝は良く眠れて早朝のお散歩も快調!
今日は神戸で久し振りの練習試合。雑草も伸びているしグランド整備も時間がかかるだろう。

 それも見込んで7時に集合をかけた。
でもね、子供達には、自分達がやらなければ!と言う意識はまだまだ薄いようだ。時間もかかって7時15分頃には何とか出来たが外野には伸びた雑草が沢山。そこから15分程、外野の草抜きをやらせた。けれど、どれだけの子が自分達の守るところだからしっかりやろう、と思ってくれているかな?
 小学生に自覚を持ちなさい、と言うのはまだ無理かも知れない。でもね、今日の終礼をしていても人の話を聞いていない。他に視線をそらしている子が何人かいる。それで話が頭に入っているのか?何度も何度も同じ事を言わなければいけない。試合でも練習でも同じミスをする。グランドにはちゃんと皆で挨拶出来る。けれどもフリーなどで打たせてもらっても良くても形だけの挨拶で相手を見て礼をしない。
 
 その事を今日も気がついて、練習を終えての挨拶を見ていたらやっぱり同じ事をする。
「ありがとうございました」と言う頃にはもうよそを向いて帰って行く。そんな事は教えていない。
まだ経験も少ない5年生達にきつく言うのは酷かも知れないが、もうすぐ新チームでやらなければいけない。自分達がやる!オレがやる!私がやる!と言う意識を持たないとレベルアップは望めない。いつまでも同じ事の繰り返しだ。

 今日の試合。相手は奈良のチーム。それなりに力は有る。
朝のアップやノックを見ていて一番声が出ていたのはリョウマ。だから迷わずリョウマをライトで先発。皆にもその様に言った。
「ヤル気のある気持ちが見える子を使う!」と。

 その試合でライトの飛球をいつのも左肩の上で片手で捕ろうとするから落球して失点し敗戦につながったけれど、してはいけない事を覚えてくれたら今はいい。
問題は同じ失敗をくり返す事だ。
せっかくチャンスで代走に出ても打つ前に牽制アウト。6年生までもが同じ失敗を2人3人と繰り返す。ランナー3塁でサードゴロでホームへ走るミスも有る。送球がそれるのも悪いが、簡単に抜けてしまうファーストは?キャッチのサードへの暴投も・・・。
 ケントは良く投げていたが、今は一番チーム力が上って来ないといけない時期。それが今まで見たようなミスばかり。本当に人の話を聞いているのか!理解しているのか!
あまりに情けなくて久し振りに 「このアホ!」も出てしまった。
こんなんでいくらピッチャーが頑張っても勝てる訳が無い。

 2試合目の5年生主体のゲームはアユムで行こうと思っていたが、この所どうもフォームがずれている様で高く抜けるボールが多い。すぐ隣でアップさせたコウキはそれなりに来ていたので、コウキで先発。
 今日のコウキは予想以上の出来で、ボールのスピンもかかるようになって来た様だ。スピードの乗って来たボールがいい。少し抜けたボールとそのボールで微妙にタイミングがずれるようで相手も中々連打が出ない。

 午後からの試合に投げたトモキも途中でソウに代わったが、トップのフォームをしっかり作ればもっとストライクも入るだろう。ソウやアユムの調子が今一つなので、今日のコウキやトモキの投球は新チームに向けても今日の大きな収穫。

 打ではこのところスイングが小さくなっていたレイヤには「3番なんだから、外野を狙ってもっとしっかり前で振りきれ!」と言った。
やっとライトオーバーが出たけれど、まだ上がりすぎ。
突っ込みグセの有るルイには「右へ打つのを捨てて左中間からレフト方向だけ狙え」
3試合目には大きなライナーのレフトオーバー。今までで一番の当りと距離では無いかな。ルイはヘッドの抜けが良いから打球が飛ぶ。僕はそれでいいと思っている。

 毎週毎週、反省する事ばかりだけど少しでも子供達自分自身で意識を持って、気持ちを出して取り組んで欲しいね。明日もしっかり練習しよう。

2014年8月28日木曜日

夏の終わり。全国大会のお礼とご報告

 今朝は外は雨の音。窓を開けているともう寒く感じる。
高校野球も終わり、もう夏も終わりだ。三重高校は素晴らしい活躍だったね。
取り立てて凄い選手がいる訳でもない。バッテリー中心に攻守とも良くまとまっている。特に打力については例年よりもずっと上回っていると感じる。
やっぱり野球は打たないとね。

 子供達の野球も全国大会が終わり、ちょっと気が抜けた感じもするが、次の目標は秋の県へ向けた予選。しっかり切り替えて頑張って行きたい。

 先日、全国大会の結果報告用にやっと資料を作りました。
各学校の挨拶用にも作りました。
大きな声では言えませんが、写真はこの大会を撮影してくれた某サイトから文字の邪魔していない写真をプリントスクリーンでコピーして一部は合成しています。それでも結構な写真に成っています。

 そのサイトへのアクセス方法は
次のサイトへアクセス → http://allsports.jp/
そのサイトからイベントID を 294422 で入力。
閲覧パスワード を 1013 で入力。
これで、山の様なプロが撮った写真が見れます。コピーは出来ませんが購入は出来ます。

 下は巨人の吉村、角、前田、西村さん達との野球教室での記念写真。

ついでにケント。
 いい感じですね!
 

 全国大会のお礼とご報告


 次は各学校用の報告資料です。
まずは神戸。ソウイチロウとレイヤ。
上の全国大会お礼と報告の資料を半分変えただけですが。
昨日に校長先生にもご挨拶に行き、大変喜んで頂き大会の色々なお話もさせて頂きました。
本当にいい全国大会だったね!
 また、みんなの励みに成ってくれたら嬉しい。
頑張ろう!

2014年8月24日日曜日

チャンスは自分で掴め!

 今朝も空模様は怪しい雰囲気。午後からは雨が来るかもしれない。
神戸のグランドは雑草が一気に伸びてしまっている。また、皆さんに草刈のお願いしないと。。

 新チームのメンバーは早朝にグローバルカップに出かけて、朝からは6年生と新しい5年生3人での練習。昨日と同じように6年生は徹底してバットを振る事。
キャッチボールの後はティーバッティング組とフリー組に分かれて練習開始。
午後までずっとそれを続けた。

 フリーを見る限り、ケントはフライが多いがいい打球も飛ばしている。ルイも突っ込みが少なくなってライナーの打球が増えた。外のボールも返せているし、インコースも小さく振れている。フォロースローが良いので、打球も良く飛ぶ。
ソウイチロウも後はインパクトでのタイミングだけだと思う。
シンペイはインコース低目が特にタイミングが合うね。ボールを呼び込めているし今は低目がスイングのタイミングに合っている様だが、その分高目のミスが多い。
 一番直したいリクトも良くなっては来たが、まだまだ。

 3時過ぎには新チームのメンバー達も帰って来て、しばらくして紅白戦を始めた。
この中で感じた事。。。
6年生は5年生相手にボールを選んでいる。。ちょっとこれは情けない。ボール打ちをしろとは言わないが、これだけバットを振って練習しているのに積極性が余り感じられない。フリーでも有る程度のコースは手を出して練習しろ!とは言った。審判によってはボール2つぐらいはストライクゾーンが違って来る。それも説明した。5年生相手に四球を選んで何が嬉しい!

 初歩的は走塁ミスも有る。
今朝もキャッチの練習はしたが、盗塁の刺殺もまだ難しい。パスボール、暴投も有る。
ミスで5年生に得点される。

 5年生ではキャッチのリョウマ。上手くは成って来たけど、まだまだキャッチボールがしっかり出来ていない。一番の足を持っているセンターのユウヒは投球までの間、両ひざに両手を着いている。
以前にも同じ事を言った。それで一発で動けるのか!今日も慌ててセンター前の飛球を落球。
そんな横着をしているから落球するんだ!と、そう言われて当たり前だ。
ミミコもいいバッティングセンスは有るけれどもしっかり守れるかな?動けるかな?

 まだまだ課題は沢山有る。
チャンスは自分で掴め!もっと意欲を持って欲しいね!

2014年8月23日土曜日

曇りのち雷雨

 今日は神戸で練習。明日は四日市でのグローバルカップの大会が有るので、それに合わせて出場する新チームのメンバーも今日は4年生を入れて一緒に練習の予定だ。
6年生は秋の県予選に向けてひたすら練習あるのみ!!しっかりバットを振って肩の力も付けてベストで挑みたい。

 グランドに行くと4年生達も来て皆が並んでいた。こう見ると新しい5年生3人もいるしこれから楽しみだ。しっかり練習して取り組んで行って欲しい。
アップを始めると、やっぱり皆体が重そうだ。6年、5年生はそれなりには動けているようだが、4年生はちょっと辛そうだね。走り方にも皆クセが有る。

 アップを何とか終えて、休憩して今度は基本のベースランニングも確認してみた。やはりまだ経験が少ない分、もっともっと基本の練習が必要だね。
今年の夏の甲子園。走塁を大きな攻撃の武器にするチームが有ったね。打てなくてもこれは大きな攻める力に成る。そんなチームの力も着けて行きたい。

 キャッチボールの後は守備の基本練習。全体のフォーメーションもまだまだこれから。新しい5年生達もどこまで伸びてくれるだろう。一番欲しいのはヤル気。気持ちを見せてくれる事。今日のシートノックでも、何度も見たようなワンバウンドの打球が頭を越えて行く。難しいとは思うけれども同じ事ばかりではね。思い切りが欲しい。工夫が欲しい。何とかしようと言う気持ちが欲しい。

 6年生達はティーバッティング中心。ソウは左手1本でのティー。かなり形にはなって来た。
リクトはいくら言っても前の腰が大きく動くので、チューブで腰を後ろに引張ってもらってのティー。それでも左腰が前に浮く。かなり良くは成ったが。とにかく変えていかないとね。
 新しい5年生達は僕とキャッチボールから基本練習のおさらい。それでもまだまだクセは強い。
時間はまだまだかかるが、しっかり基本から覚えて行って欲しい。

 そしてこのところのお天気。毎日の様に急変し、お昼前には雨も強くなり、少し早めに切り上げて食事にした。天気図を見る限り、その時点では夕方近くまでは大丈夫と思っていたが、スマフォで見る雨雲の情報は刻々変わって来る。無かったハズの雨雲が大きくまた出て近づいて来る。

 お昼から練習を始めたが、すぐに雨が落ちて来て強くなって来た。どう見ても2時半以降までは雨が切れないだろう。グランドも、もう水浸しだ。
仕方なく練習は切り上げたが、3時半過ぎにはまた晴れ間が出て来る。それまで待ってたら練習できたかも?とは思うけども、子供達はもう雨に濡れていたし、無理に引っ張る事は体調を崩すだけ。

 明日のお天気も少し心配だが、大丈夫と信じて期待しよう。

 それにしてもやる事がずっと沢山有って中々片付かない。10月の積水の大会。やっと参加チームの調整が着いた、と思ったらまた都合でキャンセル。。。そんな事が繰り替えされる。でももうハガキも出したし、ほぼ大丈夫。これからまた要綱作り。同時に秋季大会の調整も。。連盟のホームページはタダのサーバーを使っているので、アクセスにもちょっと問題が有る。変えて行きたいが、手がまだ付けられない。人や担当が変わっても更新して行けるように、何とか今年中には変えて行きたいなあ、と思っている。

2014年8月17日日曜日

発声練習しとけ!!!

 昨日の伊賀大会から、今日は神戸で練習。
しばらく神戸のグランドも留守にしていた。その間に台風も雨も多く、グランドの廻りは雑草が一気に背を伸ばしている。

 8時からの練習開始時にはそれ程暑くも感じなかったが、子供達がアップしている間にブルペンの所の雑草をクワで削っていたが、20分もすると練習しているより汗をかくね。
この後は、ご父兄の方々が草刈り機も持ちだしてもらって、伸びた雑草を沢山刈って頂いた。
このむし暑い中、本当にありがとうございました。またご苦労をかけますが、よろしくお願いします。

 今日の課題は全国大会でミスの出た外野守備と中継。
子供達はどれだけ、その事を意識してくれているだろうか?
ただ、新しく入団した5年生を見ながら、キャッチボールを見ていると、とてもそうは思えない。
簡単に、本当に簡単にボールが後ろへ抜けて行く・・・・。

 キャッチボールを終えて皆を集めて叱った。もう甘やかしてる余裕は無い。
「タイキ、今まで外野で、どれだけボールを後ろへやったか覚えているか!」
「・・・・〇回・・」
「じゃ、キャッチボールの時に、どれだけ意識をしてるんだ!前に落そうとしているのか?このただのキャッチボールでどれだけ後ろへ抜けてる!!」

 スタルヒン球場でのあの時、中継のボールも全くつながらなかった。レイヤは「大きな声で指示をしました。」とは言う。
けれどもチームで、大事な時に出来なかったんだからまだ、何かが足りない。

 タイキやレイヤだけでは無い。他のメンバーも同じ事。どれだけ意識して練習の中で取り組んでくれているのか。
特にもう9~10月には新チームの中心となる5年生達には徹底して取り組んで欲しい。
この後は、ライト、センターと内野を着けてその課題の外野の練習を繰り返した。

 際どいところへ打ってもライトは飛びつくそぶりも無い。追ってはくれているが、気持ちが伝わって来ない。暑い中だったし、様子を見ながら出来るだけ続けたが、最後の方にはずっと横の動きは良くなって来た。
 体の無駄な力が抜けて来たと言うか、入らなくなって来たのだろう。その頃に成るとタイキの送球のフォームもスローイングも、とても自然であれなら大丈夫と思うし、送球ミスも無かった。
明らかに最初とは違っていたね。あれが普段出来て来るようになれば、もっと安心して守備も任せられるだろう。
 けどね、皆、ユニフォームが汚れない。グラブを出して飛び込む気持ちが欲しい。以前はあのライトの外野で、グランドの軟らかい時にユニホームを土だらけにして飛び込む練習をしていた。お母さん方には申し訳ないけれど、またその練習もしっかりやっておきたい。

 次はフリーバッティングとティー組に分かれて練習。としたが、外野を守るのは5年生数人。ところがフリーを始めても何の声も聞こえて来ない。新しく入団した5年生も守ってくれているが、誰が見本を見せる?指示をする?
何もしない。声も出さない。全て人任せ。情けない!今まで何を見て来たんだ!

 途中で止めさせて、もう発声練習のみ。僕はしばらく新しい5年生達とキャッチボールのおさらいをずっとしていた。
15分ぐらい、放ったらかしにしていた。

 「今度、もう声が無くなたら練習はしないぞ。ずっとランニングか発生練習!」
そう言ってフリーバッティングを再開。
まあ、その後は何とか続いていたかな。練習で出来ない事なんて試合で出来る訳が無いからね。
 
 打つ前から体重を後ろに乗せてしまうソウは左手一本のティーの練習で、横から見る限り良くなったように思う。
ケントはセンターから左の打球がいい。
シンペイはフライに成るスイング。今は当っても伸びて行かない。肩が水平には回らない。右わきが最後に大きく空くアッパーに成る。反り返らない様に、左右の肩が入れ替わるイメージで振り抜いて欲しい。
ルイの左足が前に開くフォームも少し修正出来た。右足に溜めが有る時のスイングは、いい感じだし、打球もライナーが多くなる。
リクトはまだ両足が動く。特に後ろの軸となるべき右足がアウトステップしてしまい、そうなるとスイングはこねてサード方向へのゴロに成る。高目のボール球にも手を出してしまう。ここを徹底して直したい。

 フリーを一巡終えて昼食時間に成ると、にわかに空模様が怪しくなって来た。
食べてる途中に中庭に避難するとすぐに大粒の雨が降って来た。
今時、スマフォで見る天気図はとにかく正確で2時間近く先まで、大体の予測が出来る。
どう見ても2時頃までは降って来そうだ。事実そうだった。グランドもすぐに水溜りに成ってしまった。
残念だけども練習は午後から中止にした。

 まだまだ練習でやりたい事は沢山有る。新チームの準備も同時に進めて行くのもこれからの練習の課題に成って来る。
秋の県大会予選の抽選も決まった。
もう北海道の事は忘れて、目標をしっかり切り替えてベストの状態で挑めるように頑張って行こう。

2014年8月16日土曜日

体調不良、ケガ、ポカ・・

 今日は伊賀大会。
お盆のさなかの日程で、どうかとも思うが日程調整が難しい状況では仕方がないだろう。このところは予備日も取れないような大会が目につくように成って来た。

 7時過ぎには阿山運動公園に着いた。開会式までのしばらくの間、なじみの監督さん達から声をかけられる。皆さん結果はほとんど知っているようだ。お祝いを頂いたり祝い酒を頂いたり、沢山の支援に本当に感謝したい。

 子供達はアップをしているが、北海道からこの蒸し暑い伊賀のグランド。かなりこたえているようだ。すぐにタイキがダウンした。ケントも調子が悪そう。多分今日は投げれないだろう。アユムもユウヒもいない。ミミコはガールズの全国大会から昨日の深夜に帰って来て、試合会場には来てくれるようだが、チーム力としてはちょっと苦しい状況だ。

 開会式の後、会場を移動して神戸は2試合目。中学校のグランドでの試合会場だったが、外野の端でアップしていても湿度も高く気温よりも暑く感じる。やっぱりケントは無理。もう休ませた。
緑さんとの試合は相手のピッチャーのコントロールが定まらず、四球が多くて余り参考には成らない。
 攻撃ではリクトの久々に外野を越えるヒットが目についたぐらい。北海道でもリクトは合っていなかったので、この試合前からスタンスを小さく、バットを降り出すまで出来るだけ動きを少なくして、一気に最短で降り出せるように。そんなイメージでフォームを変えた。それでも打席を見ていると1球ずつスタンスが広がって来て元に戻って来る。今、合っていないんだから少しでも工夫して行かないとね。

 ルイも左足が前に広く開くので、大抵上体も前に動く。右足には体重は残らない。ヘッドも入る。これが直らない。左足のヒザを右足に近づけるぐらいで、ヒザをしぼってくれたらもっといいタイミングで打てる、と僕は思う。

 ソウが先発したが、試合は4回まで続く。これだけ四球をもらっているのに3回で終わらせる事が出来ない。盗塁の後、簡単に塁を離れてタッチアウトなんて、ちょっと情けないプレーも有る。
どんな時も気を抜かずに徹底してやる。それが出来ていない。

 次の試合は天理コスモさん。普通に投げたら打たれるだろう。けれど今日はソウしかいない。後はコウキとトモキで何とかしのぐだけ。
1点は先制したが、その裏にバットを合わされ5点取られてやっと2死と成ったところで、集中豪雨となり、中断。グランドは一気に水が溜まり、もうこの会場では無理だろう。

 しばらくして雨が上り、主催者が色々グランドの調整をしてくれて、
「また移動してもらって・・・、そこでならまだ試合が出来るので」と言われる。
それで、荷物をまた積んで移動したが、着いたのはもう2時を回っていた。そして、そこでの開始見込みは3時半頃、と言う。
 いや、昼食も食べていないし、雨に濡れて体調悪い子も多い。僕としては無理に試合を続ける必要はないと思っていたが、子供達に聞いてみると、試合をやりたい!と言う。
それなら着替えて暖かくしてご飯食べて用意しよう。そう伝えた。

 1回裏2死からの続きはもう4時近く成って再開。ユウヤは先の試合で足の裏側の筋肉を伸ばしたのか肉離れか、病院へ行って試合には出れない。ミミコもセカンド、リョウマもライトを守っている。試合が始まると今度はルイの鼻血が止まらない。もうケントしかいず、仕方無くファーストへ入れてフォーメーションを組んだ。もう後はいない。

 再開する前にルイとシンペイとコウキとトモキにピッチング練習。この中ではトモキが一番まとまっていた。まだ肩で投げている、と言う印象だけど、もう少しトップを上げて来て、フォームを決めればボールもまとまるだろう。
この試合もトモキも四球も多く、良く打たれたが、ある程度は投げれたし、もう少しスピードを上げて緩急とコントロールを着けてくれたらそれで充分。ピッチャーとしてもフィルディングが良いのも魅力だ。今日の収穫はこれだけ。

 伊賀大会は残念な内容だったけど、今日の状態では仕方無い。けれどもそう成ったのは何が原因だろう。
皆それぞれに気持ちの緩みが有ったのでは無いのか!!
 試合でのケガは仕方ないかも知れない。でもしっかり柔軟して普段からいつも準備していたら・・・と言われないか?
1塁まで全力疾走していないようにも見えた。何人かには注意したけれど。走塁のポカミスも。
左中間の高く上がった打球に人任せにする外野。これも情けない。

 全国大会までケガをしない様に決して無理をせずに調整をしてきたが、それが甘さに成っているのかも知れない。また、本当に厳しくキツイ練習をやらなければ解らないのか・・・。
そんな事を感じた一日だった。

2014年8月11日月曜日

敢闘賞も頂いた素晴らしい大会。

 今朝の旭川はやはり雨が降っている。それでも予想よりは小降りだ。台風も少し西の方へ進路をずらしている。
朝食を食べて出発の準備をしている頃には雨も上がって来た。これならスタルヒン球場で閉会式が出来るかも知れない、とも思うがもうすでに予定は変更されていて、バスで球場のそばを通ると施錠されていた。

 すぐ近くの総合体育館で、参加選手全員でのゲームなどの中で持ち寄った記念品の交換などを行い、閉会式が始まった。
優勝は愛知と大分の両チーム。そして3位のチームの表彰が始まり、全員にメダル授与がされている。ここまで手の届くところだったんだけどね。勝負の世界、それは仕方が無い。

 するとその後で敢闘賞の表彰が始まった。どうも1回戦を勝ってベスト8に残ったチームの表彰が有る様だ。最後に神戸も呼ばれてソウとレイヤが表彰を受けた。これは嬉しかったね。
ここまで表彰してもらえるとは思っていなかったし、特に記載されてもいなかったと思う。
大会のお土産も出来て、これは嬉しい限り。
本当にこの素晴らしい大会には感謝したい。

 帰り際には交流させてもらった監督さん達と最後の挨拶を交わす。とても気持ちのいいすがすがしい別れだった。
本当にもう一度、こんな大会に参加したいね!
この大会の北海道は今年で終了と成り、来年は徳島の鳴門で行われる。北の大地での大会はもう当分は無い。そして翌々年には三重で行われる、という情報も。この辺りの情報はほぼ間違いが無いからそうなるだろうね。

 帰りはまた砂川のSAで昼食のお弁当を食べてお土産を買って千歳へ。帰りの便は6時30分の予定だったし、充分時間の余裕も有り、空港でも土産物や軽い食事をして搭乗を待つ。心配していた台風の影響もほとんど無かったが、到着便が送れ定刻より30分近く遅れての出発となった。
遅れている搭乗機を待つ黄色い軍団
神戸に帰って来たのはもう11時。遅くは成ったけど、皆ケガも無く、お土産も持って元気で帰って来れた。皆さん、本当にお疲れさま、ありがとうございました。
今日で、物語は一つの区切り。また明日から新しい目標に向かって頑張って行きましょう!
ありがとうございました!

2014年8月10日日曜日

素晴らしい大会。そして決勝戦。

 今日は9時からの交流戦。相手は佐賀代表のチーム。昨日に愛知代表のチームと9回までサドンデス延長を行ない、それでも同点で引分け。抽選で残念ながら敗れたチームだ。
チーム力は優勝できるぐらいの力は充分に有るだろう。

  7時過ぎにホテルをでて30分ぐらいの比布球場へ。
ここも軟式用ではあるけど良く手入れのされているきれいな球場だ。
今日は交流戦だし、出来れば5年生をみんな出したい、と思っていた。暫くすると佐賀の新栄さんが来られて監督さんと挨拶。新栄の監督さんも同じ事を考えておられた。
 
 先発はソウイチロウのショートとリクトのキャッチで8,9番。他は全部5年生。4番はリョウマだ。
先発したアユムは3回まではストライクもまとまってくるが、打者が一巡すると狙われるし、ボール球も多くなる。

 4回からはコウキに交代。コウキもまだ、コースが定まらない。特にワンバウンドのボールが多い。これではキャッチも大変。バックも中々集中出来ない。もう少し安定出来るようにフォームを作って行きたい。

 この試合での唯一のタイムリーは2番に入れたミミコ。上手く逆らわずにミートして3塁線を抜いた。後の打席でもアウトにはなったが、いい打球だった。早いボールに力の入らないヘッドが走る素直なスイングだ。みんなも参考にして欲しい。

 この後はスタルヒン球場へ戻り、食事して日程変更された決勝戦の観戦。当初は11日の予定だったが、台風影響での雨を見越し、10日は準決勝を別会場で同時スタートして行ない、この同日に決勝戦を行なう日程に昨夜の監督指導者会議で変更された。
この変更は主催者側のファインプレーだと思うね。

 お昼ご飯を食べて暫くすると決勝戦が始まる。大分のチームと愛知代表のファイヤーボーイズさん。どちらの守備をみてもどこもスキが無い。
打線の中軸は強力だし、下位もしっかりミートが上手い。特に大分の1番から4番は素晴らしいスイングをしている。細かな事はしない。打って勝つ、と言うチームだろう。

 試合は2回、3回にお互いに得点し同点。ファイヤーボーイズさんがリードしていたが、ピンチでピッチャーを2番に変えても鋭い打球が飛ぶ。東海大会でこの2番は1イニング出て来て神戸と対戦したけれど、とても勝負に成らなかった。大分のチームのバッティングの強さに改めて感心。

 その後も両チーム、チャンスが有りながらも得点出来ず同点のまま8回、特別延長に入った。結果は8回は両チーム1点ずつ。そして9回は何と両チーム無得点で決着が着かず、大会規定により両チームの優勝となる素晴らしい試合だった。

 特に目に着いたのはキャッチ、内野の反応、そして正確なミスのない送球。大分のキャッチはキャッチフライをスライディングキャッチし1塁へすぐさま正確な送球でDP。ファイヤーボーイズのショートもライナーを好捕しサード送球DP。またセカンドは右中間へ抜けそうな打球をダイビング好捕。セカンドホースアウトにした。
いずれも、そこで少しでもミスが出ていたら、捕れなかったら試合が決まってしまう。本当に素晴らしい内容の試合だった。

 そしてその後は巨人OB選手による野球教室。吉村、角、前田、西村などが来ていて1チームずつ記念撮影の後、野球教室が始まった。
ケントとアユムは角のピッチャー教室へ。ひょうきんな角のトークは人気がある様だけども教え方も解りやすい。ケントも速いボールを投げこんでいたし、アユムもとてもいい勉強になったと思うね。



 吉村の守備の指導もバッティングも解りやすくて良かった。全チームの選手が来ていたし全部をこなすのは大変だろうけどど、選手達も楽しく指導者達にも解り易い内容のある野球教室だったと思う。
この様な意味のある教室もあり、全てが主催者が用意し子供達の為に大会を運営してくれている。

 その日の夕食は参加チーム全員でのゲームなどを入れながらの夕食会。選手達が250人以上はいる凄まじい騒がしさが1時間近く続いたが、こんなところも企画し運営し、選手達の食事、宿泊費、旅費など、各府県の違いは有ると思うが殆どを体育協会が負担してくれている。ご父兄のご負担は大変だろうとは思うが、選手達にとっては本当に素晴らしい大会だと思うね。

 その夜は旭川の最後の夜。色々ご苦労をおかけしたご父兄の皆さんとご苦労様会。
また楽しくお酒も頂きました。
皆さんお疲れ様でした。あともう一日。よろしくお願いします。

2014年8月9日土曜日

良く頑張った子供達!胸を張れ!!

 今日は午後3時からの試合なので、朝はゆっくり。子供達とホテル近くの常盤公園に準備運動も兼ねて歩いて出かけた。ここはそれなりに整理も手入れもされている。ただ、この時期は人が少ないのか、回りは何だか淋しい。お年寄り達が時間をつぶしているような、そんな情景が見れる。今日は土曜だし、もっと人が居ても良いような気はするけど。日本の公園100選の看板も有った。

 北海道へ来て気温は10度以上は違うし、体調を崩さないか心配していたが今のところ大丈夫なようだね。
12時にホテルを出発し、いよいよスタルヒン球場へ。球場の前にはスタルヒンの銅像も有る。入り口にはブロンズやパネルが飾られていた。地元旭川の誇りなんだろうね。

 近くの軟式野球場でアップして試合に備えた。ケントは調子良さそうだが、少し腕のトップが下がってくるのが気になる。相手は中国代表の福川さん。キャプテンの大柄なキャッチ中心のチームだ。
 1回表の攻撃では、四球のリクトを2塁まで進めたが、バントがサード小フライで後が送れない。

 2回にはユウヤがセンターへヒットの後、ルイはバント失敗の後、何とか転がして2塁。エンドランをかけたが空振りで3塁アウト。普通に打たせたら、中々結果は出ない。動くしかないと思っていたが、バントや最低でも当てる事が出来ていなかった。

 ケントは2回裏に1死の後、5番にストレートの四球。速いボールが少なく、体調が悪いのかそんな気さえして、何度か聞いたが大丈夫と言う。どうせならもっと速いボールで押して欲しい。
盗塁の後、6番に左中間へ。打ち取ってはいる打球だが、レフトもライン寄りだしこれは仕方なし。ただカットプレーもお粗末だったが、良くつないで2塁ランナーはホームで微妙なタイミングだったが、リクトのブロックも良く、タッチアウト。ここは良くアウトにした。
 そして2死3塁で7番にはセンター前への打球。
この時もシンペイの位置は少し深い。先ほど左中間のイメージも有る。仕方が無いがセンターゴロが取れない。セーフとなって1点先制された。後、2,3歩前のポジショニングなら充分にアウトに取れると思う。

 そして3回表、2死からリクトが四球。そして盗塁。キャッチは肩はいいし普通に走れるレベルではない。ただ少しピッチャーの間合いが長く、モーションもゆっくり目だったから思い切ってかけた。
ソウには待たせて3球目にエンドラン。高目のボールをサード前の高いバウンドの理想的なゴロとなり、サードの送球も少しずれてセーフ。リクトが帰って同点に追いついた。
3番レイヤにはフリー。いつもの様に良く粘ってくれた。その間にWPでソウは2塁に行き、打球はセンター前に抜け、ソウはホームインし2点目が入った。
 続くケントも良く粘って3塁線の強い打球。サードはファンブルしたが、2死だしスタートしたレイヤが3塁でタッチアウト。これは仕方ないだろう。

 1点リードして3回裏。1死から出してはいけない1番バッターへ四球。2死とはなったが、3番にライト前にバウンドするライナー性の打球。タイキは迷った様で、最後に下がってしまった。打球はネットまで転がる。残念だったのは中継プレーが全くつながらなかった事。ショートのソウにも大きく外れ、バッターランナーまで帰ってしまい逆転されてしまう。
あの打球をアウトにするのは難しいかもしれない。けれど問題は1番の四球と中継ミスだ。

 4回以降はケントもしっかり踏ん張っている。最初はどうも体の動きが気になっていたので、3回ぐらいに「お前、何か調子悪いのか?」と聞いたが、「大丈夫です!」 
ケントはその後をしっかり抑えてくれた。

 4回表には四球をもらって無死満塁のチャンス。思い切りのいいコウキを代打に出した。
腰は伸び上がるが、上体や手首の強さでミート出来れば外野まで飛ばせるだろう。
コウキにはフリーで打たせて良く粘ってくれたが、打球は右中間へ。僕のほぼイメージ通りだったけけれども、センターはポジショニングも良く捕球され、3塁のシンペイはベースに戻ってしまう。距離的には難しいと思うけど、あそこは打った瞬間にタッチアップの用意をして欲しかった。
 続くトモキには動くしかない。2球目にスクイズをさせたが、キャッチ前のゴロ。動きのいいキャッチがベースを踏み、ファーストへ投げてDP。
一番のチャンスで点が取れない。残念だけども仕方なし。

 そして1点リードされて7回表。
2死の後、ソウイチロウからケントまで連続四球で2死満塁のチャンス。
この時、最後に成るかもしれないレイヤに声をかけてやろうと、ソウが出てからタイムを取ってレイヤに一声をかけたが、もうこの時に泣いていたね。
ケントも5回に左中間へ打ったライナーの打球を好捕されて、マウンドへ行く途中は、もう下を向いていた。
 そしてシンペイは呼んでも声も聞こえていない。攻撃で1イニングに2回もタイムを取る、なんて事は僕も初めてだけど、タイムをかけた。

 「シンペイ、頭の整理は出来ているか?どこを狙う?どのコースを狙う?」
 「右中間、センター方向の打球・・・」とは答えてくれたが、このプレッシャーの中、追い詰められた緊張が有ったのだろう。1球目ストライクを見送る。2球目も。僕としてはエンドランをかける事が出来なかったのが悔いが残る。ファーストゴロでゲームとなった。

 この試合で一番感じたのは、まだまだ子供達には気持ちの弱さが有るという事。
まだ小学生だし、それは無理がない事だけど勝負事で一番大事なのは、本当にプレッシャーのかかる追い詰められた時でも冷静に状況を理解する事だ。
 僕も大きな勉強をさせてもらった。もっと解りやすいいい言い方をすればよかっただろうし、積極的な攻撃も必要だった。
 これからも子供達の野球は続いて行く。最大のピンチの時に、最大の最後のチャンスの時に冷静で、ちゃんとやるべき事が整理出来る様に、しっかり練習して自信を付けて強く成って欲しい。
スタルヒン球場。スタルヒンよ永遠に・の銅像の前で
この素晴らしい全国大会。素晴らしい球場。素晴らしい主催者のサポート。ほんの一握りの選手達しか経験できなかった事。
僕に取っても、子供達にとっても、またずっとサポートして頂いているご父兄の皆さんにとっても素晴らしい経験だったと思う。
全国大会でベスト8なんだから、自信を持って胸を張って帰ろう!
夢をつないでくれてみんなありがとう!!また、次を目指そう!
素晴らしいサポートをして頂いた皆さん、ありがとうございました!!

2014年8月8日金曜日

ミラクルすぎる全国大会の1勝!

 今日はいよいよ全国大会の開会式から初戦。本当に楽しみにしていた。
けれど早朝、外は雨。。どうも午前中は無理そうだ。

 小雨の中、ホテルをバスで出てスタルヒン球場へ。雨は少し強く成って来た感じだ。バスが球場の方へ入ろうとすると、ガードマンが「開会式は総合体育館に変更になりました!」と叫ぶ。
まあ、この雨なら仕方が無い。
でも体育館は空調も無く、これだけ人が集まると本当に蒸し暑い。開会式は本当にスタルヒン球場でやりたかったな!
 
 朝の監督会議ではお天気の様子を見ながら12時に試合判断。13時に移動、と告げられた。ただ開会式が終わると雨も小降り。天気予報もしばらくは大丈夫な模様。
しばらくして10時45分に再度監督会議が有り、13:30から試合スタートの予定で、と決まりすぐに食事をして12時前に東光ドリーム球場へ移動。20分ぐらいかかったが、Aメイン、Bサブの球場が有り、回りも北海道らしく広く取られ、充分にアップも出来る。グランドの状態もとても良くて特に外野の芝生の綺麗さは素晴らしく実際に走ってみてとても良く感じた。
審判団の人が外野におられて「すごく手入れが行き届いて素晴らしい芝ですね!」と言うと
「ありがとうございます。」と言っていた。とっても気持ちがいい!

 体育館からそのドリーム球場までの間。バスの中はとにかく静か。誰もしゃべらない。緊張しているのか?と思いきや。。。アユムはバスのアームレストにぐったりと首を曲げて顔に型が着くぐらいに眠っている。ソウイチロウもレイヤもユウヤも同じ。ケントも眠そうだ。。
まあ、無理矢理起こす事もない。そのまま到着までゆっくり眠ってもらった。

 アップしてキャッチボール。ケントはまずまず良さそう。ソウイチロウも緩いボールはいい。しっかり寝込んでいて、バスから会場までの移動も一番遅かったアユムは動けるかな?と思っていたが、一番低目の両サイドにボールが来ていた。まあ、何かケントに有ったら迷わずアユム。そう思っていた。

 試合前のトスではソウがジャンケン負けて先行。まあそれも良し。頑張ればいい。
相手の群馬代表の相生さんはバッテリーは大柄。それ程速くもないが、中々チャンスも作れない。7回まで3四球でノーヒット。ランナー2塁からのエンドランのバッターのミスなども有った。少ないチャンスで3塁までランナーも進まない。

 ケントは1回は1死後、2安打。2回も先頭にセンター前。3回も先頭をサードの送球がずれて出す。それでもバックがその後を良く守ったね。
1死2塁のショートゴロで6-3、3-5のタッチプレーでのDPも大きなプレーだった。
ケントは4回以降は速いボール、少し緩いボール、高目の速球が上手くミックスされて素晴らしい内容のピッチング。リクトも打て無かったけど、素晴らしいリードだった。

 7回裏、0-0のまま、2死から連続ヒットを打たれてサヨナラのピンチ。タイムを取って励ますと、打球はライト正面へ。タイキが取ってライトゴロで、8回特別延長戦となった。
大会要項にはピッチャーの投球回数は7イニングと有る。どちらも8回はピッチャーの交代が必要。7回裏の途中からアユムに準備をさせた。

 8回表、相手のピッチャーはまた大柄な4番バッターが投げてくる。が、コースはまだ安定していない。この攻撃の前に「打てないから、動くぞ!エンドランをやるからじっくり、しっかりサインを見ていろ」すると先頭のシンペイは四球を選び、ラッキーな押し出しの1点。
さあ、これからと言う時。ユウヤの初球もボール。まだ慌てる事は無い。
するとユウヤは狙うボールが来たのかスイング、ピッチャーゴロでDPとなってしまった。
 確かに待てのサインは出していない。ストライクなら打てなんだけど、この場面はもう少し考えて欲しい。相手の代わったピッチャーはストライクが入っていないんだから。

 たったの1点もらって苦しいのには変わりない。
アユムの無死満塁からの投球も先頭にスリーボールとなったが、ストライク、ファウル。そして空振りと1番バッターを三振に取ってしまった。
これで内野も楽になる。ショートだけマークさせて、セカンドは下げた。
続くバッターの打球は初球をライトへ飛球。代ったケントは一瞬足が止っていたが、捕球して2アウト。
 内野は満塁だから少しショートのソウもセカンド寄り。するとそこへ期待通りのショートゴロ。いつものサード寄りの守備位置なら、どうだっただろう。色んな状況が神戸には運が向いていた様な気がするね。それにしても良く守り切ったね!
ノーヒットでの8回特別延長戦での1-0の勝利。こんな事が有るんだ!
ケントのピッチングもホテルに帰ってから相手の監督さんとお会いしたとき、3,4回以降は素晴らしいピッチングだった、と話されていた。
 相手は本当に悔しい敗戦だと思う。相手は6安打打っているんだから。
ノーヒットで勝利して小さな二人

 これで明日はスタルヒン球場で試合が出来る。北海道へ来てそして一つ勝利して、また次に進める。こんなに嬉しい事は無い。子供達のお蔭。皆さんのお蔭。素晴らしい応援をありがとうございました!今日も全く迷いは無かったです。
まだ、この物語は続く。明日もいい試合が出来る様に頑張ろう!!

2014年8月7日木曜日

アクシデント続きの出発

 今日はいよいよ北海道旭川全国大会へ。
早朝、4時半に神戸に集合して5時「10分前にはバスで出発出来た。ほぼ予定通りやな。。と思っていていると。。。スパイクを積むのを忘れていた。監督として恥ずかしいんだけど、車に積んでいたのですっかり忘れていた。バスの車中から家に電話して、すぐに走ってもらい、安濃のサービスエリアで受け取り。皆さん、ご迷惑をおかけしました。

 結局10分ちょっと遅れ中部空港に着いたのは5時35分過ぎ。でも旅行会社の担当もいるし大丈夫だろうと思っていた。皆で揃って3Fの出発ロービーに行くと、エスカレーターの上で神戸OBの鈴木さんご夫婦が、早朝の忙しい中、激励に来てくれていた。メールを頂いて出発時間は伝えたんだけど、まさか名古屋から来てもらえるとはね。。。本当に感謝です。こころのつながりを本当に嬉しく思います。有難うございました。あのチームの2009年3月の卒団式の後、中庭で1年生になったばかりの本当に小さいソウイチロウとレイヤ達とずっと練習を続けて来たんだ。。。

 もう後は手荷物を預けて保安検査をすれば大丈夫。。。と思っていたが、旅行者の担当の人がとにかく段取り要領が悪い。もう保安検査あと10分で終わり、となってもチケットの整理が出来ず荷物も預けられない。見かねたANAのサブリーダーらしい女の人が、「先に・・・・」と色々手筈を整え、遅れそうな人達も優先で入れてくれたりして、やっと間に合った。7時40分出発の15分前に。あのまま任せておいたらどうなるんだろう?結局あの担当の人はどうなった?ちょっとあれでは任せられない。

 でもね、何だかこのチームはアクシデントやトラブルを何とかやり過ごして、それを運に向けている。。。そんな気がするんだよねえ。。とずっと思っていた。

 そして千歳到着。やっぱり涼しい。曇ってもいるし22,3度ぐらい。僕は長そでを出した。
貸切バスに乗り換え砂川のSAで食事。
ここは2年前に息子の弔いの旅で来たところだ。そんな事を思いだしていた。
そしてそれから、お楽しみの旭山動物園へ。
田舎の小高い山の斜面を上手くレイアウトして、動物達を見て回れる様になっている。トイレも沢山有るし無料休憩所も有る。入園料もそんなに高くもない。休憩を沢山取りながら子供連れが楽しむにはいいと思うね。

 その帰りは焼肉バイキング。何よりビールが美味しかった!
明日はいい試合が出来る様に頑張ろう!

2014年8月6日水曜日

野球小僧と虹

 いよいよ明日は北海道。
朝、7時40。分中部発のANAで行って来ます。

 昨日はご父兄が3時過ぎから練習をしてくれていて、仕事の帰りに寄ってみた。
子供達にもう一度、意識付けをしっかりしておいて欲しい事。そして行進の練習もしておきたかった。
 幸い、最後には全員集まってくれた。

 僕達は東海4県の本当に沢山有るチームの中の代表だ。胸を張って行進して欲しいし、礼儀も行動も、もちろん試合でも、その自覚を持って頑張って欲しい。皆が見ている。
行進はダイヤモンド3週ぐらいで、とても良く成った。これぐらいなら大丈夫。、

 先週には3人が坊主頭に成り、この日は6年生の残り2人もキレイに坊主頭に成っていた。こんなチームも珍しい。皆の気持ちがまとまって同じ方向を向いている。そういう事だと思う。
行進も終わる頃、北の校舎の上にはうっすらと虹がかかっていました。
子供達の気持ちを祝ってくれているかの様に!
 とっても嬉しい気分にさせてくれた。

2014年8月3日日曜日

嬉しかった事。その気持ち

 今朝は少し雨が残り涼しい朝。ただ日は短く成って日の出は5時を過ぎてまだ暗い。今日は子供達はどんな意気込みを見せてくれるだろう。。。

 そんな朝、グランドに行くと、ちょっとビックリした。
ソウもレイヤも、それにリクトも坊主頭に成っている。ケントやルイは前からだったし5人が坊主頭。
昨日は確かに皆を叱った。特にチームを引っ張らなければいけない6年生に。坊主に成れ、とは言わなかったし、そんな事はこの時代にいくら監督でも言えない。

 後で聞くと、ご父兄が率先して?子供達も理解して昨日の試合の後に坊主にしたらしい。子供達の中には辛い気持ちになった子もいるだろう。
でもね、その様に応えてくれる気持ちが何より僕には嬉しかった。口や返事ではいくらでも言えるけど、気持ちを形に表してくれるのは勇気もいるだろうし、自分への大きな意識付けにも成るだろう。
その結果は何らかの形で見えてくるハズだ。

 そして今日は全国大会前の最後の練習試合。相手は飯野さん。いいピッチャーの様だし体も大きくバッティングも良さそうだ。
子供達のアップを見ていてダッシュで、気持ちが出ているな、と思ったユウヒをライト先発でスタート。

 1回の裏に1死満塁でシンペイ。1球、2球と見送るのでエンドラン。2度目にセカンドゴロで1点先制。
ケントは2回に左中間に大きな打球で抜かれたが、シンペイのカバーが早く、カットプレーもしっかりつないで打者走者を2塁で止めた。これはナイスプレーだ。
 続く6番バッター。ライトのユウヒを見ると守備位置は4,5番と変わっていない。もう少し前だ!と思ったらそこへ打ち取った打球が落ちて行く。ユウヒのスタートも一瞬遅くグラブに入ったが、打球はこぼれる。ここはポジショニングが悪い。

 6回にはレフトに入ったタイキは4番バッターでも位置が浅い。点差も有るから一つは任せようと思っていたらそこへ頭を越えて行く打球。ケントが押している打球だし、普通ならレフトフライ。ここも状況を見てポジショニングが出来ていない。
 続く5番には左中間の大きな打球を打たれている。「タイキ!そこで良いのか?」それでもポジショニングが変わらない。そしてやっぱりそこへ4番と同じ様な飛球が抜けて行く。スタートも遅い。
タイキにはポジショニングの大事さをしっかり説明した。
 春のスポ少の予選、桃園さんとの試合。どこを守りなさい、とは何度も言っている。トンネルしてHRにも成っている。今日の事もしっかり頭に入れて、考えてくれたら何も問題は無い。
一球一球しっかり考えて守れる様に成ろう。

 ただ今日の6年生は昨日とは大きく違っていた。
シンペイが長打を2塁で止めたのもそうだし、外野を越えてもシングルで止めている。1塁線のファウルフライでも、ユウヤとリクト、それにケントもファウルラインを越えて打球を追っている。。。
これなら何も言う事は無い。当たり前の事だけれども出来る事をやってくれている。

 リクトの送球も今日は良く成って来た。レイヤもシンペイも久し振りにいいヒットを打てた。この所のポイントゲッターのユウヤも詰まりながらもセカンド後方へタイムリー。ケントもいい打球ヒット2本。盗塁のリードもしっかり取れていた。

 今日の練習試合。昨日の本当に情けない内容から、今日も走塁でのミスは有ったけれども、何より子供達の気持ちを感じる事が出来たし、いい結果も出て来た。それで良し!
今日の気持ちを忘れずに北海道で、いい試合が出来る様に頑張ろう!
ご父兄の皆さん、ありがとうございました!

2014年8月2日土曜日

自覚と工夫。自信を持て!!

 今日は関大会。7時半には着いて軽くアップはしたかったので、6時50分に出発予定。
でも少し遅れた。7時半には着いたが、試合コートはB&Gグランドの奥のCコートでアップ準備までに時間がかかる。スパイクにはき替えるのも、ひもを結ぶのも、ベンチの準備をするのも、この子達は時間がかかる。出発時間は6時半でも良かった。。。少しこの時、僕は反省した。

 少しだけアップしてすぐに開会式。入場行進も有る様だ。言わなくてもちゃんとやってくれるだろう。。とは思っていた。
ところがね・・・。その行進はバラバラ。行進の練習も県大会前に行ったけどそんな行進では無い。腕は上がっていない。団旗も下がったまま。何で気が着かないんだろう。とても全国大会に出て行くチームの堂々とした行進には見えない。僕は監督さん達が並ぶ先頭に並んで、恥ずかしいぐらいだった。

 開会式が終わってキャッチボールをしようとする子供達を止めて、その事を叱った。
「お前達はその自覚が有るのか?東海で700ぐらいは有るチームの中で、たった2チームだけ、代表として出て行く大きなチャンスをもらっているのに!」

 この関大会もバッテリーや特にキャッチ。そして内野守備。出来れば、何とかゲームを作っていつものスタメン以外の子も試してみたい。
けれども、今日の2試合。何もいい所が無い。悪い所が更に悪くなっている。バッティングも守備も工夫が感じられない。同じミスを繰り返す。エンドランでもバッターは振らなかった。結果オーライでは意味がない。苦手な左ピッチャーとは言え、盗塁のサインでも走れない。
 
 水口さんとの試合。ケント先発で1死の後、2番バッターに2ストライクと追い込みながら少し抜いた低目のボールをレフト前にライナーで返される。僕はこのバッティングを見てこの子達は前に突っ込まない様にしっかりバットを振って来ている。そう思ったし、結果もその通りだった。
 続く3番にセンター越えのHR。シンペイも一歩動くのがちょっと悩んだ感じだったけど、これは芯で取らえられているんだから仕方無い。ただ、この所のシンペイはちょっと守備が深いように思うね。
その後に死球の後、ヒット。そして打ち取った当りが右中間に落ち、シンペイはサードへ投げたのか・・それが三本間にボールが抜けて誰もカバーが居ない。誰が悪いんでは無い。ここはチームのミスだ。

 1回に重たい4失点だったが、ケントはその後を崩れずに気持ちを持ちなおして5回まで、リクトと上手く緩急を使いながらしっかり抑えてくれた。四球も無かったし、良かったと言えばこのピッチング。

 攻撃では、左のそこそこ速いピッチャーに全く工夫の無いスイングが続く。3回に9番トモキが、速い球をセンターへ小さく返して初ヒット。6年生は一体何を意識してバッターボックスに入っている?後続は全く続かない。

 4回にミスと死球から1死1,2塁でユウヤ。ユウヤにも「自分のヒットゾーンはどこなんだ?どれが一番ミート出来るところなんだ?」
この試合ではそのユウヤがここでレフト越えの2塁打。このところ良くチャンスでセンターから左方向にヒットやタイムリーを打っている。この後の走塁アウトは有ったけど、僕はこのバッティングの意識付けで、今のユウヤにはベストと思っている。ここでしか点が取れない。そんな展開だった。

 午後からの負けチーム同士の試合。良ければルイも投げさせて見たかったが、フォームのトップが定まらない。外れるボールが多い。ソウイチロウで先発。
2回に先頭四球から盗塁、ライト線に落ちる打球で1失点。センター横の打球で2点目。ここも下位打線だけども、守りきれない。

 5回にはサードゴロの当りそこない。トモキがファンブル。けどこれは前に来るしかないしダッシュして来ていたから仕方無し。続くセカンドゴロ。ライン上近くにいたレイヤのほぼ正面だと思うが、ランナーと交錯したようだ。ボールを止める事も出来なかった。難しいかも知れないが最低1アウトは取って欲しい。四球、満塁で1死は取ったが、4番に右中間を大きく抜かれHR。
 ここでアユムに交代。アユムも打たれたけれど、これは仕方無し。首、頭が外に向くクセが今日は力みも有ったのか、大きく出ていた。アップの時の様な自然なフォームでいい。もっと肩の力を「抜こう。

 攻撃ではレイヤのライト線3塁打の後、ユウヤのサードゴロでホームに走りセーフには成ったが、普通ならあれはアウトだ。左ピッチャーなのにスタートも小さかった。
全く合っていなかったリクトにはセンターへ徹底して意識するように!
この試合の最終打席ではやっとセンター越えの打球が飛んだ。何が何でもセンターへ狙う!それぐらいの気持ちで、どうしたらそう出来るか?徹底して考えて取り組んで欲しい。
 無死2,3塁から、何とか1点取ろうとしている時にWPの無謀な走塁でチャンスもつぶす。打てのサインでは内野フライ。動かないと、この子達には意識付けが出来ないのか。。何も動かなかったら本当に点が入るような感覚には成らない。

 今日は本当に予想以上に残念な内容だった。全国大会へ出場する!大事なその大会前、何をしなければいけないのか?その自覚が無い。旅行に行くんでは無いぞ!!