今日も朝からいい天気。いつもの様に早く起きたし甲子園にも見に行きたいなあ・・・と思いつつ渋滞を想像すると、出かける気がしなくなってしまう。そんな訳で家でブラブラ片付け物をしながら、高校野球を見ていた。
そして第4試合の三重VS熊工の試合を見ていた。
三重は1回表に2点先制されたが、その裏ラッキーなヒットと2年生ピッチャーのタイムリーで3点を入れ逆転。良く打ったけれど熊工のレフトは2つのエラー(記録はヒット?)でちょっと甲子園に来るチームとしては恥ずかしい。
中盤に熊工がヒットを打ったピッチャーを一塁において三重高の代わったピッチャーが当っていた1番バッターを三振に取ったが、エンドランでランナーは2塁へスタート。キャッチがすぐ2塁へ投げようとしたが、三振したバッターがホームプレート上に立ちふさがってしまい、山なりのボールしか投げられず2塁は優々セーフ。
この時主審が、タイムをかけ塁審を集めて確認。明らかにキャッチへの送球妨害でバッターはもちろん三振、ランナーが守備妨害でアウトと成った。この時に主審のマスクを外して塁審と協議し場内放送を行ったその顔に「あ!あの人だ」とすぐに思い浮かんだ。彼は紛れも無く20数年前にあの星陵VS箕島の延長18回を投げぬいた星陵のエース堅田さんだった。
延長18回にサヨナラで敗れたけれど、試合後にその時の主審をされていた方に「ご苦労さん」と渡された試合で使った汚れたボールを宝物のようにしていて、社会人野球を引退した時に何が自分に出来るか考え、そのボールを見た時に、あの時の主審の一言を思い出して勉強して公式審判員になったその堅田さんだった。甲子園で素晴らしい試合をして自分の子供達が甲子園を目指す時代になって、また審判で甲子園に戻って来るなんて素晴らしい話だね!
バックスクリーンにもチーフアンパイアに彼の名前があり、その後の試合はそんな彼の事を考えながら試合を見ていた。多分殆どの人はそんな事は知らないだろうし、プレーしている選手達も全く知らないだろう。でもあの守備妨害が無かったら、堅田の名前を見ても多分解らなかったね。
やっぱりディフェンスが第一! この試合、三重は後半良く守って頑張ったね。センターの思い切った突っ込みでの2つのスライディングキャッチや9回に1点勝ち越されたライトへの大きなライナー性の犠牲フライも良く背走してライトがキャッチしたね。これがもし抜けていたら試合は決まっていた。同点に追いついた9回裏2死からのヒットも素晴らしかったが、延長10回表の2死3塁でのショートダイビングキャッチも凄いね!
僕が思うに三重のピッチャーの緩い外のボールに対しても、このバッターは引っ張っていたので多分ショートは、少し三遊間よりに寄ったのでは無いかな。そこへギリギリ、ドンピシャのタイミングでライナーをダイビングキャッチ!だろうと想像する。 多分普通に守っていたら取れない打球ではないかな。
これでピンチを脱した三重は、そのライトライナーを好捕した2年生がヒットで出塁し、2塁へ送ってバッターはそのダイビングした9番ショート。これはめぐり合わせと言うか、今までタイミングが合っていなかった熊工のピッチャーは交代していたし、それまでもバットは良く振り切れていたので、多分これで決まるだろうと予想できた。
それにしても彼は168センチしか無い。体も細いし多分60キロも無いのではないか。大柄な選手に囲まれながら、多分相当な努力をしたのだろう、あの体で背番号6を取り、9番ながら試合を決めた彼には監督さんもたまらないだろうね!
夢と感謝! 延長戦になった時、その主審の堅田さんはどんな事を考えただろう。万感の思いだろうね。かつて延長18回を投げた伝説のエースが、いま甲子園でキャッチの後ろにいるのだから。
感謝を忘れない事、そしていつまでも夢を持ち続ける事。改めて忘れないでおこう。
そして第4試合の三重VS熊工の試合を見ていた。
三重は1回表に2点先制されたが、その裏ラッキーなヒットと2年生ピッチャーのタイムリーで3点を入れ逆転。良く打ったけれど熊工のレフトは2つのエラー(記録はヒット?)でちょっと甲子園に来るチームとしては恥ずかしい。
中盤に熊工がヒットを打ったピッチャーを一塁において三重高の代わったピッチャーが当っていた1番バッターを三振に取ったが、エンドランでランナーは2塁へスタート。キャッチがすぐ2塁へ投げようとしたが、三振したバッターがホームプレート上に立ちふさがってしまい、山なりのボールしか投げられず2塁は優々セーフ。
この時主審が、タイムをかけ塁審を集めて確認。明らかにキャッチへの送球妨害でバッターはもちろん三振、ランナーが守備妨害でアウトと成った。この時に主審のマスクを外して塁審と協議し場内放送を行ったその顔に「あ!あの人だ」とすぐに思い浮かんだ。彼は紛れも無く20数年前にあの星陵VS箕島の延長18回を投げぬいた星陵のエース堅田さんだった。
延長18回にサヨナラで敗れたけれど、試合後にその時の主審をされていた方に「ご苦労さん」と渡された試合で使った汚れたボールを宝物のようにしていて、社会人野球を引退した時に何が自分に出来るか考え、そのボールを見た時に、あの時の主審の一言を思い出して勉強して公式審判員になったその堅田さんだった。甲子園で素晴らしい試合をして自分の子供達が甲子園を目指す時代になって、また審判で甲子園に戻って来るなんて素晴らしい話だね!
バックスクリーンにもチーフアンパイアに彼の名前があり、その後の試合はそんな彼の事を考えながら試合を見ていた。多分殆どの人はそんな事は知らないだろうし、プレーしている選手達も全く知らないだろう。でもあの守備妨害が無かったら、堅田の名前を見ても多分解らなかったね。
やっぱりディフェンスが第一! この試合、三重は後半良く守って頑張ったね。センターの思い切った突っ込みでの2つのスライディングキャッチや9回に1点勝ち越されたライトへの大きなライナー性の犠牲フライも良く背走してライトがキャッチしたね。これがもし抜けていたら試合は決まっていた。同点に追いついた9回裏2死からのヒットも素晴らしかったが、延長10回表の2死3塁でのショートダイビングキャッチも凄いね!
僕が思うに三重のピッチャーの緩い外のボールに対しても、このバッターは引っ張っていたので多分ショートは、少し三遊間よりに寄ったのでは無いかな。そこへギリギリ、ドンピシャのタイミングでライナーをダイビングキャッチ!だろうと想像する。 多分普通に守っていたら取れない打球ではないかな。
これでピンチを脱した三重は、そのライトライナーを好捕した2年生がヒットで出塁し、2塁へ送ってバッターはそのダイビングした9番ショート。これはめぐり合わせと言うか、今までタイミングが合っていなかった熊工のピッチャーは交代していたし、それまでもバットは良く振り切れていたので、多分これで決まるだろうと予想できた。
それにしても彼は168センチしか無い。体も細いし多分60キロも無いのではないか。大柄な選手に囲まれながら、多分相当な努力をしたのだろう、あの体で背番号6を取り、9番ながら試合を決めた彼には監督さんもたまらないだろうね!
夢と感謝! 延長戦になった時、その主審の堅田さんはどんな事を考えただろう。万感の思いだろうね。かつて延長18回を投げた伝説のエースが、いま甲子園でキャッチの後ろにいるのだから。
感謝を忘れない事、そしていつまでも夢を持ち続ける事。改めて忘れないでおこう。
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