2021年7月22日木曜日

まだまだ基本が足りない準優勝。。

  梅雨が明けて数日。天気予報はずっと晴れで雨マークは無い。。気温も高く成って来ているし、運動には厳しいだろうが、本当はこれが普通だな、と自分成りには思う。だって夏は暑いのが当たり前なんだから。。夏は暑いの当たり前なんだから、暑い暑い言うな!とは良く子供達に言ったよ。。今ではユウ達もいるし、部屋の中ではエアコンが大抵稼動しているが、以前は夏でも余りエアコンは着けなかった。僕は大抵身体が冷えてしまって調子を落としてしまうので、僕だけは夏でもずっと無しだった。今はダメだけどね。。

 ユウ達のお散歩もご飯も済ませて庭やガレージの掃除を済ませてから出かけた。今日は笹尾東さんの大会の決勝戦。わざわざ日程を調整して頂いてこの22日に東員球場まで段取りしてくれて行ってくれる。感謝しか無いね。本当にありがとうございます。球場に8時半過ぎに着いてまず挨拶に。代表や監督さんがゲームの審判もしてくれるようで本当にありがたい。何とかいいゲームをして欲しい。相手のスモールさんの監督さんとも挨拶して少しお話。先週の名張大会では優勝して来ている様だ。投打とも神戸がどこまで食いついてくれるだろうか。

 思えば数年前にはこの大会で優勝しているね。2017年だったか。。その前は確か同じスモールさんとの決勝戦だったが、ミスが出て選手の気持ちも切れてしまって情けない敗戦だったという記憶が有る。あの時も暑かったと思うが一日3試合目の決勝戦だった。

 2016年7月 ⇒ 切れる気持ち。基本を忘れたプレー。

 先発はタイキの様だね。打順のフォーメーションも今までとも変えて来ていて、監督も県大会へ向けて色々試して来ているのだろう。両チームのシートノックも終わって予定よりは少し早く決勝戦が始まった。

 先発したタイキ。力の抜けた腕の振りで伸びの有るボールがいい所に決まっている様だ。キャッチはタイラだったが、3回途中までタイラの構えは腰を上げて中腰で構えているのが多かった。それがストライクコースの適当な範囲内でボールが入って来ていて、タイキも投げやすかったのでは、と感じていた。大体インコースだろう、ベルトの高さで構えていたね。ところが3回、1死から9番バッターに四球。次は今までも良く打たれている1番のキャプテン。とても嫌な四球で、大抵こういう所から野球はやられるパターン。。そんな気がしていた。それでもタイラは中腰で構えて2ストライクと追い込む。3球目は低目を狙ったと思うがライト、右中間に打たれて1,3塁。ライトはエイタだったが、その動きはとても物足らない。申し訳ないけど打球への動きが遅い。打球よりもセンターを見ている風にさえ見える。。打った瞬間からライトの打球だよ。それにこの時の返球もセカンドにはつながらない。ショートはセカンドベース付近にいたので、そのカバーも出来ない。ボールは緩く転がり、サードのカナトがショート前まで走って止めた。その間に1塁ランナーは3塁まで行っている。。これも大きなミスだよ。そこからタイラは中腰で構える事も無く、リードも守り一辺倒に成ってしまったかな。。コースを狙おうとするタイキもストライクが入らなく成って来る。2番にはセンターを越され2点タイムリーと成る。ここは仕方無いかな。センターはレオだったが、少し打球を見て、また向きを変えて背走した。。あとワンテンポ、スタートが早ければ、、ポジショニングが良ければ捕れた打球だろう。そして3番にライトを越されるが、これもスタートが遅い。もっと走れると思うけれども、打球までが遅い。一生懸命やってくれているとは思うけどもそうは見えない。。先々週の神戸大会での桃園さんとの試合でライトオーバーの打球に、あの時のセイゴウのスタートから、打球まで本当に速かった。誰が見ても納得するプレーだった。ボールもしっかりつながって帰って来てホーム手前でアウトにしたが、それも繋がらない。あれだけバックしてホームランに成るならもっと前で守った方がいい。攻めるポジショニングをした方がいい。到底ライトゴロは遠く無理だし、センターも同様だ。スモールさんの外野は3人とも内野と芝生の切れ目より1mぐらい後ろ。神戸の子達は直線距離にしたらセンター、ライトは60~70m付近にいるのではないかな。。もちろん打力の差は大きく有るとしても、この差はとても大きい。

 そして4回、先頭6番にストレートの四球。送られて1死2塁で8番の打球はファーストゴロ。オウカは大きくはじきそれをセイゴウがバックアップしてアウトにした。セイゴウはナイスだけども、今日はオウカはボールをはじく事が多かった。ファーストゴロを前にはじき、タイキがカバーしてアウトにしたケースも有った。2死まで来たが、9番に今度は追い込みながらDB。これが痛かったね。ここでタイキは70球手前に成り、オウカに交代したが、その投球練習。殆ど頭の高さぐらいの高目でストライクは入っていない。何かフォームを代えたのか。。と良く見ていたが、前よりもオーバースローに成り、頭が先に沈んで腕が後から出て来る印象。これでは高低もコントロールは到底難しい様に思える。逆にしないとね。。

 1番、2番に連続のストレートの四球で満塁。ここでセイゴウに交代したが、緩いボールで追い込んでから3球目に左中間を越され、走者一掃の2塁打。ほぼこれで勝負は決まってしまった。5回にはランナーを出しながらも2死。ああ3アウトか、と思う何でもないサードゴロがグラブに入らない。イニング毎のファーストから各内野へ投げる送球練習で、サードは腰が高く、左足を後ろでその前にグラブ。外野手のバックフォームじゃないんだから。。これでは目が着いて行かない。そもそもその姿勢が高すぎる。それだけ見ていても不安要素が大きい動きだった。ミスの後の痛打。野球には必ず付き物。無失点で終わるハズが満塁から痛い長打を打たれる。

 攻撃では2回に1死2,3塁のチャンスを作りながらスクイズのファウルも有り無得点。確かにスモールさんの1番はスピードは有るが、ミートで合わせ易いボールだと思う。みんな大振りが目立つ。追い込まれてから外のボールを見逃すなど、三振が多かった。2ストライクと追い込まれてから、どのように対応していくのか、、どこを攻められるのか、、バッターの頭の整理も出来ていなかった様に感じた。攻守とも悪い所ばかりが出た試合内容。チーム全体として、もう一度基本に徹する様に意識を変えて取り組んで欲しい。

 チームの皆さまには早朝から酷暑の中も遠征から子供達のサポート、グランド整備までありがとうございました。まだまだ課題一杯の子供達。これからもサポートをよろしくお願いします。

 一つ表彰式で粋な計らい。お互いの監督さんから相手の頑張った選手にプレゼントを渡す演出。これいいな。多くのチームが集まる中では出来ないがこの様な時には個々の選手にはいい思い出に成るのではないかな。ふと、昔の事を思い出した。滋賀の近江での大会で確か4年生か5年生の大会だったと思う。先発したピッチャーは暑さでバテ気味で、仕方なく小さなマサタケに交代した。ずっとベンチでアップさせていてストライクは入っていたからね。多分試合では初めての登板だったと思う。交代してもストライクはしっかり入る。それでも長打を打たれて得点されたが、ずっとストライクは入る。また打たれる。それでも何とか試合を終えた。敗れはしたけれど僕としても収穫有った試合だった。その時の大会の表彰式でね、マサタケは相手のチームから優秀賞の小さな盾を頂いた。マサタケにはとっても嬉しい事だっただろうね。帰ってからお父さんもその様に言われていた。そんな子供達への心遣いも出来る様な表彰や大会も考えて行きたい。

 2011年7月 ⇒ 暑い長浜、マサタケの投球!

スモールの監督さんから賞を渡されたタイキ。投打とも良く頑張った!

 この決勝戦の為に色々と準備頂き、審判対応までして頂いた笹尾東の代表、監督さん。本当にありがとうございました。本当に感謝しか有りません。今後ともよろしくお願い致します。

今回も悔しい準優勝。。基本をやり直そう。

 神戸に戻っての午後からの練習。少し後からグランドを覘くとフリーバッティングとBコート側ではお父さん方にノックをしてもらっている。投げていたノブトラはフォームが大きくてオーバースローなので高低のコントロールが難しい。大抵高目のボールが多い。

いいフォームには成って来たけどね。。もう少し頭を起こそう。

 これは後に投げたオウカも一緒だった。スマフォのスローでオウカのフォームを撮ってみてみると、いいフォームには成って来たが、やはり頭と左肩が先に下がってしまってから腕が出て来ている。頭を残し左と右の肩が入れ替わる様に回してくれたら良いと思うんだけどなあ。ビデオから切り抜いた写真なので画質は落ちるけども頭と左肩が下がっているのが解ると思う。高校生ぐらいに成って上体や下半身がしっかり出来て来ていたら、これでも良いと思うけれどもね。明日はAチームは完全オフ日。ゆっくり身体を休めて週末の伊賀大会へ備えよう。週末も暑く成りそうですがよろしくお願いします。

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