2019年12月28日土曜日

今年も練習納め。来年へ向けて!!

 今日はAチームも練習納め。
昨日は色々所用が有って仕事も一日早く休みを取った。雨が上がりお天気が回復してくる朝。家を出る頃から北の青空には虹が出始めていてそれが段々大きく綺麗に鮮明に見えて来る。とっても綺麗で低い位置での虹。そこより上空には反射してるのか薄く二重の虹も見えた。津は亀山や経が峰辺りの山々からのお天気の影響で虹が出やすい地域だ。とっても綺麗な虹だった。何か良いことが有るかな。。

 その帰りに神戸小へ。今週火曜の24日にバックネット裏に4個目の記念碑の設置。今年の全国ティーボール選手権大会2連覇の記念碑だ。その工事が終わってからネットと長椅子を置いて暫くは立ち入らない様にガードしておいたが、それを元に戻そう。でも、この日は山からの西風がとても強くてゴミや枯れ枝が一杯飛んで来ている。長椅子も前に倒れていた。2014年のスポーツ少年団軟式野球全国大会の1個目から去年に2個、そして今年も1つ増えてもう4個が並んだね。まさかこの5年でここまで並ぶとは思っていなかったが、この先も並んで増えていくように One Team で頑張って行きたいと思います!

 先週22日はBチームの納会でしたが、その日に4年生を送る会や、親子試合もしてくれたようです。櫛形の体育館をお借りしての送る会。沢山のご父兄の皆さんも集まって頂いて、子供達も楽しく貴重な時間を過ごせたのかな、と感じます。本当にありがとうございました。先日にはその集合写真も送って頂きました。

 今朝は寒いけれど風は少なくそれ程寒くも感じない。子供達も元気にアップを始めている。アップの後のグランド外周ランニング。8分以内がリミットの様だが、今日は最後尾でも7分ちょっと。みんな顔から湯気を出しながら。みんな速く成ったね。

 今日は高塚審判部長も来て頂き、暫く雑談。今年も色々と大変お世話に成りました。チームは来年に向けてスタートを切りましたが、まだまだ課題一杯。今年の結果をしっかり見直して次につなげて行きたいと思います。スタッフ、ご父兄の皆さまも来年もよろしくお願いします!

 2007年11月の新人戦優勝から忘れ物をしない様にと続けて来た「少年の夢」ブログ。もうあれから13年が過ぎようとしています。最初の頃はチームの人達だけでしたが、暫くすると色んなチームの人達が読んでくれる様に成りました。遠征に出かけても良く声もかけて頂きます。月曜に更新されていないと、「どうしたの?」と連絡してくる事も有ります。。確かに更新されている間は僕はずっと元気ですよ!
 先日も他所のチームのご父兄さんから、「月曜、まだ更新されて無かった。。」と言われました。。いや、土曜、日曜、沢山の子供達の様子をそれぞれプラスに成る様に伝えて行くのは結構大変で、夜も遅く成ると集中力も途切れてしまいます。それでも見て頂ける人達がいる限りは続けて行きたいと思っています。自分自身の為にもね。週明けの更新が遅れる事はこれからも有るかも知れませんが、これからも応援して下さい。よろしくお願いします。

 皆さまにおかれても、くれぐれもお身体を大事にしながら来年もいい年に成りますように!今年も大変お世話に成りありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

2019年12月26日木曜日

辛い悲しい別れ。。

 今年の春の予選から高円宮の県大会。会場に応援に来ていた彼の様子がいつもと違っていて僕はすぐに解った。その時は病気も何も聞いていなかったが、抗がん剤、抗がん治療をしていると僕には解った。それでも美味しそうにタバコをふかしていたような。。
 
 もう20年近くは前だと思う。確か春の高円宮賜杯の津予選。2日目の家城グランドだった。僕と池内監督と家城グランドの1塁側のベンチ。相手は監督さんが代わって力を着けて来ている、と聞いていた波瀬さん。いい左のピッチャーがいた。ファーストは背の高い女の子だった。勝てると思っていた試合。ところが惜敗してベンチを出てバックネット裏の1塁側辺りで、子供達と集まっていたら、「津のチームが全部一志にやられてしもたな~」とタバコをふかしながら話して来た人がいた。それが彼だった。この時の波瀬さんは初めて予選優勝して県大会へ出たんだよ。波瀬さんとの交流もこの後、長く続いた。夏の波瀬さんのキャンプにも何度か誘ってもらった。チームはその後、学校も一志西に統合され無くなってしまったけどね。

 そのタバコをふかす彼も、暫くして小さな学校のチームの監督になりチームを率いていた。全校生徒の3割ぐらいがチームに入っている、というぐらい。いや全校で50人もいないぐらいだったから、もっとだったかも知れない。小さな1,2年生を試合で使わなければならないチーム事情。いつも僕はそんな中でも笑顔を絶やさず、そして叱りながらチームを引っ張る彼を感心していた。僕なら気持ちが続くだろうかと。

 そんな彼のチームでも2012年には県大会へのチャンスが有った。神戸と戸木さんと高岡さんと彼のチームが残った春の予選。津球場だったね。一打出れば勝てるという終盤にタイムをかけて、まだ小さな子をさとすように指導していた姿を思い出す。その試合の後、神戸もリードしながら終盤にミスが出て県大会への道は閉ざされてしまった悔しい悔しい試合。忘れないなあ・・。白山高で甲子園へ出たショウゴ達の時だ。
 2012年3月 ⇒ 悔しい教訓を忘れるな!

 そして2017年も忘れられない新人戦だった。彼のチームは6年生2人が抜けただけでしっかりチームは出来ていた。神戸の7回表2死、2点差からの逆転劇。あの時、「なんでピッチャー代えたの?」と彼に聞いた。多分代えなければそのまま終わっていただろう。彼の中ではそれが必勝パターンだったんだろうね。悔しいだろうが、ニコニコしながら暫く話をしていた彼が印象的だった。先発したピッチャーに合っていなかった打線。そこから流れが変わった。でも神戸はあの試合で勝てなかったらその次の春の高円宮県大会、準優勝まで行けただろうか。予選のシードが絡む大事な試合だった。勝負事、野球とはそういう物だ。
 2017年11月 ⇒ 幸せな野球小僧達。ありがとうございました。

 去年は春のスポーツ少年団県大会、1勝も挙げた。秋のマクドナルドの県大会にも出場した。彼のチーム最初で最後の秋の県大会。いい思い出に成ったと思う。そしてチームの残りのメンバーが栗葉さんに合流した今年。春から小さい頃から教えて来た子達をグランドでも良く見守っていた。まだ暑さの残る熊野の秋の県大会にもスタンドに来ていた。津の秋季大会もそろそろ決勝が近く成って来た頃に安濃球場を一旦出て、「また表彰式の時に来るわ」と少し会話をして別れた事を思い出す。あの後の津のリーグ戦での表彰式。最優秀選手に彼のチームだったキャッチの子が呼ばれた。もちろん僕らは賞状もメダルも名前を入れて事前に準備していたから解ってはいたけどね。彼もスタンドから見てくれていただろう。嬉しかっただろうと思う。

 その後の新人戦。榊原マラソンの次の週のベスト4からの対戦。神戸は高茶屋さんとだったが、彼も最初から試合を見に来ていた。いつもの様にタバコをうまそうにふかしながらニコニコと「偵察や~」と言いながら、暫く座り込んで話をしていた。
 
 あれから一月も経っていない。先週末に入院されている事を聞いた。芳しくない話も聞いた。リーグの納会が終わって翌日の日曜。僕は田舎での親父の三回忌で奈良五条に帰ったがその夜はBチームの納会も有って、法事が終わってすぐに帰って来た。その途中にお見舞いに行ってくれたリーグの人からも連絡を頂いた。本当はその日に行きたかったんだけど、もう時間が無かった。そして、月曜。診察が終わるだろう午後に仕事休んで行ったが間に合わなかった。。

 昨夜は残念な本当に残念な別れ。沢山の人達が来られていたね。ユニフォーム姿の子達も一緒に。その光景を見てね、7年前の息子との別れの時を思い出した。あの時もチームの子達がみんな来てくれた。忘れない。彼は僕より5歳も若い。これから楽しい時間なのに。。共に同じ時代を頑張って来た世代。とてもとても残念。

 皆さまにおかれてもくれぐれもお身体大事にして下さい。間違っても抗がん治療、化学療法などする事が無いように日々節制して自己管理をお願いします。僕はあれから毎年胃カメラ飲んでます。年を重ねるに連れ、体力スタミナは落ちて来たけれど、改めてしっかり生きて行かなければ、と胆に命じています。

2019年12月22日日曜日

素晴らしい納会。4年生を送る会

 今日は父親の三回忌の法事で奈良の田舎へ。申し訳ないですが、チームには留守をしました。Aチームはシニア大会への参加。Bチームは今年最後の練習日。4年生達の櫛形での練習もこれで最後に成る。今日は親子試合や紅白戦もやるのかな。どちらも一緒に見たかったけどね。

 夜はBチームの納会も予定されていたので、法事の片付けもそこそこに4時過ぎには津に戻って来ました。帰りの名阪国道。雨が強く成って来る。津方面はどうかな、、そんな事も気にしながら帰って来た。

 雨の中、急いでカッパを着て大急ぎでユウ達とお散歩。モモもマーキュリーもトイレを済ませて夕ご飯も済ませる。時間はもう5時。。何とか納会のお店の送迎バスの時間に間に有った。

 沢山のご父兄の皆さんもご一緒にとっても楽しい納会、そして4年生達を送る会。そんな中で、卒団式でも使えそうなスライドビデオまで上映して頂いてご父兄の皆さんの思いも一杯で素晴らしい盛り上がりでした。練習や試合を見ていて感じた事や新チーム、4年生達のこれからの練習の進め方についても、話させて頂きました。少しでもチーム力を上げて行けるように、思いは一つでOne Teamに成れる様に、これからも皆さんの協力を頂きながら頑張って行きたいと思います。今夜はとっても楽しい時間を本当にありがとうございました。
4年生を送る素晴らしいスライドビデオ!

それぞれの決意表明~頑張れ!

 そんな中でね、お父さん達との普段は話す事もそうは無い会話。ちょっとビックリしたのは20年以上前に息子達がお世話に成った同世代のチームメイト。そのお父さんを職場の上司と仰ぐ4年生のお父さんがいた事。今までもそうだが人は色んな所でつながって来る。出会いは偶然かも知れないが、いずれそれが必然に成って来る。しっかり生きて行かないとね、と改めて感じた時間でした。
 また、Aチームのシニア杯は準優勝だったとは聞きました。いい試合が出来たのかな。6年生達も卒団までしっかり練習して次へつなげて欲しい。新チームの下級生達の見本にも成って欲しい。卒団までやる事は一杯有るよ。しっかり頑張って行こう。

2019年12月21日土曜日

基本の徹底。叱る事の大切さ。

 今日はA、Bチームとも練習日。
Bチームの櫛形での練習は、今日は監督が不在だったので、お父さん方が練習を進めてくれていた。僕が行くと、Bの子達もみんな挨拶に来てくれる。今日もみんな元気で嬉しい。そんな中で4年生達は今日、明日と練習して来年からは新チームへ合流する。15人の4年生達。ティーボールの全国優勝の主力組はそれぞれに素質も力も充分に有る。それでも野球のゲームと成るとどうだろう。全国大会の夏場まではティーボールの練習がメインだっただろうし、野球の練習でのチーム力アップはまだまだかな、と練習や試合などを見させてもらって感じていた。

 少年野球でのチーム作りはまずは基本のディフェンスから始める。バッテリーを育てて、ピッチャーが打ち取った内野ゴロはアウトに出来る様に。内野の守備練習の最初の目安は選手の回り2mぐらいの範囲に転がる打球をボールから目を離さず捕球して、ファーストへ捕れる送球をする事だ。前進守備なら捕球した打球をホームへしっかりしたボールを投げる事、受ける事が出来る事だ。バント守備も大事。一つは必ずアウトに出来るディフェンス、フォーメーションで有る事。外野も同じ。自分の回りの4,5m付近のフライは捕れる様に成る事。そしてフライでも内野を抜けたゴロでも、きちんと捕球した後にカットへ返せるか、と言う事だ。そしてホームまでボールがつながったら第一段階は終了。一番の課題はバッテリーだろうけど、ファインプレーや球際の練習はまだ必要ない。DPの練習も要らない。第一段階が全部出来てからで良い。そこまで出来たらゲームには成る。

 その第一段階。4年生達の練習をずっと見ていてね。。まだまだだと感じる。確かに捕球は上手く成って来た。ただちゃんと正面で捕球出来ているかな?フライはどこで捕球している?今時は逆シングルやシングルキャッチの練習も良くするが、それは球際での話だよ。逆シングルでも身体がボールのコースに入っての逆シングルなら僕は良いと思うが、大抵はそうでは無い。身体は動かず手を伸ばすだけだ。これはAチームでも一緒。

 内野での捕球、送球を見ていても投げ方その物から直さないと悪送球に成るだろうと予測する。外野はどうだろう。。捕球する所も身体から遠い所が多い。正面のおでこの前に入る子は少ない。ゴロでもヒザは立ったまま。これでは入らないよ。送球も山なりが殆ど。外野手で捕球したら、カットまでどんなボールを投げればいい?相手が取れないボールを投げてゲームが出来るかな?捕って投げたら終わり、その先でボールがどうなっているのかさえ見ていない子もいる。これではとてもゲームには成らない。

 今日の練習を見ていて、そんな所の基本の練習、第一段階までの基本の練習の徹底の必要性を改めて感じた。そしてその中での練習で、一番大事な事はそういう事の大事さを子供達にしっかりと認識させる事だ。当然、ダメな事はしっかり叱る。話を聞く習慣を着ける事も大事だろう。そして少しでも出来たら褒める。それらが回って来たら集中した時間で上達する事も可能だろう。来年からの新チームでの練習ではそんな事もしっかり重点に置いて、僕も含めて皆さんの協力を頂きながら進めて行きたいと考えている。

 写真は先週のBチームの多賀さんとの練習試合の後の合同写真です。全国優勝も果たす屈指の強豪チームに今度は勝てる様に頑張って行こう。

 また今夜は津リーグの皆さんとの納会。一年間、皆さん本当にお疲れ様でした。リーグとしては栗葉さんの高円宮賜杯県大会の準優勝、高野山旗全国大会への参加。一昨年は神戸も同様でしたが、神宮の全国までは後一歩。来年はその壁を打ち破れる様に頑張って行きましょう!ありがとうございました。

2019年12月15日日曜日

ナイスゲームながら・・1点取れず。

 今日は宇田ミート杯2日目。準々決勝から。昨日の試合が終わってからの抽選で、今日は第二試合、11時頃からのスタート予定に成った。チームは早く会場へ出発し、僕は9時半過ぎには着くぐらいに出かけた。空はまだ雲が多い。風も少し出ていて気温は昨日よりはずっと低くなるようなお天気。ふれあい公園のグランドに着くと、風も強く上着を着ていても寒く感じる。

 子供達は外野のネットの外でアップしている。みんな元気そうだ。グランドでは志摩さんと桔梗さんとの試合。お互いに良く守っている様だ。試合は7回まで進み僅差で志摩さんが逃げ切った。その試合を見ている間に神戸の対戦する有緝さんが来られて監督さんらと暫く雑談。監督さんは大変謙遜しておられて、お手柔らかににと言うが、僕にはそうは見えないな。ディフェンス力では劣っていたとしても、1番の子が投げてストライクがどんどん入って来たら、大振りが目立つ神戸の子は打てるかな…と思っていた。

 先発したコウヤは昨日は外に流れて行くボールが多かったが、昨日試合が終わって言った事を少し頭に入れながら投げている様だ。試合前のアップでも力の有るボールが来ていたし、試合の中でも外に流れてしまうボールは今日は本当に少なかった。
 その立ち上がりの1回表。先頭のキャッチ前の小フライ。シュンスケは大事に抱え込む様にキャッチに入ったが、ボールがこぼれた。1死の後、3番の打球はレフト前の小ライナー。ハルトは突っ込んで来たが、グラブからこぼれる。4番四球で満塁から5番を三振で2死。そして6番。高目のボールには合いそうもう無いアッパースイングで、高目空振りの後の2球目は低目のボール。ここは合うんだよね。身体の前でバットを出すようにミートする有緝さんの子達のバッティング。打球はショートライナーと成ってタイガがキャッチしたが、この先も有りそうな打球だった。

 有緝さんの先発は予想通り1番。勢いの有るボールを投げている。先頭タイガは2球ファウルの後、外高目を空振り。高目の速いボールは一番難しいよ。狙うなら身体に近い所でミート出来る低目を狙うしかないだろうな。3回までヒットは2巡目のタイガのセンター前だけ。ベルトより低いコースだと思う。上から見るコンパクトなナイススイング。1巡して、タイミングが合っていそうなのはタイガ、ソウマ、そして今日もユウタが身体の近くで捉える独特のタイミングでいいライナーの打球を返していた。これらのバッターの前にランナーが出れば…と思っていた。

 4回表、有緝さんの先頭は1回はショートライナーの6番。高目に投げとけば、と思ったがこの時もベルトより低いコースだったね。打球は強い当たりでは無いが、ミートされてセンター頭上へ。ユウトは正面のコースで距離感を掴むのは難しかったかも知れない。少し打球を見てしまったね。先の秋季大会の時でもそんな風に感じた。背走はしたがその分、間に合わなかった。打球は外野ネットの切れ目の左側を抜けてしまい、返球は間に合わずHRと成り痛い1失点。でも仕方無いね。コウヤの力の有るボールでもあそこまでミートで返されたんだから。コウヤは7回でこの1点のみ。4番への敬遠の四球は有るが、それ以外は2四死球のみ。今年、僕が見たコウヤのピッチングでは一番の出来だったと思う。4番との勝負も見て見たかった、とも思うが勝負所でのベンチの作戦だから仕方無いね。ランナーを出してもコウヤもバックも気持ちを切らず、良く踏ん張っていた。

 4回に先頭ソウマがファウルで粘って四球で出たが、3回目のけん制で戻れずアウト。5回は1死からユウタがライト前で出塁したが、エンドランのハヤトの打球はショート小フライでDP。最低でも転がして欲しい。そういうバッティングをして欲しい。特に5回からフライアウトが6個。これは多すぎだよ。6回も1死からタイガが2本目のセンター前で出塁し盗塁して1死2塁とは成ったが後続は2つの外野フライで進める事も出来ず。ランナーセカンドに成るとピッチャーのモーションも大きかったが、タイガのリードも2次リードも小さかった。攻撃に余裕の有る時なら3盗も仕掛けるチャンスも有るだろう。またスタートして、バッターが転がす事が出来たら面白かったとは思うが、こういう時の練習をもっとしておかないとすぐには出来ないね。

 7回表の1死3塁も良く踏ん張って1点差で7回裏。ここもフライアウト2つと三振。攻撃面では完全に1番の投球に力負けだね。野球はこういう事が多々ある。いいピッチャー1人のピッチングにやられてしまう。ヒットはタイガの2本とユウタだけ。チームの課題はこういう時にどうするかだ。しっかりそんな事を課題に置いて練習して欲しい。
うどんの行列。志摩の皆さん、ありがとうございました。

 試合の後に志摩さんが、暖かいうどんを選手達やご父兄の皆さんにも沢山ふるまってくれました。団長さんが「足りるのかいな・・」と心配するぐらいに。選手達も宇田ミートさんのお肉の入ったうどんを美味しそうに食べている。良かったなあ~。志摩の皆さん、本当にありがとうございました。
コウヤもユウトもソウマも美味そうだ~

 この大会、準々決勝で敗れたけれどもこの時期に成ってやっと6年生達のいいピッチング、プレーが見れた事が何より嬉しかった。春先は本当に苦しかったからね。ハルトもソウマも投げれない。左利きのグラブを使ってはいても普通の様には守れない。苦肉の策の左のコウヤのキャッチも、ピンチのチームを救った。5年生の成長も。秋口からはコウヤのピッチングもやっと1本立ちして来た様子。今日は本当にナイスピッチングだったよ。後はバッターのスイングのクセを良く見て、バッテリーで考えて攻めれば良い。ソウマも良く成った。やっと投げれる様に成った。同じようにバッティングも良く成って来たね。チャンスで5年生に交代させられた事も有ったユウタ。昨日もそうだったが、センター付近へのいい打球が返せている。6年生で小学生の野球はもうすぐ終わるが、まだ皆の野球は始まったばかりだよ。これからも夢を追い、目標を立てて頑張って欲しい。

 この後は志摩さんが昨日の長沢球場で交流試合を組んでくれて、チームは美味しいうどんを頂いた後はそちらへ移動。僕は昨日にチームが宮山さんにヘルメットをお借りしたので、チームとは別れてそのお礼に伺った。電話すると二見グランドで練習試合をしている様だ。志摩の会場から約1時間近く。昔は良く通った道。2時過ぎに二見グランドに着いたが、宮山さんは試合中。ここには昨日に対戦した今一色さんもおられて試合も見ながら色々と話をさせてもらった。監督さんはもう僕より2歳年上。そして来年でもう指導始めて40年に成るらしい。凄いなあ。僕の倍近くだよ。人生の半分どころでは無い。僕など足元にも及ばない。日本ハムの江川やプロ選手も育てている。練習は半日に詰めて集中してやるそうだ。子供達の手を抜く時間がないぐらいに。それは今も変わらず。昨日のノックを見ていても丁寧に教える様に打っていた。今は子供が学年揃わずチーム力としては昔程では無いが、僕が始めた頃は県大会もM1にも出る、目標に成る強いチームだった。宮山さんにお礼を言ってグランドを出たのはもう3時半過ぎだった。
伊勢の海も素晴らしい。お昼過ぎには暖かく成った。

 2日間の大会参加、選手達もご父兄の皆さんもお疲れ様でした。志摩の皆さんもありがとうございました。神戸小ではまだインフルも流行っているようです。年末の練習納めまでもうすぐ。風邪など引かない様に皆さん、子供達も気を付けて下さい。来週もよろしくお願いします。

2019年12月14日土曜日

宇田ミート杯は2日目へ

 今日は志摩の宇田ミート杯へAチームは参加。志摩まで早くても1時間半はかかるだろう。申し訳なかったが、ワンズ達との早朝お散歩、朝ご飯などを終えてから、2試合目の試合時間までに着くように家を出た。早朝の外気温は3度。確かに寒くは感じるが、空は一気に晴れ間が広がり今日も暖かく成りそうだ。

 昨日の夕方に主催者から試合会場の変更の連絡を頂いた。何でも予定していた会場は野生の猿が多く出没しているらしく、子供達への危害が有ってはいけない、と言う判断から変更された様だ。天候不順以外にこんな事も最近では考えなくてはいけないのか。。でも良く代わりの会場が用意出来たね。本当に主催する側は大変だよ。ほぼ1時間半かかって長沢球場隣の運動公園に着いた。もう第一試合が始まっていたが、以前来た時よりは会場も広く、グランドコンディションも良い様に感じる。先週にお世話に成った宮山の代表さん、監督さんとも試合をしながら色々話し込んでいた。この会場変更の件でも、主催者チームの代表さんが、昨日は丸一日かけて、このグランド整備をしてくれたらしい。本当にご苦労さまです。神戸が対戦する今一色さんの監督さんも1年振りぐらいだろうか。元気に頑張っておられる。あのプロへ行った江川の出たチームかな。そして今日はその大先輩江川にちなんだソフトバンクの様なユニフォーム。普段は尾鷲さんに似た紺と白のユニフォーム。色々と使い分けているらしいが、僕がこのソフトバンク似のユニフォームは初めて見たなあ。僕がチームを預かった頃は強い子供達が揃ったチームだった。県大会にも出ていたしね。ソフトバンクと言えばね、神戸の今のユニフォームのルーツも2006年の新チームから今の黄色と黒と白の少しソフトバンクを意識したデザインから始まった。

 今一色さんとの試合前のシートノック。まだ小さい子も今一色さんはいる。2年生以下を連れて来ると面倒見が大変なので、置いて来ていると言われていたが、今は海辺に近い住人は減っているそうだね。あの大震災以降、内陸の方へ引っ越す家族が多いそうだ。なので子供を持つ世帯そのものが減って来ているらしい。それでもそのノックを見ていると丁寧に基本をしっかりさせようとしているのは伝わって来る。決して油断してはいけない。僕はそう思っていた。

 始まった試合はその予想通りの攻撃では2回まで、全く良い所が無かった。1回は内野フライ2つ。1人は四球で出たがそのフライでDP。2回は4番に入ったケイタがポテンヒットから1死3塁で、ユウトは三塁線側へスクイズ。前にも有ったが何で3塁線なんだろう。ケイタはダッシュして来たショートにタッチされアウト。スタートやスライディングの問題も有るかも知れないが、何で1塁線を狙わないのかな。。ランナーから遠い、追いタッチに成る1塁線を。

 逆に2回までは今一色さんの方がヒット性の打球が飛んでいた。1回、2回とセンターのユウトへのセンターゴロ2つ。タイミングはどちらもセーフと言われても仕方無いタイミングだったと思う。ユウトはいいダイレクトの送球をしたが、欲を言えば捕球してから投げるまでの間がまだ一つ有る。もっと早く完璧にアウトに取れる。そしてライトオーバーしそうな打球にもケイタが良く背走して捕球した。この一つでもヒットに成っていたら展開はどうだったかな。久し振りに見るソウマの先発。低目に外れたりワンバウンドのボール球も多かったが、4回1死球のみで、3ボールからでも良く粘っていた。

 攻撃では3回にユウタのセンター前。今日はチームの中ではユウタが、1,2試合とも一番タイミングが合っていたね。ハヤトもセンターへ続き、1番ハルトは3塁線にバントヒット。打てない時でもハルトにはこれが有るからね。もっとこういう事がいつでも出来る様に磨いて欲しい。そして満塁でソウマ。打球はレフト頭上を越えて満塁HRとは成ったが、タイミングは開き気味。真芯の当たりでは無いね。前の肩が先に開かないように徹底して欲しい。5回に2点追加し、ピッチャーが代った6回にはまたソウマのレフト前タイムリーや4番に入ったケイタのレフト越え2塁打などで6点、試合を決めた。ケイタは宮山さんとの試合では打撃好調で校舎の体育館に当てるHRも打った様だが、ちょっと今日は力みが有ったかな。レフト越え2塁打も芯の打球では無いね。力を抜いてもっとボールを見る意識を持てばもっと打てると思う。

 そして短い食事時間を挟んで始まった第三試合。宮山さんに勝利した鳥羽第一さん。バッテリーもディフェンスもしっかりしている。特に先発した背番号6番。大きくない身体だが、野球センスが有る。フィルディングも早く正確。そうそう四球が出る様なスキも無い。早いカウントから打ち取られるケースが目に着く。3回、先頭四球から2死2塁に成り、ハルトの打球は2塁後方。何でもないセカンドフライだろうが、それが落ち、ラッキーな1点。ただ得点はこれだけ。
 4回は1死1,2塁から当たっていたユウタの打球はショート横のライナー。セカンドが戻れずDP。5回は1死1,2塁。ハルトのバントはピッチャー横、フィルディングのいいピッチャーはサードへ投げてランナーアウトで進塁出来ず。6回には先頭コウヤがライト越え2塁打でチャンスを作ったが、1死3塁からのスクイズ。セフティーだと思うけどね、代走で出たケイタはピッチャーのホームへの返球でアウト。取りに行って取れない得点。形は出来てはいるが、転がす位置、スタート、スライディング、いずれももっと練習と精度アップが必要だよ。これで点が取れなかったら打つしか無く成る。

 先発したコウヤは3回に先頭四球。一番いけないランナーを出してしまう。2死2,3塁まで来たが、6番の女の子。それまでもミートは上手い印象だ。ただ長打は無いから外野はもっと詰めても良かったかな。打球はショート後方、センターの前に落ちる。同点と成ったが、2塁ランナーがホームを狙わなかったのは神戸にとってはラッキーだった。
 コウヤは外に外れるボールが多かったが、このイニング、それ以外は良く抑えていた。ただ一つの四球。試合後に「何で外のシュート気味に外れるボールが多いのか解るか?」と聞いた。キャッチのシュンスケも同じ事を感じている。コウヤにも言っていた様だね。外がシュート気味に外れると。そんな時は大体右肩が先に開いている。だから腕は外側へシュート回転に成る。もっと右手でしっかりタメを作って開かない様に。ピッチャーもキャッチもそういう事は覚えて行って欲しい。自分達で修正出来る様に。

 7回最終回も両チーム無得点。特に神戸の子は同点7回裏、何でもいい。とにかく塁に出て1点取れば勝てる。そんな状況でも早いカウント、初球から簡単に打って凡打する。いいボールは積極的に狙う。それはいい。でもこの7回裏のこの状況を理解しているだろうか。どこを狙うかまで頭の中で整理出来ていての初球打ちならいいけどね。そうは思えない。最後のバッターのタイガも最後は外のボールに空振り。今日はタイガのバッティングを注意して見ていたが、やっぱり上体が前に流れるね。前に動いて小さくバットは出るが前に動く分、バットのヘッドは下がる。ボールに対して遅れる。結果右方向のフライ、打球が多い。最初は早くから足を上げたり、2打席目は少し小さくしたり自分でタイミングを探っているのは良く解る。もっと簡単に考えたらいい。上体が流れない様に、タイミングはキャッチ寄りで待つ。後は軸で捉えるタイミングを掴むだけだ。ライト線よりももっとセンター方向意識で良いと思う。インコースなら引っ張れば良い。

 7回1-1の引き分けで最後に試合に出ていた9人同士での抽選合戦。ベンチからもその抽選に大きな声援。ここまで抽選に弱いチームが今日は勝ったね。でも1-1のいい試合では有るけれど、失点を防ぐポジショニングが出来ていたら、、スクイズがちゃんと出来ていたら、そんな事をしっかり整理して明日はもっといい試合が出来る様に頑張って欲しい。

 大会主催頂いた宇田ミートの皆さま、準備や運営に大変お世話に成った志摩の皆さま。そして今日もお世話に成った宮山の皆さま。本当にありがとうございました。また津から1時間半以上はかかるこの会場まで応援に来て頂いた皆さん、またチームの皆さまもありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

2019年12月13日金曜日

41年目の日。

 昨日は41回目の記念日。逆算すると1978年。。昭和の時代だよ。喫茶店ではインベーダーゲームが流行っていたなあ。
 大阪で過ごし平成3年の3月に、ハスキーの赤ちゃんを連れて津に引っ越して来た。平成2年のバブル時期のもう終わりの頃、家も仕事も全部変えようと、大阪市内から近郊、奈良や京都、滋賀まで家探し。でもバブルの影響で名張まで来ても、どこも大阪並みの家の値段。なんでこんな田舎で5千万以上もするんだ。。それでも当時は売れていたんだよね。それで青山峠を超えて知人に教えてもらった津に見に来た。

 そこは小高い山を少し切り開いたような団地でまだ家もまばらだった。確か津新町の本屋さんで津の地図を買ったが、それにはバイパスの計画道も点線で載っていた。丁度団地の真ん中を通るバイパス。そこが今の家の団地だった。近郊にはショッピングセンターも何でも有る。ただ今有るような大きな家電店は無かったなあ。もちろんパソコンはまだウインドウズ3.1ぐらいの世代。ウインドウズ95さえ出ていなかった。今は無きワープロが主役。
 ここは小学校も幼稚園も近い。ワンコが遊べる庭も作れそうな小さな家も建てれる。すぐに契約し、それから何度か子供達も連れて、ここまで来て家が建つ様子を楽しみに見ていた。その間にこちらでの仕事探し。若い時に整備士の免許も色々取得していたので、36歳を超えた転職でもすぐに大きな企業に入れた。そしてお姉ちゃんは神戸小学校の6年生に、息子は神戸幼稚園にその4月に入学した。

 この人生を変えた引っ越しと転職は僕にとっては今振り返っても大正解だったと思う。大阪でも後数年は頑張れただろう。でもヨメの身体も心配。津に来て初めての市役所。その印象はなんてゆっくりした人達なんだろう。話し方も対応も親切で丁寧。大阪での昼休みが来たら途端に締められるような対応に頭に来ていただけに、ただただヨメと感動していた。~~して見えます、とか、語尾に、に~が着いたり、こんな世界も有るんだとね。車が渋滞する事もまず無い。駐車に困る事も無い。何よりストレスが無い。

 そうこうして息子は神戸小学校に入り2年生に成って神戸スポーツ少年団にお世話に成り始めた。当時は仕事も面白く成って来て殆どグランドに出向いた記憶は無い。確か4年生の頃、何かのお手伝いかお迎えで僕がグランドに行くとチームはシートバッティングをしている。慣れない子達はノックなどもしてもらっている。その時初めて池内監督とお会いした。そんな練習を見ていてね・・これはやらなければいけない。すぐにそう思った。翌週から毎週練習や遠征のお手伝いが始まった。それが今の始まりだった。多分24,5年前。。

 色んなつながりが有る。息子が幼稚園の頃、幼稚園父兄のソフトボール部に入らされて暫く試合などもやりながら、活動していたが、その時におられたお母さん。その息子さんも神戸に入り、そのまた息子も、去年に神戸を卒団した。そんなつながりをこれからも続けて行ける様に頑張って行きたい。

 先週日曜は私用で、チームを空けてしまいまいましたが、今週末はAチームは志摩での大会参加。おそらく6年生としては最後に成る大きな大会だ。いいゲームが出来る様に応援して行きたい。

2019年12月7日土曜日

グランド一杯・見どころ一杯の練習試合!!

 今日の予報は曇り。寒い一日だと。早朝のお散歩も雪でも降って来そうな空模様だった。7時半にグランドに行くと、A、Bコートとも殆ど準備が出来ていた。今日は桃園さんと立成さんとの両面コートでの練習試合。サッカーにもお願いしてグランドは午後からも空けてもらった。Aコートでは桃園さん、立成さんの6年生と神戸。その後は午後まで立成さんとの新チームでの練習試合。Bコートでは神戸4年生生と桃園さん4年生との午前2試合。午後からは6年生チームの試合予定。久し振りに神戸A、B両面コートでの練習試合。グランド一杯の元気な野球小僧達がとても楽しみだった。

 両コートとも9時には試合開始。僕はどちらも見れる様にAコートの3塁線レフト側で観戦するつもりだったが、やはり両方を細かく観戦するのは無理だね。Aを見たり、時折Bコートを見たり。そんな風に試合を見ていた。なので今日は試合内容よりもそれぞれの撮れた写真をアップしますね。

 午前中のAコートでは2回に神戸らしいバントを絡めた攻撃が出てリードを広げて行く。先発したコウヤは今では6年生では1番だね。フォームも良く成った。コントロールも良く成った。高目のボールで打ち取れる程、ボールの力も回転も良く成った様だ。そんなコウヤの写真、午前中は一枚も撮れなかった。。ナイスピッチングだったよ、コウヤ。
ユウセイのピッチング。

タイセイのレフト前ヒット!

リュウノスケは後ろが大きい。。投げるのも一緒だぞ。

振り切るスイングでは一番のシュンスケ。もっとセンター狙いでいい

ケイタの大きなスイング。もう少し脇を締めよう。

前に流れるスイングの見本のようなケイヤ。そろそろ修正して行こう。

 2試合目の新チーム、立成さんとの試合。先発したユウセイは良くは成って来たが、ブルペンとマウンドではボールが違う様に感じる。序盤まで高低のボールが多かったね。上から下へのフォームだから仕方無いかな。まだまだフォーム固めは必要かな、と感じる。セットで投げる時の方が無駄な動きが少なくコントロールも安定する様に感じた。
安定感一のタイガ。


シュンスケのキャッチも上手く成った。

カンタは低い構えから伸び上がってしまうね。もっと下半身を使おう
2番手で投げたタイガ。このところは長いイニングは余り投げていないと思うが、フォームがしっかりしているから2,3ボールからでもいいボールで勝負出来ている。見ていて不安気の無いナイスピッチング。フィルディングもはじいても後処理が早い。ピッチャーにはこういう事もとても大きな要素だ。
ハルヤのスイング。形はいいぞ!

ユウセイのバッティング。バットの重みをもっと使え。力は要らない。

 昨夜に神戸小がインフルエンザで学校閉鎖の連絡を受けた。4年生のエイタやハルキ、カナト、3年生のリュウノスケらもそうらしい。ナオタロウは大丈夫そうだが、学校閉鎖だからね。神戸のBチームの子達はいない。主力が数人抜けての練習試合には成ったが、こんな時こそ普段出れない子達にチャンスが巡って来る。試合は2試合とも敗れた様だが、いい経験には成っただろう。アップでのノックや返球を見ていたが、まだまだ練習必要だよ。投げるフォームも捕球する姿勢も、もっと基本からしっかりやらないといけない。試合前にはそんな練習を見ながら、沢山叱ったよ。本当に遠慮なく叱った。もっともっと捕る事も投げる事も基本に必死に成らないといけない。形そのものから直さないと、と思える子もいる。遊びじゃないからね。相手が捕れない送球をして野球に成るかな?チームの為に、ボクは何が出来るだろう?守れるだろうか?投げれるだろうか?少しでも不安が有るなら、ならどうしたら良い?しっかり話を聞いて取り組んで欲しい。
Bチーム、2試合を終えて。。やる事は一杯だよ。。
そして午後からの新チーム、6年生の試合。タイセイのピッチングは少し今日はコントロールがいつもより悪かったね。スピードも出て来たけれど、何でだろう・・とバックネット近くから見ていたが、フォームをずっと見ていてもそんなに気に成る所は無い。あえて言うなら少し上体が前に突っ込んで来たかな・・と感じた。それぐらいしか思いつかない。速いボールでしっかり体重を乗せて、という気持ちも有るかもとは思うが、前に上体が突っ込んだらその分、前で腕を振るフォームはどうなるだろう。。ヒジが下がって前で小さく成る、と僕は思う。その分、コントロールは高低が難しく成る、と思う。だからそんな要素は出来るだけ減らした方が良い。身体の前でしっかり振る事の方がボールは伸びて行く。子供の投げる投球の基本と大人の理想とはハッキリ言って違う。大人のイメージで教えたらフォームは良くても、身体が着いて行かないからスピードもコントロールも良く成らない。これは少年野球を長く見て来て僕が一番感じる所だ。前に体重を乗せて!は理想だけどもそこまで出来ていない下半身、上体が今の小学生だ。なら、どうしたら良いのか?答えはそれぞれ有るかも知れない。一つは6年生のコウヤのフォームだ。良い時のコウヤは前えのステップも大きく無く腰、肩が上手く回る。コントロールが難しそうで今は一番コントロールが良い。それは身体の前後のブレが少ないからだよ。一つの見本にして欲しいと思う。
ステップも少し小さめで胸を張って身体の前で振り抜く。

肩も前に入れ替わり右足に体重も乗って目線も前を見たまま。
 Bコートでの午後からの6年生の試合も、Aコートの新チームの試合を見ながら見ていた。ピッチングが良く成ればバッティングも良く成る。まだまだミスショットは有るがいい打球も飛ばしていたね。

 終盤にAコートで投げたケイタ。監督からは四球出してもいいから思いっきり腕を振れ!とは言われてるだろう。まだまだだとは思うが一つ四球を出し、ここから腕でコントロールしようとする。タメが無く成り、ミットを指さす左腕はすぐに引いて腕を振る。ピッチャーで言えば、一番近いコントロールの目標は左腕の人差し指。グラブでしっかり指さして右腕が上がって来るまで、そのままで前のタメのを作る。要は前に流れない為に目標をギリギリまで保つことだよ。目標はその左のグラブの先に腕を振れば良い。解らなかったら左腕を引かなくてもいい。その左腕の先に当たる様に腕を振れ、とそんな練習もした事が有る。その時には左のお尻はバッターを向いているはず。それらがコントロールの要だと思うな。
イッポもいい打球。

ユウスケも打った。

コウヤも打った。良く顔が残っているナイスバッティング!

エイタもタイムリー。いいスイングだ!
 
ユウトは後ろをもっと小さく。もっと打てる。打たなきゃ行けない。

 少し望遠の効くカメラで見ていたが、初球を簡単に打ったりする子は撮れていない。それも一つ勉強して行かないといけない。アウトカウント、ランナーの状況、チームとして何が一番望まれるのか・・そんな事も考えてプレーして欲しい。もうそれぐらい充分に経験して来ているはずだよ。
 6年生達と新チームは全て勝利とは成った様だが、まだまだ弱い所は一杯有る。特に新チームではディフェンスでも確認して練習しないと、と思うプレーも目に着いた。まだまだチームはこれから。それぞれにみんなは素晴らしい素質が有るからね。しっかり練習して強く成ろう。新チームは春を目指して欲を一杯出して練習に取り組んで行こう。
 また桃園、立成の皆さん、今日は寒い中でしたが、一日みっちりの練習試合、本当に有り難うございました!これからもよろしくお願いします。

 そして今夜はAチームの今年の納会。本当に沢山の応援フォローを一杯頂きました。怪我人が多い中でも、選手達は本当にくさらず良く頑張ってくれたと思います。まだまだ発展途上。子供達にとっては野球人生は始まったばかり。これからも夢を追って頑張って欲しい。
素晴らしい盛り上がりの忘年会~楽しかった~またやりましょう!!

 新チームの5年生達もそれそれ素晴らしい素質。もっと叱られて褒められて強く成れ!今日も寒い中、皆さん有り難うございました。納会も本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。明日はAチームは年末恒例と成った宮山さんとの練習試合。明日もよろしくお願い致します!

2019年12月1日日曜日

チーム作りはプロジェクト。来年に向けて頑張れ!

 今日はA,Bとも練習日と成った。早朝からとってもいいお天気。日が昇って空は青一色。暖かく成りそうだ。グランドでは子供達も元気にアップを始めている。今日から12月。6年生達の試合もあとわずかだね。昨日の有緝さんの大会は残念だったけど、力は有りながら勝ち切れない今年のチーム状況。今年一年、メンバー全員がベストで望めた試合は有ったかな。。ちょっとした故障や怪我。それは今のチームの立ち上がりから付きまとって来てしまったね。それでもバッテリーが本当にピンチの時に左のコウヤが急遽キャッチに入り、何とか形を作れて来た。5年生達が投打で伸びて来てくれたのも大きな戦力に成って来た。春のスポーツ少年団の予選も秋マクドナルドの予選も大きな力に成ってくれた。でも本当に、それぞれに甘さは無かったかな?守備でも気に成った人任せの気持ちが無かっただろうか?今はやっと全員が揃って普通に野球が出来る状況に成ったけれども、勝ち切れないのはそれぞれに甘さや、打球に全力で動く、スタートする。ランナー置いたバッティングではどこを狙う?そんな意識の徹底が足らないのではないか。。怪我や故障で試合に出れないなら、しっかり声を出してチームを引っ張ったか?ランナーコーチに積極的に入って大きな声とジェスチャーで見本を見せてくれたか?自分達が出ていた時は皆が応援してくれていたんだから、出れない時にやるのは当たり前だよ。

 厳しいようだけど怪我や故障には原因が有る。身体の硬さ、ストレッチ。フォームその物の確認も修正もしっかり取り組んでくれただろうか。指導する側の責任も有るとは思うが、少年野球は毎年、一年のプロジェクトだと僕は思っている。適材適所、一つ壊れた時の引出しを2つ3つは用意しておかないといけない。そこまで用意はしていてもダメな時も有る。今の時代にこんな事を言ったら怒られるかも知れないが、昔、練習でホームへのスライディングで膝をキャッチのプロテクターと当たって打撲をした中心選手がいた。次の日は確か県予選につながる大事な試合だった。そしてその日の朝のアップ。その子が痛そうにアップするので、僕は叱ったよ。「お前がそんな姿勢を見せたら、他のチームのメンバーはどう思う?今日のこの試合、不安に成らないか?痛いのは解っている。でも今日はそんな素振りは見せるな!」そして、その子は試合でも頑張ってくれたよ。言わなくても頑張ってチームを引張ってくれる、そんな選手に成って欲しい。

 今年の反省や新チームに向けても監督と色々話をしていた。やり方は違っても思う所は同じ。これからの新チームへのプロジェクトが力を付けて伸びて行くように皆で頑張って行こう。

 Bの櫛形へ行くと、5か所ぐらいでトスバッティングをしている。1年生のリュウキやイツキも、あーだこーだ言いながらマイペースそのもので頑張っている。途中からお父さん方が投げてフリーにも成って来た。そんな中で最初に目に着いたハルヤ。まだ体の線は細いがスイングがしっかり軸で出来ているんだよね。殆ど空振りが無い。むしろ芯に当たっている方が多いぐらい。監督にしてもらうティーでも同じだった。後は本当に守れる様に成る事だよ。
ハルヤ、頑張れ!

 そしてそのティーでのコウタロウ。今までのトスやフリーでも空振りが多い。肩と身体、腕が一緒に回って、目も離れてすぐ手首を返してしまうので、中々芯には当たらない。以前に左手一本で振る練習をしなさい、とは言ったが今日も変わらずだったので、そのティーの時に左手一本で何本か振らせてみた。まだ上手く回せないので右手で左の肩を持ちながらね。すると身体の前でミートしてネットに入る。暫くして両手を持たせて軽く両脇を締めて振らせると、見違える様なスイング!打球もネットの真ん中へ。今までに無いスイングだよ!これで良いんだよコウタロウ。

 ナオタロウも昨日の試合の中でも良くいいヒットやタイムリーを打ってくれたが、左足が大きくファースト側へクロスに踏み出しながら、レフト方向の打球が多い。試合の中でもそうだったね。今はこれでも良いが、いずれ直して行かないとインコースはきつく成る。対照的にカナト。カナトも同じような大きなインステップだが、それに合わせてスイングは内側から前で振る。だから打球は右方向へいい打球が飛んでいた。ナオタロウにはカナトのスイングを見ながらそんな話をした。もう少しセンター寄りを狙える様に、と。この子達はティーボールで全国優勝してるんだからね。その試合でのバッティングを見てもティーボールではどこを狙うか考えて狙って振っていたハズだ。野球でも同じだよ。何も考えずにやみくもに振ってもそうは結果は出ない。どこを狙うか、1点取る為には最低でも、どのような打球が良いのか、その意識が有ってこそ確率が上がって来る。
 シンゴも今日の練習では昨日の試合では全く見れなかった大きなスイングをしている。打球もセンター方向へ飛んでいる。左足を大きく上げて引いてダラ~として一気に振りだす。今はこれで良いと思う。

 午後からのAチーム。セフティーの練習などもしていたが相変わらず失敗が多い。特に6年生。カンタがやっといいバントを1塁線に決めてくれたよ。守備でのポジショニングやローテーションも新チームでも大きな課題。今年は投手の投球制限は7イニングだったが、県大会からは決勝戦から70球制限も適用されて来た。全国大会ではそうなって来るからね。来年も規制はかかって来るだろう。バッテリーは何人いてもいい。バッテリーの変化が有っても、ディフェンス力は出来るだけ変化無いようにして行きたい。

 そんな中でピッチング練習。左のユウセイ。今は腕を振ったボールが低目中心に大体集まっている。どこまでコントロール出来ているかは有るが、楽しみな投球をしていた。後はフィルディングをもっと早く、送球ももっと早く出来る様に成る事だ。
 リュウノスケも上体が強いので、力の有るボールは来る。サードの守備での同じような投げ方なので突っ立た状態でのフォームだが、気に成るのはその姿勢でのオーバースロー。上からは腕が回っていてピッチャーとしては良いようには見えるが、僕はもう少しサイド気味、クウォーター気味で投げた方が良いと思うね。内野守備での送球もその様に直して欲しい。その方が肩は上手く回る。今は良く言われる担ぐ投げ方に成っている。
 タイセイは8分ぐらいで、コントロール主体で攻めた方がタイミングを合わし難い投球に成ると思う。速いボールで攻めようとすると合わされ易いスピードに成るかな。インハイ、アウトロー、またその逆のコントロールをしっかり着けよう。

 6年生のソウマはマウンドで見ると大きく成ったな、と感じる。ソウマに言うと「背、伸びました!」と言っていた。やっと投げれる様に成ったね。でもまだ踏み出す足がバッタンっていう感じで踏み出してるんだよね。こういう時はスピードも落ちる。右足にもっとタメを作って左足でカタカナのノの逆の字を書くように踏み出せ。
 そしてコウヤ。フォームも固まって来て大体の所にボールも来ている。春頃のフォームから見れば見違える進歩だ。身体も出来て来たし今のフォームならそうはケガは心配ないと思う。スピードも出て来たね。

 もっと成長して欲しいケイタ。ピッチングではまだ手投げの時は有るが、フォームは大体まとまって来ている。左手の戻すのが早いので、キャッチのミットを指さすようにタメろと言った。意識はその指の先へ腕を振れば良い。ボールの力も有る。後はメンタルをしっかり持つ事。四球を出したぐらいで下を向いては行けない。オレに任せろ!ぐらいで良い。ケイタのティーではやっぱり脇が甘いんだよね。右手で持って行く感じのスイング。なので前は手首が返って小さいスイングに成る。ケイタも左手1本でのスイングの軌跡を練習しても良いだろう。力では無くグリップからピッチャーに向けて振り出す。そうすれば自然と脇は締まる。左手1本ならその様なスイングに成るハズだ。そこに右手でインパクトでの押しが入れば良い。ケイタなら勝手にボールは飛んで行く。
 少し細身のカンタ。沢山食べるらしいが、自分でも食べても太らないんです、と言っていた。そのカンタのピッチング。2014年のエース、ケントを思い出させるフォーム。ちょっと似てるんだよ。ケントも細かったけど腕の振りが一定で、大きなフォームからは想像できない程、コントロールは良かった。緩急も上手かった。身体は固かったがカンタも固いらしい。。ストレッチをしっかりして、特に腰回りの柔らかさを着けて欲しい。何よりこれから先の怪我が少なく成るよ。
カンタ。ストレッチしっかりやろう。

 最後に投げたタイガ。身体は大きくはないが、肩の回転の上手さは一番。スピードも出ている。暫くマウンドの側で見ていて右手のトップの使い方が独特。肘を引いて肩の高さでボールは下向き。そこから小さく手首を返して回して来る。後ろが小さく、前で大きく振れるフォーム。今はこのままで充分だ。このスピードと緩急、コントロールが有ればそれ以上は望めない。甘く入ってミートされたら飛ばされるかも知れないが、打たれたら仕方無いんだよ。2塁3塁で止めればいい。チーム全体でカバー出来る様にそれぞれのポジショニングも、状況に合わせて守れる様に成れば、もっと強く成れる。来年は誰が投げてもいいぐらいのチームに成って欲しいね。
タイガのトップから

一番前でボールを切れてるね。

 夕方にはユウを連れて学校の回りを子供達の練習を見ながらお散歩。僕にとっては貴重な時間だ。こんな光景がずっと続いて欲しいなあ。
 
頑張れよ~
来週は土日とも練習試合。土曜は新チームも、6年生も、4年生以下の試合も予定しています。神戸のグランドはサッカーにも了解頂いて一日全部使えます。野球小僧達が一杯の神戸のグランドが楽しみだね。来週もよろしくお願いします。

2019年11月30日土曜日

野球はディフェンス。サンフォレストカップ優勝おめでとう!

 今日はAチームは有楫インプルーヴ選手権の大会とBチームは4年生以下のサンフォレストカップ大会。どちらも見たいんだけどね、今回はそんなに大会参加も少ないBチームに帯同する事にした。この所、一気に寒さが増して来た日々。それでも11月に入ってお天気は割と安定して来ている。土日が雨に成る事も無い。今朝の早朝お散歩では雲がまだ残っていたが、東の空からの朝焼けがとても綺麗だった。

 サンフォレストの開会式会場の戸木小学校。息子達の頃、もう20年以上前に成るだろうか。一度練習に来た事が有る。ライト側のプールの端までのライトのフェンスが近く、レフト側には、確か子供らの木の遊具が有って、そこ迄も60mぐらいの距離だったと思う。当時は神戸小の方がはるかに児童数は多かったが、今は全く逆だ。この周りには団地も増えて、今は神戸の倍以上の生徒達がいる。もうちょっと神戸も増えて欲しい。校舎側の黄色いイチョウと赤く染まった木、何だろう。とても綺麗なコントラストだった。

 開会式が始まる。この大会、高岡さんも参加しているが、メンバー10人。大きな子もいる。新チームから5年生が抜けているだけ。戸木さんは神戸と同じく20人以上はいるね。小さな子達が後ろへ走りフライのボールを投げて貰ってキャッチの練習をしていたが、最初はこれで充分だ。ノックで強いボールを打っても怖がるだけ。練習の効果は逆効果だ。

 開会式の後、久居グランドへ移動。最近は土も入れられてグランドは平に成った。去年までは櫛形の内野よりひどく、雨水のラインが深く内野に出来ていたが、今日のグランドは手入れもして頂いて綺麗に均されていた。

 第一試合はキャッチボールもノックもそこそこに9時にスタート。1回表、1死からナオタロウがレフト線2塁打。盗塁の後、カナトが続いてレフト前で1点先制。2回にはまたナオタロウのレフト前などで3点。3回に相手のミスで1点。4回にはカナト、エイタのタイムリーなどで3点。

 先発したタイキは独特のフォームとリズムで4回まで1四球のみ。今は一番コントロールが安定している様だ。打者への投げるリズムも同じリズムで無く、ランナーが出ると上手く間を取っている。いい当たりのヒットは1回の栗葉さんの先頭に打たれたレフト前ぐらいではないかな。5回にはタイラが登板。先頭にストレートの四球。まだフォームを探りながら投げている印象。1つアウトを取って落ち着いたのか、後続を三振で取りゲーム。チームとして良かったのはミスも最小で0点で抑えるディフェンスが出来た事だろう。

 続いて2試合目は二見さんと松阪ファイターズさんの合同チーム。初回に相手の左ピッチャーがコントロールに苦しみ3点。ここもナオタロウのセンター前がチャンスを広げた。先発したカナトは立ち上がりにコントロールに苦労している。先頭から2者連続四球。その後、キャッチフライで1死を取り、ここから安定して来た。肩も腰も良く回っていてスピードも出ている。ただ、外、高めに外れるボールが多いのはフィニッシュで顔が1塁側の下を向いてしまう事だ。カナトには顔を残してミットをずっと見ていろ、と言った。左目で見るぐらいでと。その後は2回にDB、3回に内野ミスのランナーを出したが無失点。

 打線は2回にも3点。その3点目はカナトのセンター前タイムリー。1死3塁で前進守備、セカンド横を狙う様なナイススイングだった。Aチームでも中々こういうバッティングは見られない。1点欲しい時の狙ったスイング。やみくもに振った結果のスイングでは無い。こういう事はとても大事な事だよ。

 3回には四球、ミスのランナーを置いてまたナオタロウのレフトへのタイムリー。攻撃では一番のポイントゲッターに成っている。前の櫛形での練習で、もう少し前にステップして左足に体重を乗せるぐらいでスイングしなさいと言ったが、それが大体出来ている。凡打した打球は全部後ろ加重、腰が引けたスイングだった。4回にも2点を追加し、試合が決まった。

 食事を終え、久居グランドの外野で練習して1時半頃に戸木小学校へ移動。高岡さんと高虎さんとの試合が終盤。結局高岡さんとの決勝戦と成った。高岡さんは新チームから5年生が確か5人、抜けただけのチーム。その初回。セイゴウがポテンヒットで出てナオタロウ。打球はレフト前へのライナー性の打球。ワンバウンドしてレフトの頭上を超え、2ランHRと成った。この後3点が入り、イニング5点が入り特別ルールのチェンジ。

 先発したタイキ。7イニングまでは後3イニング投げれるね。2回にレフト前のポテン、サードゴロのFCなどで1死2,3塁とは成ったがライトゴロの1点に抑えた。3回も1死2,3塁とは成ったが、センターフライ、サードゴロで後続を抑えた。

 打線は3回に1点。4回には2死からオウカ、セイゴウが連続四球で、ナオタロウ。ナオタロウが5球ぐらいファウルで粘って四球で2死満塁でカナト。カナトも追い込まれてからインコース低目だと思うな、良く前の腰を開かずに振ったね。打球は切れずにレフト線に入りランナー一掃の2塁打。タイラ、シンゴのセンターへのいい打球も出てこの回5点目が入りチェンジ。それまでシンゴはタイミングを取る左足が前に開くようにステップしていく。この試合はバックネット近くで見ていたので、それに気付いた。左足をステップする時は右の膝に絞る様に内側へ、と言った。5回にはタイラの狭いライトのフェンスに当たる2塁打も出て3点は入ったが、あれは高目の明らかなボール球だよ。監督からはベルトから下!って言われてるんだからね。その前も高目ボール球を空振りしている。こんな所をもっと徹底して直して欲しい。素晴らしい素質が有るんだから。

 4回からはカナトに交代。やはり先頭にストレート四球。カナトの課題はこういうところだろうね。それでも内野ゴロで抑え、1点は返されたが、その後は安定して5回裏も内野ゴロ3つでゲーム。サンフォレストカップの3連覇が決まった。
 
 2018年10月 ⇒ サンフォレストカップ優勝
 2017年12月 ⇒ サンフォレストジュニアカップ優勝

 一昨年、昨年に比べ今年は接戦が少なかった。そう成ったのは相手のミスも有るが何より失点を最小で抑えた事だよ。それが有るから点差がつく結果に成る。一番はバッテリーが安定している事。そしてディフェンスでミスが連鎖しない事。まずはこれが大事。そして攻撃ではランナーを3塁まで送る。特に今日は2盗、3盗が大きく得点に絡んでいた。少年野球で一番大事なのは1死3塁を作る事。今日は攻守とも、それらが出来ていたね。ただチーム全体で見れば内外野の弱い所も有る。投打とも直して欲しい所も沢山有る。4年生達は一部Aチームに合流しているが、これからの新チームの練習の中でも気に成る所は直して行ける様に指導して行きたいと思う。

 それにしても・・この子達は本当に幸せだね。こ゚の様なローカルな大会でもこれだけ声援してもらえる。応援団の太鼓まで県大会並みに応援してくれている。こんなチームはそうは無いと思うなあ。ちょっと気がかりなのは道具の準備や用意など、どれだけ子供達が自分達で出来ているだろうか。まだまだ回りも見えない4年生以下の子供達。ご父兄の皆さんが大抵お手伝いしてくれているが、最低キャッチ道具やヘルメットなどは自分達で管理して用意出来る様に成ろう。今日は本当に沢山の素晴らしい応援、サポートを有り難うございました。Aチームは有緝さんの大会、今日は残念だった様だけど明日もしっかり練習しよう。今日も皆さん、本当に有り難うございました。

2019年11月24日日曜日

もっともっともっと頑張れ!

 今日は住友杯新人戦の2日目、準決勝から。早朝のお散歩は道路が少し濡れていた。昨夜は少し雨が少し落ちたのかな。気が付かなかったなあ。

 7時半には子供達もアップを始めている。6年生達がいないので、いつもよりはちょっと寂しいアップ。新チーム、今日はいいゲームを見せてくれるだろうか。8時半前にオオタカに行くと第一試合の栗葉さん、高岡さんがベンチで集まっていて、もうすぐシートノックが始まる頃だった。高岡さんは今年のチームから6年生2人が抜けているだけ。対する栗葉さんは5年生達が残ってはいるが、そのシートノックを見ていても完全に仕上がっている、と言う印象。身体は大きくないが、内野のディフェンスも外野からの各塁へのカットプレーも殆どミスは無かった。僕が感じる限り、この新人戦のこの時期でこれだけディフェンスが安定しているのは久し振りに見る。去年の栗葉さんより良いのではないか、と思うぐらい。

 ただ高岡さんの勢いが乗ってしまうと試合はどうなるか解らない、そういう印象で試合を観戦していた。9時前から始まった試合。両チームともバッテリー中心にしっかり守っている。3回まで0-0から4回裏に高岡さんが2死から右中間3塁打とレフト越え2塁打で先制するが、点が入ると試合は動いてくる。5回表には栗葉さんが、簡単な内野ゴロの送球エラーでランナーを出し3塁からまた送球ミスが出て同点に成る。6回表にはレフト越え3塁打の後、スクイズで1点追加。それでも高岡さんは7回裏に1点返して2-2の同点。まだ90分の時間内で8回は無死満塁からの特別延長戦に成った。

 その8回表の栗葉さん。ファースト後方のフライが落ちたがボールを捕ったのは小さなセカンドの子。ランナーはスタートしていなかったし、そのままセカンドに投げてもホームに投げても1アウトは取れたと思うが、迷ったんだろうね、投げれなかった。これは高岡さんにとっては惜しいプレーだろうけど仕方ないだろうな。8回表に2点が入り、その裏の高岡さんの攻撃を1点に抑えて栗葉さんが決勝へ進んだ。8回までもつれた試合。守備、走塁でのミスが勝敗を分けた結果だけど、どちらに転んでもおかしく無いナイスゲームだった。

 そして11時過ぎから始まった第二試合。高茶屋さんとの準決勝。先発はタイセイ。今日は高低のコントロールに苦労していた様だね。1,2球目とボールが続く事が多かった。秋マクドの予選の良かった時より、スピードも出て来ているので、その分ミートもされ易いか、とも感じていた。それでも6回2死まで2四球のみ。良く我慢して投げていたと思うね。

 1回裏、1死1塁で3番の打球はレフト前への強い打球。レフトの4年生オウカ。Bの練習や試合の中でも肩が強いのも捕球してから上体も最小の動きで早く強い返球が出来るのを見ていたが、セカンドへノーバウンドの送球で1塁ランナーをフォースアウト。ナイスプレーだよね。あの様な正確で速い送球を5年生達は何人が出来るかな。2死1塁と成って4番。その打球は三塁線を抜け、レフトのオウカも抜かれてしまった。チームとして考えないといけないのはこういう時のポジショニングだ。抜かれてはいけない所だから。

 打線は3回、リュウノスケが四球、1番タイラが3塁線にバントを決めて内野安打と成りリュウノスケはパスボールからホームへ入り同点と成ったが、尚タイガ四球で2,3塁で3番シュンスケ。痛かったのはここでのスクイズ失敗。ストライクバントだから、アウトに成ったとしても転がして欲しかった。セカンドランナーはタイガだし、2ランも狙える。しかし2ストライクと成って打球はレフトフライ。それ程浅くも無かったと思うが、カットするショートは一番マークしている6番の子。カットのいいボールがキャッチに戻り、タイラはアウトでDPに成ってしまう。3塁ランナーがスタートするのは間違いでは無いね。相手のカットプレーが完璧だったという事だ。後、やるとすればこの時のネクストバッター。シュンスケのバットを引いて、ホームへ走って来るタイラに何か指示が出来たかな。こんな時、レフト線からのバックホームの時はイン側へ滑れ、と次のバッターが身体全体で大きなゼスチャーで指示を出す。返球はイン側だったし、もし上手く返球のラインへランナーが入れたら、返球と重なりミスを誘う事も有る。走者に送球が当たればこれは儲けもの。送球がファウルライン側に少しそれて来たら、そちらへスライディングさせる。そんな練習も昔はしていた。野球はそういうプレーも有る。

 チャンスは潰れたかに思えたが2死3塁から4番ダイチ。打球はセンターのグラブを超える2塁打でやっと1点勝ち越し。もう少しこのイニングで点が欲しかった。もっとバントや走塁の練習が必要だね。

 4回からは高茶屋さんのピッチャーはショート6番の子に交代。そこそこ速いボールは有るがまだコントロールに注意しながら投げている印象。ボールもはっきりしていたが、それ以降はチャンスはつながら無い。ランナーを置きながら初球を打ったり、どこを狙うか的を絞れていただろうか。調子に乗らせてはいけないピッチャー。ちょっと残念な攻撃だった。

 1点リードしながらタイセイもバックも良く頑張っている。4回の2塁盗塁もシュンスケの送球は完全なアウトのタイミングだったがタイラのグラブからボールがこぼれたね。その後、四球で2死1,2塁。センターのリュウノスケはずっと深いポジション。それではセンターへ抜けて来たらバックホームは間に合わないよ。もっと前。そこへいい当たりのセンターフライ。少し前に来たリュウノスケは捕球出来たが、その後の6回裏、この時も同じで、もっと前で守って欲しかった。
 
 1死1塁でサードゴロ。タイガはセカンドを意識したのか、立った状態で捕ろうとしたね。その姿勢でグラブを下から出したので入らなかった。普通にグラブを前で立てれば何でも無かったが、外野も内野もピッチャーもこなすタイガ。色々プレッシャーは有るだろう、仕方が無いよ。この後もサードゴロで2死2,3塁と成った。続く6番。打球は気に成るセンター前への飛球。タイセイもこの時は外寄りのコース、少し甘く成ったかな。上手くミートされた。リュウノスケがもう少し前だったら捕れたと思うが、そこはまだ慣れていないセンター、仕方無いね。色んな状況の中で考えて攻めるポジショニングを覚えて欲しい。これで同点と成り、続く7番の時に痛いWP。シュンスケもワンバウンドで上に上がると思ったんだろうが、ボールは上がらず、滑って下を抜けてしまった。止めては欲しいけど、これも仕方無いと思う。

 4回以降はヒットはリュウノスケの7回のセンター越えだけ。殆どが押されたり引っ掛けた内野ゴロ。唯一惜しい打球はタイセイのセカンド横を抜けたライトへの当りだけだ。速いボールをしっかりセカンド方向へミートする練習も必要だろうと感じる。

 食事を挟んで続いて始まった決勝戦。栗葉さんが中盤までに5点リードしたが、終盤に高茶屋さんが6番の子のライト線を破るHRも出て2点差まで詰め寄ったが、結局はミスの差の失点差となった印象。優勝の栗葉さん、やはりそのディフェンス、そしてバントのミスの少なさだろうね。
優勝は昨年に続き栗葉さん。おめでとう!素晴らしいディフェンスでした。

 神戸の子達もみんな素晴らしい素質が有る。この新人戦は準決勝での敗退とは成ったが、この日に残った4チームは流れ次第でどちらにも転んでおかしく無いナイスゲームだった。まだ新チームで慣れないオウカのレフトを超えそうな打球も良く捕った。4年生達にもチャンスは一杯有る。でもそれより、今日出れなかった5年生達も、試合で結果が出なかった5年生達も、もっと必死に成らないといけない。声を出して気持ちを切らずに自分をもっとアピールして、貪欲に練習に取り組んで欲しい。敗れて泣いてる子もいたが、まだまだそのレベルでは無い。勝って優勝して泣けるように成れ!!

 閉会式で3位までの選手達に表彰メダルをかける。子供達はチーム表彰の盾よりもやはりそれぞれ貰えるメダルを一番喜ぶ。今までの大会でも3位までメダルを用意していた事も何度か有ったが、3位2チームと成ればそれだけで予算も大きく増える。近年は準優勝までにしているが、秋季大会ぐらいは、また3位まで用意出来る様に考えてみよう、と思った。
もっともっともっと頑張らないと夢は掴めないぞ!!

 新チームはまだまだ発展途上。一番欲しいのは内野の要だ。ディフェンスでのチームをまとめる要が欲しい。春に向けてまずはディフェンス、バント、走塁、バッティング。やる事は一杯有るね。それぞれに目標をしっかり置いて頑張って行こう。
 
 今日も沢山の応援をありがとうございました。来週はA,Bチーム別れての大会参加に成ります。来週もよろしくお願いします。

2019年11月23日土曜日

身体の前でしっかり振り抜け!

 今日はAチームは大垣での交流大会へ。毎年、声をかけて頂いてはいるが、この時期には滋賀長浜や水口の大会が重なりずっと参加出来ないでいた。僕がチームに関わりだしてからも参加した事は無かったが、今年はそれらの大会が津の秋季大会と重なり23日が空いて初めての参加と成った。僕も1試合だけでも、とは思ったんだけどね。片道高速を飛ばしても1時間半はかかるだろう。1試合見て帰って来ても午後には成る。Aチームには申し訳ないが、気に成る4年生達が残るBチームの練習に参加する事にした。今日は勤労感謝の日。日の丸を掲げて出かけた。

 櫛形のグランド。子供達はみんな元気に練習を始めている。新しく入団したレオンもフウタもいる。4年生1人が午後からの参加だが、その子も含めて24人全員だね。学校ではクレーン車が入りエアコンの設置工事を行っている。夏場の熱中症対策で、と言うのは今の時代に仕方は無いのだろうが、子供達の運動能力、体力は落ちているのは明白なのに、その様な肝心な事に何故手を打たないのか?と思うのは僕だけかな。問題を後処理に回る行政。何か問題が起こると決まって第三者委員会。これって完全な責任転換だよ。仕事してないのと一緒。いつもながらアホらしい。現場に関知しない人に何が解るんだろう。何で自分達で責任持って解決できないんだろう。と僕は思うけどね。
鈴鹿バルーンフェスタの気球が見えるね。身体の前で!

 子供達のロングティーやフリーバッティング。まだ入団して1年も経たないコウタロウやケイトも良く振れる様に成って来ている。ハルトもハルヤも良く成った。ハルトは身体が有るので飛距離も出る。他の皆もそうだが後はしっかり守れる様に成る事だ。コウタロウはスイングは綺麗だが、フィニッシュ近くで手首を返してしまうね。このフォロースローを大きく取る事とボールをベースの上までしっかり見る事。そんな事を話した。

 腕っぷしの強いレオ。以前に投げる時のフォームを直していたが、泣きながら話を聞いていた。今はまだまだ修正したい所は有るけれどもかなり良く成った。バッティングでも同じで右手の強さが出ている。親指と人差し指を握らずに小指でバットを握るぐらいで、そんな指導をした。レオも良く成ると思うよ。

 4年生の主力組はティーボールでのスイングの影響が強く残っている。後ろが大きく打ち上げる反り返ったスイングが多い。セイゴウ、ナオタロウ、タイキ、カナトもかな。セイゴウはノンステップでタイミングをとっている。僕から見てもとてもタイミングを合わせるのは難しいだろう。殆んどが身体の近く、詰まったタイミングだ。それでアッパー気味に振るので、低いセンター方向の打球は難しいと思う。それでタイミングを取るなら、1、2、3と数えなさいと言った。僕的にはダラ〜と力を抜いてかまえて、イチローじゃ無いけど振り子の様にタイミングを合わせる方がずっと楽だと思うけどね。タイキも同じで、構えてヒッチに入るとバットのヘッドは前の肩の方まで来る。特にこんな子が多いんだよ。長打が魅力のエイタも同じだ。それに腰も前に動く。少しは良くなったが。。

 ティーボールの予選前からずっとお家でもティーの練習をしていたナオタロウ。今はステップも小さく後ろ荷重のスイングで、尚且つ反り返ってしまう。これでは打球にナオタロウの体重は乗って行かない。大きく前にステップして前足に体重を乗せるぐらいで、と何度も言うが、中々そうは行かない。多分自分では解らないだろうね。それでスマフォでビデオを撮って見せたよ。これなら解るよね。このビデオのスイングと低い打球を飛ばせる子達のスイングを見比べたら何が違うか、差は解るハズだ。

 その中でオウカは一番いいタイミングでボールを捉えている。身体の前でヘッドスピードの出る所で。まだミスショットも多いが、だから打球が強く、飛ぶ。身体の軸も前に動かない。それに守備での肩の強さも大きな魅力だ。4年生達は新チームに上がるけれども4年生だけのディフェンスを考えたら、もっと色んなポジションも経験させてやりたいね。

 守備で感じるのはショートのタイラ。良くは動いてはいるが、ショートならもっと横の早さが欲しい。三遊間寄りのゴロには大抵届かない。届いても下から投げるので、アウトは無理。悪くすれば暴投になる。前に見た試合でも同じだった。ピッチャーが打ち取った打球は良く三遊間に転がるんだよ。状況を見ながらもう少し三遊間寄りを守りなさいとは前にも言った。ミチトも身体は大きく成って来たね。気に成るのはボールを投げる時に顔が外を向く、肩が開く事。セカンドからサード、ホームへ投げる時にそれが出る。悪送球につながりやすいので、直して行こう。

 イツキとユウジロウの1年生。午後からはパパが居なく成って2人でバックネット裏でティーバッティングをしている。ボク、打つのも大好き!と言うんだよね。そのスイングも1年生にしてはいいスイングだよ!こんな子達のやる気をつなげていける様に僕達も頑張って行かないといけない。今日もお父さん方のご協力、本当にありがとうございました。

 明日はいよいよ新人戦準決勝から。いいゲームが出来る様に子供達の頑張りに期待したい。

2019年11月22日金曜日

今年も津市スポーツ奨励賞の受賞!

 今日は津市のスポーツ奨励賞の授賞式。昨年に続く2年連続の授賞式だ。本当にね、子供達や指導者、ご父兄の皆さんのお陰。本当に嬉しい。式は10時からだが、9時20分には市役所ロビーに皆が集合してくれた。子供達にはスポーツ振興課から各学校に公休の依頼をしてもらっている。監督や代表の大人も公休に成らないのかなあ~とは思うけどね。
 2018年11月 ⇒ 素晴らしいスポーツ奨励賞受賞式とナゾ深い教育員会

 10時前には式会場の準備も整い来賓の方々も市長も着席されて、受賞者が入場して行く。授与して頂く監督は前へ。選手達や僕達は後ろの席に並ぶ。監督は普段見慣れないスーツ姿。緊張しているかな。

 市長が立つ表彰台の後ろには大きな日の丸と津市の市章が飾られている。日の丸を背に授賞式をしてもらえるのは、まあ無いだろうな。表彰は功労賞から始まり続いてスポーツ奨励賞。その中には、あの吉田沙保里選手の甥っ子の可愛い小さな選手も最後に受賞していたね。去年はその姪っ子も吉田選手のお母さんと一緒に授賞式に来ていた。レスリングの素晴らしいDNAを引き継ぐ家系なんだろうね。

 授賞式の後はそれぞれに写真撮影。選手達も日の丸を背に市長や議長や教育長さんらと一緒に撮ってもらった。この子達のこれからの人生の中で、一つの自慢の思い出に成って辛い時でも思い出してまた頑張れる糧に成ってくれたら嬉しい。

 帰りに市庁玄関前で賞状やクリスタルを掲げて写真撮影。監督もご父兄の皆さんもお仕事抜け出してありがとうございました。子供達はこの後、学校かな。また練習しっかり頑張って、今度は野球でもっと強く成ろう。

 平日の空いた時間。この時間を利用して、来年の神戸大会のグランド準備に走る。まずは美里グランド。先月には電話で了解を得ていたので、まずまず話は早かった。支所とは思えない程、立派な美里支所。中に入ると中は職員だけ。僕以外には誰もいない。12時40分過ぎでお昼時間と言う事も有るが、ここは時間が止まっているのか・・とさえ思う雰囲気。十数人の50代以上の作業服を着た職員の方々。こんな事言ったら怒られるが何をしてるんだろう。。。

 この後は白山支所へ。ここは話が通じない。グランド予約は体育館の管理人が半年先まではそこで行っているが、それから先は解らないので支所に行ってくれ、と以前に言われていたから支所に来た。ところが担当者はスポーツ少年団などの主催大会は1年前から予約出来る事すら知らない。ついでだが美里の担当者も知らなかった。市のスポーツ振興課に確認させて、「確認出来ましたので、体育館の方へ申請に行って下さい。」と言う。「いや、体育館で出来ないからこっちに行ってくれと言われて来たんだよ。本当に出来るのか?」。何度か押し問答して、電話もしておきましたから、と言うので仕方なく体育館へ戻った。

 でもね、体育館へ行くとやっぱりだった。詳しくは書かないがどんな管理をしてるのかさえ呆れてしまう。申請書を書き始めて、、待って、、支所に何度か確認する。最後には僕も切れそうだったのでね、支所の担当にまた電話した。もうここで3度目の電話だよ!「どうしたらいいんや!何で支所が管理出来てないんや!誰が管理しとるんや!」結局押し切って申請書を書いて減免の使用料を払って出て来た。各グランド管理の担当にもよるが、ここは市の管理だと言う事を解っていないのではないかな。管理人の都合の良い様に管理されている。支所の担当者は何も解らない。使用者目線の対応に全く成っていない。普段、何の仕事をしてるんだろう。。市長がこの現状を見たら嘆くだろうね。

 そして最後は一志球場へ。ここへは以前に電話連絡もしていたので、話は早かった。今年の神戸大会で初日の7月6日は雨で流れてしまったが、その分を来年度の日程に回してもらう。その引き継ぎ内容もちゃんとファイリングされていて、違う担当の人だったがそれを見て理解して説明して確認して、申請書を書いた。普通はこれで当たり前だよ。支所の担当者は見習って頂きたい!


 美里支所を出て美里の丘学園の方を見ると四季成り桜がまだ咲いているのが見える。近くへ行くと今は秋の満開状態かな。小さなピンクの花がこの時期にはとっても嬉しく感じる。葉が散って無いけれどもその花だけ一杯元気に咲いている。また来年の春の桜が楽しみだね! 

2019年11月18日月曜日

偶然は必然。しっかり生きよう!

 先週土日は留守でチームの皆さまにはご迷惑をかけました。
先週木曜には積水様との大会経費でやっと調整が終わりました。またリーグの皆さまにも報告させて頂きますね。準備も大会運営も、その後も大変ですが、協力して頂ける企業様のお陰で、子供達の大きな大会が出来るのは感謝しか無いですね。スポーツ少年団本部から助成して頂ける、春季、秋季の大会、そして神戸大会も同様ですが、これからも続けて行ける様に頑張って行きたいと思います。

 金曜から、横浜へ行っていました。もうすぐ8歳に成る愛犬モモ。モモと出会えたのは2012年の冬。息子の闘病が続き探し回った大阪彩都の病院。毎週の様に通い入院もしましたが、治療の合間に立ち寄ったその近くのホームセンターのペットショップのガラスケースにいたモモ。余りに可愛くて可愛くて見とれていましたが、その頃、家にはシェパードのリーがいたので、連れて帰らず。
 2012年2月 ⇒ 198000!
2012年2月。ガラスケースの中のモモ。。

 それから4月に成り、リーちゃんが皆に見送られて旅立ち、庭には誰もいなくなった。。とっても寂しい5月、再び彩都での息子の入院で立ち寄ったそのペットショップ。そこにはロビーを走り回る愛嬌満点のモモがいたんだよ。すぐそのまま抱っこして連れて帰った。

 そのモモが縁で知り合った横浜の彼女は、今では家族同様の付き合い。ヨメとも親子の様に付き合っている。夏休みやお正月、その他の時でも帰省する、と言って家に帰って来て一緒に過ごす。僕の田舎の実家に行く時も有る。難病を抱える彼女は薬も強くてその強い副作用も有る。そんな彼女が市内での引っ越しに成り、とてもその身体では無理。先々週もそうですが、そのお手伝いにヨメもモモ達みんな一緒に行って来ました。

 人は何で?見ず知らずの人に?と言うけどね。モモと出会えたのは全くの偶然。息子の病気が無かったら・・探し回った病院が彩都でなく他だったら・・。でも振り返るとそれは、必然だったと思っている。彼女と出会えたのも、不思議なつながりが有って、モモがいたから今が有る。自分に出来る事はしてあげようと思っている。
 2014年7月 ⇒ 過去と今と未来。。不思議なつながり

 先日のニュースで、あの大震災で行方不明のままだった娘さんの遺骨が見つかり、それを受け取る両親の嬉しそうな顔。。。遺骨と言ってもほんの一部だけ。でもやっと帰って来てくれた。。と何度も頭を下げる。本当に嬉しそうに。泣けてしまうね。

 その様な災害で亡く成る人達。事故や病気で予期もせず亡く成る人達。それがもし家族や大事な人だったら残された人はどれだけ苦しく悔やむだろうか。。あの時こうしていれば・・。他に方法は無かったか・・。それまでの行いは間違っていなかったか・・。そんな事が何年経っても思い返し、悔やみ、考える。尽きない想いはずっと。。
 
2019年11月横浜から山中湖Woof
  だからしっかり生きて行こうと思う。
偶然は必然かも知れない。大事な意味が有るかも知れない。今が有るのは全てはお陰様。自分一人では生きていけない。皆さまにもとても大切な家族。無邪気に頑張る野球小僧達がいる。くれぐれも身体を大切にして下さい。今週末はグランドへ行きます!

2019年11月10日日曜日

ミスは良し。でも腹の底から声を出せ!!

 今朝も空は快晴だ!このところはやっとお天気が安定して来たね。11月に入って寒く成ってくる頃だが、今日も暖かいだろう。

 新人戦開会式会場の住友電装グランドへ。2016年から住友電装津製作所杯として開催してもらっている。今年もこのグランドをベースとする硬式野球の津ボーイズのご父兄の皆さんが出迎えてくれる。グランドではもう参加チームの選手達が沢山アップを始めていた。それらを見ていて、今年はこの時期の新チームの状態としてはどのチームも選手達が揃って来ている、と感じる。今までなら人数ギリギリと言うチームも有っただろう。何チームかは去年の選手達がそのまま残っているチームも多い。レベルの差は多少は有るだろうが、油断したり、ミスをしたらやられる・・来年の津リーグは混戦模様だろうな。

 8時前から開会式が始まった。この様に地元の企業さんが色んな所で子供達の野球をバックアップしてくれる。本当に有り難い話で感謝しか無い。これからも続けて行ける様に僕達もしっかり頑張って行かないとね。

 開会式が終わり、第一試合の栗葉さんの試合も見たかったが、一旦神戸に戻り、9時を回ってからオオタカへ向かった。オオタカでは第一試合の高茶屋さん、戸木さんの選手達がアップしている。どちらも元気に声が出てるね。

 予定通り10時頃から始まった試合。僕は3塁側の土手の上で椅子に座って見ていた。1回裏、高茶屋さんの先頭6番。この子は4年生以前から試合には出ていた様に記憶する。それ程甘くはないコースだと思う。多分インコースだと思うが、バットを追っ付て手首を返したようなバッティング。普通ならファウル成ると思うが、手首が強いんだろうね。その打球がライトを超えて行く。足の速い6番は優々HRと成り先制。そして3回裏にも再びその6番。今度は1塁線を抜くゴロがライト奥まで転がり、これもHRと成り2点目。戸木さんも良く守っていたが、3,4回と得点を重ねられ試合が決まった。

 そして次は新チーム、初めての公式戦。白山さんとの試合が始まる。先発はタイセイ。いつもショートのタイガはセカンド。ショートには4年生のタイラ。これから先の事も考えてのフォーメーションかな。ゲームでは大事な二遊間。これからしっかり練習して覚えて欲しい。

 タイセイは初回先頭をフルカウントまで成ったが、三振で取り楽に成った。2回は1死の後、何でも無いサードゴロだけど、ずっと気に成るリュウノスケの送球。捕球してから立ち上がってしまう。その後も伸び上がって腕を上から回す。だからボールには身体の回転、肩も腰も回転が乗って行かない。バウンドするとボールは滑らず、捕りにくい送球に成る。内野手をやるのなら、何度も言っているが、これは絶対に直して行かないといけない。不安をかすめたその送球は2バウンドでボールの勢いは無く、ダイチは捕れない。
 1死1塁で次は6番。その打球は早くも無いサードゴロ。普通に正面に入って、ワン、ツーと捕球すれば間違いなくファーストアウトは取れる。でもね、声の出ていないリュウノスケ。一つのエラーで頭の切り替えが出来ていなかった。セカンドダブルプレーの意識も有ったのかも知れない。ダッシュはして来たが、多分不安な気持ちのままグラブを左足の前で出したのだろう。打球は入らない。ミスが2つ続いて1,2塁。ミスをした後に一番大事な事はお腹の底から声を出して無心に成って吹っ切る事だよ。それが出来ていたら2つ目のミスは無かったと思う。

 続く7番はピッチャーフライで2死。そして8番の打球はショート寄りの打球。リュウノスケは動いたが捕れない。でも捕れなかったらすぐにベースカバーに入れば良かったが、戻らなかった。レフトのケイタが捕ってサードに投げようとしても誰もいなかった。ショートでもピッチャーでもカバーが出来ていればサードはアウトのタイミングだろうね。この辺りはその様なカバーリングも含めてしっかり練習必要だね。そして9番バッター。小さな子だし次はマークしなければいけない1番バッターだ。タイセイはフルカウントまで成ったが、良く踏ん張って三振に取った。やはりピッチャーで一番大事なのは、こういう時のコントロールだよ。野球に、もし、たら、れば、は無いが、もし四球を出して押し出しで1点を取られて満塁で1番バッターだったらどうなるだろう。守りに入った試合は解らなく成ってしまう。

 打線は1番にタイラ。Bチームでのティーボールでも4年生の野球の試合でも良く見ているので大体の事は解っている。投げる力もバッティングでも力は有る。でもまだ攻守とも荒削りかな、と言う印象だった。でも今日は白山さんの速いボールにも負けず、良くボールのコースも見極めていた。ボール球を振る、と言う事は無かったね。逆らわずサード線への打球がミスを誘い1塁。タイガ四球で1,2塁からWPで2,3塁。シュンスケの打球はセンター前に落ちるポテンで1点。でもこれは捕られる打球だよ。4番ダイチは左中間へ上手く返す。右手のバットコントロールが上手く成ったという印象だ。ケイヤのヒットも続いて打者一巡で、この回5点。

 2回先頭は再びタイラ。今度は上手く左中間へ返すナイスバッティングだ。タイガの内野安打で2,3塁からシュンスケの打球はレフトフライ。タイラはタッチアップからホームへ。この辺りの走塁も良く出来ていた。3回はケイヤのサードフライ、カンタはセンターフライ、ケイタはファーストフライとフライアウト3つ。これはダメだよ。ケイヤは身体が前に大きく流れてしまう。カンタは高目ボール球に手を出すね。ケイタは右手が強いんだろうね。バッティングでは手首の柔らかさがもっと欲しい。外のボールにタイミングが合わなかったり当てに行ったり、の印象が多いので、まずはボールをしっかりみる事。当たるまで見る事。その為には徹底してセンター右狙いも良いと思う。詰まるぐらいのタイミングまで見る事だ。下位打線では無く、早く中軸を打てるバッターに成れ。

 4回はそのケイタが登板。その前の1塁側ネット際での投球練習をベンチから見ていたが、腕の力で投げている。肩は回っては来ているが、腰が回らない。長いイニングはこの前の秋季大会での登板の様にコントロールを続けるのはどうだろう。以前、夏頃にブルペンで練習を見た頃はもう少し良かったと思うんだけどね。蹴り上げた右足の靴底が空を向くように腰を回せ、と言った。タイガなんか良い見本だよ。今は右足が地に着いたままだ。コントロールを狙うなら、ストライクの取れるスピード、フォームを作る事。困った時でもそのボールならストライクが取れると言うぐらいに。一番はそのフォーム作りだよ。腰が回ればもっとスピードは力まなくても乗って来るだろう。

 4回裏には3点を追加し、4回ケイタ、5回ユウセイが登板してゲームと成った。次は2週間開けての24日の準決勝から。相手は高茶屋さん。他のゾーンは栗葉さんと高岡さん。特に高岡さんは先の秋季大会のメンバーから6年生2人しか抜けていないと思うな。しっかり力を着けているね。今日はミスが出たリュウノスケ。でも直す事は自分の意識次第で直ぐに出来るよ。まずはもっともっと声を出して気持ちを前に出す事。今日の教訓をしっかり生かして次にもっといいプレーが出来る様に頑張ろう。

 そして今日、1試合目を3塁側の土手の上で観戦していたらケイタママがバナナを持って来てくれた。そのバナナにはね、One For All All For One と書かれている。。。
皆の気持ち。バナナをありがとう!

 一昔前の2014年の春を思い出した。大事な大事な県大会の予選前。同じようにお母さん達からバナナを貰った。そこには同じようにOne For All All For One と「私を全国に連れてって!!」と書かれていたんだよ。その時のチームはまだまだ発展途上で皆必死だった。けれどチームは一つ、今年のラグビーでは無いけれど「One Team」だった。僕にはとっても、とっても重たいお願いだったけどね。でもあの時、勝率5割のチームが一気に全国まで駆け上がった。みんなの願い、夢が叶った。
 2014年3月 ⇒ 伝えたい事。そして伝わる気持ち
今日も6年生の皆さんはもちろん、Bチームの皆さんも応援に来て頂きました。選手達のお爺ちゃんお婆ちゃんも。チームは一つ。One Team!来週もこれからも宜しくお願いします!