2019年12月21日土曜日

基本の徹底。叱る事の大切さ。

 今日はA、Bチームとも練習日。
Bチームの櫛形での練習は、今日は監督が不在だったので、お父さん方が練習を進めてくれていた。僕が行くと、Bの子達もみんな挨拶に来てくれる。今日もみんな元気で嬉しい。そんな中で4年生達は今日、明日と練習して来年からは新チームへ合流する。15人の4年生達。ティーボールの全国優勝の主力組はそれぞれに素質も力も充分に有る。それでも野球のゲームと成るとどうだろう。全国大会の夏場まではティーボールの練習がメインだっただろうし、野球の練習でのチーム力アップはまだまだかな、と練習や試合などを見させてもらって感じていた。

 少年野球でのチーム作りはまずは基本のディフェンスから始める。バッテリーを育てて、ピッチャーが打ち取った内野ゴロはアウトに出来る様に。内野の守備練習の最初の目安は選手の回り2mぐらいの範囲に転がる打球をボールから目を離さず捕球して、ファーストへ捕れる送球をする事だ。前進守備なら捕球した打球をホームへしっかりしたボールを投げる事、受ける事が出来る事だ。バント守備も大事。一つは必ずアウトに出来るディフェンス、フォーメーションで有る事。外野も同じ。自分の回りの4,5m付近のフライは捕れる様に成る事。そしてフライでも内野を抜けたゴロでも、きちんと捕球した後にカットへ返せるか、と言う事だ。そしてホームまでボールがつながったら第一段階は終了。一番の課題はバッテリーだろうけど、ファインプレーや球際の練習はまだ必要ない。DPの練習も要らない。第一段階が全部出来てからで良い。そこまで出来たらゲームには成る。

 その第一段階。4年生達の練習をずっと見ていてね。。まだまだだと感じる。確かに捕球は上手く成って来た。ただちゃんと正面で捕球出来ているかな?フライはどこで捕球している?今時は逆シングルやシングルキャッチの練習も良くするが、それは球際での話だよ。逆シングルでも身体がボールのコースに入っての逆シングルなら僕は良いと思うが、大抵はそうでは無い。身体は動かず手を伸ばすだけだ。これはAチームでも一緒。

 内野での捕球、送球を見ていても投げ方その物から直さないと悪送球に成るだろうと予測する。外野はどうだろう。。捕球する所も身体から遠い所が多い。正面のおでこの前に入る子は少ない。ゴロでもヒザは立ったまま。これでは入らないよ。送球も山なりが殆ど。外野手で捕球したら、カットまでどんなボールを投げればいい?相手が取れないボールを投げてゲームが出来るかな?捕って投げたら終わり、その先でボールがどうなっているのかさえ見ていない子もいる。これではとてもゲームには成らない。

 今日の練習を見ていて、そんな所の基本の練習、第一段階までの基本の練習の徹底の必要性を改めて感じた。そしてその中での練習で、一番大事な事はそういう事の大事さを子供達にしっかりと認識させる事だ。当然、ダメな事はしっかり叱る。話を聞く習慣を着ける事も大事だろう。そして少しでも出来たら褒める。それらが回って来たら集中した時間で上達する事も可能だろう。来年からの新チームでの練習ではそんな事もしっかり重点に置いて、僕も含めて皆さんの協力を頂きながら進めて行きたいと考えている。

 写真は先週のBチームの多賀さんとの練習試合の後の合同写真です。全国優勝も果たす屈指の強豪チームに今度は勝てる様に頑張って行こう。

 また今夜は津リーグの皆さんとの納会。一年間、皆さん本当にお疲れ様でした。リーグとしては栗葉さんの高円宮賜杯県大会の準優勝、高野山旗全国大会への参加。一昨年は神戸も同様でしたが、神宮の全国までは後一歩。来年はその壁を打ち破れる様に頑張って行きましょう!ありがとうございました。

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