2019年12月14日土曜日

宇田ミート杯は2日目へ

 今日は志摩の宇田ミート杯へAチームは参加。志摩まで早くても1時間半はかかるだろう。申し訳なかったが、ワンズ達との早朝お散歩、朝ご飯などを終えてから、2試合目の試合時間までに着くように家を出た。早朝の外気温は3度。確かに寒くは感じるが、空は一気に晴れ間が広がり今日も暖かく成りそうだ。

 昨日の夕方に主催者から試合会場の変更の連絡を頂いた。何でも予定していた会場は野生の猿が多く出没しているらしく、子供達への危害が有ってはいけない、と言う判断から変更された様だ。天候不順以外にこんな事も最近では考えなくてはいけないのか。。でも良く代わりの会場が用意出来たね。本当に主催する側は大変だよ。ほぼ1時間半かかって長沢球場隣の運動公園に着いた。もう第一試合が始まっていたが、以前来た時よりは会場も広く、グランドコンディションも良い様に感じる。先週にお世話に成った宮山の代表さん、監督さんとも試合をしながら色々話し込んでいた。この会場変更の件でも、主催者チームの代表さんが、昨日は丸一日かけて、このグランド整備をしてくれたらしい。本当にご苦労さまです。神戸が対戦する今一色さんの監督さんも1年振りぐらいだろうか。元気に頑張っておられる。あのプロへ行った江川の出たチームかな。そして今日はその大先輩江川にちなんだソフトバンクの様なユニフォーム。普段は尾鷲さんに似た紺と白のユニフォーム。色々と使い分けているらしいが、僕がこのソフトバンク似のユニフォームは初めて見たなあ。僕がチームを預かった頃は強い子供達が揃ったチームだった。県大会にも出ていたしね。ソフトバンクと言えばね、神戸の今のユニフォームのルーツも2006年の新チームから今の黄色と黒と白の少しソフトバンクを意識したデザインから始まった。

 今一色さんとの試合前のシートノック。まだ小さい子も今一色さんはいる。2年生以下を連れて来ると面倒見が大変なので、置いて来ていると言われていたが、今は海辺に近い住人は減っているそうだね。あの大震災以降、内陸の方へ引っ越す家族が多いそうだ。なので子供を持つ世帯そのものが減って来ているらしい。それでもそのノックを見ていると丁寧に基本をしっかりさせようとしているのは伝わって来る。決して油断してはいけない。僕はそう思っていた。

 始まった試合はその予想通りの攻撃では2回まで、全く良い所が無かった。1回は内野フライ2つ。1人は四球で出たがそのフライでDP。2回は4番に入ったケイタがポテンヒットから1死3塁で、ユウトは三塁線側へスクイズ。前にも有ったが何で3塁線なんだろう。ケイタはダッシュして来たショートにタッチされアウト。スタートやスライディングの問題も有るかも知れないが、何で1塁線を狙わないのかな。。ランナーから遠い、追いタッチに成る1塁線を。

 逆に2回までは今一色さんの方がヒット性の打球が飛んでいた。1回、2回とセンターのユウトへのセンターゴロ2つ。タイミングはどちらもセーフと言われても仕方無いタイミングだったと思う。ユウトはいいダイレクトの送球をしたが、欲を言えば捕球してから投げるまでの間がまだ一つ有る。もっと早く完璧にアウトに取れる。そしてライトオーバーしそうな打球にもケイタが良く背走して捕球した。この一つでもヒットに成っていたら展開はどうだったかな。久し振りに見るソウマの先発。低目に外れたりワンバウンドのボール球も多かったが、4回1死球のみで、3ボールからでも良く粘っていた。

 攻撃では3回にユウタのセンター前。今日はチームの中ではユウタが、1,2試合とも一番タイミングが合っていたね。ハヤトもセンターへ続き、1番ハルトは3塁線にバントヒット。打てない時でもハルトにはこれが有るからね。もっとこういう事がいつでも出来る様に磨いて欲しい。そして満塁でソウマ。打球はレフト頭上を越えて満塁HRとは成ったが、タイミングは開き気味。真芯の当たりでは無いね。前の肩が先に開かないように徹底して欲しい。5回に2点追加し、ピッチャーが代った6回にはまたソウマのレフト前タイムリーや4番に入ったケイタのレフト越え2塁打などで6点、試合を決めた。ケイタは宮山さんとの試合では打撃好調で校舎の体育館に当てるHRも打った様だが、ちょっと今日は力みが有ったかな。レフト越え2塁打も芯の打球では無いね。力を抜いてもっとボールを見る意識を持てばもっと打てると思う。

 そして短い食事時間を挟んで始まった第三試合。宮山さんに勝利した鳥羽第一さん。バッテリーもディフェンスもしっかりしている。特に先発した背番号6番。大きくない身体だが、野球センスが有る。フィルディングも早く正確。そうそう四球が出る様なスキも無い。早いカウントから打ち取られるケースが目に着く。3回、先頭四球から2死2塁に成り、ハルトの打球は2塁後方。何でもないセカンドフライだろうが、それが落ち、ラッキーな1点。ただ得点はこれだけ。
 4回は1死1,2塁から当たっていたユウタの打球はショート横のライナー。セカンドが戻れずDP。5回は1死1,2塁。ハルトのバントはピッチャー横、フィルディングのいいピッチャーはサードへ投げてランナーアウトで進塁出来ず。6回には先頭コウヤがライト越え2塁打でチャンスを作ったが、1死3塁からのスクイズ。セフティーだと思うけどね、代走で出たケイタはピッチャーのホームへの返球でアウト。取りに行って取れない得点。形は出来てはいるが、転がす位置、スタート、スライディング、いずれももっと練習と精度アップが必要だよ。これで点が取れなかったら打つしか無く成る。

 先発したコウヤは3回に先頭四球。一番いけないランナーを出してしまう。2死2,3塁まで来たが、6番の女の子。それまでもミートは上手い印象だ。ただ長打は無いから外野はもっと詰めても良かったかな。打球はショート後方、センターの前に落ちる。同点と成ったが、2塁ランナーがホームを狙わなかったのは神戸にとってはラッキーだった。
 コウヤは外に外れるボールが多かったが、このイニング、それ以外は良く抑えていた。ただ一つの四球。試合後に「何で外のシュート気味に外れるボールが多いのか解るか?」と聞いた。キャッチのシュンスケも同じ事を感じている。コウヤにも言っていた様だね。外がシュート気味に外れると。そんな時は大体右肩が先に開いている。だから腕は外側へシュート回転に成る。もっと右手でしっかりタメを作って開かない様に。ピッチャーもキャッチもそういう事は覚えて行って欲しい。自分達で修正出来る様に。

 7回最終回も両チーム無得点。特に神戸の子は同点7回裏、何でもいい。とにかく塁に出て1点取れば勝てる。そんな状況でも早いカウント、初球から簡単に打って凡打する。いいボールは積極的に狙う。それはいい。でもこの7回裏のこの状況を理解しているだろうか。どこを狙うかまで頭の中で整理出来ていての初球打ちならいいけどね。そうは思えない。最後のバッターのタイガも最後は外のボールに空振り。今日はタイガのバッティングを注意して見ていたが、やっぱり上体が前に流れるね。前に動いて小さくバットは出るが前に動く分、バットのヘッドは下がる。ボールに対して遅れる。結果右方向のフライ、打球が多い。最初は早くから足を上げたり、2打席目は少し小さくしたり自分でタイミングを探っているのは良く解る。もっと簡単に考えたらいい。上体が流れない様に、タイミングはキャッチ寄りで待つ。後は軸で捉えるタイミングを掴むだけだ。ライト線よりももっとセンター方向意識で良いと思う。インコースなら引っ張れば良い。

 7回1-1の引き分けで最後に試合に出ていた9人同士での抽選合戦。ベンチからもその抽選に大きな声援。ここまで抽選に弱いチームが今日は勝ったね。でも1-1のいい試合では有るけれど、失点を防ぐポジショニングが出来ていたら、、スクイズがちゃんと出来ていたら、そんな事をしっかり整理して明日はもっといい試合が出来る様に頑張って欲しい。

 大会主催頂いた宇田ミートの皆さま、準備や運営に大変お世話に成った志摩の皆さま。そして今日もお世話に成った宮山の皆さま。本当にありがとうございました。また津から1時間半以上はかかるこの会場まで応援に来て頂いた皆さん、またチームの皆さまもありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

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