2017年9月2日土曜日

労金杯2連勝で明日へ。

 今日は松阪での労金県大会。去年に続き津予選を優勝しての出場だからね、胸を張って頑張ってくれればいい。昨日までの天気予報が余り良く無かったので心配していたがマーキュリーを連れてお散歩に出ると空には雲は少なく朝方の、もう秋風だろうか、とっても心地良かった。今日も一日いいお天気に成りそうだ。
インタビューはちゃんと出来たかな?
6時15分に出て7時前には駐車場に着き球場に入って予定されていたチームインタビューと記念撮影。テレビでも放映されるからね。マサトは大きな声でちゃんと出来たかな。
その後は一旦球場を出て少し下の催し場広場でアップをしていた。8時前には写真やインタビューも全部終わったようで開会式開始の8時半まで少し間が空き、ちょっともったいない感じ。その開会式はレフト側からチームが行進してくる。長い事色んな大会の開会式を経験しているがレフト側から1塁側への行進は初めてだ。大きな大会の閉会式では優勝チームはホームから1塁側を回って優勝行進するから、それでも良いのかな、と感じていた。



 開会式が終わり試合会場の勢和台運動公園へ。下道を走って30分弱。9時半頃に着きすぐに試合準備。道具を3塁側ベンチに入れて挨拶してすぐにキャッチボール。少しノックして10時15分には試合が始まった。対戦相手は多度フェニックスさん。春の高円宮で優勝して全国へ出た三和さんを破って出場して来ている。けれどヒジを壊している投げれない子がライトを守っているね。打力にかけているのだろうが、これはポイントに成りそうだ。僕ならゴロアウトは出来ないレフトに入れるけどなあ。

 先行の1回表。先頭のケイジロウが思い切り良く振りぬき打球は高いバウンドでサードの頭を超えて行く。続くマサトはそのライトを狙ってライナーで返し1,2塁。ハルト四球で満塁の後、マナヤはまたライトへ上がったフライ。ケイジロウがタッチアップで返り先制。続くユメトの打球はセンター前のライナーで少し手前でバウンド。その打球がセンターの頭を超えこれがHRに成り1回に4点先制出来た。
 
 その裏、1死の後、サードゴロでユメトの送球は中途半端なスピード、バウンドでマナヤは捕れずボールは後ろへ。カバーしたブンペイがセカンドで送球したがハルトも捕れずボールはこぼれてランナーは3塁を狙ったが普通にやれば何でもない挟殺プレーだった。がサードへの送球も高く1死3塁と成る。ミスが4つぐらい固まって出たね。その後3番にセンターオーバーされたが良くリュウガが3塁で止めたよ。続く4番、中間守備のショートのセカンド寄りの真っ芯のライナー。ハルトが横っ飛びで好捕。これが抜ければ左中間を抜け後2点は入るだろう。素晴らしいプレーだった。
 先発したケイジロウはこの後四球も出したが投球も落ち着いて来て後続を抑えた。ケイジロウはバッティングと同じで後ろの腰にタメが残る。それ程スピードは無いけれど速いフォームでもボール持ちが良いんだろうね。実戦タイプにピッチャーだ。

 3回表には1死の後、マナヤが左中間を高い打球で割るHR。滞空時間の長い打球でマナヤのスイングで言うならまだ芯の当たりではないだろうな。この後2死からブンペイの高いバウンドのゴロがサード頭上を抜けアツキ四球、ユウトもショートへの高いバウンドのゴロで2死満塁でリュウガ。この打席も前に流れていくスイングが変らない。何とか前でファウルしている。どうせなら、と靴一足分ピッチャー寄りに立って打て。速いボールをファウルの後、ピッチャーは少し抜いたボールを外より低目。前に立った分身体が少し残ってスイング出来た。打球はセカンド頭上を越える貴重な2点タイムリー。2死からの9番リュウガのこの2点は大きかったと思うね。

 4回には先頭マサト四球の後、ピッチャーはサイドスロー気味の右ピッチャーに代わりハルトがショートへ高いバウンドのゴロで1,2塁でマナヤ。マナヤはその初球、ライナーの打球がショート頭を超え左中間を割って抜けて行き2打席連続のHRで3点。試合の流れとしてはこれで10点。楽な展開には成ったがその裏、この回から代わったアツキはまだコントロール出来ていなかったんだろうね。長打、四球、ヒットなどで3失点。まだランナーを溜めた場面で粘られながら3番を三振に取ったのはマサトもナイスリードだよ。

 4回には2死1塁からハルトのレフト前、マナヤ四球で満塁からユメトのセンター前タイムリー、ブンペイのレフト前なども続きこの回4点。その裏ユウト7に代わり2点は返されたが最後のセンターへの浅い飛球、良くリュウガが突っ込んで来てゲーム。5回コールドでまず1回戦を突破出来た。
 この試合、良く打線が2死からでもつながったね。昨日も午後に練習してくれたようだがつなぐ転がす打球がチャンスを作り広げていた。中軸のハルト、マナヤ、ユメトがしっかり機能していた。気になるのは最後に投げたユウト7のスピードの無い事。良かった時のマナヤよりも伸びの有るボールが全く見えなかった。

 この会場の2試合目はスモールさんと大谷台さん。大谷台さんはこの春のスポーツ少年団の県大会で優勝しているし両チームともエースが登板して2人ともナイスピッチングを続け6回まで0-0の投手戦。身体も大きいしボールも速く2人ともいいピッチャーだ。守備ではスモールさんの方が安定はしているように見えた。その7回表、大谷台さんの大柄でもないバッターの打球がそれ程深くもないセンターの頭上を越えて行き、これがHRで決勝点。
 次の対戦相手は大谷台さんに成ったが今度はどんなピッチャーが出てくるのか、ちょっと楽しみ。

 2時40分過ぎから始まったその試合。大谷台さんのピッチャーは10番の左ピッチャー。成るほど、1番と変わらずこの10番もいいピッチャーだ。投球術も牽制も上手い。キャッチも良いし簡単には走れないだろう。2人で上手く試合を作って行けば打線も強そうだし勝ち上がれるだろうね。
 1回の表。1死の後マサトのバントの打球に送球を焦ったピッチャーの送球はファーストは捕れず1塁。ハルトの三遊間寄りのサードゴロもファースト間でミスが出て1,2塁。マナヤの時にWPで2,3塁に成ってマナヤは少し詰まったかな、打球はライト前へ転がし先制タイムリー。この後ユメトのライト線の浅いファウルフライ。ハルトは思い切りよくタッチアップからホームへのナイスラン。これも初回の大きなプレーだった。この後ブンペイのレフトオーバーの3塁打、アツキが空いた三遊間を上手く狙ってレフト前のタイムリーも続きこの試合も初回に4点先制。

 この試合に先発したユウト7はこの試合もスピードが乗って来ない。2番にライトオーバーのHR。3番にレフトオーバーのHR。いずれもランナーがいなかったので2点で済んだが確かに1~4番まではしっかりバットを強く合わせてくる。コースを間違ったりスピードで押せなかったら打たれるだろう。

 3回表にマサトの上手い1塁線のセフティーバント安打。ハルトが進め、3塁からマナヤのサードゴロはサードの野選を誘いユメトのセンター前タイムリーで1点追加。
その裏からマナヤが登板したがマナヤも今はスピードもコントロールも今一つ。ショートへの難しい打球が2本続き無死1,2塁から1死後、4番に右中間を完全に割られて2失点したがこの試合では5番バッター以下を四球も無くしっかり抑えてくれたのが勝因の一つだろう。

 続く4回表にはアツキのセカンドゴロがグラブの上をかすめ、ユウト7のショートへの打球も少しはじいて1,2塁から2死2,3塁と成ってマサト。マサトは狙い通り3塁線のセフティーバント。アツキのスタートも良かった。左ピッチャーだけどもこの子なら普通に投げたらアウトになるだろうコースだったが焦ったんだろうね。送球は高くファーストは捕れない。大きな2死からの2点。これで相手バッテリーの集中力も少し切れたように感じた。

 5回表の攻撃。マナヤのピッチャーフライ1死からユメトのショートゴロがミスを誘う。ブンペイの高く上がった左中間の打球はそのまま間に落ち2,3塁。ここでアツキは無理なくセンターを狙って返すナイスバッティングだった。アツキが本当にチャンスでもいいバッティングが出来るように成って来た。ユウトもショートのミスを誘いリュウガ、ケイジロウも続き、マサトのナイスバントヒット。ハルトに代わったリョウセイがスクイズを決め、これもピッチャーの野選を誘い、バッテリーは完全に集中が切れていた。マナヤの左中間2塁打、ユメトのライトへのヒット、この後もミスを誘う打球やヒットが続きこの回打者16人で12点。ラッキーも有るがボール球を振らずに強い打球を転がした事。マサトのセフティーの様に徹底出来た事が大量点につながったね。

 マナヤはその裏1点を返されたがこの試合も5回コールドで勝ち抜き、明日の決勝トーナメントへ繋げた。マナヤの投球はいい速いボールも有るが、ダメな時は解る。少しフォームがバラバラ。低目に外れるボールの時と内側ストライクのボールとは大きく違う。少し直せばいい。
 
 今日の子供達は2試合とも先制点が取れて追い上げられても更に追加点が取れた理想的な展開で守りでのミスも少なく伸び伸び動けていた。また一杯選手を押してくれるスタンドからの応援も素晴らしかったです。卒団生やご父兄も応援に来て頂きとっても嬉しかったです。皆さんありがとうございました!
明日の初戦は志摩さんの様だね。明日もいい試合が出来るように頑張れ!!

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