2014年10月4日土曜日

燃え尽き症候群?目標をしっかり持て!

 今日は積水旗の争奪野球大会。先週から会場の開錠時間や色んな準備に追われていて昨夜も遅くまで確認していた。
そして、「忘れ物はないよな・・・」と考えながら今朝出かける前に玄関で、「あ!!」と頭に浮かんだ。積水さんの横断幕を忘れている。去年の大会が終わってから僕が預かっていた。
 でも、何で思いついたんだろう。全国大会の出発の朝はバスに乗ってからスパイク忘れたのを思い出したのに。
今朝のその時は何だか、天の声か、神様か・・そんな気がした。

 6時50分前に安濃球場へ行くと、もう安濃の管理人の方が開けて待っていてくれていた。
大会の準備も各チームの皆さんも段取りや要領を心得てくれていて、準備が早い。
7時半にはグランド準備も選手の整列準備も出来ている。開会式は今年は8時10分からにしたけれど、まだまだ時間は充分ある。
 安濃球場には国旗掲揚台も有るので、先週に管理人さんに聞くと、今年修理は終えていて使えます、と言う事だった。次回は国旗掲揚もやってみたい。そう考えている。

 開会式を終えて試合会場の芸濃球場へ。僕は打ち合せや後片付けも終えて遅くに出たつもりだったが、子供達よりもずっと早く着いた。開会式後の退場は今年は一斉にしたが、やっぱり順番に出る様にした方がいいかもしれない。

 そして第一試合。志摩さんとの試合。こちらの代表さんとは旧の神明さんからのお付き合いだが、このところはチームも合併したりで、今日のチーム名は今年から合併した新しいのチームだ。
もちろん先発はケント。練習やアップではいいと思っていた。ただマウンドの傾斜は滑らかだし、試合の投球を見ていると、いつもよりスピードや伸びは無く、体の開きも早い様に感じる。
少し抜いたボールもそんなに差を感じない。
 1回先頭にライト線。1塁牽制悪送球の後、バントで1死3塁。そしてDBで1死2,3塁。4番にセンターへ返され、5番にはショートゴロで2点を先制された。

 ここまではいつもの事で仕方無いかも知れない。
それから緩いボールも使いながら踏ん張っていたが、5回に1死から追い込みながらまたDB。2死まで取ったが、サードゴロの送球が少し中途半端なバウンド。難しかったかも知れない。ユウヤは捕れず痛い3点目。ここでケントの気持ちは少し切れてしまったかな。
ただ、今日は前回に注意したピンチで落ち着いて様子を見る、間合いを取る、牽制を入れる。それらはきちんと対応出来ていた。それは一つ大きなバッテリーの成長だと思う。

 この後、長打を打たれ、6回にはソウに交代した。
ケントにも皆にも言ったけど、バックがミスしても、そこで声をかけて気持ちを切らさず自分のピッチングに集中する。それがエース。同じような場面でミスしても、今までどうやって勝ってきたんだ?

 攻撃ではまたいつもの悪い状態に戻ってしまっている。
2回、ユウヤに送りバントまでして2,3塁のチャンスに後続はバットに当たらず、連続三振。
前に突っ込む。前の肩を動かすな、と何度言っても今日は悪い見本だった。
タイキはそれに加えて前の足、腰が先に開く。タイミングが体の外よりの後ろに成って目が付いて行かない。今の状態ならファウルが精一杯かな。

 この試合のヒットはソウの三遊間、レイヤの右中間のタイムリー、リクトのセンター前、シンペイのレフトへのポテンだけ。ケントは力み過ぎ。見送り三振も有る。センターに意識が有ればあのコースもバットは出ないだろうか。注意はしたけれど2試合目も状態は変わっていなかった。

 食事をして松阪さんと志摩さんの試合を見ながら、外野の奥でトスをする子供達を見ていた。トス役の投げる方もボールは悪いし、仕方無いかも知れないが、本当に芯に当たっていない。どれだけセンター中心に転がそうと意識している?こんなんで打てるのか?

 そして4年生のカツミ。そのカツミは上から小さく真っ直ぐ叩く。ハヤトもいいところで叩いている。トスを見る限り間違いなく4年生の方が基本に忠実。
それを見てカツミは先発で使う事に決めた。センターにもユウヒを入れた。その一番の足を生かして思い切ったプレーを見せてくれたらいい。

 先発はソウでスタートしたが、コースを間違えなければそんなには打たれない。ただ四球からヒットを打たれて失点する。
4回途中まで1失点。ランナーを出してからルイに交代したが、ルイはピッチャーらしいフォームに成って来たね。高目のボールの伸びもスピンが効いている様だ。あのボールで力の有るチームにどこまで通用するかは解らないが、これからが楽しみだ。

 1,2塁間を低いゴロで抜かれてHRと成ってしまったけれど、セカンドも勝負していないし、ライトのカツミもセカンド抜けてから動いたね。ここはこれから勉強だ。それ以外はルイは良かったと思う。もう一本、右中間を抜かれたが、代わったセンターのシンペイからの返球がつながって3塁で刺殺。いいプレーだった。

 センターで先発したユウヒの前に、ショート後ろセンター寄りの打ちあがった打球。思い切りダッシュしても届かないかもしれない。ショート頭の上を越えた打球も届かないかも知れない。けれど僕が期待しているプレーでは無い。迷いが有るのか、スタートも一つ遅い。グラブの先から勝負をしているプレーではないように思う。これではせっかくの俊足の魅力が無くなってしまう。
捕れなくてもいい。気持ちが伝わるプレーを見せて欲しい。
 相手の松阪のセンターやファーストはどんなプレーをしていた?飛び込んでチャレンジして、しかもグラブに入れていたよね!

 打線はタイミングが合わないのか、何の工夫もない。速くも無いピッチャーに内外野のフライ。内野ゴロ。ヒットはレイヤのセンター前だけだろう。3塁も踏めず、何も出来なかった。

 試合を終えて一人一人に反省や、やるべき事を言わせてみた。それ成りに課題を持ってきちんと話出来る子もいる。今、本当に必要なのは子供達一人一人のそれぞれの課題へのチャレンジとチームワークへの意識。
 確かに全国大会まで、夢のような大会まで勝ち上がる事は出来た。それまでの試合、バックがミスしても皆が声を出してカバーして来た。
今はそれが出来ているか?
声はつながっているか?
打席では次へ気持ちがつながっているか?

 一つの一番の目標が終わってしまった燃え尽き症候群?確かにそうかも知れない。
帰りの車の中でそんな事を考えていた。
気持ちを切り替えて、次の目標をしっかり持つ様に!そんな事はずっと言って来たが、まだまだ意識は足りない。
 自分の課題をしっかり持って、チャレンジして、チームの為、自分の為に頑張って行こう。

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