2014年6月7日土曜日

ミスを切り替える声を出せ!

 今日も少し雨が残る早朝。散歩を終えても奉仕作業の中止連絡は無い。これぐらいならやり切って欲しい、と思っていたら、予定通り行ってくれた。
少し濡れたが、グランドの奉仕作業を終えて着替えてアップ開始。
その後、四日市まで移動して練習試合。県大会出場チームが来てくれているし、いい試合が出来て、少しでもプラスに成ってくれたら嬉しい。

 今日の課題は内野のフォーメーション。ショートも、明日は安東が日曜参観でトモキ達がいないので、代りのサードも確認しておきたい。
それに5年生達にも少しでもチャンスを与えたい。
明日はリーグ戦、来週は労金杯予選で、その次は東海大会。ベストに成るようにピッチャーもキャッチもそれまでは無理はさせたくない。

 午後からの1試合目は富田さん。先発はケント。いつもの様に立ち上がりが課題だったが、先頭に1塁線を破られてHR1失点。これは仕方ないけれど、出来れば止めて欲しかったし、リョウマからの返球も、その後の送球も全くつながらなかった。

 ケントはそれ以降はリクトと上手く緩急を使いながら危なげなく抑えていく。ただ小さな下位バッターにはストライクが入らなかった。そのランナーを貯めて2,3塁から飛び出したランナーを刺そうとした送球が大きく高く外れて大きなタイムリーエラー。これもキャッチボールが出来なかった。そうなる原因が有るんだから、大事な試合でこんなミスが無いようにしっかり直して行こう。

 この試合で良かったのは、1打席目も三振して合っていなかったリクトが、センター越えを打てた事。2打席目からは自分で意識してバスターに切り替えてくれた。ルイもいい感じで返せていた。
ケントもバスターの構えからスイングするが、タイミングが早く目が外れる。三振、サードゴロDPも有る。2試合目も、これからチャンスでケントと言う所で初球をキャッチフライ。ランナー3塁なんだから何だってある。ミスでも点は入る。気持ちは大事だけど慌てる事は無い。もう少し考えよう。

 5回からソウイチロウに代り、次の保々さんとの試合もそのまま先発。
ソウイチロウのこのところは低目のコントロールが試合では余り良く無い。ビデオを見ても小さな体が前に流れて来る。力を入れても勝負には成らない。もう少し体を起こしてお尻から頭が流れ無いようにして行きたい。一番はコントロールなんだから。

 その保々さんとの試合は先頭サードフライをショートとサードが重なって落球。ここはピッチャーのソウの声が届かなかった。続くサードゴロをトモキがはじく。これは、この前の落球のミスが間違いなく尾を引いている。ミスは仕方が無い。大事なのはその後。チーム全体で声を出して励まして、次のプレーに切り替えて向って欲しい。

 保々さんはこんな時のチャンスにしっかり強く転がして来る。スクイズで先制された後も大きな高いバウンドで、内野は捕れない。2つのミスのランナーから初回に3失点。先の試合もそうだけど、この所はいつも初回にミスや四球から失点してしまう。
打たれている訳では無い。相手はミスを見逃さず、しっかりつなぐ、転がすバッティングをしているだけだ。

 ソウはその後は良く踏ん張って4回からはアユムに交代。アユムは7回にボールが上ずり四球も出して打たれたが、それまでは低目に集めて上手く抑えていた。後は3,4回以降の全体のスタミナだ。肩、上体で投げるタイプだが、球離れが遅い。しっかりスタミナとフォームを作って、もう少しスピードが出て来たら面白いと思うね。

 この試合ではライトに入ったタイキのファーストカバーが、とても早かった。あれなら何にも言わないね。自分なりに意識をしていると思う。もっと欲を出してくれたらもっと上手く成れるぞ。
この試合ではケント、まだ押されていたがユウヤにも長打、シンペイもいいヒットが打てた。リクトのショート、そしてサードも試せた。何とかいけそうだ。
今、ユウヤもキャッチで頑張ってくれているし、2塁への送球も良く成って来た。もっと動ける様に成って欲しいが、2人が伸びてくれたらソウが投げる時の内野のフォーメーションも楽に成る。
5年生達も、しっかり覚えて強く成って行こう。

 今日、対戦した保々さんは2アウトと成ってもランナーを進めるバントや転がす事を徹底している。だから一つでもミスが有れば点が入ってしまう。本当は打って得点したいが、ランナー2塁まで送って、後はヒットに期待するだけで、どれだけ得点出来るだろう。毎年の様に混戦の四日市から県へ出て来るのは、そんなところが徹底されているからだろう。リードされていても、とにかく1点を取ることから。その為には何をしたらいい?それが基本だと思うね。
試合が終わって両チームのメンバー達が集まって記念写真。この7月の和歌山遠征も一緒に成った。これからも交流を図って行きたい。
試合を終えて保々のチームの皆と

 そして、昨夜は名古屋ドームの中日、楽天戦を観戦して来ました。
思うのは、ショー的なカッコ良さ、キレイさは有るけれども、ワクワクする様な試合のスピード感、泥臭さが感じられない。甲子園の高校野球を見ている方が、ずっと面白く試合のスピードが有って、飽きさせない。何よりも一生懸命さが伝わる。
昨日のプロ野球を見ていると、谷繁がランナーで出て、イニングが変ると、ピッチャーのアップにはプロテクターもマスクも着けていない、多分登録メンバーでも無い者が受けている。
 少年野球でも、予備のキャッチは必ず防具、ヘルメットを着けて!と言われているし、普通はそれが当たり前だ。
和田が3塁ランナーで、谷繁がバッター。監督は谷繁なんだから、サインは誰が出すのか?と見ていたら、谷繁も3塁コーチを見て、三塁コーチはボックスを離れてランナーの和田にその都度、何度も何度も耳打ちする。見本に成るべきプロが、ルール無死のこんな事でいいのかな。和田はサインを知らないのか!そう思ってしまう。
 プロだから、固い事はいい?そんなところが人気の低迷につながっている様に思うね。僕なら見たくない。

 中日がリードしていたので、8回には浅尾がリリーフに立ったので、これだけは来た甲斐が有った。いつものハイスピードカメラでは無く、ズームの効くカメラを持って来てそのフォームを撮っていた。その投球フォームは上体が突っ込まない、頭と肩の高さがフィニッシュまで余り変わらない、とても解りやすいフォームだ。ただ腕の速い振りと手首の柔らから、強さで150㌔を越える。
まだ、足腰が固まらない小学生達には僕は解りやすいフォームだし、参考にして欲しいと思う。
中日、浅尾の投球フォーム。殆ど頭、肩の高さが変わらない。

 

0 件のコメント: