2014年6月21日土曜日

夢がかなった!全国大会出場!

 今日は全国大会への出場がかかった東海大会。幸いに会場は四日市の霞ヶ浦球場。少しは地の理も有る。何とか一つ勝って夢を実現させたい。
このスポーツ少年団の津予選が始まる前にお母さん達からバナナの差し入れが有り、それが僕の所に来たバナナには「私を全国に連れてって!」と書かれていた。これが桃園さんとの予選前。

 あの試合もチーム全体が一つの目標に向かっていた。何とか桃園さんに勝っても、まだまだ越えなくてはいけない高い山が続く。
何とかB代表でスポ少の県大会。苦しい1,2回戦を何とかしのいで、まさかの県大会優勝!
それから、この東海大会の1試合に全ての照準を僕は合わせて来た。

 先の四日市遠征でも悪い所は沢山出た。
先週の労金杯津予選では、僕の予想以上に頑張ってくれて準優勝。本当は勝って欲しかったけどね。でもあの予選の内容は全てこの大会につながっていた。アユムのピッチングも3,4回ならストライク入れば大丈夫!ずっとそれは頭の中に有った。だから今日も何の迷いも無かった。

 今日、霞ヶ浦に着いて、暫らくしてアップを始める。
今週は平日もご父兄やコーチの方が練習をしてくれていた様だ。
今朝のアップを見ていても、皆、良く動けていた。これなら大丈夫!

 そして東海4県のチームが揃った所で監督会議。ここで組合せ抽選が決まる。ハッキリ言ってこれは凄くウエイトが高い。待つよりも僕は早い方が良いと思ったし。出来れば1試合目の3塁側で後攻。朝からそのイメージが浮かんでいた。するとソウイチロウは予備抽選も本抽選も全て僕の気持ち通りのくじを引いてくれた。これは嬉しい。相手が静岡でも愛知でも岐阜でも、何でもいい。それが大きな条件だと思っていた。

 そして相手は岐阜代表と決まった。全ては予定通り。僕のイメージ通り。
実はね、この水曜に奈良のいつもお世話に成っているお寺に行った時、普段はしないけど、その日はおみくじを引いた。するとそれには「吉」と有り、願い事かなう、そして勝負事には勝つ、と書いて有った。これは嬉しいね。そう有りたいと願っていた。それが試合開始前までは全てその通りに進んだ。

 そしてその1試合目が始まる。エースのケントはいつもの調子では無い。速いボールも無い。どのボールもストライクに苦労している印象。
その1回、ヒットから無死2塁。続く2番バッターはサード前のバント。病み上がりのトモキは捕ったが、一塁悪送球。1点は覚悟したが、ライトカバーのバックホームの送球が間に合い、そのランナーを三本間で挟んでアウトに出来た。相手の走塁ミスも有るけども、これは勝敗を左右する大きなプレーだった。でもね、この時にランナーに3塁でタッチしたのはレフトにいたアユム。迷わずそこにいたアユムの大きなカバープレーだった。

  そして2回裏。ユウヤはせっかく四球で出たが牽制アウト。続くバッターも三振で2死無走者。僕は難しいなあ。。。と思っていたが、2死の後、アユムが四球。WPで2塁へ進んだ後、サイド気味から投げるピッチャーはモーションも早くないし、スタートも切りやすそうだ。
 ランをかけてトモキは三遊間のゴロ。サードはファンブルしたが、3塁を回ったアユムにタッチしようと追いかける。この挟殺プレーの間にアユムはホームまで一瞬早く入り、とってもラッキーな先取点が入った。
 そしてトモキはこの間に2塁。余り当っていないリクトもショートゴロ内野安打で2点目。押せ押せと成って初球盗塁。ここもソウイチロウには1-1から迷わずランをかけた。ソウはしっかり叩いてこの打球もサードがファンブルして3点目。レイヤ四球の後、WPで2,3塁。ケントは追い込まれたけれども理想的なセカンド頭上を越すタイムリー。大きな5点目が入った。

 ケントは3回は何とか抑えたが、ボールは全然来ていない。先週の労金の予選でもアユムは良く投げていたから、ダメならアユムと最初から決めていたし迷いも無かった。
続く4回は2ストライクと追い込みながらストライクを取りに行って2塁打を打たれる。内野安打、レフト前のタイムリーも打たれて1点。2,3塁からセカンドは定位置のディフェンス。そして打球は1,2塁間のゴロ。レイヤは良く動いて2点目は入ったが1アウト。
 何とかこれで落ち着いて欲しかったが、続くバッターにも追い込んでから痛い死球。
続くバッターにも力の無いボールが外れる。ここで迷わずアユムに交代。2,3塁から同じようにディフェンスはセカンド定位置。アユムはこの後、追いこんで、また打球はレイヤの所へ飛び、3点目は入ったが2死と成り次のバッターも落ち着いて1ゴロに取り、何とか失点3点でしのいでくれた。

 4回からは相手もピッチャーを交代。この後は牽制アウトも有りチャンスも作れなかった。そして時間切れとなる6回。アユムは1死の後、四球盗塁で1死3塁。ここも1点覚悟で同じディフェンスをしたが、打球は前進守備のソウの後方へ上がる。。。以前にもこんな打球で痛い失点をした記憶が頭をよぎったが、ソウは最初から迷わず背走したね。レフトを向きながら何とかグラブの先に入れ、こぼれそうな打球も飛びながら抑え込んでくれた。
これは本当に大きなプレーだったね!

 2死3塁と成って、次バッターはマークさせていたレフトのルイの所へ大きな飛球。そして全国への出場が決まった瞬間!
 ケントの不調を皆でカバー出来た本当に大きな1勝!
後1回、7回まで有れば展開は全く解らない。全てが僕達の為に廻って来てくれた、そんな感じさえした。

 スタンドにはBチームの皆も、OBの人達もアツヤもマサタケも沢山の人が応援に来てくれました。試合が終わってお世話に成った人達に電話もしましたが、それより早くお祝いを頂いた人達もあった。本当にみんなのお蔭。みなさん、本当にありがとう!!

 続く決勝戦は試合を見ていてもスキのない愛知代表。同じ様にケント、アユムでつないだが抑えきれない。アユムもイニングを重ねるとバッターに合わされて来る。長打も打たれるし、ここはもう仕方が無い。でも残念だったのはランナー2塁からライトフライで易々と3塁へ走られ、レフトのカバーもそこに来ていなかった。同じように3塁からもタッチアップで帰られる。打球はほぼ定位置なのに準備が出来ていなかった。

 決勝戦は良いところが無かったが、それでも準優勝で全国大会なんだから胸を張って北海道へ行こう!決勝戦で完敗しても何も下を向く事は無い。
ここまで来れたチームは東海で2チームしかいないんだから!
おめでとう!!でももっと笑えよ!!


 そして今夜は早速、ご父兄の皆さんが祝賀会を開いてくれました。ここまで来れたのも、皆さんのお蔭。何よりもチームも子供達にも口に出して目標をしっかり作ってくれた事。それらがこの目標に向かい、達成出来た一番の要因だと思います。
本当にみなさん、ありがとうございました!
北海道、楽しんで行きましょう!!

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