2014年5月21日水曜日

ワンコの気持ち

 昨日の早朝、モモと散歩していて思った。
夜はモモはいつも家の中だし、寝ている時も側にいるので、トイレを多分我慢しているのだろう。
大体、散歩を始めてしばらく歩き、団地の土手の方に降りて行くと、その辺の草むらの臭いをかいで、オシッコをする。
 
 けれども昨日は中々オシッコをしない。もう30分近く歩いている。
お腹の下をさすって「シッコだよ~」と何度もするが、そのそぶりがない。
もう、そんなに時間の余裕も無くなってくる。
僕の気持ちの中に、だんだんイライラした気持ちが湧いてくる。。。

 するとモモは多分、それを察知していて顔色を伺いながらゆっくりとしか歩かない。
モモの気持ちの中に
「何か解らんけど、怒られんようにしよう。」と、そんな感じを受ける。

 その時、思ったね。
人の気持ちはワンコにも伝わってしまう。
心にもない事を、きれい事だけを言っても、本当にそう思っていなかったら、相手に気持ちは伝わらない。
いくら期待していても、感情で怒ってしまったら、相手は怒られないようにしようと、ネガティブになる。これは野球でも一緒だ。

 先日の髙円宮の決勝戦での紀宝の監督さん。ピンチに3度のタイムを取ったが、審判の人達にも礼儀正しく、選手達には笑顔で話ししている。きっと子供達も監督さんの一言で緊張も和らぐだろう。熊野のチームだけど、また一度交流をしたいな、と思った。

 そして、モモを見て
「そうやな、そんな気持ちになったらアカンな。」
気持ちを切り替えて、モモの前にしゃがんで頭や体をなでてあげると、しばらく歩いてオシッコをした。
昨日は当たり前の事をもう一度、モモに教えてもらった。

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