今日はスポーツ少年団県大会への津予選一日目。
神戸は2試合勝たないとチャンスは無い。先週には高岡さん、大三さんの高円宮出場チーム相手にまずまずの試合が出来ていたし、バッティングの調子も少しは上向き。
皆さんも応援してくれているし、何とか勝ち進みたい。
5時過ぎにはモモが起しに来てくれた。重たい大きな前足を上げて早く起きろ!と叩く。
暫らくして散歩に出かけたが、お天気は余り良くは無さそうだが今日は持ってくれるだろう。散歩の帰りには東の山手から上がるきれいな日の出も見る事が出来て気持ちが良かった。
グランドに行き、グランド均しを始めると子供達も集まって来る。
グランドの桜も咲き初めている。何だか嬉しい気分。
外野のネットの支柱も細い曲がった物が多かったが、ご父兄が新しい支柱を作って来てくれている。子供達も準備を手伝っている。何だかいつもと違う感覚を僕は感じた。
1試合目は立成さん。新6年生も多いし、バッテリーはしっかりしている。先の高円宮予選の高岡さんとの試合も見ていたが、終盤まで0-1でしのいでいた。決して余裕なんてない。けれども次のシードの桃園さんの試合を考えたら出来ればケントは桃園さんに合わせたい。ソウイチロウのピッチング、バックの頑張りにかけた。
ソウは2回にヒットから前進守備を破られて2失点したが、中味はケントがボールを蹴とばしてファウルゾーンを割って失点、進塁させたりで、後はヒットを打たれながらもバックも良く守って失点はこの回のみ。試合前のノックでも腰が高いケントの守備は心配だったけれども、後はミス無く頑張れたから、それで良し。今度はもっとヒザを落として守れる様になろう。
攻撃では初回にリクトの長打、3塁でソウにセフティー。続くレイヤも左中間を割ってまた3塁から4番ケントにもセフティー。皆がしっかり決めてくれて2点を先制。
2回にはシンペイの四球から送って2死3塁。トモキのタイムリーで3点目。
3回にはレイヤの四球から盗塁などで1死3塁で再びケントにセフティーで4点目。続いてユウヤの四球からシンペイのライトへの打球を相手がミスして大きな5点目が入った。
6回にはレイヤの内野ゴロの間にリクトは思い切り良くスタートして追加点。この後、ケントにも大きな左中間のタイムリーが出て7点差。その裏もそのまま逃げ切る事が出来た。
勝因はソウが我慢強く投げた事。リクトの盗塁刺殺も2つ有った。それに3塁にランナーを置いたチャンスで、バントがしっかり出来た事。ケントのタイムリーも良かったね。
そして午後からはいよいよ桃園さんとの試合。神戸の子達はこの試合が一番大事だ、と言う事を良く解っていた様だ。立成さんとの試合は一時1点差に追い上げられたし、楽な展開では無かったけれども自分達が今出来る事をやってくれていた。
突っ込みグセが直らず全くタイミングが合っていなかったルイも6年生なんだからね。自信を持ってやればいい。素晴らしいスイングを持っているんだから。
初回、高目が多いケントは心配だったけれども、上手く緩急を着けて桃園さんのバッターの的を絞らせない。1番バッターと3番バッターが上手く速いボールに合わせていた。
3回表にリクトの四球から2死3塁でケント。サードへの強い打球がグラブを少しはじき、何とか1塁セーフでやっと先制点。
そして4回裏、マークすべき1番バッターに3塁線を破られる。トモキのグラブにも当った感じがしたがレフトのタイキにはライン際をマークさせていたので、充分にラインには入っている。。。ところが片手のグラブで腰も上げたまま簡単に捕ろうとする。ボールはその下を抜けて70mのネットまで転がって行ってしまった。
この後、しっかりボールをつなげばいいが、ショートにも渡らない。越えたボールをトモキがバックホームしたが、間に合わず同点。タイキやトモキの表情はもう泣きそうな表情だったね。
でも神戸にとって良かったのは先頭バッターでランナーが居なかった事。それに無死3塁で守るよりも同点とはなったが、ランナー無しから始める方がいい。ケントもバックの皆もベンチも「いいよ、いいよ!切り替えて次!次!」そんな声も良く聞こえている。これでいい。
ケントもバックも続くバッターに気持ちを切り替えてしっかり守る事が出来た。
この後のイニングも三遊間付近の打球が多い。ケントの投球に対して緩いボールや速いボールにタイミングが合わずこれまでもずっと打球は三遊間が多い。これをどれだけマークしてアウトに出来るかだ。三塁線はタイキに任せて三遊間中心のシフト。これは立成さんの試合から一緒。
センター付近へはフライ以外はゴロは飛んでいない。
三塁線をバックハンドで掴んで深い所からファーストをアウトにしたトモキの嬉しそうな表情も印象的だった。トモキがショート寄りの打球を抜かれてもショートの小さなソウが良く回り込んでアウトにする。でも、あのサードのグラブの下を抜けた打球を良くソウはさばいてアウトにしたね。ナイスプレーだった。普通だったら止めるだけで精一杯だろう。
同点の後の5回。トモキがヒットで出てリクト。チャレンジして走らせてもいいが、ここはじっくり。リクトが倒れてもソウで送って、当っているレイヤに回せばいい。そう考えていた。
そしてリクトは四球を選んで、ソウには迷わずバント。1死2,3塁でレイヤ。レイヤはインフィールドフライで2死と成ったがケントが3塁横を抜いてタイムリーと成り、2死から大きな勝ち越し点。
続く7回には2死からレイヤがレフト前で出塁。盗塁の後、ケントの打球は3遊間の低い打球。ショートが少しはじいて慌てたんだろうね。送球が捕りにくい送球と成って大きな3点目が入った。
終わって見れば3,4番中心にしっかりランナーを進めて強い打球を打てた事。ケントを4番に入れたのも良かった。
7回裏、先頭の3番バッターにショートの深い所へヒットを打たれて無死2塁と成ったが、2点有るから、ここはこのランナーはいい。レフトフライで1死の後、タイムをかけて皆にそう話した。一つずつアウトを取るだけ。
今日の試合は神戸で出来た事も子供達には良かった。子供達も試合の大事さを理解していたしミスをしても良く声が出ていた。
タイミングの全く合っていなかったルイもセンターへヒットを打ったし、盗塁の時のスタートは素晴らしかったね。あのスタートなら相当なキャッチでもアウトには出来ないだろう。
ケントは7回裏、2死3塁と成ってもリズムを崩す事無く最後はサードゴロをトモキがアウトにしてゲーム!無四球で三振は一つだけ。打たせて取る、最後まで的を絞らせないナイスピッチングだったね!
今日は卒団生達のご父兄の皆さんも沢山応援に来て頂きました。子供達の声も下を向かない気持ちも伝わって来たし、バックの応援もとても励みに成りました。
多分、子供達にもとっても大きな励みに成ったと思います。
お蔭で僕もチャンスやピンチでは子供達に任そう、と冷静に試合を見る事も出来ました。
皆で掴んだ大きな1勝!
親しいチームの監督さんからも電話を頂きました。皆さん、本当にありがとうございました。
次もまた勝て!!
神戸は2試合勝たないとチャンスは無い。先週には高岡さん、大三さんの高円宮出場チーム相手にまずまずの試合が出来ていたし、バッティングの調子も少しは上向き。
皆さんも応援してくれているし、何とか勝ち進みたい。
5時過ぎにはモモが起しに来てくれた。重たい大きな前足を上げて早く起きろ!と叩く。
暫らくして散歩に出かけたが、お天気は余り良くは無さそうだが今日は持ってくれるだろう。散歩の帰りには東の山手から上がるきれいな日の出も見る事が出来て気持ちが良かった。
グランドに行き、グランド均しを始めると子供達も集まって来る。
グランドの桜も咲き初めている。何だか嬉しい気分。
外野のネットの支柱も細い曲がった物が多かったが、ご父兄が新しい支柱を作って来てくれている。子供達も準備を手伝っている。何だかいつもと違う感覚を僕は感じた。
1試合目は立成さん。新6年生も多いし、バッテリーはしっかりしている。先の高円宮予選の高岡さんとの試合も見ていたが、終盤まで0-1でしのいでいた。決して余裕なんてない。けれども次のシードの桃園さんの試合を考えたら出来ればケントは桃園さんに合わせたい。ソウイチロウのピッチング、バックの頑張りにかけた。
ソウは2回にヒットから前進守備を破られて2失点したが、中味はケントがボールを蹴とばしてファウルゾーンを割って失点、進塁させたりで、後はヒットを打たれながらもバックも良く守って失点はこの回のみ。試合前のノックでも腰が高いケントの守備は心配だったけれども、後はミス無く頑張れたから、それで良し。今度はもっとヒザを落として守れる様になろう。
攻撃では初回にリクトの長打、3塁でソウにセフティー。続くレイヤも左中間を割ってまた3塁から4番ケントにもセフティー。皆がしっかり決めてくれて2点を先制。
2回にはシンペイの四球から送って2死3塁。トモキのタイムリーで3点目。
3回にはレイヤの四球から盗塁などで1死3塁で再びケントにセフティーで4点目。続いてユウヤの四球からシンペイのライトへの打球を相手がミスして大きな5点目が入った。
6回にはレイヤの内野ゴロの間にリクトは思い切り良くスタートして追加点。この後、ケントにも大きな左中間のタイムリーが出て7点差。その裏もそのまま逃げ切る事が出来た。
勝因はソウが我慢強く投げた事。リクトの盗塁刺殺も2つ有った。それに3塁にランナーを置いたチャンスで、バントがしっかり出来た事。ケントのタイムリーも良かったね。
そして午後からはいよいよ桃園さんとの試合。神戸の子達はこの試合が一番大事だ、と言う事を良く解っていた様だ。立成さんとの試合は一時1点差に追い上げられたし、楽な展開では無かったけれども自分達が今出来る事をやってくれていた。
突っ込みグセが直らず全くタイミングが合っていなかったルイも6年生なんだからね。自信を持ってやればいい。素晴らしいスイングを持っているんだから。
初回、高目が多いケントは心配だったけれども、上手く緩急を着けて桃園さんのバッターの的を絞らせない。1番バッターと3番バッターが上手く速いボールに合わせていた。
3回表にリクトの四球から2死3塁でケント。サードへの強い打球がグラブを少しはじき、何とか1塁セーフでやっと先制点。
そして4回裏、マークすべき1番バッターに3塁線を破られる。トモキのグラブにも当った感じがしたがレフトのタイキにはライン際をマークさせていたので、充分にラインには入っている。。。ところが片手のグラブで腰も上げたまま簡単に捕ろうとする。ボールはその下を抜けて70mのネットまで転がって行ってしまった。
この後、しっかりボールをつなげばいいが、ショートにも渡らない。越えたボールをトモキがバックホームしたが、間に合わず同点。タイキやトモキの表情はもう泣きそうな表情だったね。
でも神戸にとって良かったのは先頭バッターでランナーが居なかった事。それに無死3塁で守るよりも同点とはなったが、ランナー無しから始める方がいい。ケントもバックの皆もベンチも「いいよ、いいよ!切り替えて次!次!」そんな声も良く聞こえている。これでいい。
ケントもバックも続くバッターに気持ちを切り替えてしっかり守る事が出来た。
この後のイニングも三遊間付近の打球が多い。ケントの投球に対して緩いボールや速いボールにタイミングが合わずこれまでもずっと打球は三遊間が多い。これをどれだけマークしてアウトに出来るかだ。三塁線はタイキに任せて三遊間中心のシフト。これは立成さんの試合から一緒。
センター付近へはフライ以外はゴロは飛んでいない。
三塁線をバックハンドで掴んで深い所からファーストをアウトにしたトモキの嬉しそうな表情も印象的だった。トモキがショート寄りの打球を抜かれてもショートの小さなソウが良く回り込んでアウトにする。でも、あのサードのグラブの下を抜けた打球を良くソウはさばいてアウトにしたね。ナイスプレーだった。普通だったら止めるだけで精一杯だろう。
同点の後の5回。トモキがヒットで出てリクト。チャレンジして走らせてもいいが、ここはじっくり。リクトが倒れてもソウで送って、当っているレイヤに回せばいい。そう考えていた。
そしてリクトは四球を選んで、ソウには迷わずバント。1死2,3塁でレイヤ。レイヤはインフィールドフライで2死と成ったがケントが3塁横を抜いてタイムリーと成り、2死から大きな勝ち越し点。
続く7回には2死からレイヤがレフト前で出塁。盗塁の後、ケントの打球は3遊間の低い打球。ショートが少しはじいて慌てたんだろうね。送球が捕りにくい送球と成って大きな3点目が入った。
終わって見れば3,4番中心にしっかりランナーを進めて強い打球を打てた事。ケントを4番に入れたのも良かった。
7回裏、先頭の3番バッターにショートの深い所へヒットを打たれて無死2塁と成ったが、2点有るから、ここはこのランナーはいい。レフトフライで1死の後、タイムをかけて皆にそう話した。一つずつアウトを取るだけ。
今日の試合は神戸で出来た事も子供達には良かった。子供達も試合の大事さを理解していたしミスをしても良く声が出ていた。
タイミングの全く合っていなかったルイもセンターへヒットを打ったし、盗塁の時のスタートは素晴らしかったね。あのスタートなら相当なキャッチでもアウトには出来ないだろう。
ケントは7回裏、2死3塁と成ってもリズムを崩す事無く最後はサードゴロをトモキがアウトにしてゲーム!無四球で三振は一つだけ。打たせて取る、最後まで的を絞らせないナイスピッチングだったね!
今日は卒団生達のご父兄の皆さんも沢山応援に来て頂きました。子供達の声も下を向かない気持ちも伝わって来たし、バックの応援もとても励みに成りました。
多分、子供達にもとっても大きな励みに成ったと思います。
お蔭で僕もチャンスやピンチでは子供達に任そう、と冷静に試合を見る事も出来ました。
皆で掴んだ大きな1勝!
親しいチームの監督さんからも電話を頂きました。皆さん、本当にありがとうございました。
次もまた勝て!!
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