2014年2月3日月曜日

もう一つ嬉しかった事。

 昨日の高虎カップの決勝。
去年に卒団した翔大が来てくれていた。中学野球で頑張ってくれている様だ。まだあんまり大きく成っていなかったなあ。しっかり食べて体を作って欲しい。
その他、新チームの皆さんも、卒団されたご父兄の方も応援に来て頂いていた。
本当に力に成りました。皆さん、ありがとうございました。

 そして神戸で練習して試合に行く前に、ふらっと卒団生が立ち寄ってくれた。
2人が自転車でバックネットの後ろ辺りに来ていたのは解っていたが、私服だったし誰かは解らない。
 暫らくするとこちらを見て小さく挨拶をしてくれる。
「誰だったっけ?」と失礼ながら聞いたら
「亮一郎です!」
「あ~ごめん。服も違うし解らんかったわ。体動かしてるか?」

 彼は2008年の春に3人しか居なかった卒団生の1人。あの時のチームは春にエースが故障しそれから6年生はずっと2人で戦って来ていた。6年2人と5年生チーム。とてもまとまりのあるいいチームだった。
忘れられないのはその2008年の1月の栗葉さんの記念大会で、ずっと目標としていた豊浜さんに彼が投げて1点に抑え、スクイズと彼のHRで初めて勝ち、安濃球場での栗葉さんとの決勝戦。
あの時の栗葉さんは2007年のリーグのタイトルを総なめされた、とても強いチームだった。
2007年の秋に練習試合をさせてもらって沢山の力の差を実感していた。

 もちろん決勝は勝てなかったけど、確か1回に先制点が取れた。それも得意のバンドエンドランで。あの時のベンチの応援は皆が声を出して、終盤なんかは本当に一つに成って大声で応援していた。ベンチに居た僕もコーチも泣きたくなるぐらいに。
本当にチームが一つに成れている!そう実感していた。

 そんな事を思いだしながら芸濃球場へ向かっていた。
もうあれから6年が経つ。
4,5年生の時はバッティングで中々結果が出ずに、バットの構えや、持ち方や、色々僕に怒られて泣いていたのを思い出す。テイクバックで足を上げる様に成ってからバッティングが変り長打も良く出る様に成った。ファーストでのキャッチングも抜群だった。
亮一郎は高校の野球でも頑張り、この春には亀山の企業に就職してそこの野球チームにも入るようだ。
「時間出来たら、練習もまた見に来てくれよ」

 何年か先でもいい。来てくれたらまた嬉しい。頑張れ亮一郎!

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