2013年8月3日土曜日

100点のバッテリー!

 今日は関大会。早朝にモモと散歩していても空は青い。暑く成りそうだ。
関のB&Gグランドで開会式を終えて、試合会場の関中学校へ。
開会式が長引いて、会場に着いたのはもう9時前。

 すぐに準備をしてキャッチボールをしてトスをやり始めたら、キャプテン集合の声がかかる。
すぐにマサタケに投球練習をさせた。確かに試合進行の時間に余裕が無いとはいえ、会場に着いて20分もしない内にシートノックは、これは辛いね。まだ、メンバー表も書いていなかった。

 先発したマサタケは相手打線に強い当りを何本も打たれるが、我慢強く投げている。
ボールが高い所はレフトやセンターを超される。
何度、無死や1死での2,3塁の場面が有っただろう。

 強いピッチャーライナーも2度有った。サードライナーでのDPも有った。
一番大きかったのは、2,3塁でのセンター、アモンのプレー。
打球はセンター前にライナーで飛んで行く。
少し前進していたアモンはそのまま突っ込んで、ダイビングキャッチ!そしてそのままセカンドに入ってDP。一番のピンチを救ったプレーだった。

 この試合ではサード、ファースト間で2つの送球ミス。
1,2塁間の当りそこねの打球にもファーストは動かず、セカンドも追いきれない。
普通なら3,4点は取られても、おかしく無い展開だ。
バッティングも相手の打球の方がずっと速くて遠くへ飛ぶ。神戸は外野にいい打球が飛んだだろうか?
 バッティングに関しては完全に負けている状況だ。
再三、ランナーを背負いながら75分のゲームで7回を0に抑えたのは、一番はマサタケ、アツシの粘り強くコースを攻め続けたバッテリー。そして要所で、良く守ったバックだ。

 攻撃では中盤まで、ランナーも出ない。打球は打ちそこないのこねた打球が転がるだけ。全くミートが出来ていない。アモンの前にランナーが出ないと、とても得点出来ない、そんな状況だった。

 5回にハルヤが四球で久し振りに出塁。様子を伺いながら盗塁。バント失敗の後、アツヤが何とか転がして1死3塁。続く全くタイミングの合っていなかったケイタは高いバウンドのショートゴロ。ハルヤが思い切りよく突っ込んでやっと先制。ノーヒットで1点。これでいい。ハルヤのスタートも良かったし、ケイタもチャンスで良く転がしてくれた。

 続く6回にやっとフウジロウに1塁線の2塁打。マサタケが送って1死3塁。
今、チームの中では一番打てそうなアモンには打たせたが、当りそこねのショートゴロ。フウジロウは送球の間にホームへ。相手は慌てたのだろう。1塁への送球も悪く、アモンもセーフに成った。
 この後、盗塁で送球がそれる間にアモンは3塁まで滑り込む。再び1死3塁。これはこの試合の大きなポイントに成った走塁。バッターはハルヤ。今は当っていなくてもハルヤならしっかり転がしてくれるだろう。ハルヤは期待通りに1塁線に転がし、大きな3点目もノーヒットで入った。

 続く6回裏。後試合時間は5分も無い。「まさか3分では終わらんやろう・・・」とコーチと話していたが、本当に3分で終わってしまう。本当にバッティングに成って無いね。。。

 次は4試合目なので、試合時間も空く。昼食、休憩の後、関小学校へ移動してトスバッティングを始めたが。。。。
投げるピッチャー役もまともなボールも投げれないし悪いけれども、本当に芯に当たらない。トスのボールに空振り、詰まる、ボテボテ。本当にバットを家で振っているのか??とても切れているような体の動きでも無い、スイングでも無い、フライも多い、そんな子が多い。
それに一番の問題は抜けたボールにすぐに走らない事。
ボールが抜けて探しに行っても草むらに入って解らない。何度かプレーも止めた。
 暑いし、しんどいのは解る。でも、そんな甘さが必ず試合に出る!

 練習に成らないので、途中から僕が投げた。もう皆、6年生なんだけどね。いいところへ投げてやるとそれなりの子は大体返して来れる。最低これぐらいで無いと、試合ではまず打てない。これは確か。
次の試合は水口さん。前の試合も少し観戦していたが、ランナーがいると転がす事を徹底している。走塁も守備も上手だし、バッティングはどう見ても水口さんが上。

 先発させたアモンには、「打たれるだろうけど、我慢強くバックに任せて最後まで投げる事。もうマサタケは投げれないし、ミユも使わない。最後まで1人でやるんだぞ。」
その初回、やはりバントヒットを決められる。皆には試合前に言ったが、ピッチャーも内野も用意が出来ていなかった。続く2番に外野を抜かれて先制される。
 続く1,3塁と成って、1塁ランナーがリレードスチール。アモンは3塁ランナーに注意しながらも、ホームには投げず、セカンドでランナーアウトの間に2点目が入る。
ここはホームへ投げて欲しかったけれど、あの位置からだとセカンドがベストだったかも知れない。

 この後も強い打球が外野へ飛んで行く。この試合も再三、無死、1死で2,3塁にランナーを背負う。
けれども、この後のアモン、アツシのバッテリーは低目に我慢強くボールを集めて、スクイズやエンドランでも相手のミスを誘い、ホームでアウトにしていく。僕が見ていた限り、ピンチでの高いボールは無かった。アツシもワンバウンドを良く止めていた。
バッテリーミスが無く、打たれてもバックのミスも無い。ライトに入った5年生も良く守っていた。抜かれても3塁で止めていた。
 5,6点は入っていてもおかしく無い状況で、初回以降は0に抑えたんだから、バッテリーの踏ん張りには100点をあげてもいいと思う。

 1点差に追い上げて最終回。1死からフウジロウが出て、アモン。
アモンの打球は高いバウンドの内野ゴロ。ここで相手の送球ミスも有って2死2,3塁の逆転のチャンスでハルヤ。打球は押されてライト前に転がったが、惜しくもファーストアウトでゲーム。
残念だったけど、押し切れないのが今の実力だ。

 

 今日の2試合。点数を着けるならバッテリーは100点。ディフェンスは85点かな。
問題の攻撃は35点がいいところ。
せっかく少ないチャンスでヒットで出塁しながらの牽制アウトが有る。何度も左ピッチャーのクセを説明しているのに。こんなミスはチャンスをつぶしてしまう。
バッティングは今はこれ以上望めないかも知れない。けれども一番気に入らないのは全力疾走が徹底されていない事。これは練習での現状から全部つながっている。

 先週の鈴鹿の試合でも同じ事が2度有った。1塁への全力疾走が出来ていない。2死からのランナーの走塁も凡打と諦めて走らない。そんなランナーは6年生でもすぐに交代させられたハズだ。
まだ、そんな事が学習されていない。そんなプレーは試合に出れなくてベンチで応援してくれているチームメイトに申し訳がない!!

 今日は何と言ってもバッテリーの踏ん張り。マサタケも良く投げた。
アモンも気持ちを切らずに最後まで、低目に良く集中出来ていた。バックもミスは有ったが、良く守った事。多分、今これ以上のディフェンスは出来ないと思う。暑い中での大きな収穫だったし、皆もこれには自信を持っても良いと思う。
 後は全力を忘れない走塁、そしてバッティングだ。
明日も練習試合を組んで頂いた。暑い中だし無理は出来ないが、子供達の今日以上の頑張りに期待しよう。

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