2011年12月19日月曜日

もう一つのタカヤのファインプレー

今夜は頭痛も消えて脳みそも動いている。
昨日の試合で一つ大きなファインプレーが有った。
3試合目の大山田さんとの試合。ランナーを一人置いてセイヤは左中間をライナーで抜かれた。ハルヤやマサタケが追いかけ、アモンから中継をつないでボールを返して来たが、ボールはBコート奥のサッカーゴール近くまで転がっているし、とても間に合わない。
「まあ、打たれたのは仕方が無いし、ボールがつながって帰って来たから上等!」と思っていた。

するとキャッチのタカヤはボールを渡たせ!と呼ぶ。
「え、まさか?」 確かにサードのコフルも打者走者がサードベースを踏むのを確認していたし、僕はそれを見ていて「ああ、ちゃんと見ているなあ、OKだ。」と思っていた。
そしてタカヤはボールを捕ると、ホームベースを踏んで主審のフウジロウパパにアピール。まだタイムはかかっていない。
するとフウジロウパパは「アウト!」のコール。まさかホームの踏み忘れとは思わなかった。
ルールとしては走者のホームベース踏み忘れで、打者走者はタッチアウトになる。先のランナーはホームインだが、打者走者の得点は無し。
これが、もし2アウトでランニングホームランを打ってもファーストベースを踏み忘れてアピールされたらこの場合はホースアウトでチェンジ。先に3人ランナーが居てホームに帰っていても得点にはならない。

ややこしいのはセカンドの踏み忘れだ。2死で走者1塁で打者走者がセカンドを踏み忘れてアピールされた場合、この場合はタッチアウトに成るので1塁ランナーが、ホームを踏む前に打者走者がセカンドに達していれば、これが先の3アウト目に成り、ホームインは認められない。逆ならばタッチアウトより早くホームインとみなされ得点と成る。

2008年にもこんな事が有った。(幻のホームランとディフェンスの勝利)
この時は走者なしでの1塁の踏み忘れだった。ファーストの孝也が同じ様にピッチャーからボールを呼びアピールしてホースアウトに成った。この試合も同じ様に1点差で勝てたけど、当たり前の事をちゃんとやっていればチームが救われる事も有る。
この時のファースト塁審は浜田少年野球の代表さんで、鬼の首でも取ったような「アウト!」のコールをしてくれた。その代表さんとはそれ以来の付き合いだ。

昨日はその試合、ファーストはフウジロウだったけど、1塁と2塁のベースは確認したかな?
こんな事も有って勝てる事も有る。タカヤのファインプレーだった。
相手のチームの監督さんはホームランは取り消されるは、おまけにサヨナラで負けでは、どう見ても打力では勝っていただけに相当悔しいだろう。このチームだけは最後に挨拶に来なかった。

あれ?2008年の時も孝也、昨日もタカヤ。これは偶然かな?
皆も野球を勉強しよう。

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