2024年3月16日土曜日

モクレンの咲くオオタカで予選準優勝!!スポ少県大会決定!

  今日の高円宮津予選決勝トーナメント。オオタカで第一試合からだ。いつもこういう大事な時にはいつも僕はゲンをかつぐ。昔からずっとそうだ。前日勝って2日目に入る日には少々汗臭くてもアンダーシャツは同じものを着る。ソックスは変えるけどね。他にも色々。。日々のルーティーンを変えない事が何より大事だ。可愛いワンコとの散歩もルーティーン。監督を下りてから心がけてるのはカメラを持っていかない事。昔からそうだが勝って表彰式でも。。なんて事を考えてしまうと、大抵良かった事は無い。無心で何より気持ちを切らず集中していく事。それは子供達も同じだよ。

 8時前にオオタカへ行くと子供達も立成の選手達もノックやバッティング練習をしていた。監督はかぜ気味の様だね。大丈夫かな。子供達の動きはまずまず。ピッチング練習をしているショウトとアキセ。新5年生のアキセが今一つ元気が無いように感じた。もうちょっとピッチャーを気持ちよく投げさせれる様に成って欲しいと思っている。

 対戦相手の立成さんは打力も有るし、何より良く走るしバントも上手い。その初回、心配していた事がそのまま出たね。簡単に2アウトを取ってから3番の打球はショートゴロ。ユウトは左に走って捕球しようとするがボールが入らない。ちょっと三遊間に寄りすぎてもいた。またエラーのランナーが出て、盗塁。アキセのボールは高くバウンドしてセンターへ抜け、ランナーは一気に3塁へ。続く4番の子はバットを振れないが3塁前にバントをしてユウジロウは捕って投げたがボールが少しホーム側へずれてリュウの足が外れてセーフ。ここまでは完全に立成さんのペース。でもここを良く1点でしのいだよ。

 立成さんのピッチャーは10番が投げて、3回からは2番に代わったが4回表まで1-0のまま。それまでチャンスも中々作れなかったが4回裏の先頭リュウキが四球で出る。盗塁、リュウノスケが送って1死3塁からユウジロウ。警戒される中でスクイズを決めて同点。ユウジロウもセーフに成り盗塁して1死2塁からアキセ。アキセの打球はレフト横へのライナー性の飛球で相手のレフトは止めれず、これが3塁打と成り逆転と成った。この後のスクイズは外されてアウトには成ったが、これも良く打ったよ。

 5回の表はショウトが珍しく四球を出し2死後の1番バッターにさんざん粘られて最後はDBと成ってしまい、2死2,3塁のピンチ。ショウトは70球を超え、ここでリュウキに交代しサードゴロでピンチをしのいだ。ここをしのいだのも上位のバッターが続く所だったし大きかったよ。そしてその裏は先頭レンから。相手のピッチャーもまた10番に戻っている。ここまで前の打席全部詰まって外野フライで終わっている。徹底して短く持て!とは言ったが、またセンターフライ。今日はバットではいい所が無かったね。続くショウトが四球を選び、2死3塁でリュウキ。リュウキも同じでもっと短く持て!と言った。打球は何とかセンターの前に落ちるラッキーなヒットで1点。一握りぐらい短く持ったと思う。これがいつもの様に長く持っていたら、あそこまで飛んでいたかな。。おそらく内野フライで終わっているよ。リュウノスケのサードゴロは相手のミスを誘い、Dスチールも決まって2死2,3塁で6番ユウジロウ。ユウジロウはね、いつも仕事終えて帰ってからワンコ連れてお散歩してると、家の前でバットを振っているんだよ。本当はもっと力を抜く事を覚えて欲しいが、今はあれこれ言わず一生懸命やればいいと思っている。そのユウジロウの打球。ライト前に上がったが、ライトもセカンドも取れず、これが貴重な2点タイムリーと成って4点のリードと成った。

 そして6回表、ここをしのげば大きなチャンスが見えてくる。4番の片手で振った打球はセカンド後ろ、アラタは取れなかったが、続く5番バッターの時に珍しい事が起きた。リュウキも粘られたがバッターの振った打球はファウルと成ったがアキセは抱え込む様にプロテクターの前でミットを抑えて捕っている。これでバッターは三振のはずだが、2塁にいたランナーはスタートしていて3塁ベース付近にいる。アキセは2塁へ投げ、ユウトも捕ってベースを踏んでDPかと皆はどうも思った様だがタッチはしていない。けれども審判のコールは無い。。両チームともホームベース前に集まろうとしていたが、神戸のベンチからランナーにタッチしろ!の声が聞こえて、ユウトはランナーを追うが2塁ベースには間に合わない。

 ここで審判団がタイムをかけて協議する。バッターはチップはしたがキャッチの捕球が有って三振。ここで2アウトで、バッターは三振だからランナーはベースへ戻る必要はない。タッチプレーなんだよ。この後、気を取り直して1点は取られたが最後はレフトフライでユウジロウがキャッチ。大きな大きな1勝と成った。

この春もモクレンの白い花が咲くオオタカで始まった決勝戦。

 続く第二試合は栗葉さんと戸木さん。どちらもピッチャーがしっかりしている。中々チャンスは作れなかったが2回に栗葉さんがスクイズで先制し、5回裏に戸木さんも1点を返し追いついたが6回の表に再び1点リードし逃げ切った試合だった。惜しまれるのは2回裏の戸木さんの無死2,3塁からの攻撃。下位打線に入る所でも有ったが、こういうピンチでもスピードで押せるピッチャーがいるのは羨ましいね。

 続く栗葉さんとの決勝戦は初回に3失点する苦しい立ち上がり。何よりボールの力が無かった。先頭にセンター越え2塁打を打たれ、1直でDPには取ったが、その後も外野を抜ける強い打球が続く。続く2回表には四球のユウジロウを置いて2死から8番アラタがライト越えの3塁打を放つ。身体は小さいけれども腕っぷしが強いアラタ。1点を返したが、攻撃らしい攻撃はこれだけ。2回から代わったリュウキは3回に四球からサードエラー、その後連打されて3失点。途中からユウトに交代したが、4回裏に2失点。ここまでの試合内容で栗葉さんとの大きな守りの違いはショート、セカンドの守備範囲、特にショートの外野側がとても広い事。ショートなら外野の定位置ぐらいまでフライを追いかけれるので、レフトはもっと後ろで守れる。神戸の5年生のショートではそこまでカバー出来ず、必然的にその辺りへ落ちる打球が多く成る。頭を抜かれるのは仕方ないが、せめて前の打球は外野は必死で突っ込んで欲しい。特にレフト前の打球。今日はそんな打球も多かった。ライトをゴロで抜けてしまったのも痛い追加点だった。

 決勝は敗れてしまったけれども、実際の所、ここまでこのチームで頑張れるとは皆には申し訳ないけれども正直思ってなかったよ。何よりショウトが1回戦からゲームをしっかり作ってくれた。受けるキャッチのアキセもまだまだ弱いけれども頑張っている。リュウキのバッティングも少し良く成って来たかな。が、ピッチングはまだまだだ。チームの課題はもっとしっかり守れる事。当たり前の様に成っているサード、ショートのミスをもっと減らそう。今日投げた新5年のユウトはボールの伸びでは一番かな。後はコントロール。次のショウトに成れる様に。又は他のピッチャーが伸びて来てくれるかな。。期待は一杯有る。少しでも良く成る様にみんな頑張って欲しい。今日の試合前のトスバッティングを見ていてもまだ力のないコタロウの振りが変わって来ていた。もっともっと気持ちを前に出して頑張って欲しい。

綺麗に並べられた子供達のバット。でも良く考えて。。

 一方で、この決勝戦の前のキャッチボールからトスバッティング。綺麗に子供達のバットをベンチから持って来て並べてくれたのはコーチだよ。皆、それは解っていたはずだ。チームの為に僕らは何が出来るか?これは本来子供達がやるべきだよ。こういう所から心のスキが生まれる。誰かがやってくれるだろう。。次は誰かが捕ってくれるだろう。。そうならないか??良く考えてチームの為に取り組んで欲しい。

もっと笑えよ~楽しくやろうぜ!!

良く頑張ったよ!おめでとう!!

 ちょっと残念では有りますが、今日は対戦頂いた立成さん、栗葉の皆さん、本当にありがとうございました。またご父兄の皆さまも沢山の応援を頂きありがとうございました。県大会は4月27,28日です。その後すぐに春季交流積水カップに成ります。後一月少々もアッと言う間です。皆さんでしっかりチームを盛り上げて行きましょう!今日は本当にありがとうございました!

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