今日は神戸で関さんとの練習試合の予定。早朝お散歩では田んぼにも今年初めて霜が降りていた。が、それ程寒くも無い。空は青空一緒になりそうな雰囲気。寒く成って来て毛皮の多いユウはとっても調子良さそうだ。また近場で山登りに行こう。
8時過ぎにはグランド準備も万端で、関さんも来られてアップしていた。暫くして関の監督さんと雑談。先代の監督さんから引き継いでもう数年。チームをつないで行くその努力も姿勢も大変だろうと思うね。昨今の子供事情も話していたが、暫くするとその代表さんが来てくれたよ。もう80代を超える、僕が神戸に関わった頃から、大変お世話に成った方だ。色んな大会にも紹介して頂き、特に滋賀方面の大会には色々紹介もして頂き、積極的に参加して来た。丁度この頃の綾野ガッツ新人戦、2月の水口研修大会。8月の琵琶湖大会、10月での彦根での大会、その他にも多く参加させてもらった。病気を患って少し背が低く成った様にも感じるが、その表情は昔と変わらない。今も軽トラに乗って1人で来られている。いつまでも元気でいて欲しいね。2試合目が終わってからも両手を握って別れたよ。
6年生の塁審で始まる1試合目。 |
今日は関さんの6年生がいないので、新チームでの試合2試合の予定。神戸の6年生達は塁審をやってもらう。しっかり頼むよ。第一試合のその先頭。ショウトのボールをセンターオーバーで無死2塁。いいバッターだね。彼にはこの後にもヒットを打たれたが、ショウトはこの後を抑えて、後のイニングも危なげなく抑えて行く。攻撃では関さんのピッチャーが今日はコントロールが定まらず四球が多く出る展開だった。そんな中で、いいヒットだったと思えるのは初回の3番に入ったユウトのセンター前、3回の7番イツキのセンター前ぐらいではないかな。アキセも結果ヒットには成っているが、打球が上がっている。普通なら全部アウトだ。1番アラタはボール打ちが目立つ。2回は低目にファウルしながら最後は頭の高さのボールを振る。何より打席での構えと打ちに行く時の目線の動きが大きすぎると思うね。4番リュウキも全くいい所無し。詰まったショートフライ、四球、ファーストフライのエラーだけ。外野にも飛ばない。左足をいつからオープンで構える様に成ったのか。。打ちに行く時にそこから、インステップしてバットが出てくるが、今はすべてが降り遅れ気味だ。いい当たりを打てるのは高目のボール気味のインコースぐらいではないかな。まあそれはファウルに成るだろうど。バッティングの基本は体幹を軸として打つ。腰が動いていて打てるかな。。4回はショウタが投げる。やっぱり1人四球を出す。左足が開いて行くんだよね。ベンチから見ていても解る。こういう時はキャッチはインコースを構えてやればいい。それでもその後は無難に抑えて時間ゲームと成った。
そして2試合目。やっぱり1番にセンターへ返される。でもあれは捕れるよ。ピッチャーが押した打球だしセンターは捕らないといけない。初回に1点を入れられた。先発したレンは少々荒れ気味でも3回で1四球のみ。ボールのスピードも力も出て来たので楽しみだ。1試合目ではベンチには6年生は審判でいないし、どこまで声が出るだろうか、と思って見ていた。数人が声を出しているがバラバラ。何もまとまって声援するという姿勢は全く、本当に全くなかった。コロナが続いていたせいも大きいがそれでも他のチームでは声が、まとまった声援が出ていた。何とか新チームにもそういうチームに成ってもらいたい。関さんでも「流れ持って来い!流れ持って来い!」と何度も声援しているよ。。2試合目の試合前、6年生を集めて「お前ら、声の出し方知ってるやろ?出来るやろ?新チームに教えてやってくれ」
1回はそれでも声は無かった。そして2回の攻撃。やっと出て来たよ。「チャンスだ降り抜け!かっ飛ばせ!」「ナイスバッティング!ナイスバッティング!。。」「盛り上がりが足りない!!」「ホームラン!ホームラン!ショウト」などなど。本当にやっと出て来たよ。昔はこれにお母さん方の声が加わっていた。お父さん方も声が出て、周りから見てもチーム一丸と成ってくる。本当にそう有って欲しいと願う。その声は3回も続いたが4回には無かった。どうしたのかな。。何とかそんなチームを目指したいと願う。ご父兄の皆さまにも本当にお願いしたいと思います。
2試合目はショウタもキョウゴもヒットを打った。リュウノスケは上がる打球が多かったがセンターオーバーも有った。ただ凡打でももっと1塁へは必死で走ろう。その試合の中でホームを狙ったキョウゴがホームベース手前でバックホームの送球を避ける様によける。それは避けたらダメだよ。送球に当たればインプレーで間違いなくセーフに成れるんだよ。特にレフトへのタイムリーの場合の走者は逆にその送球ラインに入ればいいんだよ。そういう事もネクストバッターの役目だ。そんなキョウゴ。お昼からの紅白戦前にキャッチボールしていたのかボールがこぼれて、綺麗に整備されたフェアゾーンのマウンド方向に転がった。。普通ならそのまま取りに行くだろうが、キョウゴは1塁線前のラインでスパイクを脱いでソックスのままでボールを取りに行く。。お家での生活、その性格が感じられる風景だった。ちょっと笑ってしまったが、偉いよキョウゴ。
今日の紅白戦を終えての内、外野のアメリカンノック。子供達は一生懸命にボールに飛び込んでいる。4年生達はまだまだスピードが足りない。5年生もだ。膝から着いてしまう子が多い。せっかく飛び込んでいるのにグラブが前に出ていない子も多い。アラタなんかは腕がしっかり伸びてお腹から滑って行く。ナイススライディングだよ。そんな子の滑り方をまねて行けばいいんだよ。ユニフォームを一杯汚して飛び込む子供達。そしてそれを鉄棒の後ろに座って見ているお母さん達。この様な風景はこの数年本当に無かった。昔はお茶当番も有ったし、それに集まってくる人達も多かった。練習風景を見ておしゃべり続けるお母さん達。そんな風景が良く見られた。出来なくても頑張る子供達の姿を見ていれば、その子の弱い所も強い所も良く解るのでは無いかな。だから応援にもつながってくる。試合だけではそれは解らないんだよ。是非ともご父兄の皆さまには練習を見に来て頂きたい、と願います。特に親子で野球を楽しめるのは、今のこの時期でしか有りません。中学、高校へ行けば見てるだけです。少しでも時間をこの様な貴重な時間に振り分けてもらえればと思います。
夕暮れ迫る中でのアメリカンノック。もっと必死に成れ! |
来週は5,6年生は有緝緝インプルーヴ選手権への参加です。この大会も僕が関わった頃から開催されている大会で、今の神戸のチームの起点と成った大会と言ってもいい大会です。6年生達が最後の大会とする楽しみな大会。以前からも出場はしていましたが、僕が初めてチームを預かった年、Aチームは大会が重なりBチームでの出場と成った大会でした。でも4年生主体のチーム。それぞれに練習は積んでいたが何より力が足りない。スクイズだけの得点だったけども、とにかく必死だった。それが6年生チームに勝ち、次の試合も1点差のとてもいい試合が出来た。そこから伊勢方面とのチームの交流が始まった。その起点となる大会でした。4年生達は神戸での練習だよ。しっかり基礎練習をやろう!来週もよろしくお願いします。