2023年1月8日日曜日

頑張れリュウキ、4年生達!

  今日はベルカップの敗者同士の交流戦。大会運営も大変だろうに沢山のチームの交流戦を組んで頂いた。ありがたい。第一試合の予定で桂瀬グランドへ7時半には着いた。会場は松阪支部で新人戦優勝した松阪ファイターズさんが段取りをしてくれていた。神戸も津の新人戦では勝たせてもらったが、その両チームが敗者と成って今日の交流戦。。どこも力の差は殆どないという事だろう。今日の2日目の結果ではやはり庄野さんが優勝した。神戸で練習試合した時もおそらく鈴鹿では一番だろうと思っていた。決勝は庄野さんと栗葉さん。栗葉さんもさすがだね。何よりミスをしない野球をしなければいけない。それが出来ないと決勝までは勝ち上がって来れない。

桂瀬グランドでアップの準備をするソラとシュン。

 今日の桂瀬のグランド。朝方は日差しが有ったが、昨日よりははるかに寒かった。試合中は1塁側で日は当たらない。2試合目には曇り空に成りますます気温が下がった様に感じた。第一試合の関PWキッズさん。先発フウタは2死を取りながら3番にセンターへの2塁打。ソラは良く守ってはいるが、前への思い切りが無いように感じる。今まで大抵ワンバウンドで抑えている。この打球も捕れるとは思ったが勝負しなかった。抜けても70m未満のフェンスの有るグランド。しっかりカバー出来れば2塁打で止めれる。そんな事は頭の中に入れて思い切ったプレーをして欲しい。その後、連続四球で満塁。何とか6番は切ったがフウタのピッチングはこの所、コントロールが定まっていない。真っすぐ身体が回っていない。腕の振りもヒジの上り具合が違う。ワンバウンドが多いのもそういう所だと感じる。続く2回も先頭から連続四球。上位に回った2,3番にセンター、レフトへ打たれ3失点。その後DBも出し、ここでシュンに交代した。

 打線は初回から相手のミスも有り7得点はしたがシュンのセンター前、レンのセンター前、ハルのレフト越えぐらいだ。2回にはランナー2塁に置いてソラのレフト前タイムリー。上手いと感じたのは3回にランナーを置いてソラのライト前タイムリー。これはライトを狙った上手いバッティングだったよ。これが頼りに成る4番だ。

 そして2試合目は松阪ファイターズさん。外野はウチと変わらないかな。。内野はしっかりしていてバッテリーも安定している。キャッチの肩も強い。上手くはまれば強いだろうね。神戸はミスなくどこまで食い下がれるだろう。今日の試合前にリュウキは「もうエラーはしません!」と僕たちの前でいう。いや、そんな事は言わなくてもいいよ。エラーする時はするんだから。その気持ちが有るならしっかり守って声を出してくれたらいい。願うのはそれだけだ。

 この試合もシュンが続いて先発。昨日もまあまあ安定していたが、今日のシュンは良かったね。1回は両チームともランナーを出しながら両キャッチが盗塁をアウトにするいいプレーが続く。しかし2回裏、センターに落とされ1死2塁。続くWPで3塁と成った。バッターは6番。打球はピッチャーゴロでシュンはランナーを制しながらファーストへ投げた。すぐホームへリバックだ!と思ったが、ファーストのリュウキのグラブには入らず後ろへ抜ける。。送球がそれた訳でも無い。。簡単なアウトを取れない、得点に絡む大きな凡ミス。ホームへ早く投げる事を考えたのか。。ファーストアウトの後にホームへ投げてセーフなら仕方ないだろう。でもそれ以前の問題だ。。一番痛いミスだよ。2死と成る間に更にランナーは3塁へ進み、8番バッターの打球はサード正面のゴロ。フウタは取って投げたが、送球は低く2バウンドに成りリュウキのグラブには入らず抜けて行く。ミス2つでの2失点。フウタはサードに回っても、このような送球ミスが多い。2バウンドの送球は無くせ!続く3回裏にもミスから1点追加され、神戸も5回には1点返したが、これで勝敗は決まってしまった。

 3回まで投げたシュンは散発3安打のみ。普通にやれば抑えられるだろう。3回途中から変わったショウトも今日は慎重に投げてノーヒットで抑えた。少年野球でいえば速いボールもいいがそれが6回続けられるとは今は思えない。かつてはそれでも良かった。今はどれだけ緩急を上手く使えるかだと思うね。またその緩急も何よりコントロールが大事。2人ぐらいのピッチャーで目先を変えさせて抑えて行く。これが出来る様にチームとして考えて行きたいと思う。

 寒い中で昼食を取り、お世話頂いた松阪ファイターズさんにお礼をいい、神戸に帰って来た。神戸では内外野のノックやシートノック中心の練習。それにリュウキはファーストでのワンバウンドの取り方の練習を藤田コーチとずっと、バックネット横でネットを立てて別メニューで繰り返している。シートノックに入ってはファーストで各ポジションからの送球を受けながらノックも受けている。大変忙しいファースト。ずっと頑張っていたがボールがこぼれるのも多くなって来た。外野の方からふとファーストを見るとリュウキがいない。。どうしたんだろう。。と思ったが水道の所にいる様だ。何か当たったのかな。シュンは顔面にボールを当てて痛かっただろうに我慢していたぞ。。何が痛いんだリュウキ。。

ワンバウンドの捕球練習をするリュウキ。頑張れ!

 暫くしてまたファーストに入って頑張っていた。そして外野のノックも見ていたが、どのプレーもセンター、ソラのプレーも物足りない。ソラはもっと勝負する事を覚えて欲しい。安全なワンバウンドの捕球なんていらないよ。レフトのユウジロウやイツキ。レンもそうだが取れないボールには球際までも行かない。ソラ以上に残念なプレーが目に着く。そして何より必死さが見えないんだよ。捕れそうで無くても外野が必死に追っていたら、無死や1死でランナーがいたらスタート出来ないよ。でも、ああ取れないな、と思われるような追い方だったらスタートを切られてしまう。外野を超えて行くような飛球は仕方ないだろうがその必死さが伝わって来ない。何より止めて欲しいのは内野、外野の間に落ちる飛球だよ。それを少しでも捕れる必死さを見せて欲しい。それがまだ何一つ見えて来ない。

 昔は外野の柔らかい所でそんなダイビングの練習もやり続けた事もある。僕の長い経験の中でも大事な勝負を決めるのはそんなプレーだよ。ショート後ろ、セカンドやファースト後ろの飛球。これが捕れるか捕れないかで勝負が決まってしまう事は大事な試合でも良く有るんだよ。今日の練習ではリュウキも頑張っていた。それは見ていたら解る。でも外野のそれはまだまだだ。もっとそんな必死さを見せて欲しい。

 この寒い中でのベルカップはチームにとってもとてもいい経験に成ったと捉えよう。これからは徹底してその弱い所を練習して行こう。明日もしっかり練習。明日も頑張ろうね。明日もよろしくお願いします。

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