昨日の秋季県大会津予選の悔しい決勝敗退。昨日の試合内容については明らかにピッチャー含めたディフェンスの差。そこを限られらたメンバーでどう埋めて行くか。。そこがチーム作りで本当に難しい所だ。リーグ戦では勝っている相手。県大会に成れば一日2試合を勝たないと次へは進めない。何よりその壁を越えて行かないと全国はない。全国は1日1試合。フルメンバーで挑める。2試合目も戦力がそれ程落ちる事も無くチームの体勢が組める事。これが何より重要だ。
気持ちも切り替えての今日のグランド。子供達は元気にアップを始めていた。今日はリーグ戦の表彰式の準備が有るので朝からその準備を進め、暫く家で保管していた表彰盾や賞品を積み込んで出かける。賞状も全部用意してある。後は日付を入れるだけだ。表彰盾や個人表彰の賞状なども確認し準備は万端。リーグ戦表彰式は例年なら秋季大会の終了後や予備日などに行っていたが、リーグ戦は6月には終わっているし、出来るだけ早く済ませたい。それに大会終了後では天候の心配、夕暮れ時などの心配も有る。何度か体育館を借りて行ったりもしたが、今回はいつも支部総会で使用させてもらっている会館の大ホールを借りる事が出来た。今日の秋季県大会予選の予備日に、この日程を決めるまでも各チームの都合も有り大変だったが、この大ホールは予想していたよりも大きなホールでそこそこの演劇やコンサートも出来るだろう。客席も全チームの子供達をコロナ感染対応で席を開けて座らせても十分にスペースが有り、ご父兄や指導者達も十分に座れる。もちろん天候の心配はない。放送設備も使える。何も言う事も無い大ホール。本当にこの様な施設を借りれたのはありがたい。来年も出来ればそうしたいなあ、と思う。
そんな表彰式前の午前の練習。昨夜は強い雨が降っていたがグランドの水溜まりはそれ程も無く、子供達はキャッチボールからトスバッティングも始めている。そんな間にユウジロウから投球練習が始まった。ユウジロウはフォームも腕の振りも安定しているが、右バッターの方へ抜けて行くボールが多いね。左肩の開きが早いんだろうか。ほんの少しだ。上手く腕が回る様に振れれば大体の所には来る。フォームの乱れが少ないので、それ程コントロールを高めて行くのは無理は少ないかな、と感じる。ボールの力よりも何より低目のコントロールだ。
続いて5年生のシュンが投げている。遠くから見ていても腕も良く振れている。いいボールが行っている様だ。タラレバだけどもシュンが昨日に投げれていれば面白かったかも知れない。そんな力のある低目のボールが来ていた。スピードで言えばこれで充分。後はストライクが欲しい時にどれだけ冷静に7,8分の力で取れるかだね。 「今日は調子いいのか?」と聞くと照れくさそうに笑いながら投球を続ける。ボールの握りに力の入らない時にいい回転のボールが行く様だ。腰、肩も上手く回っている印象。そろそろシュンのピッチャーも見てみたいね。
同じ5年生の昨日に投げたフウタとハルのキャッチボール。フウタはヒジが低くてボールのトップもそのまま前に流れて来ると昨日の様なワンバウンドの投球が多く成る。都度言っているが、それが中々直らない。力むと余計修正は難しく成る。今朝もそういう所から注意させるといいボールが来る。いい時の低めに集まるフウタの投球が出来ればまたチャンスも有る。ハルは足を上げて投球動作に入ると左肩がサード側に入る。それにつれて上げた左足も後ろへ入って来る。そこから腕が回って来てフィニッシュでは身体が正面に近い向きに成る。肩の前後が入れ替わっていない、腕だけで投げている印象。今日も注意しながら見ていたが、2人とも故障だけはしない様に注意して指導して行きたいと思う。
そんな午前の蒸し暑い練習中に5年生の体験練習の子が来てくれました。投げる事も打つ事も大体は出来る様だね。練習の休憩の合間にリュウノスケがまずそのご父兄に挨拶に言ってくれている。それにつられて他のメンバーもみんな挨拶してくれた。こういう姿は嬉しいな。昨日のチャレンジカップの表彰式でも有ったが、人は相手のそういう所を見る。「ああ、挨拶がしっかり出来る子達だな」と思ってくれたら尚嬉しい。野球の上手下手は別の話だよ。卒団しても社会に出てもそういう事はしっかりと忘れないで欲しいね。
お昼に少し早くグランドを出て今日の表彰式の準備をする。そして2時頃には会館に着いて荷物も下ろす。少し早く来て頂いた監督さんらにも準備を手伝って頂いて30分もかからずに全部用意は出来た。集合15時で15時半からの予定だったが、各チームの皆さんも早めに集合してくれて、予定よりは早かったが15時過ぎにはリーグ戦の表彰式を始める。
まずチーム表彰から。優勝した栗葉さん。2年連続での優勝。特に春先からの強さは敵わなかったね。それでも神戸は栗葉さんに敗れただけで準優勝。これも今のチーム構成で素晴らしいと思う。3位は高岡さん。それそれのチーム表彰を終えて、個人表彰へ移る。
もう3,4年前からに成ると思うが、リーグ戦の中での敢闘賞や優秀賞などを各チームからそれぞれ選出してもらって、全チームの選手がいる中で表彰してもらおうと始めた。沢山の選手の表彰に成るので、それぞれ指導して頂いた監督さんから表彰してもらえる様に。事前にリストを提出してもらって、賞状や表彰盾にも名前の刻印もしてもらっている。その手間は大変だけども、その子達の何かの思い出に、気持ちの中でも力に成ってくれたらとても嬉しい。
優秀選手賞の表彰 |
敢闘選手賞の表彰 |
表彰される選手達がそれぞれ監督さんの前に並んで賞状を読んでもらう。一際大きな声で読んでくれた浅井監督の声にも会場から笑いの声も聞こえ、とても和んだいい表彰式に成ったのでは無いかな。ノブトラもレオンも監督の前で笑い転げていた。優秀選手をもらったリュウノスケも下級生が多いチームの中で、辛かっただろうと思うけれどもよく叱られながらも頑張ってくれた。ノブトラはエース、打線の主軸として故障もせずずっと頑張ってくれた。僕から見ればまだまだ伸び代は一杯有る。ピッチングでは速いボールだけではダメ。バッティングでももっと状況に応じたバッティングも頭に描きながら打席に入って欲しい。レオンも良く怒られながらここまで頑張ってくれた。まだまだスイッチは入り切っていないと僕は思うけども野球は始まったばかり。昨日のチャレンジカップで表彰してもらえた様に、人に好かれる、チームの為に声を出す、そんな事をこれからも忘れずに前に進んで欲しい。
リーグ戦準優勝。良く頑張った! |
そんな、皆さんが和んだ表彰式は予定よりも早く終える事ができた。あちこちで笑顔も見える。ステージ上や客席で記念写真を撮る皆さん。何とかいい表彰式が出来て良かった。皆さんのお陰。ありがとうございました。まだ時間は3時半を少し回ったところ。子供達はまだ練習したい様で、監督も一緒に神戸に戻って練習していた様です。僕は後片付けの後、いつもよりは早めに家に帰って、ゆっくりユウ達とのお散歩。やっと一つ片付きました。次は秋季大会、そして住友杯新人戦が続きます。またそれに向けてチーム一つに成って頑張って行きましょう。来週もよろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿