2022年4月30日土曜日

小さな事でも意欲を持って取り組め。

  今週も色々大変だった。大会参加賞も月曜には全部揃えて頂き、打ち合わせも終えた。一つ忘れていたのが掲示用の組合せ表。すぐに印刷所に依頼して木曜夕方には出来上がった。これってA2以上の印刷は結構するんだよね。ネットで頼んでもいいお値段。そんな時間も無かったので、またいつもの印刷所に無理を頼んだ。大会の表彰賞品なども全部揃い、29日にはリーグの皆さんにも10時前にオオタカに集まってもらって全部配布も終わった。後はお天気を願うばかり。

 そのお天気予報が余り芳しくない。今も明日は多くは降らないと思うが10時前から雨模様だ。出来るだけ1日に開催したいと思うが、雨の中を強行は出来ない。コロナ禍でも有るし選手達の健康面も考慮して判断は明日の6時としてその時の状況で最終判断とする。リーグの皆さんにもお願いした。無理はしたくないが、時間を早めて、短縮しても可能なら開催したいと願う。

 昨日29日は練習も休みで午後からは久し振りにゆっくり出来た。お天気も良かったしユウ達ともそれぞれゆっくりお散歩。そしてこの時期に決まって咲いてくれる可愛い花が有る。3年前の息子の7回忌にヨメが買ってくれたランの種類のテンドロビウム。一度咲いた幹からはもう花は咲かず、新しく伸びて来た幹からまた大きく育ててそこから花を咲かせる。もう3年目に成るが、その新しい芽を毎年育ててそれがいつもこの時期に、それも1,2日の差ぐらいしかない日に咲かせるんだよ。これって凄い事だよな、と自分でも思う。同じ幹や木々ならともかく、毎年、又は2年越しに新しい幹から育てて同じ時期に花を咲かせる。。命をつないで行く、と言うのはこういう事だろうね。来年も咲かせる様に育てて行きたい。

プロの様には行かないけれど、今年も咲いてくれたテンドロビウム

 テレビのニュースでは知床の観光船事故も気の毒としか言いようが無いが、全くひどい状況のウクライナ。もし日本がロシアや中国から攻め込まれてあそこまで破壊されたら、抵抗する意志を保てるだろうか。。と考える。凄いタフな精神力、国民性だと感心する。いや本当にロシアの大統領はもう正気じゃないね。ナチス以上だ。反体制の人や民間人の犠牲など何とも思っていない。戦争が長引けば核使用も有るかも知れない。そんな危機も有ると僕は思っている。これからの日本にも大きな影響が出て来るのでは無いかな。。

 そんな世界の状況でも僕達は今日も野球を出来る。コロナの中で有っても活動が出来る。有難い限りだ。今日は久し振りの廃品回収で大会の準備品なども一旦車から降ろし、神戸で積み込んだ。櫛形へ行き今日も元気なチビッ子達を見て回収業者へ走る。戻って来ると10時過ぎ。Aチームはバッティング練習とバント練習。先週の戸木さんとの試合では本当に打てなかったからね。打てない投手とは思えないけれども雨降るコンディションも影響したかも知れない。何とかバッティングで守備力もカバー出来るぐらいに成って欲しい。それにバントの精度もまだまだだよ。練習では失敗した。。で終わってしまったら上達は無い。基本ストライクバントなんだから、もっともっとコースの意識を持ってやって欲しい。

 お昼前に櫛形へ行くと、聞いていた1年生の体験の子が来ていた。全く物おじしない、練習着でもう皆と普通に話して練習している。数年前の卒団生のヒロトやマサトの弟君だ。いやあ、本当に元気だね。マサトの時にはまだ赤ちゃんだった。そのヒロトとマサト達との試合では、今も忘れない試合が有る。

恐れ知らずの1年生も入部予定です!

 2016年のスポーツ少年団県体への津予選準決勝。高円宮予選に敗退して何とか勝抜きたいと思っていた。2枠が有ったので準決勝に勝てば出場出来る。ヒロトが先発して6回でどちらも得点無し。7回表、ささいなミスから痛い痛い2点を失点。その裏は2,3番が内野ゴロでアッと言う間に2死。そしてランナー無し。泣きそうな表情で誰もがダメか。。と思った試合だったと思う。当時5年生の4番マナヤがラッキーなセンター越えで出塁して5番カツミは右中間の3塁打で1点を返し2死3塁。バッターはヒロト。2死だし普通なら打たせると思うが、僕はヒロトなら5分ぐらいの確率で3塁線にセフティーを決めれたら絶対にセーフに成れると何の迷いもなく、3塁線へのストライクバントのサインを出した。ヒロトはボールを見送り、外寄りの低目ストライクも見逃した。後で聞いたら、あのコースだったら3塁線は難しい、と思ったので、と言ったよ。そして3球目。3塁線際にまあ200点と言ってもいい打球が転がる。カツミも必死でホームインしヒロトもファーストへ投げられたが完璧なセーフだった。2死ランナー無しからの土壇場での同点。試合は無死満塁からの特別延長に成り、2点以内なら、と相手の攻撃を2点に抑え、その裏の満塁での1塁ランナーはマサト。迷わず5年生のユメトに打たせたら打球はセンターへ転がっていく。同点には成るだろう。ところが1塁ランナーのマサトはセンターがちょっとファンブルしたのを見て一気にホームまで狙って来る。満塁だし転がった打球だし、スタートも良かったが、1塁ランナーだよ。そのままホームインし、まさかの逆転サヨナラと成った。何より転がす事の大事さ。バントの精度の大事さを改めて感じた、そんな忘れないゲームだった。

 2016年3月 ⇒ 桜咲く!!まさかのまさかのミラクル!!

 だからね、本当に勝負所での転がせるバッティング、バントの精度は本当に大事なんだよ。今のチームの皆にもこんな試合も有ったよ、と話した事は有るが。今からでもいい。本当にそこは集中して出来る様に成って欲しいと思う。

 午後からは2人ペアでそれぞれのポジションでの練習を投球練習やキャッチ練習まで回りながら行っていたが、少ない6年生達は大抵は出来るから難なくこなして行くが、回りの下級生達やまだ出来ない子達をカバーして行こうとする姿勢にはまだまだ足らないと感じる。何より忘れてはいけないのは、みんな出来ない所から教えてもらって上手に成って来たんだよ。下級生達でもまだ力では敵わない選手達でも少しでも上手く成ってくれたらチームが強く成るんだから。そしたらもっともっと集中してカバー出来ると思うし声もかけれる、応援も出来るよ。貴重なそんな経験する時間をもっと大事にして欲しい。無駄にしないで欲しいと思う。ちょっとそんな練習風景の意識が気に成ったので皆にはちょっと注意した。

 その皆が行ったブルペンでの投球練習の中で、フォームもコントロールも安定していたのは小さなユウジロウ。フウタも身体が突っ込まず左に流れなければいい。そんな話も監督として早速シートバッティングでは2人の登板。予想通り2人とも良かった。充分に練習に成るピッチングだった。せかっく練習に来てるんだから何かを持って帰って欲しい。特にユウジロウにはいい経験に成ったのでは無いかな。4年生からの混成チームがそれぞれレベルアップしていければチームは間違いなく強く成れるんだよ。流される練習ならしなくてもいい。自分自身で意欲を持って取り組んで行こう。

 明日はお天気次第で、朝一に難しい判断に成るとは思います。色々と大変では有るけれども明日もよろしくお願いします。

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