2018年11月4日日曜日

秋季大会、良く頑張った準優勝!

 まだ暗い早朝、ユウとマーキュリーを連れて玄関を出ると、、、え??雨が降っている。朝の雨の予報は無かったよ。。路面は少し濡れて来ているがそれでも小雨だから、とそのままお散歩に出かけた。
 2便目のお散歩前には遠方チームからの問い合わせが数件。。今年は特に熊野のチームが勝ち残っているからね。もう走りながら電話している状況の様で南は雨が降っている様だ。すぐに予報をチェック。最初は午前の雨の予報は無かったが6時代の予報では9時ごろまで1㎜の雨予報に変わって来る。1㎜なら大丈夫だろうが降り続くとね。。

 気に成る一志球場や白山はコンディションがすぐに悪く成る。7時台には各グランドの状況も確認出来て、今の状況なら試合もスタート出来そうだ。とにかく中断しても出来る所まで進めて下さい、と各チーム担当にはお願いをした。最悪でもベスト4まで決まれば何とかなる。

 神戸のグランドは全く問題なし。7時にはほぼ準備も出来ていて、すでに対戦する金山さんも来られていた。その練習振り。小さい子も数人いるようだがフリーバッティングでは良く振っているなあ、と言う印象。グランドにはブルーシートを敷き試合開始を待つ。雨は少し落ち着いて予定通り8時40分に試合はスタートした。

 その初回、1番ソウマのセンターへのヒットからハルトのスクイズがFCに成り1点。盗塁の後、4番コウヤのレフトへのヒットで初回に5年生のスタメンで先制するラッキーな展開。
 ところが先発したコウヤは初回の先頭から四球。1死の後も四球。ストライクに苦労している。暫くして1点返されてピンチでリョウセイに交代した。1ボールから交代したリョウセイ。良くこの後我慢して踏ん張ったね。このピンチをしのいだのは大きかった。

 この頃から少し雨も振って来る。マウンドの周りやホームベース前もぬかるんで来ている。ピッチャーも投げにくいだろうがリョウセイは良く頑張っていた。金山さんの大柄なピッチャーはコントロールに苦労してくる。四球や内野のミスも出て3回だったか、ビッグイニングに成った。そんな中で特に目に着いたのがユウト13。昨日は安濃球場のバックネットに抜けるボールを何度も走って取りに来ていた。その動きも速い。

 雨の降る中、追加点をして、更に満塁でユウト13。打球はセンターへ抜け、そのセンターもファンブルしている。その走塁。セカンドベース付近のスピードがこの雨の中でも素晴らしい。前のランナーがまだ三遊間付近なのにもうセカンドベースを回っていた。追い越しそうな勢いで。そして三塁を回って雨でぬかるんだホームへのスライディングも素晴らしい勢いでナイススライディングだった。これを写真に撮りたかったなあ!これだけの運動センスが有るんだよ。もっともっと伸びると思う。チャンスを掴んでもっともっと監督にアピールしよう。
神戸のグランドでさえこれだけぬかるんで来る。。

 そんな小雨の中、今日はボーイズの選手達が4人来てくれたよ。久し振りにお会いするお母さん達もみんな元気。いつも本当にありがとうございます。タイキ、アユム、シオン、リュウセイ。もうリュウセイは高校は決まっている様だが、みんな来年は受験だね。勉強もしっかり頑張れ。みんな僕より大きく成った。田上コーチには追いついてはいないけど。
来年は受験。頑張れ!


 また先月の体験会に来てくれた子達。今日までに4人の入団届も頂きました。神戸の子も2人増えたよ。嬉しい限り。本当に皆さんのお陰。これからもしっかり頑張って行かねば、と思う。

 急いでグランドを片付けてオオタカへ移動。オオタカへ着いたのは11時前。やっぱりグランドの片付けをしてからだから時間もかかった。これも仕方無い。安濃球場がそのまま借りれていれば楽だったけれども今日は市民大会なども有る。今日の代替えグランドは神戸しか無く雨天順延の場合や、全体を考えてもこういう組合せしか方法しか無かった。

 オオタカも1試合目はかなりぬかるんだ様だが栗葉さんのご父兄が土も入れて問題無く綺麗にしてくれていた。一志球場での尾鷲さんとスモールさんの準決勝も予定通り進めてくれている。試合開始時間は予定の11時10分から20分遅れでスタート。相手は玉城さんだ。

 しっかり振り切って来る玉城さん。中途半端なスピードやコントロールではやられるだろう。そしてこの試合に先発したユウト1。今年僕が見た中でも一番の出来では無かっただろうか。スピードもしっかり伸びて来ている。高めのスピードボールではまず返される心配はないぐらいの勢いが有る。フォームも昨日辺りから左手を大きくバッター方向に伸ばしてタメも出来て投げ込んで来ている。体重がしっかり軸足に乗っている分、前えの突っ込みも抑えられている。特に今日は低めのワンバウンドや外れるボールが殆ど無かった。心配なのは抜いたボール。と後半のスタミナだけ。

 打線は初回、先頭のユウト8。三塁線寄りのボテボテのバウンドゴロ。送球を焦ったピッチャーの悪送球を誘い無死2塁。続くリョウセイ。これも同じような打球。ファーストへピッチャーが送球する間にユウト8はスタート良くホームへ入り幸先よい先制。ノーヒットで取ったような得点だが転がしたから出来た得点だ。ただこのリョウセイの時のファーストのグラブから明らかにボールは一度こぼれ地面に落ちた。前にグラブを伸ばしている状態で。監督にもアピールはしてもらったが1塁塁審は公式審判員。送球動作に入ってからと言う判断でジャッジは変わらない。仕方ないね。

 ただこの後は玉城さんの6番の勢いの有るボールに殆どチャンスも作れない。5回2死からリクトが粘って四球、ユウスケのショートゴロもミスを誘いハルトのセフティーバントはどこにも投げられない内野安打で満塁。打てない時はこれで良い。が後続が続かない。
 6回に2死からユウト1がセンター前へヒット。この試合でいい当りのヒットってこれぐらいだよ。

 調子良さそうなユウト1のピッチング。初回先頭に大きなセンターフライ。ユウト8の後退も様に成って来た。唯一ランナーを出したのは2回の左の6番バッターの3塁線へのセフティーバント。ケイジロウはダッシュしてきたが、身体が立つんだよね。投げる方向にしっかり足を踏み出して投げればアウトだと思うがファーストは止めれない。2死2塁と成ったが7番には粘られたけれども三振に取る。このゲーム、7回裏までこれ以外は全部三者凡退。2回のランナーが無ければ1-0の完全試合と言える内容だ。

 打線にはもう少し奮起して欲しいがそれ以上にユウト1とブンペイのリードも高低を上手く使い追い込んでインハイのボール、アウトローのボールで三振を取るナイスピッチング、ナイスバッテリー!だった。両チームを見ても四球は5回のリクトだけ。緊迫した展開の中でもお互いに緊張感を切らさず、バックもしっかり守っていた。わずか70分のナイスゲームだった。試合が終われば12時40分。大会の進行予定通りの時間まで追い上げてくれた。主催者側としては大変有りがたい。

 この後、食事して1時15分過ぎにはオオタカを出る。栗葉の皆さん、後片付けまでありがとうございました。一志球場に着き試合準備。リーグの人達も応援に来てもらっているし車両が多いだろうと予想はしていたが、駐車場はすでに一杯。事前にリーグの会長にもお願いして球場奥の工場の駐車場を借りておいて良かった。

 決勝は予想通り尾鷲さん。決勝にはエースも温存している余裕の戦い振りだね。
準決勝で素晴らしいピッチングをしたユウト1は7イニング投げているのでもう投げれない。先発は準々決勝でコウヤをリリーフしたリョウセイ。3イニングは投げているから5回以降は交代が必要になる。

 その初回、先頭はエースの1番。追い込みながらセンター横への大きな打球。ユウト8は落下点には追いついたがそこで体制をホーム方向へ向けてしまった様に見えた。打球はグラブに入っていたがこぼれる。あのまま追いながら落下点で体制を変えずにグラブを出していたら難なく入っていただろう。これも勉強だ。その後、2番バッターのバントはキャッチ前へのゴロ。ブンペイの送球は確かに低かったがリクトのミットからボールがこぼれてオールセーフ。ここも捕って欲しかった。3番にはレフトオーバーの3塁打。4番にもレフト前へ返され初回に痛い3失点。この後もレフトへ打たれたが、それでもよく3点で抑えたと思えるイニングだった。

 2回も1死からその1番。ここも追い込みながら外寄りのボール。また右中間へ抜け、1死3塁で前進守備で2番バッターの打球はセカンドのユウスケの正面。3塁ランナーは三本間の半分ぐらいで止まっていたがファーストへ投げて4点目が入る。ブンペイも迷ったかな。難しい所だ。でも迷った時はこれでいい。オールセーフに成るよりはマシだ。

 4回にも2死から1番。ここも追い込みながらセンターへ返される。それまでの打席でもインコースをのけ反らせてストライクを取っていただけにもう一つ攻め込んでも良いと思うね。全部外よりのストライクを狙われている。1回はミスも重なって連打されたがそれ以外は単打で良く抑えている。特にこの1番を塁に出さない事だ。

 5回からはコウヤに交代。四球も有ったが2イニングを良く0に抑えたね。ある程度の荒れ球で時々ストライクが入る。クロス気味に右バッターには入って来るので合し辛いだろう。

 打線は2回表先頭のユウト1のセンター前ヒットからコウセイはバント失敗の後、最後は決めてスクイズで1点。それにしても準々決勝からバントミスが多すぎるね。みんなバットを前に押し出す。目線で捉えている子はいなかったね。これも修正必要だよ。6回には先頭のソウマが出て1死3塁で1番ユウト8。ここもバント出来なかった。

優勝は2年連続尾鷲さん。。次は勝て!
  この決勝戦も両チームともテンポも良く終わって見れば7回70分ゲーム。3時20分までにはゲームが終わった。残念では有るけれど良く踏ん張っても、ヒットはユウト1とソウマの単発2本だけでは4点は超える事は出来ない。打線の向上とあえてミスと言うけれども失点の要因と成ったプレーを向上させて行こう。でもケイジロウも投げれない状態で良くここまで頑張ったと思うね。準々決勝のリョウセイのピンチを乗り切ったリリーフ。準決勝のユウト1の素晴らしいピッチング。そしてこの決勝もリョウセイは良く投げた。ブンペイも良くリードをした。準優勝おめでとう!胸を張って帰ろう。来年は優勝を目指せ!
準優勝おめでとう!良く頑張った!

 表彰式も皆さんのお陰でスムーズに終わり、片付けも終えて4時頃。予定より30分は早く終える事が出来た。皆さま、本当に色々とありがとうございました。

 その後はリーグ戦の表彰式。今日の午後の天気予報は3時ごろからの小雨だったので、色々手配してもらって栗葉さんの体育館が使用出来るのとの事で表彰式はそちらで行う事に決めた。この決勝戦前には各チームへも連絡して頂いた。

 久し振りの栗葉小学校。昔はこのグランドでもリーグ戦や大会の会場などにも使っていた。ライト側には小さな建屋が有って何度かそこへ打ち込む選手もいたなあ。。
小学校へ向かって行くと栗葉の父兄の方が僕を見つけてくれて体育館の入り口まで案内してくれる。荷物は沢山あるし監督さんの心遣いだろうね。本当にありがたいよ。

 体育館にはもう大体のチームが集まっていた。各チームの監督さん達がそれぞれに表彰盾や賞状を並べて準備をしてくれた。3、4年程前から始めた個人表彰の賞状印刷と表彰盾の氏名の刻印。手間暇はかかるけれども大きく成って何かの時にそれを見てくれて元気が出たり励ましに成ったら嬉しい。個人表彰だけで34個の賞状と盾のセット。
 ちょっとミスで氏名の間違いも有った様だけどプレートの再刻印と賞状は作り直すので後日に届けますね。
リーグ戦優勝おめでとう!

優秀選手賞の表彰

 神戸はリーグ戦の優勝旗を1年振りに、また持って帰る事が出来た。来年もまた持って帰れるように頑張って行きたいね。リーグ戦の個人表彰で選手を選出する時、それぞれに素晴らしい能力を持った選手がいる。とても悩むところだと思うが僕はその子のレベル、能力で真面目に諦めずにどこまで頑張ったか、打てなくても声や指示でどれだけチームに貢献しているか、そんな事を基準にしていきたいと思っている。だから持って生まれて能力の有る子はおごらずにもっと一生懸命に成って欲しい。表彰してもらった選手達ももっと頑張って欲しい。
最優秀選手の表彰

 2015年のM1カップ。決勝戦で惜しくも敗れたけれどもその表彰式での優秀選手の表彰。当時のオリックスの現役1軍の投手、東明投手が発表する。
そして、まさかと思ったけども当時5年生のリョウマを呼ぶ。最後には代打に出したとは思うがずっと三塁コーチで大きな声援、指示を送っていた。東明投手が選んだ理由を「3塁コーチで本当に大きな声で声を出し応援していたので」と言う。僕はベンチで泣いたね。スタンドの皆さんも凄い声援だった。プロの選手でも投手やバッターで活躍した選手よりも、そんなところを見ている。きっと苦労した選手なんだろう。リョウマは東明選手のユニフォームももらっていたなあ。
 チームの思いが詰まっています。良かったら見てやって下さい。 2015年1月18日ブログ ⇒ M1カップ準優勝おめでとう!

 みんなにもそう思ってもらえる、応援してもらえる選手に育って欲しい。
神戸に戻って片付けもすると辺りはもう真っ暗。ご父兄の皆さんも秋季大会の二日間、最後まで本当にありがとうございました。来週はいよいよ新人戦です。また来週もよろしくお願いします。 

0 件のコメント: