今日はチームは神戸で練習。僕は卒団生のリョウマの所属する中学野球部が春の全国大会に出場するので観戦に行って来た。予選などが入っていたら無理かな、と思っていたが高円宮を優勝で決めてくれたからね。こうして動けるのも皆のお蔭だ。わざわざ大会の報告にも来てくれたし気持ちを伝えたいと思う。
早朝のお散歩終えて用意して7時半には家を出た。試合会場は静岡の庵原球場。静岡より富士より。グーグルマップで見ても250㌔以上ある。3時間以上はかかるだろう。試合は2試合で11時からだが、そんなに余裕は無い。途中、静岡から清水まで事故渋滞の情報が合って新東名から東名に入って結構飛ばしたよ。浜松で休憩して10時半過ぎに球場に着いた。お茶畑の中の少し高台に有るとっても立派な球場。両翼100m。内野スタンドも広くて綺麗だ。静岡には沢山いい球場が有るね。サッカーも色んなスポーツがとっても盛んな地域だ。娘が中学で学校始まって以来と言う東海大会へ水泳で出場して先生と一緒に応援しに行った事が有るが、あの時も静岡のレベルの高さは三重とは大きく違うな、と感じた。
スタンドからは応援の大きな声が聞こえる。スタンドに入ると第一試合の7回裏、2-1であの星陵中学が島根のチームにリードされている。最終回だけ見たが左のサイド気味から速い腕の振りで投げる。あのボールを外アウトローに決められたら打てないな、と思うスピードとコントロールだった。
そのスタンドに入るとすぐにリョウマのご両親が声を掛けてくれた。いつものグランドにいるスタイルだし、もちろん神戸の帽子も被っている。最近はどこに行くのもこれで済ませてしまう。。
すぐに次の試合のシートノックが始まる。リョウマは控えのキャッチかな。この試合、出場する事は無かったけどイニング毎のピッチャーとも大きな声で投球を受けていた。そして全力でベンチに戻って来る。キャッチ防具を着けているのでランナーコーチにもいないがベンチからも声が聞こえていた。そんな元気な姿を見ているだけでも嬉しい。
京都の代表との試合。1回を見てコツコツやれば海星さんが勝てるだろうと思っていたが、両チーム打てなかったね。2回表に海星さんのエースで4番が入る。打者一巡してポイントは4番までかなあ、と感じていた。その4番が右中間2塁打で出て送って1死3塁。6番バッターの打球は定位置ぐらいの飛球。タッチアップして追いタッチをくぐってホームインはしたが、キャッチがサードへ投げて3塁塁審にアピール。僕は同時のタイミングかな、と見ていたが審判はアウト!のコール。アピールプレーのDPで幻の1点に成った。
4回にも先頭1番がレフト線への2塁打。送って1死3塁からスクイズを決められない。結局三振で得点出来ず。
逆に4回裏先頭四球でDP崩れで1塁にランナーが残る。この時ベース近くのゴロをショートはわざわざセカンドにトスした。多分自分で入って投げればDP取れたと感じる。海星さんに取って嫌だったのが2死2塁と成ってからのセカンドランナーのリード。スタートを切る仕草を何度も繰り返しピッチャーがかなり気に成っていた。結局この後に5番にタイムリーを右中間へ打たれる。
海星さんは6回に1死から1番がセンター前へ。そしてキャッチが捕ってからリレードスチールをする。。完全にアウトのタイミングだと思った。が、2塁審判は手を広げる。少し高い送球だったので足が早かったと見たのかな。セカンドは何度も納得いかないように首をかしげていた。そして2死から3番の打球はボテボテの高いバウンドのショートゴロ。ショートはスタートしていたランナーが気に成ったのかな。すぐ投げればファーストでアウトは取れたと思うけど投げず4番まで打順が回る。多分、ここで得点出来なかったら後は難しい。5番以下は外のスライダーに全く合っていなかったからね。
ここでさすが4番。何とか外のボールをライト前に返す。ライトが慌てずファーストへ投げたらアウトだろうがファンブルして、やっと同点に成った。
その裏、センターへ抜けるワンバウンドの打球を海星さんのセンターはファーストへダイレクトのセンターゴロを取るナイスプレーも有った。それでもその後、レフトへ打たれて盗塁されて、バッターは一番要注意の4番。確かボールが2つ続いた。ここは四球でも良いよ、と思ったら、監督がタイムをかけて故意四球を審判に宣告。今年からプロでも勝負したくないバッターは監督がタイムをかけてピッチャーが投げなくても四球の申告をして次バッターと勝負出来る、そんなルールが出来た。軟式もそれに準じてそのルールを今年から採用している。試合で見たのは初めてだが、これから少年野球でも有るかも知れない。ちょっとつまらない様な気もするが。。
結局これが功を奏して5番を三振に取り、続く7回も両チーム全く決めてが無く7回終わって1-1の同点。無死満塁からの特別延長戦に成った。
8回表、海星さんは1番のレフト前のみで1点。その裏京都は先頭9番が2ストライクと追い込まれてからピッチャー前にスクイズ。全く無警戒だったね。尚、1死2,3塁。もう一つここで狙っても良いと思う。ここはアウトに成っても負ける事は無いんだからね。1点取れば勝てるんだから。でも欲が出たのかな。三振で9回まで延長が続く。
9回表、海星さんの4番、中間守備のセンター寄りの内野ゴロで1点。ただ海星さんもこの後の策が無く、三振、ピッチャーゴロ。
その裏、京都は先頭三振の後、4番は定位置より後ろのセンターフライ。タッチアップでボールはホームに帰って来るが間に合わない、同点。が、この後セカンドランナーがサードを狙いキャッチから送球され完全にアウト。9回特別延長終わっても両チーム勝ち越す事が出来ず、メンバー9人での抽選に成った。でも何であんなタイミングで走ったんだろう。センターのバックホームを見てからすぐにスタートすればセーフに成るハズなのに。
ホームベース前に両選手が整列し抽選の封筒を取る。
こういう形で勝敗を決めるのは残念だろうけど、両チームとも勝手な僕の見方だけどね、目に見えないミスが無かったら勝てただろうと思う。結果は海星さんの抽選勝ち。でもいいゲームを見せてもらった。
次の第三試合を少し見て帰って来た。ちょっと面白かった群馬の桐生のチームのシートノック。その中で半分ぐらいをカバーリングの練習と確認に費やしている。はた目には、何じゃこれ、ボロボロや無いか!と知らない人は思うだろう。わざと送球をずらし、一人目は捕らず、次、又は次のカバーが捕る、その様に動いている。確かに良いかも知れないが、ちゃんとボールを投げる練習をした方が良い様に思うなあ。ミスは少ない方が良い。その確率を減らす方が先だと思うね。わざわざ悪送球なんて練習はしないよね。
でもね、このチーム。桐生と聞いて4年前の北海道全国大会の初戦を思い出した。あの時も桐生のチームだった。プロフィールには優勝を目指す!って書いて有るし強いチームだったね。身体もみんな大きい。監督さんも見上げる程だった。でもね、あの試合、押されまくりの展開ながら要所を抑えて7回0-0。8回の特別延長戦。先頭に四球で本当に有難い遠かった1点。それでも後続は倒れ、その裏、その1点を守り切って勝ったんだよなあ。あれも忘れられないゲームだ。あの時の監督さん、言葉も交わさず宿舎へ戻った。その気持ちは良く解る。素直にありがとうございました、とは言えない心境だろう。でもその宿舎で後でお会いした見上げるような監督さん。「今日は野球の恐さを教えられました。こういう経験は初めてです。ピッチャーは中盤からナイスピッチングでしたね。」と言ってくれた。聞くとこの中学のチームはあの時のチームのすぐ近くの学校らしい。リョウマも5年生であの時にいたから、その時の対戦した選手がいるかも知れないね。その時のブログ → ミラクルすぎる全国大会の1勝!!
もう一つ、あの4年前とダブったのが海星さんの内野のポジショニング。サードはライン寄り。あの時よりももっとライン寄りだ。殆ど三塁手の左側の打球に合わせてポジショニングしている。そして極端なのがショート。左バッターでもそうだったが、ショートは三遊間の真ん中。4年前もそうだった。ソウイチロウが横にとにかく速かったのでレフトへゴロが抜ける打球は本当に少なかった。サードがトンネルしてもカバーしてアウトにしていた。今日の海星さんは右バッターの中軸に成ると更に極端にショートはサード後ろに寄る。あそこまで寄らなくても、と思っていたら三遊間寄りのゴロ。そのショートなら難なく正面でアウトだろうがサードが引っ掛けてしまいヒットに成ったケースが有った。逆に1塁や2塁にランナーが出ると今度は極端に二遊間が狭くなる。三遊間がら空き。あれでいいのかなあ、と感じる。
今日はリョウマのお父さんお母さんにもお会い出来て嬉しかったです。お土産まで頂き本当に有り難うございました。リョウマもこれからも元気にあの明るさで頑張って欲しいと思います。きっと大きな肥しに成ると思います。応援しています。次も頑張って下さい。
早朝のお散歩終えて用意して7時半には家を出た。試合会場は静岡の庵原球場。静岡より富士より。グーグルマップで見ても250㌔以上ある。3時間以上はかかるだろう。試合は2試合で11時からだが、そんなに余裕は無い。途中、静岡から清水まで事故渋滞の情報が合って新東名から東名に入って結構飛ばしたよ。浜松で休憩して10時半過ぎに球場に着いた。お茶畑の中の少し高台に有るとっても立派な球場。両翼100m。内野スタンドも広くて綺麗だ。静岡には沢山いい球場が有るね。サッカーも色んなスポーツがとっても盛んな地域だ。娘が中学で学校始まって以来と言う東海大会へ水泳で出場して先生と一緒に応援しに行った事が有るが、あの時も静岡のレベルの高さは三重とは大きく違うな、と感じた。
いよいよ試合が始まった。素晴らしい環境の球場! |
そのスタンドに入るとすぐにリョウマのご両親が声を掛けてくれた。いつものグランドにいるスタイルだし、もちろん神戸の帽子も被っている。最近はどこに行くのもこれで済ませてしまう。。
すぐに次の試合のシートノックが始まる。リョウマは控えのキャッチかな。この試合、出場する事は無かったけどイニング毎のピッチャーとも大きな声で投球を受けていた。そして全力でベンチに戻って来る。キャッチ防具を着けているのでランナーコーチにもいないがベンチからも声が聞こえていた。そんな元気な姿を見ているだけでも嬉しい。
リョウマ頑張れ~。 |
4回にも先頭1番がレフト線への2塁打。送って1死3塁からスクイズを決められない。結局三振で得点出来ず。
逆に4回裏先頭四球でDP崩れで1塁にランナーが残る。この時ベース近くのゴロをショートはわざわざセカンドにトスした。多分自分で入って投げればDP取れたと感じる。海星さんに取って嫌だったのが2死2塁と成ってからのセカンドランナーのリード。スタートを切る仕草を何度も繰り返しピッチャーがかなり気に成っていた。結局この後に5番にタイムリーを右中間へ打たれる。
海星さんは6回に1死から1番がセンター前へ。そしてキャッチが捕ってからリレードスチールをする。。完全にアウトのタイミングだと思った。が、2塁審判は手を広げる。少し高い送球だったので足が早かったと見たのかな。セカンドは何度も納得いかないように首をかしげていた。そして2死から3番の打球はボテボテの高いバウンドのショートゴロ。ショートはスタートしていたランナーが気に成ったのかな。すぐ投げればファーストでアウトは取れたと思うけど投げず4番まで打順が回る。多分、ここで得点出来なかったら後は難しい。5番以下は外のスライダーに全く合っていなかったからね。
ここでさすが4番。何とか外のボールをライト前に返す。ライトが慌てずファーストへ投げたらアウトだろうがファンブルして、やっと同点に成った。
その裏、センターへ抜けるワンバウンドの打球を海星さんのセンターはファーストへダイレクトのセンターゴロを取るナイスプレーも有った。それでもその後、レフトへ打たれて盗塁されて、バッターは一番要注意の4番。確かボールが2つ続いた。ここは四球でも良いよ、と思ったら、監督がタイムをかけて故意四球を審判に宣告。今年からプロでも勝負したくないバッターは監督がタイムをかけてピッチャーが投げなくても四球の申告をして次バッターと勝負出来る、そんなルールが出来た。軟式もそれに準じてそのルールを今年から採用している。試合で見たのは初めてだが、これから少年野球でも有るかも知れない。ちょっとつまらない様な気もするが。。
結局これが功を奏して5番を三振に取り、続く7回も両チーム全く決めてが無く7回終わって1-1の同点。無死満塁からの特別延長戦に成った。
8回表、海星さんは1番のレフト前のみで1点。その裏京都は先頭9番が2ストライクと追い込まれてからピッチャー前にスクイズ。全く無警戒だったね。尚、1死2,3塁。もう一つここで狙っても良いと思う。ここはアウトに成っても負ける事は無いんだからね。1点取れば勝てるんだから。でも欲が出たのかな。三振で9回まで延長が続く。
9回表、海星さんの4番、中間守備のセンター寄りの内野ゴロで1点。ただ海星さんもこの後の策が無く、三振、ピッチャーゴロ。
その裏、京都は先頭三振の後、4番は定位置より後ろのセンターフライ。タッチアップでボールはホームに帰って来るが間に合わない、同点。が、この後セカンドランナーがサードを狙いキャッチから送球され完全にアウト。9回特別延長終わっても両チーム勝ち越す事が出来ず、メンバー9人での抽選に成った。でも何であんなタイミングで走ったんだろう。センターのバックホームを見てからすぐにスタートすればセーフに成るハズなのに。
ホームベース前に両選手が整列し抽選の封筒を取る。
こういう形で勝敗を決めるのは残念だろうけど、両チームとも勝手な僕の見方だけどね、目に見えないミスが無かったら勝てただろうと思う。結果は海星さんの抽選勝ち。でもいいゲームを見せてもらった。
試合を終えてスタンドに挨拶。お疲れ様! |
でもね、このチーム。桐生と聞いて4年前の北海道全国大会の初戦を思い出した。あの時も桐生のチームだった。プロフィールには優勝を目指す!って書いて有るし強いチームだったね。身体もみんな大きい。監督さんも見上げる程だった。でもね、あの試合、押されまくりの展開ながら要所を抑えて7回0-0。8回の特別延長戦。先頭に四球で本当に有難い遠かった1点。それでも後続は倒れ、その裏、その1点を守り切って勝ったんだよなあ。あれも忘れられないゲームだ。あの時の監督さん、言葉も交わさず宿舎へ戻った。その気持ちは良く解る。素直にありがとうございました、とは言えない心境だろう。でもその宿舎で後でお会いした見上げるような監督さん。「今日は野球の恐さを教えられました。こういう経験は初めてです。ピッチャーは中盤からナイスピッチングでしたね。」と言ってくれた。聞くとこの中学のチームはあの時のチームのすぐ近くの学校らしい。リョウマも5年生であの時にいたから、その時の対戦した選手がいるかも知れないね。その時のブログ → ミラクルすぎる全国大会の1勝!!
サードは三塁線、ショートは三遊間を守るポジショニング。 |
今日はリョウマのお父さんお母さんにもお会い出来て嬉しかったです。お土産まで頂き本当に有り難うございました。リョウマもこれからも元気にあの明るさで頑張って欲しいと思います。きっと大きな肥しに成ると思います。応援しています。次も頑張って下さい。
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