2015年8月23日日曜日

まずやってみろ!チーム一つに成れ!

 今日も昨日と同じ中高浜のグランドで練習試合をさせてもらえる。
相手はこの地元の選抜チーム。昨日に対戦したチームの中から2人入っている。
相手チームは18人。それぞれのユニフォームを着ていて大体1番か10番、2,6など若い背番号の子供達。このようなチームに対してどこまでいい試合をしてくれるだろう。

 ホテルをチェックアウトして8時過ぎにはグランドに着いた。試合は10時からの予定だったし少し早いかな、と思ったがもうグランド準備は全部出来ていた。
公式審判の方も来てくれている。
挨拶をしてお礼を言いながら試合開始は9時半頃から、とお願いさせてもらった。

 そしてアップやキャッチボールを見ていると。。
カツミはアップを終えると「足が痛いので。。」と言ってくる。
聞くと昨日の練習試合で3塁を回った時に痛めた、と言う。何でその時に監督やコーチに言わない?それなら事前に手も打てるよ。
これから試合だと言うのに。。これから始まる試合が大事な試合だったらどうする?
チームの事を考えなさい、と言うのはそういう事も有るんだよ。

 そしてキャッチボールを見ていた。短いラリーに成って、皆意識を持ちながらやっているだろうか。。と。
けれども残念だが、昨日に基本をきちんとやろう、キャッチは両手で掴みに行けと、何度も言った。シオンにも何度も言った。でも何も変わっていなかった。
みんなを集めてまた同じ事を叱る。4番も打つシオンだけどスタメンを外した。真面目にやっている子に申し訳がないよ。一生懸命やってくれているのは解るけどね。昨日の試合であれだけボールをはじいたんだから、少しは意識を持って取り組んで欲しい。

 そんな中で始まった試合。先発は今はコウキしかいない。
でもコウキは先頭に四球、盗塁された後、トモキを前に出してバント守備を取らせたが、その横へ高いバウンドのゴロ。ここでコウキとトモキが一瞬お見合いをし、コウキが慌てて捕って体制を戻せぬままファーストへ投げる。暴投する!と思ったらやっぱりファーストは止める事も出来ない。
 コウキは何度かこういうプレーが記憶に有る。捕球してから慌てずにステップ踏みかえてくれたら何でもない送球だろう。
このところはずっと先発で投げて来ていたが、コウキはこのミスでリズムを崩してしまい、1失点の後も連続四球で無死満塁。仕方なくリュウセイに交代した。
コウキは悔しいのかファーストへ代わって泣いていたね。送球のミスの原因は自分でも解っているだろう。これを教訓にして直して行けば良いよ。声を出して頑張れ!

 リュウセイはこの後レフトオーバーの2塁打、1死の後も4四死球、長打なども有って試合は1回裏で決まってしまった。リュウセイが打たれるのはまだ仕方が無い。四球を出すのもまだ仕方ないだろう。そんな中で納得出来ないプレーが見える。

 ランナー3塁にいてワンバウンドのボールを前に弾いてもキャッチのハヤトは俊敏な動きには見えなかった。1塁側ベンチへボールをはじいた時も、もう諦めて必死で追うような素振りには見えない。5年生でずっとキャッチで頑張ってくれているので、とても良くやってくれているけれども、これが当り前だと思ったらダメだよ。2塁への送球も立ち上がってしまうのでボールが伸びて行かない。
5年生だから遠慮も有るかも知れない。連日の疲れも有るだろう。でも、まず大きな声が届かない。

 ハヤトも初めて途中でリョウマに交代した。ピッチャーもここからヒロト。
ピッチャーからセカンドに入れたリュウセイはこの後、セカンドゴロを2つミス。
リュウセイもピッチャーで抑えられずにセカンドへ下がって気持ちは相当落ち込んでいたのか。
それがプレーにそのまま出ていたようだ。目がボールに着いていかない。
これはそのままリョウマの後のセカンドに入れた僕のミスだね。
 この後レフトへ入れたら、その足を生かした思い切りのいいプレーを見せてくれていた。レフト線の大きなファウルフライを飛び込んでキャッチし。犠牲フライにはなったけれども相手ベンチからも「ナイスプレー!」と声が出ていた。

 代わったヒロトはバックのミスも有るが2イニングで3四球。そしていつものDBも2個有る。これが余りにも簡単に出てしまう。大事なところでは四球もだがDBは命取りになる。
これからピッチャーもキャッチも、特に新チームへ向けては一からやり直しが必要だと感じた。

 1,2回の大量四死球とミスと失点で勝敗はとっくに決まっていたが、100分過ぎ、5回までキチンとやって頂いた。
千葉のスタッフの皆さんに改めて感謝したい。

 試合を終えて代表さんや監督さんにお礼をして、マリンフィールドへ。
ここでお弁当を食べて決勝戦を見て帰ろう。
この大会参加で色々とお世話頂いた千葉少年野球協会の会長さんにもお礼をしたい。
食事を終えて電話をすると球場下の本部室に居ると言うので、コーチや代表とお礼に出かけた。
本部室に入ると40人以上は居るだろうか。沢山の人達がこの大会の為に働いてくれている。
市も野球関係者も皆協力しているね。
 津では有りえないなあ・・・と話しながら戻ってくると、子供達半分ぐらいがいない。まだ食事をしている子もいる。なんでバラバラになる???

 ここに居ろ!と言わなかった僕も悪いが、何で勝手に行動する???まだ食べてるチームメイトがいるのに。何で回りを見ない。考えない。
このチームの一番弱いところはここだよ。何でチーム一つに成れないんだ。良くはなって来たけど、人任せがプレーにそのまま出てくる。皆を集めさせて叱った。回りを見れ!チーム一つに成れ!

 この後お土産を買って決勝戦の観戦。
千葉や市原の選抜チームを作って来ただけ有って、決勝戦は千葉同市の対戦だった。
大人より大きい子供もいて彼が打った打球は99mぐらいあるレフトフェンスの手前まで打球が飛んで行く。凄い打球だ。ちょっとこれは反則だろう、と思うぐらい。
 思惑通りに千葉同市の決勝となって本部としては良かったのかも知れない。
でもどうなのかな。ドリームチームならどこの地区から集めてもそれなりのチームは作れるだろう。ちょっと本質を外れていないだろうか。。。と僕は思うね。

 チームの弱いところ。特に直さなければいけないところ。チーム全体の意識も。
課題はハッキリ出て来た。
試合の結果では余り良いところは無かったが、秋へ向けて、新チームへ向けて、チームの課題をしっかり取り組んで行きたい。

 マリンフィールドを2時過ぎに出発し、休憩も食事も挟みながら9時半頃には学校に着いた。
それにしても千葉まで来て3敗して帰る車中もずっと子供達はカードなどでハイテンションのまま。ずっとうるさいぐらいに。それだけ長時間集中して遊べるなら、何で野球でそれが出来ない?集中するところが違うよ。。

 ご父兄の皆さんには、沢山の暖かいフォローや声援、段取り、手配を頂き、本当にありがとうございました。子供達にはいい思い出になったと思います。
これからも応援をよろしくお願いします!

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