2013年11月17日日曜日

いつも全力を忘れるな!

 今日は神戸で桃園さんと練習試合。グランドは昨日に整備もしているし、今朝のコート作りも皆さん早く出て来てくれて早く準備が出来た。
桃園さんも予定通り8時前には来てくれて、9時から試合開始。まずは新チームで。

 先発はレイヤ。
1回に2死からショートのエラーでランナー1塁。盗塁されて、今度はレフトを超されて先制される。越されたと言っても普通なら充分に捕れる打球だと思うし、捕らないといけない。この辺から、もうレイヤの投球は明らかに違って来ていた。もう気持ちがボールに入っていない。
2回には先頭にライト前へ。続く1塁線のバント処理もピッチャーもファーストも遅くて、3塁まで走られる。そして前進守備のショートゴロで、ファーストバックでホームをアウトに出来ない。

 3回まで我慢したが、またショートのエラーから四球を出して、レイヤは打たれていないのに、もう平常心では無かった。ここでソウイチロウに交代。
この後もサードのミスも有る。WPも有る。

 ヒットは3本しか打たれていないが、内野エラーが4個。記録に出ない失点に絡むミスも。
午後からの、新チームでの試合でも、ケントが7回投げたけれど、内容は桃園さんに完全におされている。4,5年生は経験が少ないのも有るが、それは相手も一緒。
一番違う所は、内野の守備力の差だ。前の打球へのダッシュが、特にサード、ショートは違うね。これは6年生も一緒。
 
 得点の差はそのミスの差。そして走塁でも残念な憤死が沢山有る。何でもない内野フライを落したり。
一番、残念なのは内野ゴロやフライで、アウトだと諦めて、全力疾走出来ていない事だ。2死で、2,3塁にいたランナーも一緒だ。3アウトと思ってとても全力には見えない走り。
とにかく声も、つながる声が出ない。
少なくとも6年生は、神戸も、もちろん桃園の選手達もピッチャーゴロでも全力で走っていた。
それを皆は目の前で見ていたはずだ。
そんな気持ちの甘さ、少しぐらい上手く行かなくて下を向く気持ちの弱さでは、勝負に成らない。

 何人かは交代させたけど、新チームの特に5年生はその全力疾走を肝に命じて欲しい。ベンチにいて応援してくれる控えの子やお世話をしてくれる皆さんに申し訳がないぞ。
思いっきり走る事、プレーする事、声を出す事は誰にでも出来るハズ。

 6年生の試合でも、その内外野の守備力の差が出ているね。内野も外野も一つアウトに出来るハズの打球が、アウトに出来ていない。送りバントも出来ない。これだと5年生と変わらない。

 今日の4つの試合で良かったのは、まずフウジロウのピッチング。ヒットも打たれてはいるが四球は2つだけだし、失点も内野のミスが起点。
緩急も上手く使えていた。牽制のタイミングも良く成った。2塁の時の牽制も少しは出来る様に成った。おじぎするようなボールも少なかった。バックがしっかりしてくれたら失点も、半分には減る。

 2試合目に投げたマサタケも今日は、前でボールを振れていた。長打も打たれたが、これも内野のミスがらみ。内容は良かったと思う。

 5年生ではケントも良く投げたが、投げた後の守備が課題だ。
僕が相手の監督だったら、徹底してバント攻めするね。もっと早く動ける様に成って欲しい。
中々打球が飛ばなかったソウイチロウは、自分なりにもバッターボックスで、スタンスなどを工夫していた様だ。右足に溜めてヒザを絞って、とは指導したが、今日は内野を越えるタイムリーも有ったね。

 1試合目に怒られて交代されたレイヤは、「フラフラしないで、しっかりやれ!」とその後の試合には6年生と一緒に使った。
他の5年生も今日は結果が出なかったが、6年生の試合にも積極的に使ってみた。
まだまだミスは沢山有るだろう。でも、これから沢山失敗して怒られて、少しずつでいいから覚えて行って欲しい。

 もう新人戦まで2週間だが、まずは力試し。これからしっかり走って、守備も走塁もスピードを上げて、強く成って行こう。

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