2012年11月10日土曜日

アモンのサヨナラタイムリー!

 早朝、暗い内にモモを連れて散歩に出ると、まだ夜空にはとってもハッキリとした三日月となったお月さんが見える。何かいい事が有りそうな。。。そんな気にさせてくれるきれいなお月さんだった。
今日は交歓大会で早くに安濃球場へ。
 
 皆さんが早めに来てくれて受付も少し早めに始まった。故障している場内マイクの代わりに家から持ち出した昔のカラオケアンプ。そしてご父兄にお借りしたラジカセ。電源コードも持参。用意は万全だった。
 予定通り、選手も集まり、後は市長を待つばかり。直前に到着した市長を待って開会式を始めようとしたが、予定外の来賓。。。以前からスポーツ振興課にもPRはしているし、来る人の確認も念を押して用意はしている。
 三重県議会の議員さんはエライのかもしれないけれど、常識的に段取りが有るよね。それも突然来てしゃべらせろ、とはないぞ!と僕は思う。本部長の顔が有るので、急遽開会式の来賓祝辞として入れたけど、こんな常識のない人が議員なのか。。。

 そんな事も有って色々大変だったけれど、無事開会式を終える事が出来た。本当にやっと一段落。
帰りに津球場へ寄り、少し第一試合を見てから神戸に戻った。
子供達はキャッチボールも終えてノックをしてもらっている。しばらくしてから、確認の為のシートノック。アモンはもうボールも大体来ているし大丈夫な様だ。
 1試合目はショウダイと決めていたので、いつものサード、ショートが課題。けれど今日も左のハルヤでサードは行くとノックをしていて決めた。止めれるボールをアウトにしてくれればいい。

 この後、トスを2周回したけれど、当っていないね。今、タカヤは全く合っていない。セイヤもコフルもそんなにミート出来ていない。でもこれで頑張ってくれるか期待するしかない。
1試合目は桔梗さんに1-0で勝った井田さん。井田さんはこの秋の県大会にも出て来ている。良く守るチームだと聞いていた。

 ショウダイの立ち上り。先頭に初球を三遊間へ。この試合、井田さんは初球からでも積極的に狙って来る。タカヤにはとにかく低目からは入れと指示した。この回は3塁まで進められるが、後続を断ち、以後も三遊間や3塁線のヒットは打たれるが、バックもミス無く守ってアッと言う間に7回。
 神戸の攻撃もちょっと緩急の有る、早いモーションのピッチャーに全くタイミングが合わない。
7回まで、ショウダイのライト線に落ちるヒットのみ。殆どがフライ、三振、内野ゴロ。1時間も経っただろうか?7回が0-0で終わってしまった。

 そして8回1死満塁からのサドンデスゲーム。内野は中間より前のバックホーム体制。外野はほぼ定位置ぐらいだ。その満塁から7番バッターが打った打球はセンター前のフライ。
僕はセンターフライ、と思ったが、アモンは少しスタートもダッシュも遅れてその前に打球が落ちる。
 そこへライトからダッシュして来たフウジロウが打球を押さえて、セカンドを踏み2アウト。ランナーもフライだったので、スタートが切れなかったのがラッキーだった。その後すぐにサードへ投げて2塁ランナーはサードでタッチアウトでDP!先の3塁ランナーはホームが早く1点は入れられたが、これはとても大きなプレーだった。ナイスプレーだね、フウジロウ。

 その裏の攻撃。神戸も満塁から7番に入れたアモン。それまでは全く合っていなかった。途中からバスターをやらせて、コンパクトに。その前に相手のピッチャーが1番に代わったのも神戸にとっては有り難い。ボールは速いけれど、この方がタイミングが合うだろう。
 アモンにはボールを絞って、時間をかけて狙え。合わなかったらスクイズも有るぞ。と指示した。
けれど、井田さんのショート、セカンドのダッシュは本当に早いね。そのバントシフトを見て、これは打つしかない、と思った。
 神戸の子達はあのダッシュを見たかな?あれならスタートが完璧でないとセーフは難しい。

 そのアモンは追い込まれてファウルしながら、振り切り打球はショートの頭を越える。2塁ランナーのタカヤは大きくリードしている。この試合、やっと芯に当たったヒットが逆転サヨナラヒットとなった。
名張大会でのサドンデスのサヨナラもアモンもボテボテで、タカヤが2塁から滑り込んだね。
 今日の打球はナイスバッティングだった。いつもあの打球をイメージして欲しい。
アモンのヒットもとても良かったけれど、ショウダイのピッチングも今日は少し落としたボールで8回、無四球でとても丁寧に投げた。
 三遊間は狙われたが、バックのミスは無かった。そして8回のフウジロウのDP。皆が良く守った。これが一番の勝因。

 ところが、次の高茶屋さんとの試合。セイヤで先発し、先頭を四球で出すが、3直のDPで1回を0で終える。その裏にヒット、内野安打などで無死満塁と成るが、内野ゴロ、1点しか取れない。
 逆に2回表、四球から無死3塁で、暴投から同点。周りは何も出来ない。1死は取ったが、また四球と成ってフウジロウに交代。ここは抑えたけれど、3回には、またいつもの内野の悪い所が沢山出てしまった。

 ヒット、四球などで無死満塁と成る。フウジロウは左で牽制は上手いが、余りに多い。これではリズムも掴めない。それを注意すると、今度はバックを見なくなって投げ急ぐ。
すると、バックはライトゴロのファーストカバーでミスしたり、まず一つの基本を忘れてFCにしたり。。。ミスが続く。四球も含めてノーヒットで4点、入れられてしまった。

 試合時間はどんどん過ぎて行くし、3回とは言え、もうそんなに時間はない。正直、この4点は今のバッティングでは難しい、と思っていた。
先頭のショウゴは良く粘ったが、また内野フライ。ところが、コフルがまた良く粘った後にやっと左中間のいい当り。四球、アモンのセンターへのヒットも続いて1死満塁で、バッターはセイヤから代わったフウジロウ。フウジロウは低い打球で右中間へ打ち返し、もたつく間に走者一掃の3塁打となった。
 アツヤにもここはバスター。4点差だったから打つしかなかったが、1点差と成ってもここはスクイズでは同点止まり。この回で勝ち越ししないと行けない。強打すると打球はコンパクトにレフト前へ。同点と成る。このバッティングで充分。

 続いて四球、1,2塁。ショウダイがセンター越え。悩んでいるハルヤもセンターへ。ショウゴもつないで、コフルも走者一掃の3塁打。一気にこの回9点取り逆転出来た。
時間的にもう余裕は無かったし、2,3点差なら最後はピッチャーはショウダイでも、と考えていたが、これだけ有ればフウジロウも楽。自分で打ち返したし、これだけ点も取ってくれたからもう大丈夫だ。
 試合が終わって、セイヤとフウジロウに「お前ら、負けなくて良かったなあ!」と。もう2人は笑顔に成っていた。

 本当に教訓多き試合。本当にこの試合、良くつないで逆転出来たと思う。
「お前達、1試合目はあんないい試合をしたのにこれは恥ずかしいぞ!!悔しかったらつないでつないで、逆転するしかない!自分達でやるしかない。4点有るから打つしかないぞ!」それぞれ叱るつもりも、もう無い。そんな事をこの攻撃前に言った。
 子供達もこのイニングはそれなりに集中出来ていたと様だ。

 野球の神様も今日は移り気だったけど、最後は味方してくれた。こんなバッティングが出来るんだからね。自信を持とう!
 何とか苦しい試合を乗り越えて明日につなげる事が出来た。明日は雨が心配だけど何とか消化したい。明日も頑張っていい結果を残して欲しい。
 明日も子供達の頑張りに期待しよう。

 

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