2012年10月13日土曜日

とにかく動きの悪い土曜

 今日は鳥羽パールカップ。僕としても4年振りの大会だ。2007年に初めて招待してもらって以来、呼んで頂いている。ちょっと気になったのはあの頃とは主催者は変っていないが、鳥羽のチームの監督さんも様変わりが多い。これからの交流も大事にして行きたい。

 出発は6時なので、5時には起きて用意してモモと散歩。まだ辺りは暗く、空にはきれいな三日月が見える。月と言えば1Q81。村上春樹の小説がすぐに頭に浮かぶ。ノーベル賞は残念だったね。2つの月が見える世界からやっと元に戻った主人公達。その先が読みたい!とずっと思っている。
BOOK 4は出るのだろうか?

 開会式を終えて試合会場へ。対戦相手は有緝インパルスさん。今年春先の宮山さんの記念大会で対戦させてもらったが、勝てていない。打力で負けている、そんな印象が残っている。
 1回先頭にヒットを打たれて3塁まで進められるが、ショウダイが落ち着いて抑えてくれた。その後もショウダイは低目、緩急も使いながら5回まで、スクイズの1点のみに抑えてくれている。6回に2長短打を連続で打たれて2点目の失点とは成ったが、ここまで良く抑えてくれた。

 今日は土曜だし朝も早い。朝のキャッチボールやノックを見ても動けていない子が何人も目に着く。バットが振れている、と感じる子はいない。先の週の2日間の練習で、あれだけバットも振って、振れて来た、と感じていたが、あのスイングはどこへ行った?
 これでは打てない。ゆったりしたフォームから長い腕を使って速いボールを投げ込んでくるピッチャーを見ていて、バットにかすりもしない。打てる気がしなかった。

 この試合、5回まで、外野まで飛ばしたのはショウダイだけ。唯一、3回に四球から今日もバントを徹底し、1死2,3塁となったが、サインの見落としも有ってランナーを返せない。それ以外は全くチャンスも無い。

 2点リードされた6回裏、三振で1アウトと成ってフウジロウ。良く粘って転がし、ファーストのエラーを誘って1死1塁。次はアモンだったけど、今日は全く合っていない。ユウマを代打に送ると何とか四球を選び、盗塁も有って1.3塁。この時のフウジロウの3盗はノーサイン。スタートも良かったが、タイミングはアウト。。。でも野手がボールをこぼした様だ。この3盗は大きなプレーだった。
 結果論だけど、ユウマの代打もこの盗塁も動かなければチャンスは生れなかったと思う。

 この後、タカヤが初球をセンターへ返して1点。再び1,3塁から盗塁で2,3塁と成る。
そしてコフル。ここは迷わずバントしか考えなかった。
1球目、外されたが良く当ててファウル。続く2球は見送り。相手も警戒して外してくる。
 そして4球目、インコースをバントするとハーフライナーと成って3遊間に転がる、何ともラッキーな打球と成って、タカヤも帰り3点目。
 押せ押せの盗塁、1死2塁からセイヤは三遊間に転がし大きな4点目が入っった。
タカヤのヒットも大きかったが、何とか転がしてくれたから得点に成ったね。

 勝因は何と言っても2点に抑えてくれたショウダイ。ショートで頑張っているケイタは今日は体が切れていない。試合で始めて左フウジロウのショートも試したが、高いバウンドの打球も思い切って処理してくれた。左のハルヤとの二遊間も今日の試合では実現したが、特に不安は見当たらない。面白いかもしれない。
 けどね、本当はもっと他の子に頑張って欲しい。

 今日も思ったのはユウマの代打は結果は出なくても何故かチャンスにつながる事が多いような。。。そんな気がする。
 子供達の頑張りで次に勝ち進み、次はフウジロウで先発。相手の東大淀さんは9人しか居ない。1回にヒット、バントなど5点を先制し楽な展開のはずだが、抑えてはいるものの今日は腕が良く振れていない。3回までガマンしてミユに交代。
 けれど、今日はミユも腕が振れていないし、ボールも来ていない。2四球で1点返されそんなに余裕はない。念の為にマサタケ、ショウダイも準備していた。

 この試合ではランナーがいても緩いボールにフライ、内野ゴロがまだまだ多い。1回のバントを絡めた5点で、もう大丈夫とでも思っているのか?野球はそんなに甘くは無い。5点差なんて四球、ミスが出れば一気に返されてしまう。
 少し余裕が有っても、もっと貪欲に!何が何でも転がす!徹底して意識して欲しい。

 明日も基本に忠実に転がす事から始めよう!

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