2022年3月21日月曜日

モクレンの咲くオオタカで課題一杯の練習試合。

  今日も寒い。。昨日と同じように防寒準備もして、今日は国民の休日だし玄関に日の丸を掲揚して出かけた。今朝のグランドは風は少なくまだ昨日よりはマシだった。東京の靖国神社では桜の開花宣言も昨日は出ているのに、この春先の寒さは身体に堪える。。

 その靖国神社は韓国や中国からは批判の対象に成っているが、何でよその国からそんな事を言われなければならないのか。もっと強く成って欲しい日本。少し前にテレビで僕の田舎に近い大峰山の霊場に太平洋戦争の昭和20年6月頃にアメリカの爆撃機B29が墜落したらしい。大阪をじゅうたん爆撃の最中に対空砲火を受けてコースをそれて大峰の上空まで飛んで来て墜落。記録にも残っていて乗り組み員は不明と成っているそうだが、実は4人のパラシュートで降下した兵士がいて村民に4人とも助けられたそうだ。怪我の手当てや食事なども与えてもらい、喜んだのもつかの間、暫くして大阪方面の捕虜収容所に移送され、そこでは厳しい扱いを受ける。大阪の人々にとっては無差別爆撃をした張本人達。憎くて憎くて仕方が無い。記録では終戦までに全員射殺や毒殺と成った記録が有り、終戦後にはそれらに加わった人達は戦争犯罪で処刑されているらしい。。兵士達は命令に従って爆撃や銃殺を行っただけだが、戦争は人々を狂気にし、増悪を繰り返すだけだ。。そのアメリカ兵の残された家族達もその様な経緯は知らず、B29での不明者のままだったらしい。今さらその事実を知らされても、その心中はどうだろう。。もう終戦間近で、もう少し後だったら生きて帰れたのに。

 昔、僕がまだ子供の頃に母親からこんな田舎にもB29が飛んで来ていた。と聞いた。それは本当だったんだね。その墜落したB29の機体の1トン以上もある大きなエンジンの塊が最近拾い出されて大峰に保管されているらしい。忘れてはいけない狂気の戦争。ウクライナ情報は西側からの情報を僕達は正としているから、プーチンはヒトラー以上かもしれない、とも思う。でもそれが他方では正とされる。何としても止める手立ては無いのか。。国連も何の手立ても出来ない。国際司法裁判所で停戦せよ、と命令されても何の効果も無い。何が有れば止めれるのか。何とか止めて欲しい。本当にそう願う。

 今朝はカメラの用意をして出かけ、朝のアップの後に新チーム皆の顔写真を校舎の壁の前で撮る。そろそろチームのホームページも2022年バージョンに更新しておきたい。午前の練習は昨日に続いてバッティング練習とシートノックでの全体確認。やりたい事は沢山有るがまずは基本だけはしっかり覚えて欲しい。3,4年生での捕球で良くボールがこぼれるのは捕球姿勢も有るけれども、握力や腕の力も大きく影響するだろう。グラブで掴み切れていないからボールはこぼれる。強い打球には負けてしまう。もうこれは仕方が無い。バッティングではノブトラが大きな打球を飛ばしていたが、色々考えて攻めて来るピッチャーと対戦した時にその打球が打てれば本当に嬉しいし、自信に成るだろう。チームとしてもそう成って欲しい。

貴重なユウセイの左ピッチャー。今日はありがとう!

 今日はそんな朝に卒団生の中2に成るユウセイが来てくれて課題バッティングのピッチャーをやってくれていました。小学生の時よりはまとまった投球フォームにも成っている。ストライクもしっかり入るし短い中でのいい練習に成った。ユウセイ今日はありがとう。

 11時頃には練習も終えて練習試合へ移動の準備。今日は新チームと成ってベルカップ以来の練習試合。まだまだチームはフォーメーションも手探り状態。何とかいい方向性が見つかる様に子供達には頑張って欲しい。12時過ぎにはオオタカグランドに着き、ノックをさせてもらって栗葉さんとの練習試合が始まった。オオタカにはこの時期に大きなモクレンの白い花が咲く。グランドの回りの桜も大きく成ってもうすぐ沢山の花を咲かせるだろう。昔は桜の植樹も何年か続けていた。グランドの回りの土手にある桜はその頃から大きく成った桜だよ。

とっても綺麗なオオタカのモクレンの真っ白な花がほぼ満開だね!

 栗葉さんも6年生はそれほど多くも無い。ただ新5、6年生達は去年から経験している子達が多い。その差は大きいとと思うが、どこまで今の神戸のチーム力で戦えるだろうか。どんな課題が見えて来るだろうか。

 ノブトラの先発で始まった1回表。抜いたボールを1番にレフト越え3塁打。2番にも同じように抜いたボールだったと思う。本当は胸元の速いボールで攻めて欲しかった。それが真ん中に入ったのかな。4番にもセンターへ返されて2失点。4回には良く追ったというべきかもしれないが外野落球から四球のランナーをまた1番のレフト越えで2失点。1番、4番には大抵打たれたね。でもそれ以外は速いボールで内野ゴロ、特にピッチャーゴロが多かった。ボールの力で押していたし、もっとインコース、高目を攻めても良かったと感じる。ノブトラは4回1四球だが4回終わって60球を超えて5回からはショウトに交代。対して栗葉さんの先発1番は栗葉さんらしいコントロール主体の緩急をうまく使うピッチャー。去年も投げていたし一回り成長した印象。とにかく球数が少ない。神戸の子の早打ちも有るが3回でわずか18球。ほとんどが1,2球の間に打ちに行く。エンドランも有ったし積極性はいいが狙い球は考えているかな?抜いたボールを打ちに行き凡打やフライも良く見受けられた。

 2回に1死からソラのレフト越え2塁打。3回は9番に入ったリュウキのレフト前。この2本だけがいい当たりのヒット。ピッチャーが代わった4回は先頭リュウノスケがライト前ヒットで出て盗塁で無死2塁と成ったがヒットはこれだけ。その後続にはいずれも打ち上げるフライ。後ろの肩が下がるフライに成るバッティングに成っている。ランナーがいる時のバッティングとしてこれは考えて行かなければいけない。エンドランの練習ではどこを狙っていたんだろう。どんな打球を狙っていたんだろう。よく思い出して欲しい。フライでは何にもならないよ。

 今年から学童の規約も変更され6回戦で試合時間は90分と成ったが、この試合は70分経たずに終わってしまったのでは無いかな。本当に早い展開。小差の試合ではもっと短く成るかもしれない。とにかくミスを減らす事。四球を出さない事、簡単に盗塁されない事などが大きなポイントに成って来る。県大会やそれまでの予選でもこれからは今までの緊迫した試合は減って来るかもしれない、そうも感じた試合だった。気が付いたら負けてしまった、、そう成らない様に点を取る為にはどうしたら良いんだろう。チーム全員で意識を持って取り組もう。

 2試合目は1回にリュウノスケのポテンヒット、3回は1番に入ったソラのセンター越え2塁打。4回にはサード前のゴロをハルは良く走って1塁セーフ。こういう姿勢を忘れないで欲しいね。ハルはレフトの守備にもついたが、その動きはセンターで見る動きよりもずっと良かった様に思う。6回にはリュウノスケのレフト前。ヒットはこれだけ。確率の問題とは言え、やはりフリーバッティングや課題バッティングで、いい打球を飛ばしている結果がこれにそのまま出ている様に思う。ノブトラは狙い球が絞れていたかな。シュンは上体が力み過ぎだね。タイミングが合わず大抵遅れていた。小指でバットを握る感じで充分だと思う。ランナーが出た時に最低でもどんなバッティングが望まれるか、最低でも進塁させる事が出来ていたら、2死と成っても3塁までランナーを進める事が出来ていたらどうだろう。

 先発したフウタは初回1死から四球、ヒットのランナーを4番に右中間へ返されて2失点。2,3回はボールは多いが良く抑えたが3回で49球。4回には先頭DB、内野ミスも出てソラに交代。下位打線にしっかりスクイズも決められてこの回3失点。ソラは5回も投げたが、投球間隔、セットでの持ち時間が長すぎる。ボールのトップも上がってこないし、ヒジが低い位置でそのまま投げてしまう。コントロールにもこれは直さないと難しいな、と感じた。

 以前から投球時間の制限ルールは有りましたが、今年からは学童においても、その投球ルールが改めて適応される様です。ランナーがいない時は12秒、いる時は20秒ルール。基本的にはボールを持った投手がプレートについているかでは無く、打者の準備が整った時から計測される。それに違反した場合にはボールが宣告される、と成る様だ。打者が準備出来ている状態から、サインを見てセットに入って投球動作に入るまで2秒で投げるとしても10秒ぐらいしかない。この時間はかなり短い。詳しい事は決定した今年のルールブックなども説明を受けてからにはなる。もちろん公式審判員がストップウォッチで計測するらしいが、実務としては県大会予選や本大会には適応されるだろう。ローカル大会ではその対応は難しいだろうね。今日のソラの投球間隔で言うと、計測はしていないがかなり際どい時間で有る事は確かだ。試合のスピードアップも必要だし、投球に限らずイニング交代での全力疾走やキャッチの準備も早く対応できる様に成って欲しい。

 色んな課題が見えた練習試合。力ではまだまだ対応出来ていない。内外野のフォーメーションも代わると弱さも見えて来る。攻撃でのつなぐ事の大切さもまだまだ。そんな中でも一つずつ出来る事を反復して覚えて強く成って行こう。栗葉の皆さん、今日は練習試合にお付き合い頂き本当にありがとうございました。ご父兄の皆さまもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

0 件のコメント: