2021年5月3日月曜日

春季大会は無事に終了。皆さん、ありがとうございました。

  昨日はAチームは休養日。このGW中それもいいだろう。その間の時間に春季大会2日目の準備。表彰式の準備も芸濃グランドの準備も、安濃球場の段取りも。またその他の2日目会場の準備もみんな終えた。貴重な時間と成った。

 Bチームは練習しているので午後から櫛形へ行く。紅白戦をやると聞いていたので少しそれも見てみたい。Bは全員で16名だが、それに6年生のお兄ちゃん、エイタとナオタロウが守備だけ入ってゲームをしている。練習とは違うチビッ子達の動き。最初に目に着いたのはイツキ。もう3年生だがショートに入っていて身体も大きく成ったようだ。少し難しいだろう。。と思えるショート後ろのフライを捕ったよ。。投げているのは4年生のフウタ。思い切りのいい腕の振りだ。ハルやソラの4年生達も強いボールに成って来た。シュンもいいバッティング。今年入ったシュウト3年生もピッチャーで投げる。サードはアキセが守っている。他の子達もそうだけど少し見ぬ間にみんな大きく上手く成ってる。他のチームと比べたらまだまだな所も有るだろう。もっと厳しいチームも有るだろう。でも今大事なのは基本を少しずつでも続けながら楽しく出来る事。これからの成長も楽しみだ。7月の神戸大会でも何とか4年生の交流戦をやってやりたいとは思う。また皆さんのご協力をよろしくお願いします。

 この日は晴れのはずだったが3時頃には雨が落ちて来る。。その後には想定外の雨も降って来た。3日の春季大会2日目が心配になるぐらいに。。神戸に戻って気に成っていた芸濃グランドでのベースや金具、プレートを積み込み、家に帰ってから遠征などの携帯用のバッターボックスゲージをパイプでたためて持ち運びも簡単な形で作った。約50分。これで芸濃のホームベースなどのライン引きも楽に成る。

1時間弱で作ったパイプでのバッターボックスの半分ゲージ。
折りたためばパイプ2本だけ。芸濃でも簡単に使えた。

 夕刻には強い雨も降って来たが天気予報は3日は1日晴れ。まず大丈夫だろう。でも早く家は出ないとね。今朝のワンズのお散歩も早めに済ませて家を出る。神戸の倉庫から大会の優勝旗を持ってまずは安濃球場へ。7時前には全て開場してくれていて、もう戸木さんがグランド準備を進めてくれていた。グランドは昨日の雨で少し湿っていたがお天気は大丈夫だろう。試合球やプレートを渡して芸濃へ走る。芸濃には7時過ぎに着いたが、もう第一試合のスモールさんと大木さんが来てアップをしていた。神戸では今日は交流戦が有るのでご父兄の皆さんのフォローも2会場、大変だけどもすぐにグランド準備も済ましで用意は出来た。昨日に作ったバッターボックスのゲージも大変便利に使える。後、考えてるのは細いワイヤーを使ったライン引き用の治具。ポイント間にマーキングしておいて高い長いメジャーが無くてもライン引けたらいいなあ。

 この週末の高円宮県大会でこの芸濃グランドを神戸で対応する事にしたが、両翼80m設定でどこまで距離が有るのかライト線で計ってみた。神戸ではセンター奥、サッカーゴール手前で79m。そこから円を描いてレフトは74m少しだったが、芸濃のライト線80mでも相当深く感じる。もうフェンスまで10mほどだよ。これだけ有れば充分だと思うね。一応競技規則での基準は学童は両翼70m。センター85mなんだから。芸濃ではレフトはおそらく100mは有るだろう。センター奥はもっとかも。。このグランドでは低い強い打球が抜けたら外野の芝は無いしほぼホームランになる。その芸濃グランドでの第一試合の準々決勝。その通りの試合展開になった。

 1回表、スモールさん。1番は大きなライトフライ。深めのポジショニング。2番の四球から4番タイムリーで1点。3回には2番のレフト越えがHRに成る。4回にも追加点。5回には右中間、6回にも右中間を打球が抜けHR。ランナーがいない中でのHRが3本だよ。対する大木さん。4回に4番にレフト越えの2ランHR。続く5番はセンター越えの3塁打から内野ゴロで3点目。6回にもセンター越えのHRで4点目が入り1点差まで迫り、7回裏も無死3塁の同点のチャンスだったが得点出来ずゲーム。両チームで5本のHRが出たが、HRの数が勝敗を分けた様な試合だった。タラレバだけどもネットが有れば2,3塁で止まるのは間違いない。長打警戒する余り深いディフェンスに成っているが、ネットが有れば内外野の間に落ちるポテンヒットも少なく成るだろう。野球が変るのは間違いない。

 そして2試合目の準決勝。オオタカではてい水さんが勝って10時45分頃には来てくれた。移動時間も30分も有るだろうからね、要綱には書いていないけどもシートノックだけしてもらって、予定通り11時10分前には試合開始。この試合、また初回にスモールさんの3番が右中間を割りHR。3回裏にはてい水さんが8番のライト越えがHR。ともにチャンスを作りながら抑えて来るしのぎ合いのゲームだったが、4回にてい水さんは相手のエラーから先頭が出てタイムリーや三塁線のバント安打が相手の送球ミスを誘ったり得点を追加し、2死と成ってからは3番の右中間を抜くHRでこの回大きな6点が入った。そして5回裏にはヒット、無死2塁からまた3塁線のナイスバント。これが悪送球を誘い8点目が入って、アッと言う間に試合は終わってしまった。送球ミスはこの広いグランドでは2塁からでも難なくランナーは帰ってしまう。

 大急ぎで片付けながら3位の表彰準備もする。グランド整備も終えてスモールさんの表彰を済ませてすぐに安濃球場へ向かう。でもねえ、お手伝いに来てくれているとは言え、やはりもう少し人出は欲しい。管理事務所などの片付けや掃除も必要。津のチームが勝ち残らないといけない。。準々決勝で戸木さんも高茶屋さんも敗れ津のチームはいなく成ってしまった。決勝戦は準決勝で有馬さんに逆転勝ちした庄野さん。話を聞くと7回表でリードされながら、ランナーが出て有馬さんは満塁策を取った様だが、逆にそこで打ち返し逆転となった様だ。野球は難しい。誰しも考える満塁策でもこういう痛い結果にもなる。。

 僕が片付けを終えて安濃に来るとてい水さんも来て食事もしている。時間は13時頃だったが14時目安の試合開始で13時50分のメンバー交換で、とお願いした。その予定通り準備も進み55分頃には決勝戦が始まった。両方とも今日は3試合目。県大会では多くても2試合だが、この大会、今日の3試合目と成っても両方のチーム、しっかりとピッチャーがゲームを立ち上げる。高円宮県大会にも出る両チーム。さすがに良くチーム作りをしている印象。最低でもピッチャー6,7人は必要だね。

 2回表、庄野さんがヒットからタイムリーで先制するが、その裏てい水さんがヒットやタイムリー、ランナーを置いての左中間HRなどで一気に5点を挙げる。特にこの試合で目に着いたのが打ち取ったフライの打球が内外野の間に落ちる打球が多かった事だ。センターとショート、セカンド間。ライトとセカンド間。特にてい水さんの攻撃でそれが目立つ。2死だと得点につながってしまう。これも広い球場での守り方だから仕方無い。外野は抜けるとHRに成ってしまうので、当然後ろ気味。抜かれる打球も有るが前に落ちる方が多いようにも感じた。3回裏もそんな安打が有って2点が入り、6点差と成ったが、庄野さんの5回表。タイムリーなどで2点を返して尚満塁に成ったが、キャッチの1塁への送球が悪送球と成り、ランナーは帰りこの回4点。試合は解らなくなって来た。それでもてい水さんが6回裏にDBからタイムリーで1点を追加し、7回表のピンチも途中にピッチャーを代え、1点に反撃を抑えて勝利、優勝と成った。

 どちらもセンター中心の素晴らしいバッティング。引っ張りばかりの子はいない。そして特にてい水さんのバントの精度。内野安打も狙えるその精度がランナーを進めたりミスを誘ってセーフに成ったり、大きな武器に成っている様に感じる。

 すぐに表彰式の準備。15分少々で全部出来て表彰式を始める。本当は津のチームがここにいないといけないんだよ。でもまあ次に期待しよう。

優勝したてい水さん。おめでとう!

 てい水さんと庄野さん、ベスト4の有馬さんやスモールさんもほぼ予想通りだとは思うが秋はね、もう少し覆せる様に頑張って欲しい。でも今日は疲れた。神戸での交流戦も見たかったが仕方無い。グランドの整備も終わり、バックネット室や放送室などの片付けも終わり戸も閉めて管理事務所に電話。明日の予備日として取っていたグランドにも大会終了の連絡を入れて今日の仕事は全部終わった。いや、まじで疲れた。。

 神戸に戻るともう4時半を回る。普通ならもう解散の時間だろうが丸く円を囲む様に並んで監督やコーチに叱られている様だね。内容は解らないけども怒られているのは遠くから見ていても良く解る。本当はもっと厳しくても良いとは僕は思っている。僕もチームを預かった頃から本当に良く叱ったよ。手を抜く子、同じ事を何度も繰り返す子、チームとしての意識も良く叱った。子供達と離れてからは指導者の皆さんに任せているのだからなるべく周りからは子供達にも言わない様にしている。でも手を抜いたり、基本をおろそかにしたり、同じ事で何度も言われたり、お父さん方にグランド整備なども良くしてもらっているが、それは当たり前ではない。本当は全部自分達がやるべき事だよ。そんな気持ちや態度が出来ていなかったら僕も叱る。思い切りね。去年のチームも1,2度だけとは思うけど思い切り叱った事が有る。中々人様の大事な子供を預かって叱りたくはないがそこは一歩も引けない所だ。前々からこの子達には叱り役が要るとも思って来た。以前のチームからもね。 

リュウガは僕よりもう大きい。頑張れ!


 そんな中でベースや荷物も降ろしてそろそろ帰ろうとしたら、今年伊勢の野球で有名な高校に進学したリュウガがお母さん達と一緒に来てくれたよ。リュウガには本当に沢山叱ったよ。僕も監督もね。でも今はこうやって来てくれる。本当に嬉しい。中々打てなくても本当に足の速い子だった。今日の様な安濃球場でセンターオーバーを打たれても3塁で止めるぐらいにね。細かった身体はがっしりと大きく成った。高校は今は午前か午後の練習だけの様だが、これからの成長もとっても楽しみだ。今日は本当に来てくれてありがとう。今日は叱られた子供達。明日からはまたしっかり頑張ってくれるかな。ご父兄の皆さんも交流戦と春季大会の対応など本当にありがとうございました。

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