2021年3月27日土曜日

まだまだ課題一杯の特別延長戦での勝利。

 今日はスポーツ少年団県大会の津予選の1日目。桃園さんとの第一試合だ。オオタカでの開始予定は10時予定。8時半過ぎにグランドに行くと外野でノックを始めている。気に成るのはその捕球の仕方。左手のグラブの出し方だよ。。正面でのゴロでも、最初から逆シングルでグラブを出す子が数人。。そんなんで信用してもらえるプレーが出来るだろうか。。返球も一定でなく高低、ワンバウンド、ツーバウンド、それで意識が有るのかな。そんな所が目に着いてしまう。

 シートノックも終わって始まったその試合はやはりそんな心配が的中する様な内容だったね。。勝つには勝ったが今日も課題多い内容だった。
1回の表、簡単に三者凡退、5球で終わってその裏、オウカの先発。アップの時からボールの高低が多かったね。先頭にライト前。盗塁を警戒するキャッチのタイラは、僕はバックネットの左の方から見ていてちょっと動き過ぎかな、と言う印象だった。ファウルチップも多かったがミットからこぼれるのも多かった。2番の時にインコースに大きく外れたボールをはじいてランナーは2塁へ。その2番に三塁側にバント。普通なら処理できる打球だと思うがオウカの1塁への送球は高く、ライト線に抜ける。その後のカバープレーもミスが出て1点先制されて尚無死2塁。3番には送らて1死3塁とは成ったが4番は三振。5番にはDBを出して2,3塁には成ったが後続は良く抑えた。良く1点で済んだ、と言うべきだろうね。

 2回表、1死から5番タイラが出て6番カナト。タイムリーを期待出来そうなのはカナトかシンゴだろうと思っていてここは打つだろうと思っていた。打球は狙い通りの右中間タイムリー3塁打。同点に追いついてタイキがスクイズで1点入り、1点リードと成り、4回にはカナトがライトへ返して1塁から盗塁。でもリードは本当に小さいかったよ。。送って8番のピンチヒッターに出たハルヤはスクイズをしっかり決めて2点リードと成る。

 ところがその裏、先頭にセンター前。前の回もセンター前に打球が落ちて誰も勝負出来ない。下位打線だしどうみてもセンターは深すぎかな。4回からタイキに代わっていたが、今日はコントロールに苦労していたね。いつもの様な伸びの有るボールも無かった。1死3塁から四球で2,3塁と成り前進守備とは成ったが、相手はどうみてもスクイズを狙って来る。それも2ランを。出来れば2塁ランナーのマークや1球は様子を見る余裕も欲しかった。その対応を考える前にピッチャー横にバントを決められ、ファーストへのタイキの送球もそれて1塁はセーフ。ホームにボールは戻って来たが、難なくセカンドランナーも入り2ランスクイズを決められ同点に成ってしまう。更に打者走者はセカンドを狙いタイラがいいボールを投げたのでセンターのシンゴが捕球してセカンドでアウトにはしたが、後ろには誰もカバーはいない。ミスの後のとっても危ないプレーだった。その後もまた四球でバッターは4番。追い込みながら打球は右中間真ん中の打ち取った打球。先日の高茶屋さんとの高円宮予選での決勝点になった打球と同じような打球。あの時は誰も勝負せず見ていただけだったが、今日はピンチヒッターからライトに入ったハルヤが、その打球をずっと追っている。普通はセンターの打球だけどね。。ハルヤはギリギリのタイミングでダイビングし手を伸ばしたグラブにその打球が入っていた。これ、もし抜けていたら1塁ランナーは間違いなくホームに入っているね。チームを救ったプレーだよ!あのプレーを見せてくれたなら捕れなくても誰も批判はしない。あの諦めない気持ちを見せるプレーが大事なんだよ。他の子にももっと勝負して欲しい。今日も内野と外野の間に落ちる打球が何回か有った。いずれも捕らなければいけない打球だ。勝負してくれた子はいなかった。あれが最低でも球際まで勝負出来る様に。声が出て指示が出て、捕れそうもない打球でも人に任せず勝負して欲しい。それが出来る様に成ればチームは間違いなく強く成れる。

 同点と成って6回表。シンゴ四球から1死3塁。オウカの打球は高く上がったセンターフライ。犠牲フライには成ったがオウカはイン寄りの低目のボール球に良く手を出す。そこはどうしてもフォロースローはアッパーに成るからフライが多くなる。今日のオウカの4打席、全部フライ、それも内野フライ2つ有る。これではチャンスは広がらない。徹底して強い低い打球を打つにはどうしたら良いか?どのコースを狙えばいいか?良く意識して欲しい。その後のエイタの打球はセンターの左中間寄り。捕られると思ったが打球は落ち、返球に手間取っている間にエイタはホームに入りラッキーな2点目の勝ち越し点。

 少しは楽になったか、と思った6回裏。この回から代わったカナトはボールの高低がハッキリしていたが2つのショートゴロでナオタロウもいいボールを投げて2アウトと成ったが、7番にストレートの四球。8番にも粘られて連続四球で2死1,2塁。それでもバッターは9番。ここも粘られたが打球はショートゴロ。普通はセカンドアウトを狙うだろうが、セカンドは入っていたとは思うが声は聞こえなかった。慌てる事は無かったが僕が見てもナオは大事に行こうとしているな。。とその動きの中で感じた。送球はワンバウンド。悪いワンバウンドでは無いと思う。ショートバウンドでも無い。イレギュラーが有ったかも解らないが捕らなければいけない、最低でも止めないといけない送球がライト線ファウルゾーンに抜けて行く。ライトのカバーも遅れた様だが、セカンドへ投げると思い、多分2塁カバーに先に入ったのかな。打者走者は2塁へ行き、1塁ランナーまで帰ってしまい同点と成ってしまった。そして次の打球もショートゴロ。ナオはミスを引っ張らず、いい送球でアウトにしたよ。ナオは公式戦では初めてのショートでは無いだろうか。今日は貴重な経験をしたね。これからもっと覚えて後ろの打球も、前進守備をしていてもワンプレーが終わったらすぐにベースカバーへ走る。止まって見ているヒマは無い。そんな事もしっかり覚えていって欲しい。
 
甲子園球児のショウゴ
 同点に成って苦しくなった7回表も簡単に三者凡退。それでもカナトはその裏、落ち着いて投球出来ていた。セカンド、ライト、ファーストゴロで7回終えて同点。時間は1時間40分を過ぎている。8回への特別延長戦となった。1,2塁からセイゴウが送って1死2,3塁。バッターは1番シンゴ。一番思い切りよくバットが振れている。その初球、打球は左中間の間を抜く大きな打球。2人が返り2点で尚ランナー2塁。ところがその後が続かない。フライアウト2つで追加点取れず。フライアウトは僕が見ただけでも10個以上ある。これは大きな課題だよ。

 その裏、同じように桃園さん。1,2塁において5番バッターがバント失敗の後2ストライクと成り三振で1アウトを取れた事が大きかった。次の6番の打球。ハルヤが5回にファインプレーした打球と同じような打球。同じようにハルヤは勝負してくれたが、あれはどう見ても簡単なセンターフライだよ。。ここも大きな課題。打球はグラブからこぼれたが、ランナーはスタート出来ず、サードへ投げてアウト。2アウトになる大きなプレーだった。8回も落ち着いた投球を続けたカナトがよく0に抑えてやっとの勝利。2日目に何とかつなげる事が出来た。
 今日も課題一杯の内容。内外野ともまだまだ。打線も同様。ヒットはシンゴ、エイタ、カナトだけでは無いかな。もちろんバントや犠牲フライも有るが、もうちょっと頑張って欲しい。

高校生に成るマナヤ
 2試合目は栗葉さんが勝ち、悩むのは明日の予定。雨予報は10時頃からに成っているので明日の準決勝2試合が消化出来るかどうか、、だ。1試合だけ残ってしまったら決勝までの2試合がアンフェアに成ってしまう。オオタカと神戸での2会場での同時スタートも手配を進めたがサッカーとの都合で明日は出来なく成った。予定通りに進めるしかない。雨が降っていたら判断はたやすいが、出来るだけ公平に、いい環境で、と言う思いも有る。難しく成るけれどもそれらを主眼として判断しようと思う。

 帰りに櫛形にも寄ってチビッ子達との挨拶も嬉しい。みんな元気だ。明日は練習試合の予定だが雨の影響がこちらも有りそうだね。団員募集の体験会も、チームの皆さんに協力してもらって、出来るだけ早く行いたいと思っている。またよろしくお願いします。
 神戸に戻ると子供達が投げての2ボックスでのシートバッティング。守備の動きも確認しながらね。外野から見ていても今日の試合と同じような内容。甘さが出ている。打球が飛んでいても見ているだけのポジションの子もいる。これではもうこの時期、チャンスは無くなるよ。全部自分が捕るつもりで動かなきゃダメだよ。

 そんな神戸での時間、お昼過ぎにはショウゴが来てくれたよ。仕事もしている様だが野球チームにも入っているそうだ。夕方には高校進路も決まったマナヤが来てくれました。小学生の時は大きい方だと思っていたが、もう4月から高校生だけどもそう大きくは見えない。ユニフォームを着てないからかも知れない。同じ高校には神戸の先輩達もいる。身体を壊さずしっかり頑張って欲しいね!今日は来てくれてありがとう!

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