2020年7月24日金曜日

7回PHオウカのヒットからの逆転劇!県大会出場おめでとう!!

 今日は栗葉さんとの準決勝からだ。雨模様の予報も朝方には雲は低いが雨はない。ユウ達のお散歩済ませて暫く。。6時過ぎには雨が降って来たよ。予報を見るとこの7時ごろまでの雨のようだ。大丈夫だろう。

 8時過ぎのオオタカグランド。もう両チームともノックの練習をしている。今日は5年生達もみんな一緒。しっかり応援して実戦の厳しい試合を肌で感じて覚えて欲しい。トスバッティングでも気になる打線。。リュウやケイタは引っ掛け気味が多い。本番までに修正出来るだろうか。。

 予定通りいよいよ試合が始まった。その初回、先頭リュウはフルカウントからサードゴロ。この後のリュウ。5回まで3打席ともサードゴロ。サイド気味から緩急をつけながら投げて来るピッチャー。先の神戸大会決勝でもやられているのに、何か工夫が欲しい。

 先発したケイタ。昨日のケイタの出来からは監督も悩んだと思うけどね、ボールの力で押せるのはケイタしかいない。1回の裏、1死2塁から4番を高めの速いボールで三振。2回は狙ったコースではないがインコースで2三振。

 打線は2回に1死からケイヤの左中間2塁打。昨日に続きナイスバッティングだが後続が続かない。3回に2死からタイガのセンター前から盗塁。シュンスケの三遊間をゴロで抜くタイムリーで1点先制。続くダイチのセンター越えで2点目。問題はこの後が続かない。2、3、4番でしか点が取れていない。この試合、終盤まで栗葉さんのピッチャーに上手く打たされていて、バスター構える訳でもない、右狙い徹底する訳でもない、工夫が見えなかった。

 その裏、ケイタの投球に力みが見える。いきなり先頭8番に四球。1死の後、バッターは1番。この時からレフトの守備位置が気になった。打球はライナーでレフト線へ。この後もレフトは前に来る。言いたく無かったがレフトには近くまで走って何度か指示をした。2番のショートゴロはタイガが上手く処理してバックホームアウト。ところがケイタはこの後3、4番連続四球で押し出し1失点。後続はなんとか切ったもののこの先の投球はどうだろう。。 

 打線は5回、2死からタイガセンター前、シュンスケレフト越え、ダイチは告知四球で満塁。が、やはり後続は内野ゴロだった。4番までしかチャンスをつなげない。。

 4回の裏にはまだレフトが浅い。レフト線まで走って下げたがその上を打球が越えで行く。ランナーは3塁を狙ったが、上手くボールが繋がりサードアウト。次の7番の2球目からピッチャーはタイセイに代わったが、外のストライクに苦労している。連続四球で2死2、3塁からレフト前で同点に成り、続く2番の打球は高いバウンドのショートゴロ。タイガはここしかないタイミングで取って投げたが1塁はセーフ。この間に2走者が返り逆転されて2点のビハインドと成った。

 6回表も6番以下内野ゴロで三者凡退。とうとう7回までリードされたまま来てしまった。打線は9番から。。今までの打線の状況だと辛い状態だと思っていた。その先頭に代打でオウカが出て来る。この場面での先頭バッター。プレッシャーのかかる所だと思うけどね、その初球をオウカが叩く。打球は低いライナー性でセンター前に抜けて行く。この試合初めて先頭バッターが、しかもピンチヒッターのオウカが打ったよ。ベンチは一気に盛り上がる。それまで3打席サードゴロオンリーの工夫の見えなかったリュウ。ここも初球だったかな、低い打球が三遊間を抜ける。リュウの久し振りに見るヒット。レフトがもたつく間に代走のセイゴウが一気にホームへ入る。リュウはセカンドへ。2番タイガがしっかり送って1死3塁。ここはもっと狙っても良かった。タイガならセーフを狙えるバントをね。そして一番のポイントゲッターの3,4番。シュンスケの打球はライト線に落ち、リュウが返って同点。でもこの後、勝敗を分けたプレーが出た。1塁ランナーのシュンスケ。同点に追いついた安堵感からか、僕が見ていても集中出来ていなかった。リードも大きく牽制を投げられて動けず挟まれてしまう。が、セカンドのカバーでミスが出てシュンスケは1塁に戻り生きる事が出来た。この後盗塁、ダイチのサードへの高いバウンドが内野安打に成り1,3塁。この時、タイガがネクストのケイタの肩を叩きながら大きな声で励ましていた。これを待っていたんだよ。今までも声は出て来てはいたけどね。ユウセイなんかはずっとベンチから声を出して声援してくれていた。チームの気持ちをつなぐ姿勢が見えて来たよ。
 もうこの場面では子供達に任せるのが一番。僕らがあれこれ指図する必要はもうない。子供達もやる事は解っているハズだ。ケイタは1塁線、ギリギリぐらいにバントを決め、シュンスケが入ってやっと1点逆転。そして下位打線では一番当たっているケイヤはレフト越え2塁打でこの回4点目。更にカンタとは追い込まれてからエンドランに成ったかな。センター横を抜き2死2,3塁。ここで栗葉さんはピッチャーを1番に交代した。

 さあ、4回からリリーフしたタイセイ。次のイニング楽にするのは自分が打てば良いよ。その2球目、打球はレフトに上がり超えて2塁打と成り大きな大きな6点目が入った。
 そして気分良くマウンドに上がるタイセイ。2死を取り、5番にはレフト越え2塁打を打たれたが、6番はサードゴロ。この回からサードに入ったカナトがストライクボールをファーストへ投げてゲーム。やっと勝てたよ!リーグ戦、プラスワン神戸大会での悔しい敗戦の後、やっと勝てたよ!それにしても良くオウカがPHで出て来て良く打った。あれが無ければこの試合、どうだったかな。。6年生メインのチームだけどバッティングの基本に戻ってみるのも必要だよ。ボールをミート出来なければ飛んで行かないんだから。強く振り回すだけでは内野ゴロが増えるだけ。ミートしてセンターへ返す事を徹底して欲しい。

 そして決勝の相手は高茶屋さんに勝ち上がって来た立成さんと成った。外野は小さい子達、多分4年生以下だろう。ピッチャーは10番。高茶屋さんの時も投げたいた子だな。低目に集まると、先の栗葉さんのピッチャーの様にそうは打てないだろう、と思っていた。

 1回表、案の定サードゴロから始まる。リュウ、もうちょっとセンター狙いに徹しよう。どうしたら打球はセンター方向へ行くか?脇を軽く締めてグリップエンドをピッチャーに向けて振り出す。今は本当に叩いているスイングだ。2回、1死からケイヤが死球。カンタがセンター横2塁打で2,3塁でタイセイ。2つ1塁線にバントはファウルになる。どうするのかな、と思っていたらスリーバントが3塁線に転がり1点先制。3回はまたサードゴロから始まる。。。2番タイガがライト線に落とし盗塁から4番ダイチはセンター越えの3塁打で2点目。4回はカンタの右中間3塁打からまたタイセイは2つバントファウルの後3バントで3点目。5回は1死の後、タイガの打球はライト線を抜く。タイガの足ならこれがHRに成り4点目。6回は2死からPHのナオタロウがセンターへ返しリュウのレフトへの打球で2,3塁。この後、ピッチャーは3番に代わったがWPが出て5点目が入る。

 先発したケイヤは緩いボールをアウトコース低目中心に投げ、シュンスケも良くリードしていた。バックも良く守っていた。2回のサードを抜けた打球、タイガがカバーしファーストへダイレクトで投げる。三遊間深い所もアウトに出来るスピードと肩。ディフェンスでの大きな力に成っているね。ヒットは打たれてはいるが3人、4人でイニングを抑えて完封での勝利と成った。7回無四球だからね。ナイスピッチングだよ。
おめでとう!タイガ、ナイスショートだった!

 この試合も先の栗葉さんとの試合も、どのイニングも先頭バッターが全く出塁出来ていない。栗葉戦の時のPHオウカだけだよ。厳しいようだけどね。もうちょっと6年生、工夫して欲しい。先頭が出ないから得点力が下がる。これはチームとしても取り組んで行かなければならないと思う。セフティーバントでセーフに成る子がいるかな。。
 
 それでもチーム力は上がって来た。まず最初の一番の目標だった労金杯県大会に代わる三重県学童軟式野球大会の出場が決まった。
皆さん、本当におめでとう!ありがとう!県大会も頑張ろう!

 選手の皆も本当におめでとう!ご父兄の皆さんも完璧なサポート、熱い応援を本当にありがとうございました。一つの目標が達成出来て本当にホッとしています。そして監督、コーチの皆さん、本当にお疲れ様でした。少年野球ではやはり一番の目標は県大会。子供達を預かりながらその可能性が見える時、子供達やご父兄の願いを一心に受け、指導者にとっては大変なプレッシャーに成ります。僕も何度も経験しました。縁起を担いだり、勝った時はアンダーシャツは変えずにそのまま着たり。。さすがに夏は無いけども。お散歩から出かけるまでのルーティーンをきっちり守ったり、全国大会がかかる東海大会前にはお墓参りから、心のより所のお寺にも行ったり。心の乱れが一番の不安に成ります。だから一生懸命やる。悔いのないように。誰しもやり方は違っても同じだと思います。本当に監督、コーチの皆さんもお疲れ様でした。明日も雨模様ですが、リーグ戦最終戦の予定です。明日もよろしくお願いします。

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