2019年12月28日土曜日

今年も練習納め。来年へ向けて!!

 今日はAチームも練習納め。
昨日は色々所用が有って仕事も一日早く休みを取った。雨が上がりお天気が回復してくる朝。家を出る頃から北の青空には虹が出始めていてそれが段々大きく綺麗に鮮明に見えて来る。とっても綺麗で低い位置での虹。そこより上空には反射してるのか薄く二重の虹も見えた。津は亀山や経が峰辺りの山々からのお天気の影響で虹が出やすい地域だ。とっても綺麗な虹だった。何か良いことが有るかな。。

 その帰りに神戸小へ。今週火曜の24日にバックネット裏に4個目の記念碑の設置。今年の全国ティーボール選手権大会2連覇の記念碑だ。その工事が終わってからネットと長椅子を置いて暫くは立ち入らない様にガードしておいたが、それを元に戻そう。でも、この日は山からの西風がとても強くてゴミや枯れ枝が一杯飛んで来ている。長椅子も前に倒れていた。2014年のスポーツ少年団軟式野球全国大会の1個目から去年に2個、そして今年も1つ増えてもう4個が並んだね。まさかこの5年でここまで並ぶとは思っていなかったが、この先も並んで増えていくように One Team で頑張って行きたいと思います!

 先週22日はBチームの納会でしたが、その日に4年生を送る会や、親子試合もしてくれたようです。櫛形の体育館をお借りしての送る会。沢山のご父兄の皆さんも集まって頂いて、子供達も楽しく貴重な時間を過ごせたのかな、と感じます。本当にありがとうございました。先日にはその集合写真も送って頂きました。

 今朝は寒いけれど風は少なくそれ程寒くも感じない。子供達も元気にアップを始めている。アップの後のグランド外周ランニング。8分以内がリミットの様だが、今日は最後尾でも7分ちょっと。みんな顔から湯気を出しながら。みんな速く成ったね。

 今日は高塚審判部長も来て頂き、暫く雑談。今年も色々と大変お世話に成りました。チームは来年に向けてスタートを切りましたが、まだまだ課題一杯。今年の結果をしっかり見直して次につなげて行きたいと思います。スタッフ、ご父兄の皆さまも来年もよろしくお願いします!

 2007年11月の新人戦優勝から忘れ物をしない様にと続けて来た「少年の夢」ブログ。もうあれから13年が過ぎようとしています。最初の頃はチームの人達だけでしたが、暫くすると色んなチームの人達が読んでくれる様に成りました。遠征に出かけても良く声もかけて頂きます。月曜に更新されていないと、「どうしたの?」と連絡してくる事も有ります。。確かに更新されている間は僕はずっと元気ですよ!
 先日も他所のチームのご父兄さんから、「月曜、まだ更新されて無かった。。」と言われました。。いや、土曜、日曜、沢山の子供達の様子をそれぞれプラスに成る様に伝えて行くのは結構大変で、夜も遅く成ると集中力も途切れてしまいます。それでも見て頂ける人達がいる限りは続けて行きたいと思っています。自分自身の為にもね。週明けの更新が遅れる事はこれからも有るかも知れませんが、これからも応援して下さい。よろしくお願いします。

 皆さまにおかれても、くれぐれもお身体を大事にしながら来年もいい年に成りますように!今年も大変お世話に成りありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

2019年12月26日木曜日

辛い悲しい別れ。。

 今年の春の予選から高円宮の県大会。会場に応援に来ていた彼の様子がいつもと違っていて僕はすぐに解った。その時は病気も何も聞いていなかったが、抗がん剤、抗がん治療をしていると僕には解った。それでも美味しそうにタバコをふかしていたような。。
 
 もう20年近くは前だと思う。確か春の高円宮賜杯の津予選。2日目の家城グランドだった。僕と池内監督と家城グランドの1塁側のベンチ。相手は監督さんが代わって力を着けて来ている、と聞いていた波瀬さん。いい左のピッチャーがいた。ファーストは背の高い女の子だった。勝てると思っていた試合。ところが惜敗してベンチを出てバックネット裏の1塁側辺りで、子供達と集まっていたら、「津のチームが全部一志にやられてしもたな~」とタバコをふかしながら話して来た人がいた。それが彼だった。この時の波瀬さんは初めて予選優勝して県大会へ出たんだよ。波瀬さんとの交流もこの後、長く続いた。夏の波瀬さんのキャンプにも何度か誘ってもらった。チームはその後、学校も一志西に統合され無くなってしまったけどね。

 そのタバコをふかす彼も、暫くして小さな学校のチームの監督になりチームを率いていた。全校生徒の3割ぐらいがチームに入っている、というぐらい。いや全校で50人もいないぐらいだったから、もっとだったかも知れない。小さな1,2年生を試合で使わなければならないチーム事情。いつも僕はそんな中でも笑顔を絶やさず、そして叱りながらチームを引っ張る彼を感心していた。僕なら気持ちが続くだろうかと。

 そんな彼のチームでも2012年には県大会へのチャンスが有った。神戸と戸木さんと高岡さんと彼のチームが残った春の予選。津球場だったね。一打出れば勝てるという終盤にタイムをかけて、まだ小さな子をさとすように指導していた姿を思い出す。その試合の後、神戸もリードしながら終盤にミスが出て県大会への道は閉ざされてしまった悔しい悔しい試合。忘れないなあ・・。白山高で甲子園へ出たショウゴ達の時だ。
 2012年3月 ⇒ 悔しい教訓を忘れるな!

 そして2017年も忘れられない新人戦だった。彼のチームは6年生2人が抜けただけでしっかりチームは出来ていた。神戸の7回表2死、2点差からの逆転劇。あの時、「なんでピッチャー代えたの?」と彼に聞いた。多分代えなければそのまま終わっていただろう。彼の中ではそれが必勝パターンだったんだろうね。悔しいだろうが、ニコニコしながら暫く話をしていた彼が印象的だった。先発したピッチャーに合っていなかった打線。そこから流れが変わった。でも神戸はあの試合で勝てなかったらその次の春の高円宮県大会、準優勝まで行けただろうか。予選のシードが絡む大事な試合だった。勝負事、野球とはそういう物だ。
 2017年11月 ⇒ 幸せな野球小僧達。ありがとうございました。

 去年は春のスポーツ少年団県大会、1勝も挙げた。秋のマクドナルドの県大会にも出場した。彼のチーム最初で最後の秋の県大会。いい思い出に成ったと思う。そしてチームの残りのメンバーが栗葉さんに合流した今年。春から小さい頃から教えて来た子達をグランドでも良く見守っていた。まだ暑さの残る熊野の秋の県大会にもスタンドに来ていた。津の秋季大会もそろそろ決勝が近く成って来た頃に安濃球場を一旦出て、「また表彰式の時に来るわ」と少し会話をして別れた事を思い出す。あの後の津のリーグ戦での表彰式。最優秀選手に彼のチームだったキャッチの子が呼ばれた。もちろん僕らは賞状もメダルも名前を入れて事前に準備していたから解ってはいたけどね。彼もスタンドから見てくれていただろう。嬉しかっただろうと思う。

 その後の新人戦。榊原マラソンの次の週のベスト4からの対戦。神戸は高茶屋さんとだったが、彼も最初から試合を見に来ていた。いつもの様にタバコをうまそうにふかしながらニコニコと「偵察や~」と言いながら、暫く座り込んで話をしていた。
 
 あれから一月も経っていない。先週末に入院されている事を聞いた。芳しくない話も聞いた。リーグの納会が終わって翌日の日曜。僕は田舎での親父の三回忌で奈良五条に帰ったがその夜はBチームの納会も有って、法事が終わってすぐに帰って来た。その途中にお見舞いに行ってくれたリーグの人からも連絡を頂いた。本当はその日に行きたかったんだけど、もう時間が無かった。そして、月曜。診察が終わるだろう午後に仕事休んで行ったが間に合わなかった。。

 昨夜は残念な本当に残念な別れ。沢山の人達が来られていたね。ユニフォーム姿の子達も一緒に。その光景を見てね、7年前の息子との別れの時を思い出した。あの時もチームの子達がみんな来てくれた。忘れない。彼は僕より5歳も若い。これから楽しい時間なのに。。共に同じ時代を頑張って来た世代。とてもとても残念。

 皆さまにおかれてもくれぐれもお身体大事にして下さい。間違っても抗がん治療、化学療法などする事が無いように日々節制して自己管理をお願いします。僕はあれから毎年胃カメラ飲んでます。年を重ねるに連れ、体力スタミナは落ちて来たけれど、改めてしっかり生きて行かなければ、と胆に命じています。

2019年12月22日日曜日

素晴らしい納会。4年生を送る会

 今日は父親の三回忌の法事で奈良の田舎へ。申し訳ないですが、チームには留守をしました。Aチームはシニア大会への参加。Bチームは今年最後の練習日。4年生達の櫛形での練習もこれで最後に成る。今日は親子試合や紅白戦もやるのかな。どちらも一緒に見たかったけどね。

 夜はBチームの納会も予定されていたので、法事の片付けもそこそこに4時過ぎには津に戻って来ました。帰りの名阪国道。雨が強く成って来る。津方面はどうかな、、そんな事も気にしながら帰って来た。

 雨の中、急いでカッパを着て大急ぎでユウ達とお散歩。モモもマーキュリーもトイレを済ませて夕ご飯も済ませる。時間はもう5時。。何とか納会のお店の送迎バスの時間に間に有った。

 沢山のご父兄の皆さんもご一緒にとっても楽しい納会、そして4年生達を送る会。そんな中で、卒団式でも使えそうなスライドビデオまで上映して頂いてご父兄の皆さんの思いも一杯で素晴らしい盛り上がりでした。練習や試合を見ていて感じた事や新チーム、4年生達のこれからの練習の進め方についても、話させて頂きました。少しでもチーム力を上げて行けるように、思いは一つでOne Teamに成れる様に、これからも皆さんの協力を頂きながら頑張って行きたいと思います。今夜はとっても楽しい時間を本当にありがとうございました。
4年生を送る素晴らしいスライドビデオ!

それぞれの決意表明~頑張れ!

 そんな中でね、お父さん達との普段は話す事もそうは無い会話。ちょっとビックリしたのは20年以上前に息子達がお世話に成った同世代のチームメイト。そのお父さんを職場の上司と仰ぐ4年生のお父さんがいた事。今までもそうだが人は色んな所でつながって来る。出会いは偶然かも知れないが、いずれそれが必然に成って来る。しっかり生きて行かないとね、と改めて感じた時間でした。
 また、Aチームのシニア杯は準優勝だったとは聞きました。いい試合が出来たのかな。6年生達も卒団までしっかり練習して次へつなげて欲しい。新チームの下級生達の見本にも成って欲しい。卒団までやる事は一杯有るよ。しっかり頑張って行こう。

2019年12月21日土曜日

基本の徹底。叱る事の大切さ。

 今日はA、Bチームとも練習日。
Bチームの櫛形での練習は、今日は監督が不在だったので、お父さん方が練習を進めてくれていた。僕が行くと、Bの子達もみんな挨拶に来てくれる。今日もみんな元気で嬉しい。そんな中で4年生達は今日、明日と練習して来年からは新チームへ合流する。15人の4年生達。ティーボールの全国優勝の主力組はそれぞれに素質も力も充分に有る。それでも野球のゲームと成るとどうだろう。全国大会の夏場まではティーボールの練習がメインだっただろうし、野球の練習でのチーム力アップはまだまだかな、と練習や試合などを見させてもらって感じていた。

 少年野球でのチーム作りはまずは基本のディフェンスから始める。バッテリーを育てて、ピッチャーが打ち取った内野ゴロはアウトに出来る様に。内野の守備練習の最初の目安は選手の回り2mぐらいの範囲に転がる打球をボールから目を離さず捕球して、ファーストへ捕れる送球をする事だ。前進守備なら捕球した打球をホームへしっかりしたボールを投げる事、受ける事が出来る事だ。バント守備も大事。一つは必ずアウトに出来るディフェンス、フォーメーションで有る事。外野も同じ。自分の回りの4,5m付近のフライは捕れる様に成る事。そしてフライでも内野を抜けたゴロでも、きちんと捕球した後にカットへ返せるか、と言う事だ。そしてホームまでボールがつながったら第一段階は終了。一番の課題はバッテリーだろうけど、ファインプレーや球際の練習はまだ必要ない。DPの練習も要らない。第一段階が全部出来てからで良い。そこまで出来たらゲームには成る。

 その第一段階。4年生達の練習をずっと見ていてね。。まだまだだと感じる。確かに捕球は上手く成って来た。ただちゃんと正面で捕球出来ているかな?フライはどこで捕球している?今時は逆シングルやシングルキャッチの練習も良くするが、それは球際での話だよ。逆シングルでも身体がボールのコースに入っての逆シングルなら僕は良いと思うが、大抵はそうでは無い。身体は動かず手を伸ばすだけだ。これはAチームでも一緒。

 内野での捕球、送球を見ていても投げ方その物から直さないと悪送球に成るだろうと予測する。外野はどうだろう。。捕球する所も身体から遠い所が多い。正面のおでこの前に入る子は少ない。ゴロでもヒザは立ったまま。これでは入らないよ。送球も山なりが殆ど。外野手で捕球したら、カットまでどんなボールを投げればいい?相手が取れないボールを投げてゲームが出来るかな?捕って投げたら終わり、その先でボールがどうなっているのかさえ見ていない子もいる。これではとてもゲームには成らない。

 今日の練習を見ていて、そんな所の基本の練習、第一段階までの基本の練習の徹底の必要性を改めて感じた。そしてその中での練習で、一番大事な事はそういう事の大事さを子供達にしっかりと認識させる事だ。当然、ダメな事はしっかり叱る。話を聞く習慣を着ける事も大事だろう。そして少しでも出来たら褒める。それらが回って来たら集中した時間で上達する事も可能だろう。来年からの新チームでの練習ではそんな事もしっかり重点に置いて、僕も含めて皆さんの協力を頂きながら進めて行きたいと考えている。

 写真は先週のBチームの多賀さんとの練習試合の後の合同写真です。全国優勝も果たす屈指の強豪チームに今度は勝てる様に頑張って行こう。

 また今夜は津リーグの皆さんとの納会。一年間、皆さん本当にお疲れ様でした。リーグとしては栗葉さんの高円宮賜杯県大会の準優勝、高野山旗全国大会への参加。一昨年は神戸も同様でしたが、神宮の全国までは後一歩。来年はその壁を打ち破れる様に頑張って行きましょう!ありがとうございました。

2019年12月15日日曜日

ナイスゲームながら・・1点取れず。

 今日は宇田ミート杯2日目。準々決勝から。昨日の試合が終わってからの抽選で、今日は第二試合、11時頃からのスタート予定に成った。チームは早く会場へ出発し、僕は9時半過ぎには着くぐらいに出かけた。空はまだ雲が多い。風も少し出ていて気温は昨日よりはずっと低くなるようなお天気。ふれあい公園のグランドに着くと、風も強く上着を着ていても寒く感じる。

 子供達は外野のネットの外でアップしている。みんな元気そうだ。グランドでは志摩さんと桔梗さんとの試合。お互いに良く守っている様だ。試合は7回まで進み僅差で志摩さんが逃げ切った。その試合を見ている間に神戸の対戦する有緝さんが来られて監督さんらと暫く雑談。監督さんは大変謙遜しておられて、お手柔らかににと言うが、僕にはそうは見えないな。ディフェンス力では劣っていたとしても、1番の子が投げてストライクがどんどん入って来たら、大振りが目立つ神戸の子は打てるかな…と思っていた。

 先発したコウヤは昨日は外に流れて行くボールが多かったが、昨日試合が終わって言った事を少し頭に入れながら投げている様だ。試合前のアップでも力の有るボールが来ていたし、試合の中でも外に流れてしまうボールは今日は本当に少なかった。
 その立ち上がりの1回表。先頭のキャッチ前の小フライ。シュンスケは大事に抱え込む様にキャッチに入ったが、ボールがこぼれた。1死の後、3番の打球はレフト前の小ライナー。ハルトは突っ込んで来たが、グラブからこぼれる。4番四球で満塁から5番を三振で2死。そして6番。高目のボールには合いそうもう無いアッパースイングで、高目空振りの後の2球目は低目のボール。ここは合うんだよね。身体の前でバットを出すようにミートする有緝さんの子達のバッティング。打球はショートライナーと成ってタイガがキャッチしたが、この先も有りそうな打球だった。

 有緝さんの先発は予想通り1番。勢いの有るボールを投げている。先頭タイガは2球ファウルの後、外高目を空振り。高目の速いボールは一番難しいよ。狙うなら身体に近い所でミート出来る低目を狙うしかないだろうな。3回までヒットは2巡目のタイガのセンター前だけ。ベルトより低いコースだと思う。上から見るコンパクトなナイススイング。1巡して、タイミングが合っていそうなのはタイガ、ソウマ、そして今日もユウタが身体の近くで捉える独特のタイミングでいいライナーの打球を返していた。これらのバッターの前にランナーが出れば…と思っていた。

 4回表、有緝さんの先頭は1回はショートライナーの6番。高目に投げとけば、と思ったがこの時もベルトより低いコースだったね。打球は強い当たりでは無いが、ミートされてセンター頭上へ。ユウトは正面のコースで距離感を掴むのは難しかったかも知れない。少し打球を見てしまったね。先の秋季大会の時でもそんな風に感じた。背走はしたがその分、間に合わなかった。打球は外野ネットの切れ目の左側を抜けてしまい、返球は間に合わずHRと成り痛い1失点。でも仕方無いね。コウヤの力の有るボールでもあそこまでミートで返されたんだから。コウヤは7回でこの1点のみ。4番への敬遠の四球は有るが、それ以外は2四死球のみ。今年、僕が見たコウヤのピッチングでは一番の出来だったと思う。4番との勝負も見て見たかった、とも思うが勝負所でのベンチの作戦だから仕方無いね。ランナーを出してもコウヤもバックも気持ちを切らず、良く踏ん張っていた。

 4回に先頭ソウマがファウルで粘って四球で出たが、3回目のけん制で戻れずアウト。5回は1死からユウタがライト前で出塁したが、エンドランのハヤトの打球はショート小フライでDP。最低でも転がして欲しい。そういうバッティングをして欲しい。特に5回からフライアウトが6個。これは多すぎだよ。6回も1死からタイガが2本目のセンター前で出塁し盗塁して1死2塁とは成ったが後続は2つの外野フライで進める事も出来ず。ランナーセカンドに成るとピッチャーのモーションも大きかったが、タイガのリードも2次リードも小さかった。攻撃に余裕の有る時なら3盗も仕掛けるチャンスも有るだろう。またスタートして、バッターが転がす事が出来たら面白かったとは思うが、こういう時の練習をもっとしておかないとすぐには出来ないね。

 7回表の1死3塁も良く踏ん張って1点差で7回裏。ここもフライアウト2つと三振。攻撃面では完全に1番の投球に力負けだね。野球はこういう事が多々ある。いいピッチャー1人のピッチングにやられてしまう。ヒットはタイガの2本とユウタだけ。チームの課題はこういう時にどうするかだ。しっかりそんな事を課題に置いて練習して欲しい。
うどんの行列。志摩の皆さん、ありがとうございました。

 試合の後に志摩さんが、暖かいうどんを選手達やご父兄の皆さんにも沢山ふるまってくれました。団長さんが「足りるのかいな・・」と心配するぐらいに。選手達も宇田ミートさんのお肉の入ったうどんを美味しそうに食べている。良かったなあ~。志摩の皆さん、本当にありがとうございました。
コウヤもユウトもソウマも美味そうだ~

 この大会、準々決勝で敗れたけれどもこの時期に成ってやっと6年生達のいいピッチング、プレーが見れた事が何より嬉しかった。春先は本当に苦しかったからね。ハルトもソウマも投げれない。左利きのグラブを使ってはいても普通の様には守れない。苦肉の策の左のコウヤのキャッチも、ピンチのチームを救った。5年生の成長も。秋口からはコウヤのピッチングもやっと1本立ちして来た様子。今日は本当にナイスピッチングだったよ。後はバッターのスイングのクセを良く見て、バッテリーで考えて攻めれば良い。ソウマも良く成った。やっと投げれる様に成った。同じようにバッティングも良く成って来たね。チャンスで5年生に交代させられた事も有ったユウタ。昨日もそうだったが、センター付近へのいい打球が返せている。6年生で小学生の野球はもうすぐ終わるが、まだ皆の野球は始まったばかりだよ。これからも夢を追い、目標を立てて頑張って欲しい。

 この後は志摩さんが昨日の長沢球場で交流試合を組んでくれて、チームは美味しいうどんを頂いた後はそちらへ移動。僕は昨日にチームが宮山さんにヘルメットをお借りしたので、チームとは別れてそのお礼に伺った。電話すると二見グランドで練習試合をしている様だ。志摩の会場から約1時間近く。昔は良く通った道。2時過ぎに二見グランドに着いたが、宮山さんは試合中。ここには昨日に対戦した今一色さんもおられて試合も見ながら色々と話をさせてもらった。監督さんはもう僕より2歳年上。そして来年でもう指導始めて40年に成るらしい。凄いなあ。僕の倍近くだよ。人生の半分どころでは無い。僕など足元にも及ばない。日本ハムの江川やプロ選手も育てている。練習は半日に詰めて集中してやるそうだ。子供達の手を抜く時間がないぐらいに。それは今も変わらず。昨日のノックを見ていても丁寧に教える様に打っていた。今は子供が学年揃わずチーム力としては昔程では無いが、僕が始めた頃は県大会もM1にも出る、目標に成る強いチームだった。宮山さんにお礼を言ってグランドを出たのはもう3時半過ぎだった。
伊勢の海も素晴らしい。お昼過ぎには暖かく成った。

 2日間の大会参加、選手達もご父兄の皆さんもお疲れ様でした。志摩の皆さんもありがとうございました。神戸小ではまだインフルも流行っているようです。年末の練習納めまでもうすぐ。風邪など引かない様に皆さん、子供達も気を付けて下さい。来週もよろしくお願いします。

2019年12月14日土曜日

宇田ミート杯は2日目へ

 今日は志摩の宇田ミート杯へAチームは参加。志摩まで早くても1時間半はかかるだろう。申し訳なかったが、ワンズ達との早朝お散歩、朝ご飯などを終えてから、2試合目の試合時間までに着くように家を出た。早朝の外気温は3度。確かに寒くは感じるが、空は一気に晴れ間が広がり今日も暖かく成りそうだ。

 昨日の夕方に主催者から試合会場の変更の連絡を頂いた。何でも予定していた会場は野生の猿が多く出没しているらしく、子供達への危害が有ってはいけない、と言う判断から変更された様だ。天候不順以外にこんな事も最近では考えなくてはいけないのか。。でも良く代わりの会場が用意出来たね。本当に主催する側は大変だよ。ほぼ1時間半かかって長沢球場隣の運動公園に着いた。もう第一試合が始まっていたが、以前来た時よりは会場も広く、グランドコンディションも良い様に感じる。先週にお世話に成った宮山の代表さん、監督さんとも試合をしながら色々話し込んでいた。この会場変更の件でも、主催者チームの代表さんが、昨日は丸一日かけて、このグランド整備をしてくれたらしい。本当にご苦労さまです。神戸が対戦する今一色さんの監督さんも1年振りぐらいだろうか。元気に頑張っておられる。あのプロへ行った江川の出たチームかな。そして今日はその大先輩江川にちなんだソフトバンクの様なユニフォーム。普段は尾鷲さんに似た紺と白のユニフォーム。色々と使い分けているらしいが、僕がこのソフトバンク似のユニフォームは初めて見たなあ。僕がチームを預かった頃は強い子供達が揃ったチームだった。県大会にも出ていたしね。ソフトバンクと言えばね、神戸の今のユニフォームのルーツも2006年の新チームから今の黄色と黒と白の少しソフトバンクを意識したデザインから始まった。

 今一色さんとの試合前のシートノック。まだ小さい子も今一色さんはいる。2年生以下を連れて来ると面倒見が大変なので、置いて来ていると言われていたが、今は海辺に近い住人は減っているそうだね。あの大震災以降、内陸の方へ引っ越す家族が多いそうだ。なので子供を持つ世帯そのものが減って来ているらしい。それでもそのノックを見ていると丁寧に基本をしっかりさせようとしているのは伝わって来る。決して油断してはいけない。僕はそう思っていた。

 始まった試合はその予想通りの攻撃では2回まで、全く良い所が無かった。1回は内野フライ2つ。1人は四球で出たがそのフライでDP。2回は4番に入ったケイタがポテンヒットから1死3塁で、ユウトは三塁線側へスクイズ。前にも有ったが何で3塁線なんだろう。ケイタはダッシュして来たショートにタッチされアウト。スタートやスライディングの問題も有るかも知れないが、何で1塁線を狙わないのかな。。ランナーから遠い、追いタッチに成る1塁線を。

 逆に2回までは今一色さんの方がヒット性の打球が飛んでいた。1回、2回とセンターのユウトへのセンターゴロ2つ。タイミングはどちらもセーフと言われても仕方無いタイミングだったと思う。ユウトはいいダイレクトの送球をしたが、欲を言えば捕球してから投げるまでの間がまだ一つ有る。もっと早く完璧にアウトに取れる。そしてライトオーバーしそうな打球にもケイタが良く背走して捕球した。この一つでもヒットに成っていたら展開はどうだったかな。久し振りに見るソウマの先発。低目に外れたりワンバウンドのボール球も多かったが、4回1死球のみで、3ボールからでも良く粘っていた。

 攻撃では3回にユウタのセンター前。今日はチームの中ではユウタが、1,2試合とも一番タイミングが合っていたね。ハヤトもセンターへ続き、1番ハルトは3塁線にバントヒット。打てない時でもハルトにはこれが有るからね。もっとこういう事がいつでも出来る様に磨いて欲しい。そして満塁でソウマ。打球はレフト頭上を越えて満塁HRとは成ったが、タイミングは開き気味。真芯の当たりでは無いね。前の肩が先に開かないように徹底して欲しい。5回に2点追加し、ピッチャーが代った6回にはまたソウマのレフト前タイムリーや4番に入ったケイタのレフト越え2塁打などで6点、試合を決めた。ケイタは宮山さんとの試合では打撃好調で校舎の体育館に当てるHRも打った様だが、ちょっと今日は力みが有ったかな。レフト越え2塁打も芯の打球では無いね。力を抜いてもっとボールを見る意識を持てばもっと打てると思う。

 そして短い食事時間を挟んで始まった第三試合。宮山さんに勝利した鳥羽第一さん。バッテリーもディフェンスもしっかりしている。特に先発した背番号6番。大きくない身体だが、野球センスが有る。フィルディングも早く正確。そうそう四球が出る様なスキも無い。早いカウントから打ち取られるケースが目に着く。3回、先頭四球から2死2塁に成り、ハルトの打球は2塁後方。何でもないセカンドフライだろうが、それが落ち、ラッキーな1点。ただ得点はこれだけ。
 4回は1死1,2塁から当たっていたユウタの打球はショート横のライナー。セカンドが戻れずDP。5回は1死1,2塁。ハルトのバントはピッチャー横、フィルディングのいいピッチャーはサードへ投げてランナーアウトで進塁出来ず。6回には先頭コウヤがライト越え2塁打でチャンスを作ったが、1死3塁からのスクイズ。セフティーだと思うけどね、代走で出たケイタはピッチャーのホームへの返球でアウト。取りに行って取れない得点。形は出来てはいるが、転がす位置、スタート、スライディング、いずれももっと練習と精度アップが必要だよ。これで点が取れなかったら打つしか無く成る。

 先発したコウヤは3回に先頭四球。一番いけないランナーを出してしまう。2死2,3塁まで来たが、6番の女の子。それまでもミートは上手い印象だ。ただ長打は無いから外野はもっと詰めても良かったかな。打球はショート後方、センターの前に落ちる。同点と成ったが、2塁ランナーがホームを狙わなかったのは神戸にとってはラッキーだった。
 コウヤは外に外れるボールが多かったが、このイニング、それ以外は良く抑えていた。ただ一つの四球。試合後に「何で外のシュート気味に外れるボールが多いのか解るか?」と聞いた。キャッチのシュンスケも同じ事を感じている。コウヤにも言っていた様だね。外がシュート気味に外れると。そんな時は大体右肩が先に開いている。だから腕は外側へシュート回転に成る。もっと右手でしっかりタメを作って開かない様に。ピッチャーもキャッチもそういう事は覚えて行って欲しい。自分達で修正出来る様に。

 7回最終回も両チーム無得点。特に神戸の子は同点7回裏、何でもいい。とにかく塁に出て1点取れば勝てる。そんな状況でも早いカウント、初球から簡単に打って凡打する。いいボールは積極的に狙う。それはいい。でもこの7回裏のこの状況を理解しているだろうか。どこを狙うかまで頭の中で整理出来ていての初球打ちならいいけどね。そうは思えない。最後のバッターのタイガも最後は外のボールに空振り。今日はタイガのバッティングを注意して見ていたが、やっぱり上体が前に流れるね。前に動いて小さくバットは出るが前に動く分、バットのヘッドは下がる。ボールに対して遅れる。結果右方向のフライ、打球が多い。最初は早くから足を上げたり、2打席目は少し小さくしたり自分でタイミングを探っているのは良く解る。もっと簡単に考えたらいい。上体が流れない様に、タイミングはキャッチ寄りで待つ。後は軸で捉えるタイミングを掴むだけだ。ライト線よりももっとセンター方向意識で良いと思う。インコースなら引っ張れば良い。

 7回1-1の引き分けで最後に試合に出ていた9人同士での抽選合戦。ベンチからもその抽選に大きな声援。ここまで抽選に弱いチームが今日は勝ったね。でも1-1のいい試合では有るけれど、失点を防ぐポジショニングが出来ていたら、、スクイズがちゃんと出来ていたら、そんな事をしっかり整理して明日はもっといい試合が出来る様に頑張って欲しい。

 大会主催頂いた宇田ミートの皆さま、準備や運営に大変お世話に成った志摩の皆さま。そして今日もお世話に成った宮山の皆さま。本当にありがとうございました。また津から1時間半以上はかかるこの会場まで応援に来て頂いた皆さん、またチームの皆さまもありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

2019年12月13日金曜日

41年目の日。

 昨日は41回目の記念日。逆算すると1978年。。昭和の時代だよ。喫茶店ではインベーダーゲームが流行っていたなあ。
 大阪で過ごし平成3年の3月に、ハスキーの赤ちゃんを連れて津に引っ越して来た。平成2年のバブル時期のもう終わりの頃、家も仕事も全部変えようと、大阪市内から近郊、奈良や京都、滋賀まで家探し。でもバブルの影響で名張まで来ても、どこも大阪並みの家の値段。なんでこんな田舎で5千万以上もするんだ。。それでも当時は売れていたんだよね。それで青山峠を超えて知人に教えてもらった津に見に来た。

 そこは小高い山を少し切り開いたような団地でまだ家もまばらだった。確か津新町の本屋さんで津の地図を買ったが、それにはバイパスの計画道も点線で載っていた。丁度団地の真ん中を通るバイパス。そこが今の家の団地だった。近郊にはショッピングセンターも何でも有る。ただ今有るような大きな家電店は無かったなあ。もちろんパソコンはまだウインドウズ3.1ぐらいの世代。ウインドウズ95さえ出ていなかった。今は無きワープロが主役。
 ここは小学校も幼稚園も近い。ワンコが遊べる庭も作れそうな小さな家も建てれる。すぐに契約し、それから何度か子供達も連れて、ここまで来て家が建つ様子を楽しみに見ていた。その間にこちらでの仕事探し。若い時に整備士の免許も色々取得していたので、36歳を超えた転職でもすぐに大きな企業に入れた。そしてお姉ちゃんは神戸小学校の6年生に、息子は神戸幼稚園にその4月に入学した。

 この人生を変えた引っ越しと転職は僕にとっては今振り返っても大正解だったと思う。大阪でも後数年は頑張れただろう。でもヨメの身体も心配。津に来て初めての市役所。その印象はなんてゆっくりした人達なんだろう。話し方も対応も親切で丁寧。大阪での昼休みが来たら途端に締められるような対応に頭に来ていただけに、ただただヨメと感動していた。~~して見えます、とか、語尾に、に~が着いたり、こんな世界も有るんだとね。車が渋滞する事もまず無い。駐車に困る事も無い。何よりストレスが無い。

 そうこうして息子は神戸小学校に入り2年生に成って神戸スポーツ少年団にお世話に成り始めた。当時は仕事も面白く成って来て殆どグランドに出向いた記憶は無い。確か4年生の頃、何かのお手伝いかお迎えで僕がグランドに行くとチームはシートバッティングをしている。慣れない子達はノックなどもしてもらっている。その時初めて池内監督とお会いした。そんな練習を見ていてね・・これはやらなければいけない。すぐにそう思った。翌週から毎週練習や遠征のお手伝いが始まった。それが今の始まりだった。多分24,5年前。。

 色んなつながりが有る。息子が幼稚園の頃、幼稚園父兄のソフトボール部に入らされて暫く試合などもやりながら、活動していたが、その時におられたお母さん。その息子さんも神戸に入り、そのまた息子も、去年に神戸を卒団した。そんなつながりをこれからも続けて行ける様に頑張って行きたい。

 先週日曜は私用で、チームを空けてしまいまいましたが、今週末はAチームは志摩での大会参加。おそらく6年生としては最後に成る大きな大会だ。いいゲームが出来る様に応援して行きたい。

2019年12月7日土曜日

グランド一杯・見どころ一杯の練習試合!!

 今日の予報は曇り。寒い一日だと。早朝のお散歩も雪でも降って来そうな空模様だった。7時半にグランドに行くと、A、Bコートとも殆ど準備が出来ていた。今日は桃園さんと立成さんとの両面コートでの練習試合。サッカーにもお願いしてグランドは午後からも空けてもらった。Aコートでは桃園さん、立成さんの6年生と神戸。その後は午後まで立成さんとの新チームでの練習試合。Bコートでは神戸4年生生と桃園さん4年生との午前2試合。午後からは6年生チームの試合予定。久し振りに神戸A、B両面コートでの練習試合。グランド一杯の元気な野球小僧達がとても楽しみだった。

 両コートとも9時には試合開始。僕はどちらも見れる様にAコートの3塁線レフト側で観戦するつもりだったが、やはり両方を細かく観戦するのは無理だね。Aを見たり、時折Bコートを見たり。そんな風に試合を見ていた。なので今日は試合内容よりもそれぞれの撮れた写真をアップしますね。

 午前中のAコートでは2回に神戸らしいバントを絡めた攻撃が出てリードを広げて行く。先発したコウヤは今では6年生では1番だね。フォームも良く成った。コントロールも良く成った。高目のボールで打ち取れる程、ボールの力も回転も良く成った様だ。そんなコウヤの写真、午前中は一枚も撮れなかった。。ナイスピッチングだったよ、コウヤ。
ユウセイのピッチング。

タイセイのレフト前ヒット!

リュウノスケは後ろが大きい。。投げるのも一緒だぞ。

振り切るスイングでは一番のシュンスケ。もっとセンター狙いでいい

ケイタの大きなスイング。もう少し脇を締めよう。

前に流れるスイングの見本のようなケイヤ。そろそろ修正して行こう。

 2試合目の新チーム、立成さんとの試合。先発したユウセイは良くは成って来たが、ブルペンとマウンドではボールが違う様に感じる。序盤まで高低のボールが多かったね。上から下へのフォームだから仕方無いかな。まだまだフォーム固めは必要かな、と感じる。セットで投げる時の方が無駄な動きが少なくコントロールも安定する様に感じた。
安定感一のタイガ。


シュンスケのキャッチも上手く成った。

カンタは低い構えから伸び上がってしまうね。もっと下半身を使おう
2番手で投げたタイガ。このところは長いイニングは余り投げていないと思うが、フォームがしっかりしているから2,3ボールからでもいいボールで勝負出来ている。見ていて不安気の無いナイスピッチング。フィルディングもはじいても後処理が早い。ピッチャーにはこういう事もとても大きな要素だ。
ハルヤのスイング。形はいいぞ!

ユウセイのバッティング。バットの重みをもっと使え。力は要らない。

 昨夜に神戸小がインフルエンザで学校閉鎖の連絡を受けた。4年生のエイタやハルキ、カナト、3年生のリュウノスケらもそうらしい。ナオタロウは大丈夫そうだが、学校閉鎖だからね。神戸のBチームの子達はいない。主力が数人抜けての練習試合には成ったが、こんな時こそ普段出れない子達にチャンスが巡って来る。試合は2試合とも敗れた様だが、いい経験には成っただろう。アップでのノックや返球を見ていたが、まだまだ練習必要だよ。投げるフォームも捕球する姿勢も、もっと基本からしっかりやらないといけない。試合前にはそんな練習を見ながら、沢山叱ったよ。本当に遠慮なく叱った。もっともっと捕る事も投げる事も基本に必死に成らないといけない。形そのものから直さないと、と思える子もいる。遊びじゃないからね。相手が捕れない送球をして野球に成るかな?チームの為に、ボクは何が出来るだろう?守れるだろうか?投げれるだろうか?少しでも不安が有るなら、ならどうしたら良い?しっかり話を聞いて取り組んで欲しい。
Bチーム、2試合を終えて。。やる事は一杯だよ。。
そして午後からの新チーム、6年生の試合。タイセイのピッチングは少し今日はコントロールがいつもより悪かったね。スピードも出て来たけれど、何でだろう・・とバックネット近くから見ていたが、フォームをずっと見ていてもそんなに気に成る所は無い。あえて言うなら少し上体が前に突っ込んで来たかな・・と感じた。それぐらいしか思いつかない。速いボールでしっかり体重を乗せて、という気持ちも有るかもとは思うが、前に上体が突っ込んだらその分、前で腕を振るフォームはどうなるだろう。。ヒジが下がって前で小さく成る、と僕は思う。その分、コントロールは高低が難しく成る、と思う。だからそんな要素は出来るだけ減らした方が良い。身体の前でしっかり振る事の方がボールは伸びて行く。子供の投げる投球の基本と大人の理想とはハッキリ言って違う。大人のイメージで教えたらフォームは良くても、身体が着いて行かないからスピードもコントロールも良く成らない。これは少年野球を長く見て来て僕が一番感じる所だ。前に体重を乗せて!は理想だけどもそこまで出来ていない下半身、上体が今の小学生だ。なら、どうしたら良いのか?答えはそれぞれ有るかも知れない。一つは6年生のコウヤのフォームだ。良い時のコウヤは前えのステップも大きく無く腰、肩が上手く回る。コントロールが難しそうで今は一番コントロールが良い。それは身体の前後のブレが少ないからだよ。一つの見本にして欲しいと思う。
ステップも少し小さめで胸を張って身体の前で振り抜く。

肩も前に入れ替わり右足に体重も乗って目線も前を見たまま。
 Bコートでの午後からの6年生の試合も、Aコートの新チームの試合を見ながら見ていた。ピッチングが良く成ればバッティングも良く成る。まだまだミスショットは有るがいい打球も飛ばしていたね。

 終盤にAコートで投げたケイタ。監督からは四球出してもいいから思いっきり腕を振れ!とは言われてるだろう。まだまだだとは思うが一つ四球を出し、ここから腕でコントロールしようとする。タメが無く成り、ミットを指さす左腕はすぐに引いて腕を振る。ピッチャーで言えば、一番近いコントロールの目標は左腕の人差し指。グラブでしっかり指さして右腕が上がって来るまで、そのままで前のタメのを作る。要は前に流れない為に目標をギリギリまで保つことだよ。目標はその左のグラブの先に腕を振れば良い。解らなかったら左腕を引かなくてもいい。その左腕の先に当たる様に腕を振れ、とそんな練習もした事が有る。その時には左のお尻はバッターを向いているはず。それらがコントロールの要だと思うな。
イッポもいい打球。

ユウスケも打った。

コウヤも打った。良く顔が残っているナイスバッティング!

エイタもタイムリー。いいスイングだ!
 
ユウトは後ろをもっと小さく。もっと打てる。打たなきゃ行けない。

 少し望遠の効くカメラで見ていたが、初球を簡単に打ったりする子は撮れていない。それも一つ勉強して行かないといけない。アウトカウント、ランナーの状況、チームとして何が一番望まれるのか・・そんな事も考えてプレーして欲しい。もうそれぐらい充分に経験して来ているはずだよ。
 6年生達と新チームは全て勝利とは成った様だが、まだまだ弱い所は一杯有る。特に新チームではディフェンスでも確認して練習しないと、と思うプレーも目に着いた。まだまだチームはこれから。それぞれにみんなは素晴らしい素質が有るからね。しっかり練習して強く成ろう。新チームは春を目指して欲を一杯出して練習に取り組んで行こう。
 また桃園、立成の皆さん、今日は寒い中でしたが、一日みっちりの練習試合、本当に有り難うございました!これからもよろしくお願いします。

 そして今夜はAチームの今年の納会。本当に沢山の応援フォローを一杯頂きました。怪我人が多い中でも、選手達は本当にくさらず良く頑張ってくれたと思います。まだまだ発展途上。子供達にとっては野球人生は始まったばかり。これからも夢を追って頑張って欲しい。
素晴らしい盛り上がりの忘年会~楽しかった~またやりましょう!!

 新チームの5年生達もそれそれ素晴らしい素質。もっと叱られて褒められて強く成れ!今日も寒い中、皆さん有り難うございました。納会も本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。明日はAチームは年末恒例と成った宮山さんとの練習試合。明日もよろしくお願い致します!

2019年12月1日日曜日

チーム作りはプロジェクト。来年に向けて頑張れ!

 今日はA,Bとも練習日と成った。早朝からとってもいいお天気。日が昇って空は青一色。暖かく成りそうだ。グランドでは子供達も元気にアップを始めている。今日から12月。6年生達の試合もあとわずかだね。昨日の有緝さんの大会は残念だったけど、力は有りながら勝ち切れない今年のチーム状況。今年一年、メンバー全員がベストで望めた試合は有ったかな。。ちょっとした故障や怪我。それは今のチームの立ち上がりから付きまとって来てしまったね。それでもバッテリーが本当にピンチの時に左のコウヤが急遽キャッチに入り、何とか形を作れて来た。5年生達が投打で伸びて来てくれたのも大きな戦力に成って来た。春のスポーツ少年団の予選も秋マクドナルドの予選も大きな力に成ってくれた。でも本当に、それぞれに甘さは無かったかな?守備でも気に成った人任せの気持ちが無かっただろうか?今はやっと全員が揃って普通に野球が出来る状況に成ったけれども、勝ち切れないのはそれぞれに甘さや、打球に全力で動く、スタートする。ランナー置いたバッティングではどこを狙う?そんな意識の徹底が足らないのではないか。。怪我や故障で試合に出れないなら、しっかり声を出してチームを引っ張ったか?ランナーコーチに積極的に入って大きな声とジェスチャーで見本を見せてくれたか?自分達が出ていた時は皆が応援してくれていたんだから、出れない時にやるのは当たり前だよ。

 厳しいようだけど怪我や故障には原因が有る。身体の硬さ、ストレッチ。フォームその物の確認も修正もしっかり取り組んでくれただろうか。指導する側の責任も有るとは思うが、少年野球は毎年、一年のプロジェクトだと僕は思っている。適材適所、一つ壊れた時の引出しを2つ3つは用意しておかないといけない。そこまで用意はしていてもダメな時も有る。今の時代にこんな事を言ったら怒られるかも知れないが、昔、練習でホームへのスライディングで膝をキャッチのプロテクターと当たって打撲をした中心選手がいた。次の日は確か県予選につながる大事な試合だった。そしてその日の朝のアップ。その子が痛そうにアップするので、僕は叱ったよ。「お前がそんな姿勢を見せたら、他のチームのメンバーはどう思う?今日のこの試合、不安に成らないか?痛いのは解っている。でも今日はそんな素振りは見せるな!」そして、その子は試合でも頑張ってくれたよ。言わなくても頑張ってチームを引張ってくれる、そんな選手に成って欲しい。

 今年の反省や新チームに向けても監督と色々話をしていた。やり方は違っても思う所は同じ。これからの新チームへのプロジェクトが力を付けて伸びて行くように皆で頑張って行こう。

 Bの櫛形へ行くと、5か所ぐらいでトスバッティングをしている。1年生のリュウキやイツキも、あーだこーだ言いながらマイペースそのもので頑張っている。途中からお父さん方が投げてフリーにも成って来た。そんな中で最初に目に着いたハルヤ。まだ体の線は細いがスイングがしっかり軸で出来ているんだよね。殆ど空振りが無い。むしろ芯に当たっている方が多いぐらい。監督にしてもらうティーでも同じだった。後は本当に守れる様に成る事だよ。
ハルヤ、頑張れ!

 そしてそのティーでのコウタロウ。今までのトスやフリーでも空振りが多い。肩と身体、腕が一緒に回って、目も離れてすぐ手首を返してしまうので、中々芯には当たらない。以前に左手一本で振る練習をしなさい、とは言ったが今日も変わらずだったので、そのティーの時に左手一本で何本か振らせてみた。まだ上手く回せないので右手で左の肩を持ちながらね。すると身体の前でミートしてネットに入る。暫くして両手を持たせて軽く両脇を締めて振らせると、見違える様なスイング!打球もネットの真ん中へ。今までに無いスイングだよ!これで良いんだよコウタロウ。

 ナオタロウも昨日の試合の中でも良くいいヒットやタイムリーを打ってくれたが、左足が大きくファースト側へクロスに踏み出しながら、レフト方向の打球が多い。試合の中でもそうだったね。今はこれでも良いが、いずれ直して行かないとインコースはきつく成る。対照的にカナト。カナトも同じような大きなインステップだが、それに合わせてスイングは内側から前で振る。だから打球は右方向へいい打球が飛んでいた。ナオタロウにはカナトのスイングを見ながらそんな話をした。もう少しセンター寄りを狙える様に、と。この子達はティーボールで全国優勝してるんだからね。その試合でのバッティングを見てもティーボールではどこを狙うか考えて狙って振っていたハズだ。野球でも同じだよ。何も考えずにやみくもに振ってもそうは結果は出ない。どこを狙うか、1点取る為には最低でも、どのような打球が良いのか、その意識が有ってこそ確率が上がって来る。
 シンゴも今日の練習では昨日の試合では全く見れなかった大きなスイングをしている。打球もセンター方向へ飛んでいる。左足を大きく上げて引いてダラ~として一気に振りだす。今はこれで良いと思う。

 午後からのAチーム。セフティーの練習などもしていたが相変わらず失敗が多い。特に6年生。カンタがやっといいバントを1塁線に決めてくれたよ。守備でのポジショニングやローテーションも新チームでも大きな課題。今年は投手の投球制限は7イニングだったが、県大会からは決勝戦から70球制限も適用されて来た。全国大会ではそうなって来るからね。来年も規制はかかって来るだろう。バッテリーは何人いてもいい。バッテリーの変化が有っても、ディフェンス力は出来るだけ変化無いようにして行きたい。

 そんな中でピッチング練習。左のユウセイ。今は腕を振ったボールが低目中心に大体集まっている。どこまでコントロール出来ているかは有るが、楽しみな投球をしていた。後はフィルディングをもっと早く、送球ももっと早く出来る様に成る事だ。
 リュウノスケも上体が強いので、力の有るボールは来る。サードの守備での同じような投げ方なので突っ立た状態でのフォームだが、気に成るのはその姿勢でのオーバースロー。上からは腕が回っていてピッチャーとしては良いようには見えるが、僕はもう少しサイド気味、クウォーター気味で投げた方が良いと思うね。内野守備での送球もその様に直して欲しい。その方が肩は上手く回る。今は良く言われる担ぐ投げ方に成っている。
 タイセイは8分ぐらいで、コントロール主体で攻めた方がタイミングを合わし難い投球に成ると思う。速いボールで攻めようとすると合わされ易いスピードに成るかな。インハイ、アウトロー、またその逆のコントロールをしっかり着けよう。

 6年生のソウマはマウンドで見ると大きく成ったな、と感じる。ソウマに言うと「背、伸びました!」と言っていた。やっと投げれる様に成ったね。でもまだ踏み出す足がバッタンっていう感じで踏み出してるんだよね。こういう時はスピードも落ちる。右足にもっとタメを作って左足でカタカナのノの逆の字を書くように踏み出せ。
 そしてコウヤ。フォームも固まって来て大体の所にボールも来ている。春頃のフォームから見れば見違える進歩だ。身体も出来て来たし今のフォームならそうはケガは心配ないと思う。スピードも出て来たね。

 もっと成長して欲しいケイタ。ピッチングではまだ手投げの時は有るが、フォームは大体まとまって来ている。左手の戻すのが早いので、キャッチのミットを指さすようにタメろと言った。意識はその指の先へ腕を振れば良い。ボールの力も有る。後はメンタルをしっかり持つ事。四球を出したぐらいで下を向いては行けない。オレに任せろ!ぐらいで良い。ケイタのティーではやっぱり脇が甘いんだよね。右手で持って行く感じのスイング。なので前は手首が返って小さいスイングに成る。ケイタも左手1本でのスイングの軌跡を練習しても良いだろう。力では無くグリップからピッチャーに向けて振り出す。そうすれば自然と脇は締まる。左手1本ならその様なスイングに成るハズだ。そこに右手でインパクトでの押しが入れば良い。ケイタなら勝手にボールは飛んで行く。
 少し細身のカンタ。沢山食べるらしいが、自分でも食べても太らないんです、と言っていた。そのカンタのピッチング。2014年のエース、ケントを思い出させるフォーム。ちょっと似てるんだよ。ケントも細かったけど腕の振りが一定で、大きなフォームからは想像できない程、コントロールは良かった。緩急も上手かった。身体は固かったがカンタも固いらしい。。ストレッチをしっかりして、特に腰回りの柔らかさを着けて欲しい。何よりこれから先の怪我が少なく成るよ。
カンタ。ストレッチしっかりやろう。

 最後に投げたタイガ。身体は大きくはないが、肩の回転の上手さは一番。スピードも出ている。暫くマウンドの側で見ていて右手のトップの使い方が独特。肘を引いて肩の高さでボールは下向き。そこから小さく手首を返して回して来る。後ろが小さく、前で大きく振れるフォーム。今はこのままで充分だ。このスピードと緩急、コントロールが有ればそれ以上は望めない。甘く入ってミートされたら飛ばされるかも知れないが、打たれたら仕方無いんだよ。2塁3塁で止めればいい。チーム全体でカバー出来る様にそれぞれのポジショニングも、状況に合わせて守れる様に成れば、もっと強く成れる。来年は誰が投げてもいいぐらいのチームに成って欲しいね。
タイガのトップから

一番前でボールを切れてるね。

 夕方にはユウを連れて学校の回りを子供達の練習を見ながらお散歩。僕にとっては貴重な時間だ。こんな光景がずっと続いて欲しいなあ。
 
頑張れよ~
来週は土日とも練習試合。土曜は新チームも、6年生も、4年生以下の試合も予定しています。神戸のグランドはサッカーにも了解頂いて一日全部使えます。野球小僧達が一杯の神戸のグランドが楽しみだね。来週もよろしくお願いします。