2019年5月6日月曜日

高円宮県大会・津代表は2年連続準優勝

 今日はGW最終日。神戸でのIKUSEIさんとのリーグ戦の予定。この連休中、4月30、5月1日とチームの休みにしたが、その間だけ雨が降った。特に2日からはお天気は一気に回復し、特に高円宮の県大会の4,5日は両日とも素晴らしいお天気。一気に気温も上がって来た。そして今日は夕方には崩れて来そうだが、朝から気持ちのいいお天気。

 今日は家の都合でチームとは一緒に居れないが、8時にグランドに行くと、もうグランド準備も終わり、子供達はアップを始めていた。今日は全員揃っているね。GWは何かと各家庭の都合も有るとは思うけれど、今回の10連休は出席率もとても良かった。それぞれにヤル気も目標も着いて来たのかな。チームの皆さんや、早めに来られたIKUSEIの代表さんらと話をして、最後のリーグ戦もその後の練習試合もいいゲームを期待して、暫くして櫛形へ。

 今日は岩田監督は仕事で休みなので、池内監督も来られていたが、カナト・パパが練習をリードしてくれていた。今日も沢山のお父さん方がお手伝いに来てくれていました。いつも本当に有り難うございます。チーム皆でこれからも盛り上げて行ってくれたら、と思います。もうティーボール予選は12日ですが、カナトがヒザを痛がっていたのでちょっと心配だったが、その後はチームに失礼して急いで家に戻った。

 昨日の5日の高円宮県大会の様子は沢山の用事で、アップ出来ていないので一日遅れですが書いてみます。5日の朝も素晴らしいお天気。4日は風が強い時間が有ったが、強い風もこの日は無く快晴の下で、決勝までの素晴らしい試合が続いた。

 準決勝第一試合は栗葉さんと鈴鹿の庄野さん。どちらもエース1番の先発。1回の印象は栗葉さんの1番は徹底してアウトローを丁寧に狙っている。庄野さんは少し左足がクロス気味に入るので、アウトローにストライクが入って来たら相手は辛いだろうが、コントロールには苦労するだろう、と言う印象だった。

 1回は両チーム無得点。2回の表の栗葉さん。やっぱり連続四球をもらって送り、1死2,3塁で7番。スクイズで来るかな、と思っていたが強打の打球は左中間への2点タイムリーと成って2点先制。

 対して庄野さんは栗葉さんの1番の投球に中々チャンスがつながらない。僕はバックネットのスタンドで観戦していたが、殆どがアウトローのコースの出し入れ。徹底してそのピッチングを続けている。キャッチのリードも一つストライクを取ると低目のボール気味をリードしている様だ。大体そのようにボールは来る。それが7回まで続く、素晴らしいピッチング、コントロールだった。失礼だが速いボールでは無い。ベース付近で少し落ちるぐらいのスピードだ。それがアウトローなので、バッターには打てそうで芯に当たらない。ピッチングはスピードよりもコントロール。改めてそう思うナイスピッチングだった。

 庄野さんの攻撃で悔やまれるのは3度のランナーが動いてのDP。3回は1死からピッチャー後ろにボールが落ちるラッキーな安打から1番バッターにはエンドランか盗塁だったと思う。センターへのライナー性の打球。ファーストランナーは全く戻れ無かった。5回にも先頭をヒットで出しながら7番バッターはライトフライ。ここも戻れなかった。6回も1死からヒットを放ちながら、セカンドフライで戻れず。大きな3つのDPだった。

 栗葉さんは7回表、2死からヒットで2塁。1番バッターには2ストライクからエンドランをかけたと思う。打球はセンター前へ抜け、貴重な追加点が入った。僕も一時期は2ストライクからのエンドランは良く使った。特にランナー2塁で。ランナーもバッターも有る程度は信頼できる中で。2アウトだから失敗しても1アウトだし、気持ちの整理は着くんだよ。決まれば2塁からでもシングルヒットで1点取れる。

 栗葉さんが決勝進出を決め、応援に来ていた津リーグや馴染みのチームの人達も試合を終えて祝福。取りあえず神宮か、高野山か、どちらかの全国大会の切符は掴んだ。出来れば優勝して神宮へ行って欲しい。今日は神戸の子達も監督やご父兄の皆さんも応援に来てくれていました。ありがとうございました。決勝戦までの素晴らしい内容の試合。特に5年生達には、次の目標をしっかり意識に置いて練習に励んで欲しい。来年はこの場に来れるようにね!

 次に準決勝第二試合。尾鷲さんと熊野のAMドリームスさん。対照的は両チーム。去年に比べて身体の小さい子が多い尾鷲さん。対してAMさんは殆どが去年のチームから経験している子達が中心のチーム。身体つきを見ても、尾鷲さんよりは一回りは大きく感じる。

 試合の内容もその印象そのままの展開だった。小さなピッチャーが先発する尾鷲さん。AMさんの打球はマークする外野の間に良く飛んで行く。印象的だったのはその小さな尾鷲さんの外野の良く動く事。小さな身体で必死に追いグラブを出すが、届かない。身体の力の差と言うのはこういう事なんだろう。その子達のレベルとしては100%だと思うけどね、届かない。これは仕方が無い。でもあの子達がこのまま成長したら、きっと強く成るだろう。そう思えるプレー振りだった。

 そして決勝戦。この試合から投手の70球制限が適用される。今年の全国大会もその様に決まっているので、それに合わせての対応に成る。連盟の審判団の人達がカウントするんだろう。ローカル大会でもいずれは適用には成って来るだろうが、その管理が問題だ。それぞれ誰が公平にカウントし指示をするのか。70球にかかる打者との対戦が終わるまでの適用と思うが、誰でも解りやすいのはやっぱりイニング事での管理だろう。津の連盟の中でも検討はして行きたい。

 決勝戦はAMさんの1番の先発で始まった。栗葉さんの1回、先頭が四球で出て盗塁。2番の打球は三遊間のゴロ。サードが捕れず、ランナーはそれを見て3塁へ走ったが、ショートがカバーし、3塁でタッチアウト。その後も四球で1,2塁に成っただけに残念な走塁だった。AMさんの1番は準決勝でも投げているし、70球制限ならそうは投げれないハズだ。初回から球数もカウントしていた。

 2回にはヒット、四球などのランナー、2死満塁から2番バッターのセンター越え2塁打で3点先制。更に四球の後、4番とは2アウトからのエンドランかダブルスチール。4番は狙った様に右中間に返し4点目。素晴らしいバッティングだった。

 栗葉さんの先発は5番。先の準決勝のエースの投球と同じく、丁寧にアウトローを狙っている。1回は1死からレフトへ打たれたが、キャッチが盗塁を刺す。そして2回、4番にセンター、5番にレフトへ打たれ、送られて1死2,3塁。7番の打球は1塁前、ライン際の小フライ。ファーストは突っ込んで来たが、ボールにタッチしなかったらファウルだろうが、ミットに当たって打球はファウルゾーンへ転がる。この間に1点。1,3塁からキャッチは1塁ランナーの盗塁を刺しに外して投げたが、送球が少しセカンド方向にずれた。この間に3塁ランナーが2点目。良い送球なら完全にアウトのタイミングだった。3塁ランナーもスタート出来なかっただろう。そして8番は一塁線の小フライ。これを良くキャッチが飛び込んで捕ったね。ナイスキャッチだよ。その後の9番の打球はライト前、ファースト後ろに落ち、この間に3点目が入る。去年の神戸とUNさんとの決勝戦でも有っ様な打ち取った打球が落ちる。こういう打球が特に残念だね。栗葉さんにとってはちょっと不運な打球が続いたイニングだった。

 そして3回裏、先頭はショートほぼ正面のゴロ。足の速い1番の意識が有ったのか、送球はワンバウンドの難しい送球。ファーストは捕れず、ファウルゾーンで転がる間に3塁へ。1死の後、3番の打球はセンターへ抜けそうな打球を良くショートは捕ったがホームへは投げれない。4点目が入り同点と成った。

 AMさんのピッチャーは3回から6番に代わる。少しクロス気味に、フォームもその様に流れて来る。外よりへ流れて来るボールが決まれば、合わせ難いかな・・と思っていた。6番は緩急も混ぜながら栗葉さんの的を外して行く。
 
 AMさんは5回、先頭8番がレフト前。1死3塁から1番の打球はライト線上の打球。ライトは追いついたかに見えたが、グラブに当たって打球はファウルゾーンへ。当たらなければファウルかも知れない。1点勝ち越されて、ここでピッチャーは10番に代わった。AMさんは2番、前進守備の1点を取るバッティング、セカンド方向へ叩く打球でこの回2点目を取る。こういう所はしっかり練習している、と思わせる攻撃だった。

 2点リードされた7回表の栗葉さん。ピッチャーが6番に代わってから中々チャンスも作れていなかったが、2死満塁、一打同点のチャンスまで作ったが最後はショートゴロでゲーム。失点した中味はちょっとした球際の打球処理。一つでもグラブに入っていたらと思うが、精一杯のプレーだと思うね。準決勝から続きナイスプレーも随所に見れたゲームだった。
優勝は熊野代表、AMドリームスさん。


準優勝おめでとう!良く頑張った!
  これで津代表は昨年の神戸に続き、2年連続準優勝。。来年こそは優勝目指せるように頑張って行きましょう!栗葉の皆さんも大変お疲れさまでした。高野山での全国大会も頑張って下さい。また神戸の選手達もご父兄の皆さん、津リーグの皆さんも応援やお手伝いに本当に有り難うございました。天候にも恵まれた今年も素晴らしい県大会。チームの皆さんも次の目標に向かって頑張って行きましょう!!

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