2018年9月16日日曜日

野球のスタンダード

 今日は神戸で栗葉さんと練習試合。
グランド均しをして8時頃にはグランド準備も出来た。今日は風も無く外野のネットも綺麗に張られている。グランドの状態も草刈りした後だし久々の素晴らしいコンディション。本当にここはいいグランドだと思うね。

 栗葉さんが来られて試合開始までの時間、櫛形へ寄ってみる。お父さん方が守備に着き、走塁のゲーム形式の練習を今日も子供達は元気に練習をしている。
 
櫛形での元気なちびっ子達。
4年生達の新チームの合流は10月13日を目安に進めて行きたい。そして14日には今年の体験会も開催する予定だ。秋マクド県大会日程が空いて来たのですぐにその日程に入れた。神戸のホームページにもアップしています。皆さんのご協力を今回もよろしくお願いします。
 体験会資料はこちらです。 ⇒ 2018神戸体験会POP

 10時前に神戸に戻るとすぐに第一試合が始まった。
先発したユウト1。今日はフォームが少し変わっていた。ランナー居なくてもセットから投げていたが、今までは大きなオープンスタンスだった。ランナーが出てもクイックで投げる時もそうだった。どう見ても大きく下半身が横に振り子のように動く。何度もそれを直せ、と言っていたが今日はその進化が一つ見れた。
 今日は前の左足もキャッチから見てもほぼ真っすぐ。ランナーが出たり、疲れて来てどこかで変わるかな、と見ていたが7回まで変わらなかった。セットの時も同じ感じ。フォームの振れが無く成りまとまって来たな、と感じた。ただクイックでもまだフォームが大きい。これではいいランナーにはブンペイの肩でも走られるだろう。

 もう一つ直して欲しいのは高めのコントロール。中盤辺りからワンバウンドや低目に外れるボールが増えてくる。ブンペイには高めも低目もクロスでリードしろ、と言ったが中々高目には来ない。低目は栗葉さんの中軸にはヒットも打たれている。空振りを取れるインハイの速いボールが欲しい。フォームで言えばまとまっては来たがそこが出来て来たらもっとピッチングもリードも楽に成る。まだまだ狙ったところで勝負はし切れていないね。

 この試合で気が着いたのはケイジロウのバッターボックス。ベース近くに立って少しクラウチングスタイル。脇も空けてバットを構えるので、それだけでベースの上。インコースのストライクは身体を起こされてしまう。外のボールは身体が前に動く。良い時はレフト方向の強い打球が多かったが、今は余りそれが見えない。

 県大会もマクド予選も余り良い所が無かったブンペイは1打席目はセンターオーバー。だけどこれはバットの先だよ。2打席目の右中間の打球もバットの先の打球。3打席目のレフトオーバーのライナーは完璧な当たり。4打席目は力みが出たのか三振。その後の5打席目は修正が出来たのか完璧な左中間ネットオーバーの満塁弾。いつもこれぐらい打ってくれたら良いけどね。ユウト1も左中間ネット越えの満塁弾。今日はいつものようなこすった内野フライは無かった。これからも主軸の復活を期待したい。

 この試合で良かったバッティング、まずはユウスケ。2回、追い込まれながら外高目のボールを顔を残してレフト横へライナー性のヒット。外のコースをこれが出来たらもっとヒットは打てるよ。6回に右中間を抜く3塁打も有ったけど、引っ張っての1塁方向のゴロアウトが多いだけに、それよりも価値が有ると思うね。

 3回の2死からのコウセイのセンター前タイムリーも良かった。1打席目も三振で顔も回って空振りが多いリクト。3回の左中間の低いライナーヒットは顔がセンター方向にしっかり残っていた。こういう姿勢がもっと欲しい。

 試合展開は2回にランナー3塁でコウセイのスクイズで先制。中盤からランナーを置いてのタイムリーやHRも出て大量点には成ったが、中身はランナーをしっかり進めるバントやスクイズが出来て、それがチャンスを広げて大量点につながっている。これが野球のスタンダードだろうなあ、と思う。強打だけでは中々ここまではつながらないだろ
1試合目を終えての昼食タイム。中々揃うのも珍しい。

 午後からの5年生主体のゲーム。栗葉さんは4,5年生だ。先発したユウタはフォームも安定していて大体のところへボールは来る。キャッチはソウマだったが構えた大体のところへ7割前後は来ている感じ。3イニングで無四球ノーヒット。充分な内容だった。またその後のサードの動きも横に早く送球も強い。そのフィルディングも良かった。

 バッターでは4番に入ったコウヤ。1打席目左中間オーバーの2塁打。2打席目もセンター横へのライナーのヒット。緩急を使うピッチャーに代わってからは内野フライだったけども課題はそういう所だ。
 
 2番手に4回から投げたソウマ。踏み出す左足が3塁側にクロスで入る。そこから内、外へ流れて行くボール。低目にこれが決まればそうは打たれない。充分な内容のピッチングだった。低目に外れるボールが増えて来た時の修正が課題だね。

 キャッチのソウマやハヤトの動きも早く成って来ている。今のレベルならこの先大丈夫だろうと思える成長振りだ。後はバッティングもしっかりポイントで打てるように成ろう。
 
 3試合目はリョウセイが先発。自らのピッチャーゴロのミスから失点はしたがコントロールはブンペイのミットに大体来ていたようだ。後、少し速い両サイドのボールでも有れば充分な内容だね。この試合は3回途中まで見て、所用で先に失礼して帰って来たが勝利して終えた様だね。今日の練習試合で少しはマクド予選の悔しさも修正出来たかな。

 少し結果が出ない時はスタンダードに戻して見るのも一つの手法。色々試してミックスしてチームカラーの一番の方向性を見つけて行けば良いと思う。打てない時でも点を取りに行って取れる手法がチームで出来る事。これが大事。打線は水物。バントを失敗して結果的に強打でタイムリーが出ても、それは結果で有るだけ。点が入らなくてもランナー3塁まで進めるそこまでのプロセスが一番大事だ。
 まだまだ大会は沢山ある。チームの進化に期待しよう。

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