2011年6月12日日曜日

ノーヒットでの得点

 今日はスモールさんとの練習試合。Aチームのリーグ戦に合わせて10時頃からの試合開始に合わせて準備を進めた。

 朝のアップからキャッチボール。ランニングノックもそこそこ良く動けている。内野と先発をどうしようか・・・と考えながら皆の動き、送球を見ていた。
9時過ぎにはスモールさんも来られて予定通り10時に試合開始。

 先発はフォームが少し良くなって来たアモン。ショートはタカヤ。セカンドは思い切りが良いしバッティングも良く成って来たケイタ。
 1回に2四死球から2点先制されたが、3回に2死満塁からそのケイタがセンターへ打ち返し2点。コフルは迷った分、3塁が遅れてタッチアウト。ケイタはこの後の試合でもタイムリーを打ったし、バックホームの間にセカンドも取っている。無死3塁でピッチャーゴロで突っ込んだり無謀なところも有るが、迷わないのが良い。皆もこの思い切りを見習って欲しい。
 
 4回にはワタルの四球から、この所良くボールを見極める様になったフウジロウもヒットで続き満塁。この後、ハルヤ、アモン、セイヤのライナーのヒットが続いて3点で逆転。ここまでは理想的な展開だった。
 ところが皆が勝ちを意識したのか、ショートゴロをはじいた後から、死球、エラー、トンネル、落球・・・が延々と続き打者2巡してもアウトが取れない。19人目でやっと三振、1アウトに成った。このチームはこんな苦しい時に声を出して引っ張る者がいない。全てが悪い方向へ打球も行く。少しぐらいはじいても一番簡単な近くのアウトが取れない。
 
 ボールをしっかり見る事の大事さを改めて感じた。けれど一つ感心したのは今までのアモンなら、こんな展開になってしまったら、もう気持ちがブラブラで態度に出てしまうだろうけど、最後まで打たれても、そんなにフォームも崩れず良く投げた事だ。
 こんな情け無い敗戦でもアモンの頑張りは大きな収穫だった。

 こんな試合をして次は・・・とお昼を食べて皆を見ていたらスモールの子供達はそれぞれキャッチボールをしているが、神戸の子達はバラバラで何をしている?! 
試合開始の20分前に成ってもキャッチボールも始まらない。こんな所がこのチームの弱い所だ。それが試合に出てしまう。

 2試合目はフウジロウ。今日は腕は良く振れる様には成った分、コントロールがもう一つでボールが多く、バックにもミスが出てしまう。でも今日は腕が振れる様に成って来たから良し。バッターボックスでも良く粘れる様になった。
 次の登板ではもっと集中して頑張れ。この試合は相手のピッチャーが乱れていたので勝っても参考にはならない。1試合目、あんな負け方をしたキャプテン、セイヤにはずっと声を出して指示をしろ、と課題を与えたけど、しっかり出来たかな?
思ったところにボールは来ないし、キャッチは大変だと思うがディフェンスの要だからね。セカンドへの送球も今は強いボールが行かない。試合やキャッチの練習が不足していた要因もある。来週はしっかり練習して強くなろう。

 3試合目はユウキで先発。
ライトにひなたを入れたので、1回にそのエラーから無死2,3塁と成ったが、ポン、ポンと打たせて後続を断つ。2回にも満塁のピンチをしのぐ。
失点はエラーがらみのパスボールと内野ゴロ間での2点だけだし、3四球ながら7回で86球。打力の有る中軸にもボールが低いので打球が上がらない。大体内野でアウトが取れているナイスピッチングだった。セイヤにも低目のイン、アウトを意識させたが少しは解ったかな。フウジロウもアモンも良く参考にしよう。

 攻撃では1回、2,3塁からアモンがライト越えで2点。4回には1死3塁でセイヤのセカンドゴロでハルヤが思い切り良く突っ込んでセーフになるセオリー通りのナイスラン。
5回には2,3塁からちょっとサインがややこしく成って解らなかったタカヤに「バントや!」と大声でバントをやらせたらユウキは上手いタイミングでホームに入った。
ケイタも続いたし、今度はハルヤ3塁でセイヤにエンドラン。ファーストゴロに成ってノーヒットで点が入る。オマケは後ろが大きく振り遅れ気味のフウジロウに「レフトを狙え」と指示したらその通りになってタイムリー。
 この回は皆がサイン通りに動いて打ったし、解らない所はタイムで聞いたし、点を取りに行ってノーヒットで点が取れたし、これは大きな収穫だった。サインもまだミスは有るけど大体解って来たようだ。キーは一つだし、何にも難しくないんだけどね。

 1試合目の情け無い敗戦は有ったが、3試合目、スモールさんに良い形で勝てたから今日は良し! 皆にも少しは自信になっただろうか。
4年生の打力は確かに力が着いて来た。アモンもフウジロウもボールの力も出て来た。ショート、セカンドの動きも良く成って来た。
 けどセカンドへの盗塁はまだまだスタートもリードも小さい。1試合目の様に球際で目が離れる悪いクセも沢山出た。キャッチはもっと勉強も練習も必要。
 ひなたがライトに入ってる時はケイタやハルヤやコフルがカバーしようとしてくれていたし、そんな気持ちが皆に伝わるとチームワークも芽生えて来る。
来週もしっかり練習して強くなろう!
 

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