2009年1月11日日曜日

シニアの体験練習

 今日も寒い朝。グランドも霜柱が立っている。昨日マウンドに埋めた新しいプレート付近は流した水分が凍りカチカチだった。
今朝も14人が揃って練習。みんな揃ったけれど風悟は、まだふくらはぎの筋肉を痛めて練習出来ない。走りこみ過ぎで痛めたのが尾をひいている。そのせいで正月明けから走る事が出来ず、ちょっと太ったかな?6年生での練習試合も2月に入ったし、早く直せよ、風悟。

 バッティング練習
 昨日からバッティングに主体を置いて練習。 やはり昨日よりも今日の方がフリーバッティングでも皆良かった。最近打てていなかった遼もグリップが下がるのを注意すればまずまず大丈夫。聖弥の飛距離も伸びた。大貴も強振せずに旨く叩いている。どうしても力が入って腰も頭も突っ込んでしまう啓太にはキャッチ寄りの右足軸でのスイングで。詰りながらもセンター方向へ行けばいい。涼介の強い打球も確率が高くなって来たかな。ライトの林手前まで何本か飛ばしていた。こんな練習が何日か続けれたらもっと強く成れるだろうね!
 
 ピッチング練習
 バッティングの合い間を見てピッチング練習。
翔太はインコース低目のコントロールが特にいい。逆に外を狙うと意識してズレるのが多い。内側は高目にも余り外れないし試合に成ったらインコースのみでいいだろう。後は高目の誘い球を大体の所にコントロール出きれば充分。シートバッティングでは緩いボールを投げたりしていたが、今はまず速球のボールを磨く事。
 涼介もボールの力は増して来てるが、高低のコントロールがもう一つ。涼介もインコースの方がコントロールが安定している。フォームも、肩がしっかり入るようになって良くなって来た様に思う。体がしっかりしているのでこれから練習を積めばしっかり伸びて行くだろう。
 一つ、朝のランニングを一緒に走っていて気がついたのが、涼介は特に左足が内股気味に蹴り出してくる。他のみんなもよ~く見てみると聖弥も似た感じ。守ってる下半身の姿勢がうなずけるね。普段の生活から意識すれば充分直る。僕も中学の頃に靴の外側ばかりが減るので、もったいない?と思い、平坦に減るように意識して歩きグセをつけたら2年ぐらいで直ったような記憶がある。普段から両足の親指のおなかを意識して歩こう!
 拳太郎もサイドからのボールが大体インコース付近に集まっている。右足に乗った状態で腕の振りも強くなって来た。試合で投げさせてみたいなあ。
 聖弥も左足のヒザに向かって投げ下ろせ、と意識させるといいフォームになって来た。
 大貴は少し抜いたボールでのコントロールが良く、大体低目にストライクが取れる。正月明けから守備練習でも意識して肘を上げようとしていて強い送球については、ちょっと今コントロールが安定しない。ピッチングでも速球はまだまだ夏場に比べれば70%も無いかな。でも何も慌てる事はないし故障しないフォームをしっかり作って欲しい。
 キャッチでの送球を何とか直したい遼もピッチング練習。まだまだ左足にしっかり体重が乗らないが、バッティングピッチャーも沢山やらせて少しは肩が入るようになって来たかな。
 この2年間の練習方法の中で皆にバッティングピッチャーをやらせて来たのは間違いでは無かったと思う。お父さん達に頼めばバッティング練習の効率も上がったかも知れないが、何よりも皆の肩が強くなったしコントロールも良くなった。今なら僕らが投げるよりずっとマシだね。やらなかったら拳太郎や涼介のピッチャーは無かったね。春先に肘を痛めてしまった大地も投げれるようにはなったが、やはりこの半年近くの差は今の練習を見ていると特に大きく感じる。すまなかったね大地。これからもっと下半身を使えるようにしっかり頑張れ大地!
 
 守備練習
 昨日は午後から陸も脩太も一緒に守備練習。二人に対して皆がお兄ちゃんらしくして気を使いながら練習しているのが嬉しいね。気になるのは、シニアの練習でも同様だったが、伸びてくるボールが無い大貴の送球。けど故障明けだし無理する事は無い。まずフォームを作ろう。

 シニアの体験練習
 今日は午後からシニアの体験練習。まず感心したのは1,2歳しか違わない彼らが僕達がグランドへ行くと皆が大きな声でしっかり挨拶しキャプテンの指示通りにテキパキと動いている。出かける前に大きな声でしっかり挨拶しろ、とは言ったけど声の小さささ、思い切り、度胸の無さは相変わらず・・。これだけはこの2年間の大きな反省点。帰ってから皆に「どんな事を感じた?」と順番に聞いても啓太や大貴は「・・・・・」。
 大地が「声が大きかった」と言ったけど、「彼らが大きいのでは無くて君らが小さすぎる!」と。小学生と中学生で声の質は変わっても大きさは変わらない!事実、シニアの守備練習では彼らに引張られて大きな声が聞こえていた。
 これからの指導の中で何か役立つ練習は無いか見ていたが、内野守備練習でのボールの回し方。
ノックで5-3-2-5、6-3-2-4、やその他にも効率のいい全体を使った回し方。外野がファンブルした時のカットプレーの準備など。高校野球とあまり変わらないやり方だね。と言っても神戸の練習でも大きな差は無いし、シニアの練習の中に入っても皆は、それ程遜色無くしっかり動いていた。硬球とあの柔らかいグランドではボールもはねないので、内野の送球ではちょっと戸惑った様だけど、翔太の送球なんかは中学生にも負けていなかったね。
 直球とカーブのマシンでのバッティング練習でも始めてにしては皆まずまず。啓太のバッティングも硬式の方が合うかな。シニアのコーチ、監督とゲージの後ろで見ていたが、やはり遼や涼介のバッティングを見るとうなずいていたね。コーチも「神戸の子は初めての硬球でも振りまけてないね。」と、社交辞令かも解らないが、今の皆のレベルなら硬式をやっても体力も技術的にも充分ついて行けると思う。
野球が好きで、しっかり上を目指して続けようと思う者は一番の近道だとも思うが、家族で良く相談して決めて欲しい。野球も大事だが、声が大きくてしっかり挨拶、礼儀が出来るという事は信用できるし、どこに行っても間違いは無いだろう。
 後、卒団までもう少し。最後までしっかり野球をやろう! 

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