2008年10月4日土曜日

幻のホームランとデイフェンスの勝利!

 今日は竜岳さんの20周年記念大会。初めて当るチームで凄く楽しみにしていた。
県大会調整に向けてまず1ラウンドは滋賀米原の柏原さん。1番ピッチャーはモーションも速くてコントロールも良くボールは今まで対戦した中で3本の指には入る速球ピッチャーだろう。東海大会で対戦した静岡の左ピッチャーを右にしたような感じかな。
 案の定、初回から1番、2番と連続三振に取られ、これは揺さぶるしかないかな・・と感じた。風悟も良く投げていたが、3回に7番バッターに右中間を抜かれ広い外野でHRとなり先制される苦しい展開。
 4回、大貴がレフト線ヒットで出て盗塁してからリレード気味に出た所を牽制、狭殺でアウトになったが、僕には途中で諦めていたように感じた。3塁へ追われた時、思い切り頭からでも滑り込めばセーフではなかったか?立ったままでアウトになるのはちょっと残念だった。
 2死に成ってチャンスが消えたか・・と思ったその後に遼は2ストライクから左中間オーバーの完璧な当たりのHR。今まで試合で見た中で一番の当たりと飛距離だろう。速球ピッチャーに対して2ストライクからあれだけのスイングが出来るのは凄いと思う。また6回には2死2塁から右中間の高いフライが落ちてこれが決勝点。2死から点が取れたのが大きいし、本当に頼もしい4番に成って来た。
 守りでは風悟が3回HRを打たれてから2死1塁と成って左中間を抜かれたが、何とかボールがつながり1塁ランナーが3塁へ止まったのがラッキーだった。多分ホームに入られた打球だと思う。
また5回にも7番バッターにレフトオーバーを打たれホームに入り、あ・・1点追加されたか・・と思ったその後で、ファースト孝弥が風悟に「ボールを渡せ」と呼び、孝弥がボールを捕って審伴に向かってファーストベースを踏むと、1塁審伴は「アウト!」の宣告。ベースを踏まなかった事をしっかり見ていてHRをフォースアウトにした孝弥のファインプレーだった。これにはみんなビックリ!初めて経験したプレーだったけれど、審伴もよく見ていたなあ・・感謝感謝!
 7回にもエラーが2つ重なり、1死1,3塁となったけれども、その後風悟は落ち着いて後続を打ち取りゲーム!攻撃の内容では負けていたけれど試合で勝ったと言う事はやはりデイフェンスの勝利。

 この試合は朝から大貴の先発と決めていたが、アップのキャッチボールやピッチング練習でもバラバラだった。ノックをしながら見ていると、風悟を受ける遼はナイスボール!を連発するけれど、大貴、孝弥のコンビはボールはそらすは、返球はそらすは・・全く集中出来て無い様で、途中でピッチングをやめさせて走らせた。こんな調子ではとても任せられない。県大会予選では肝心な所で勝って来た大貴を今度の県大会では投げさせてやりたいと思うし、朝一の試合でもしっかり集中して入って行ける様に取り組んで欲しい。
2試合目の終わったミーティングでも大貴には叱ったけれどももっと出来るハズ。しっかりガンバレ大貴!

 2試合目も大柄な速球ピッチャーで何とか1回に1点先制したが、その裏に2死から四球の後、4番に真ん中をレフトオーバーHRを打たれあっさり逆転されてしまう。大柄なバッターだったので2ストライクからインハイを攻めさせた監督も悪かったかな。
 昼からの大貴のアップでのピッチングは朝とは全然違ってしっかりボールが来ている。ただこの試合もHRの後は抑えたが時間切れ間近となった5回裏には内野のミスも有ったけれども下位打線に2四球を与えて1死満塁となって上位へ廻る展開となった。7回までの試合だったら展開も変わってくるし、点差も有ったし抑えたからいい、では無く、バックの信頼はこんな所をしっかり打たせて抑える事でもっと高くなる。

 打線はあっさり逆転された後の2回、バッティングでは前の試合で全くいい所が無かった孝弥がヒットの拳太郎を置いて左中間HRで再逆転。その後、乱れたピッチャーから2四球の後、これも前の試合で全くダメだった聖弥がレフト越えタイムリー。4回にも聖弥は右中間へタイムリーで、大貴も聖弥も朝は調子が出ないのかな・・・。そう言われ無い様にしっかり頑張ろう!
 守備では1死1塁でボテボテのピッチャーゴロで大貴がセカンドへ、拳太郎がいいタイミングで入って1塁へ低いノーバウンドの速いボールを投げDPが取れた。これはこの所の拳太郎のボールに力が付いて来たから取れたDPだった。自信を持とう、拳太郎!
 練習してきた2塁からの走塁では聖弥のスタートが一番。将貴、大智も良いスタート。大智はアウトになったけれどいいスタートだったしタイミングはセーフ。あれでOKだし走られる、と言うプレッシャーだけでも武器になる。

 今日の反省点はやはり速球に対してのバッティング。バントも失敗していたし、成功する気がしなかったので後は打たせたけれども、どれだけ中軸までつなげるか、がチームとして大きな大きなポイント。
走塁では1,3塁のサインプレーで一つアウトになった。将貴は高いボールをキャッチがセカンドへ投げたらすぐスタートする、と言う去年練習して来た事を忘れていた。
 課題はあるけれども2試合とも速球派ピッチャーに勝った事は褒めてやりたいし県大会に向けてもいい経験になった。明日も思い切りやろう!

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