2008年10月27日月曜日

直哉の思い切り!!

 いよいよ県大会を待つだけとなったが、昨日の試合の後から一つ気持ちに引っ掛かっていた物があった。それは稲生さんとの試合でのセカンド直哉の守備。
 2回の2死3塁の時にセンターのセカンド寄りにポテンヒットとなったが、直哉はボールを見ながらバックして行ったが、届かず。これは仕方無いが、センターはこの時全く全力では突っ込んで無く、駆け足程度。2死3塁の状況を考えれば取れそうに無くても全力で来るべきだろう。
 再び1塁にランナーが出てWPで2塁となり、今度はライト前にポテンヒットとなって2点先制される。この時、直哉はセカンドのランナーカバーから全力でダッシュしてライト前に飛び込んだが届かず。ライトと言うより1塁後方と言った方がいい打球かな・・。この時もライトは声も出さず突っ込んで来なかった。 続く3回にも今度はセカンド後ろにフライが上がり背走したが、捕れず。代ったライトも直哉の動きを見てボールまで来なかった。
 2点先制されて選手達が戻ってきた時に、直哉に「追いすぎ!打球の位置を判断して大きな声で指示しろ!行くなら最後まで飛び込め!」と叱ったが、あの時、誰よりも一生懸命打球を追っていたのは間違いなく直哉だった。
 直哉の涙を見てそう思った訳では無いけれど、いつも皆に言っていた「失敗を恐れず思いっきりやれ!」と言う事はこういうプレーの事だろうし、一生懸命だっただろうと思う。
叱るべきは声を出さない廻りの選手と、外野の最初から半分諦めたような追い方だろう。
 結果的に2点取られ敗戦と成ったが、他のセカンドなら途中で諦めて外野が捕って、得点にはなっていなかったかもしれない。それがベストかも知れないが、あのプレーは、思いっきりやった事はしっかり認めて、プレーに関しては注意しても叱るべきでは無かった。
 直哉のいいところはあの動きの速さと、守備や走塁での思いっ切り!
悪かったね、直哉、もっともっと思いっ切りやれ!!県大会もしっかり声を出してがんばれ!

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