今日はいよいよ卒団式。昨日はとっても暖かい陽気で今朝は少し油断して少し薄着。オオタカのグランドは風が強く少し寒かったね。家を出てオオタカへ向かう伊勢道下の信号。丁度正面にちょっと薄い虹が見えた。山手の方は少し霧雨も有る様だ。6年生達の卒団式の日を祝ってくれるかの様な虹。それだけで嬉しかった。
もう薄い虹だったけどね。嬉しかった! |
今日はオオタカグランドをお借りしての青空卒団式。学校施設は使えないから他の施設を借りるか外で行うか、それしか方法は無かった。施設を借りるにも高い費用が要る。オオタカをお願いして、ご父兄の皆さんがそれに合わせて沢山の準備をしてくれていました。今までにない準備は本当に大変だっただろうと想像します。例年、この時期のご父兄の皆さまには本当にいつもご苦労をおかけして申し訳なく思いますが、それもこれも一生懸命頑張った子供達の為。見る側も本当に感動をもらいます。
さあ、最後の紅白戦 |
午前から始まった6年生と新チームとの最後の紅白戦。新チームは5,4,3年生だから力の差は歴然。それも仕方は無いがそんな6年生達との試合も思い出に残るだろう。先発したカナトのボールもいいボールが来ている。新チームは歯が立たない。タイラのボールはスピード以上に力も有る様に感じる。でも2人ともこれから硬式で頑張っていくだろうけども、課題はコントロールだろうなあ。新チームのノブトラも良く投げていた。途中から代わったイツキとシュウトの3年生組も初めての紅白戦とは言えいい経験だっただろう。
紅白戦が終わって卒団式の準備が始まる。それまでは紅白戦の間も強い風が吹き付けて砂埃が舞い上がりプレーがストップする事も多々有ったが、卒団式の間はそのような強風も殆ど無かった。マウンド付近に椅子を並べて座る卒団生達。Bチームで櫛形で練習している頃から毎週のようにこの子達を見て来ていた。カナトが3年生で出場したティーボール全国大会でも他の4年生に劣らず攻守でしっかり活躍していた。
そして4年生に成ってティーボールの練習なども良く見ていて、岩田監督とも色々相談しながらディフェンスでのポジショニングも試行錯誤して、ようやくまとまって来て県大会を勝ち再び西武ドームでの全国大会。ガチガチの1回戦は敗戦濃厚の3回裏、カナトの同点3ランで息を吹き返し、エイタのセカンド少し横の打球が抜けてサヨナラHRと成る勝利から一気に波に乗ったね。
2回戦も接戦で何とか勝利はしたが。。岩田監督は昼食も食べれない程のプレッシャーと緊張の様子。こんな事も大きな経験。決勝戦ではオウカの2打席連続の大きなHRで試合は決まったように覚えている。正直な所、前年の初優勝のチームの攻守でのまとまりが良く打線も活発なチームには敵わないかな、とは思っていたが、伸び伸びとプレッシャーに潰されずにとても良く頑張った連続優勝だったと思います。その様なチーム全体の雰囲気も大きな力に成ったのでは無いかと思う。
2019年7月⇒全国ティーボール選手権、素晴らしい優勝!全国2連覇!
そしてAチーム合流し翌年の新人戦は3年振りでの優勝。それでもチームのディフェンスはまだまだ試行錯誤の状態。そんな中で勝ち切れたという事はチーム力をおごらずつなぐ野球に徹していた事が印象的な内容だったと思います。
2021年春の県大会への津予選。心配していた守備での不安要素が出て残念な敗戦。でもこれはこの様なチーム力だから仕方無い。それを少しでも減らせていくのがチームとして大きなポイントだとずっと感じていました。スポーツ少年団の県大会では準決勝まで勝ち進み、試合展開もタイラの素晴らしい同点3塁打なども有り、勝てる試合だったと思いますが、やはり最後はディフェンスの弱さが出てしまった試合でした。それでも3位決定戦では同点延長タイブレイク戦をオウカの2点3塁打やカナトもタイムリー3塁打で勝ち、東海大会出場も決めてくれたね。良く準決勝の悔しい敗戦から気持ちを立て直して頑張ってくれたと思う。
2021年4月⇒悔しい悔しい準決勝敗戦。それでも3位決定戦延長タイブレイクに勝利!
楽しみにしていた東海大会。それでもコロナ感染拡大は2019年末から始まり2020年春には緊急事態発令で学校も休校。東京オリンピックも中止と成る、世界、日本の危機とさえ感じる状況が3波、4波と感染拡大が続いて来ていました。そして夏には再び緊急事態となり、本当に楽しみにしていた東海大会も中止と成ってしまいました。エイタ達、このチームでは4年生で新チームに合流してから、ずっとコロナ対応が付きまとう2年間。津市で例年開催する野球大会もプラスワンカップ神戸大会も団の40周年記念大会も開会式も行わずの大会。それはそれでコロナ禍の中での大会開催で仕方は無かったけれども僕としては40周年記念大会だけは開会式がやりたかったけどもね。それはあの世間の状況では仕方無かった。
チームの課題は何よりディフェンスの弱さ。それぞれのカバーリングもまだまだだと感じていました。40周年の神戸大会も終えて、さあこれからチーム力アップの練習を!と言う時に活動制限から休止と成り、9月の緊急事態は月末まで続き、本当にコロナに振り回された2年間でした。
年が変わっても第6波の感染急拡大は続き今もまん延防止重点措置法が適応される日々。そんな中での青空卒団式。いや学校施設が使えない状況だから他の施設を借りるしか無いかとも考えていた。方向性が見えない中での野外での卒団式も有りかな、とも思っていた。そんな中でご父兄の皆さまも色んな準備をして頂き、オオタカグランドをお借りしての青空卒団式。学校長には野外用の座椅子も沢山お借りした。雨の場合は野外活動センターも段取りしてもらっている。それに加えて本当に沢山の準備。オオタカの3塁側のベンチに並べられたアルバムや沢山のトロフィー、記念品など。バックネットにはセカンドユニフォームやBチームの時のティーボールのユニフォームなども飾られて風に揺られていた。
卒団生達と。本当におめでとう!誰かが甲子園を期待しています! |
僕の記憶する限り青空卒団式は初めてだと思う。でもこれも野球小僧の卒団式なんだから有りだね。父母会代表を始め、ご父兄の皆さま、5年生以下新チームの皆さまも色々と本当にありがとうございました。本当に素晴らしい卒団式でした。神戸の40周年記念チームの素晴らしい卒団式でした。
6年生と新チーム、みんな一緒に!ワンチーム! |
午後からの親子試合も本当に楽しい時間。子供達と一緒に野球が出来るのは普通の親御さんならこの時期まで。久し振りの運動に転んだお父さんもおられたようですがお仕事に影響は無かったでしょうか。今夜はこの後にリーグの支部総会も有り、時間の余裕も無く早々に失礼しましたが、皆さまへのお礼も充分にお伝えする事も出来ず申し訳なく思っています。このページでも改めてお礼をしたいと思います。皆さま、本当にありがとうございました。このブログも2007年の新人戦優勝から忘れ物をしない様にとずっと綴って来ました。毎年の卒団式を超え、沢山の人達に支えられ、これからも出来る限り思いを伝えていければと思っています。これからもよろしくお願い致します。卒団生達のこれからの成長、活躍を期待し見守って行きたいと思います。卒団生、チームのご父兄の皆さま、本当にありがとうございました。
みんなおめでとう! |
そして夜の支部総会。県大会への津予選は4月からに組み直し、スポ少の県大会も5月後半へと移動してもらっています。津予選の抽選会も行い、高円宮の組合わせも決まりました。リーグ戦組合せは今年は残念ながら1チーム減の7チームと成ります。またこの組合せ、日程などを組むのも大変だった。16チームぐらいから徐々にチーム数は減少し10から8チームへ。ここまでは組合わせベースも当初に何日も考えながら作ったベースが有るので比較的簡単。後は抽選だけすればいい。でも7チーム枠のベースは無い。また疲れた頭を使って考えたよ。。もっと頭のいい人ならそんなソフトも作ってしまうだろうなあ、と思いながらね。
そして活動再開に向けてどうするか。。。それも大きなリーグの課題だった。学校施設の使用停止はどうしようもない。けれどもそれ以外のグランドは使用可能だ。スポーツ少年団本部からの自粛要請の通達には、「2か月以内に行われる公式大会(県大会やそれにつながる支部予選)参加への練習や試合が不可欠な場合に限り、参加人数や回数、時間の制限等を充分検討し、感染防止対策を徹底した上で行う事が(練習や試合など)出来る事とする。」と有り、それを県大会日程、予選日程などに照らし合わせてオオタカグランドでの練習などをリーグ各チームで時間で割り振り練習開始する事と各チームの総意で決定し行う事としました。ですので3月からの練習においてはオオタカグランドや学校以外での他のグランドでの練習においてはチームでの練習として行って行きます。もちろん学校施設の使用停止が解除されれば通常練習も再開していきます。ですが、今の感染状況はまだまだ収束は見えず難しい状況で有るのは変わらないですが。。
まだまん延防止重点措置法の解除は見えませんが中学などでも来週からの練習再開もされるようです。まだまだ少年団チームとしては規制は続きますが、その中でグランド確保なども調整しながら、感染対策についても更に徹底はして行きますが、練習参加については各ご家庭での意見も有ると思いますので参加強制ではなく、出来る範囲で練習再開して行きたいと思います。卒団生の皆、そしてご父兄の皆さま、今日は本当におめでとう!ありがとうございました。いよいよ春はすぐそこ。ユニフォームを着て練習開始して行きましょう!