2020年11月15日日曜日

3年振りの新人戦優勝!!良く守った!

  今日はオオタカでの新人戦決勝トーナメント。昨日はそれに向けての練習もしっかりやってくれた様だね。僕は仕事の都合で気に成るグランドには行けませんでした。いつも無理を聞いてもらっている職場。忙しい時には仕事をさせてもらっているんだから、出来る範囲で協力しないと、とは思っている。昨日のお天気も真っ青な青空で素晴らしいお天気だったが、今朝も少し冷え込んだが素晴らしいお天気に成りそうだ。この28日土曜には今年の体験会もやる事に決めたので、今週はそんな準備を進める。体験会案内POPも6年生のお母さんに作ってもらいました。いつもながらナイス!!です。チームのご父兄には印刷もして頂いて来週にはもう配る準備も出来ました。後は体験会メニューの検討を進めて行く。最近は都市部でのコロナ感染が第3波の勢いで拡大している。。感染防止の対応もしっかり行って行きたいと思う。また皆さんの協力をお願いします。

沢山の参加をお待ちしています!

 8時前の神戸のグランド。新チームの子供達はもうアップを始めている。今日もみんな元気そうだ。暫くしてオオタカへ行くと、もう第一試合のシートノック前。栗葉さんと立成さん、両チームとも小粒には成ったが良くまとまっている。そしてほぼ予定通り試合は始まったが1回の栗葉さん、先頭の長打からヒット、バントをしっかり絡めて得点を重ねる。相手のミスも有ったが1回でほぼ主導権を握り、その後も追加点。立成さんも中盤から反撃していたが、それもちょっと遅かったかな。結果的には点差は開いたが、それ程、特に打線の差は少ないかな、と感じる。やはりディフェンスの差が大きいように思う。

 そして神戸の対戦相手は桃園さん。去年に出ていた5年生が残っているので戦力もそうは落ちてはいない。どれだけ神戸の流れに乗れるかな、と思っていた。その1回の表。セイゴウのサード前の当たり損ないが安打に成る。一番小さなセイゴウだけど足は速い。ナオタロウは良くボールを見ている。四球の後、3番オウカの打球はピッチャーの足を強襲する内野安打。桃園さんのピッチャー3番。女の子だけど今年もずっと投げていたしサイド気味からコースに投げていたが、あの打球は痛かったと思う。かなりね。無死満塁から4番タイラはライトフライでこれが犠牲フライと成りセイゴウが入る。でもタイラはね、前の試合からもタイミングが合っていなかった。打ちに行くときに腰から前に動いてしまう。大体詰まり気味に成る。だからこの試合の後、もっと呼び込んでショートからレフトを狙えと言った。カナトもナイスバントを決め、シンゴモもレフト前に返し、相手のミスも有ってここまでで4点。そして先発で起用されたエイタ。打球はライト線に大きく上がり、これがラインに入りHRと成ってこの回6点目が入った。

 その裏の守備。ちょっと驚いたのはエイタがサードに入っている。でも良く考えるとタイキの左のポジション、ファーストやピッチャーを生かすにはこれも有り。監督も良く考えたんだろうな、と思う。まだまだのエイタだけど、エイタがディフェンスで引っ張れる様に成ればこのチームはもっと変れる。強く成れる。今日は沢山のミスもしたけれど、バックも良く盛り返した。ミスを補い、みんなでカバーしてチーム力を上げて行って欲しい。

 打線は2回に1点、3回に2点追加。バントが出来て何よりフライアウトが無かったのがいい。先発したカナトは4回まで無失点。でも今日は低めに外れるワンバウンドが多かった。しっかり腰も回っているが、大体その時は顔も下向いている様だ。顔を残す意識だけでもっと通せると思う。2回、2死からサードのエイタのほぼ正面のゴロ。送球ミスと次はファンブルでランナーを2人出すが、次の7番の打球はまたエイタの3塁線横のライナー。エイタのグラブから半分ぐらいはボールが出ていたけどね、何とかグラブからは落ちず、助かったねエイタ。野球の神様はまだ見守ってくれている。

 5回表にはランナー2人を置いて、セイゴウの左中間2塁打。これは上手いバッティングだった。続いてナオタロウもレフトへ返し大きな3点を追加した。

 お昼を挟んでいよいよ栗葉さんとの決勝戦。どんなピッチャーが先発してくるのかな、と見ていたが栗葉さんらしいスピードよりもコースを狙うピッチャー。それもオーバースローからスナップが効いていない様な投げ方をしている。そうしているのか、クセなのかそれは解らない。神戸の子達には待ちきれないだろうな、と想像出来た。案の定、1番セイゴウからみんなタイミングが合わず突っ込んで引っ掛けている。内野ゴロ、内野フライ。2回のシンゴのセンター越え、3回オウカのレフト前、以外はいい当たりは無かった。その3回、1死満塁から4番タイラはキャッチフライ。カナトは上手い右打ちだったが、ファーストが飛付いて好捕。栗葉さんも良く守っている。

 神戸の先発はタイキで、ファーストにエイタが入る。今日のタイキは低めにボールが集まっていた。インコースに入ってもサイド気味から左ピッチャー特有のボールが入って来るので打ってもファウルに成るボールが多い。それにナオタロウも良くリードして先の準決勝からもワンバウンドでもボールを後ろにそらす事が無かった。声も聞こえていたし良く守っていたと思うね。そして3回裏。9番1番に連続ヒットで1,2塁から2死2,3塁と成って4番の打球は何でもないファースト後ろの上がったフライ。セカンドのセイゴウはすぐにスタートしたが、エイタの動きが気に成ったのか間に合わない。エイタは西に下がり始めた日光が目に入ったのかも知れない。打球はエイタの後ろに落ち、2死だし2人ランナーが返ってしまった。でもこれはまだ経験した事の無い打球だろう。仕方無いと思う。練習して覚えて行くしかない。大抵ファースト後ろは弱い子が多いが、あれは捕らなければいけないフライだよ。今日は沢山ミスも出てHRも打てて沢山経験したエイタ。これからしっかり練習して覚えて行けばいい。

 大きなミスでの2失点。その流れを変えたのが4回表。先頭シンゴがレフト前で出て盗塁。エイタが送って1死3塁でバッターはピンチヒッターで入ったハルヤ。誰が見てもここはスクイズ。そんなマークされる中で、ややセフティー気味にお手本通りに初球を1塁側へ転がし1点が入る。僕もそう思ったが、チームの皆もこの1点で大丈夫!と感じたのでは無いかな。

 その裏の先頭6番の打球はレフト後ろへの打球。ハルヤがライトに入ったのでオウカがレフトに入っていた。オウカは目を切らず背走してこれをキャッチ。ナイスだよ。流れが変わって来た5回の表は1死からナオタロウが本当にボールを良く見ている。四球で出て盗塁。2死と成って中々打てていない4番タイラ。2球目、打球はレフト線に落ちるタイムリーで同点。ここは試合前の一言アドバイスが良かった嬉しいタイムリーだった。ここでピッチャーは11番に代わる。これまでの抜いたボールが多いピッチャーより僕は合いやすいと思っていた。5番カナトは追い込まれながらライトへ返し逆転タイムリー。カナトは右を狙うこのバッティングが上手い。

 タイキは5回、先頭1番をセンターに打たれて出したが、その後の上位打線をしっかり抑えて6回からはオウカに交代。1死を取って6番の打球はライト線。ライトのハルヤは右寄りに少しシフトしていてこの打球を上手くカバーしてファーストへもいい送球を投げた。これはとっても大きなプレー。多分抜けたら長打。HRに成るかも知れない。一つのアウトを取る為の大きなポジショニング。これでディフェンスのリズムも良く、7回裏はオウカが弾いた打球をセイゴウがカバーしアウトにするナイスプレーも出た。そのまま三者凡退で押し切り3年振りの新人戦優勝と成った。


 新人戦としては本当に良く守った試合。準決勝でのレフト前への打球にレオは前に来て勝負はしたがボールは後ろへ抜ける。けれどもシンゴがすぐカバーに来ていてシングルで抑えた。これもナイスプレー。チームとしてこれが出来ていたら今のレベルでは上出来だと思うね。ただ、この新人戦の3試合とも流れ一つで変わる試合だ。対戦したチームはどこもチーム力としては大差ないだろう。何より一番良かったのは大きなミスが続かなかった事だ。小さなミスもみんながカバーして最小で守ってくれた事だ。やはり野球はディフェンス。これからもしっかり練習して春を目指して強く成って行こう。新チームのみんな、本当におめでとう!

みんなおめでとう!!良く頑張った!良く守った!

 今日も皆さんには沢山の応援をありがとうございました。6年生もBチームのチビッ子達も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

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