早朝のお散歩。まだ暗い夜空には星が一杯見える。寒いけれども例年に比べたらそれ程でもない。今日もいいお天気に成りそうだ。
今日は神戸で4年生以上全員での練習日。8時過ぎに行くと監督も色々考えてビデオや音楽を流しながらアップのメニューを説明している。最初はぎこちなかった子供達の動きも次第にリズムに乗って良く成って来ていた。子供達への指導の中でも時代が代わり、色々やり方も変わって来ている。AIが普及して来て色んなデーターを参考に効率的な練習を紹介する情報も沢山ある。ボールのスピードはもちろん回転数までチェックしてスマフォで集計出来る時代だ。アマチュア野球のスコアブックもその内にタブレットに成って、打率、投球数、打球の方向まで瞬時に解る、そんな時代が近い未来に来るかも知れない。それでも身体を動かして練習して行くのは子供達。それ以上に指導者側も勉強を怠ってはいけないだろう。もちろん経済的な問題も大きいから何でもと言う訳には行かない。チームの規律を崩さず、和を広げ、故障を減らしてチーム力向上につながり、効率良く出来るなら、出来る範囲で、どんどん取り入れるべきだろうね。
今日はそんな30人以上のアップを見ながらティーネットスタンドの修理をやろうと準備していた。19や22㎜径のパイプは持っているので、それらを使って溶接の外れたスタンドを修理する。寸法を測ったり部品や機材など用意しながらお昼前には2台のティーネットの修理がやっと終わった。以前に1台修理するのに軽トラまで借りて鉄工所まで持って行って頼んだら1万程取られた事が有る。そんなんだったら自分で作るよ。
お昼からAチームから分かれた4年生達。浅井コーチが熱心に子供達を引張ってくれていた。昨日まで、ダメな所は一杯叱って、少しでも意識を持たせて練習して来たが、今日もコーチの話を良く聞いてみんな取り組んでいる。キャッチボールやら、ゴロ捕球の練習やら、シートノックでもコーチの盛り上げに乗ってみんな大きな声も出て来ている。この年初めの状態から見たら、とても進歩したと思うね。それも皆が。
それを見届けて櫛形へ。今日は岩田監督は祝日だし仕事だろうと思っていたら、休みを取って練習に来てくれていた。内野4人と外野1人着けてノック。1年生と年長組4人は別メニューでお父さん方がキャッチボールを教えてくれている。今年は本当にゼロに近い状態からのチーム作り。こんな大変な苦労の積み重ねがAチームへつながって行く。いつも本当にありがとうございます。
神戸に戻るとAチームは久し振りに3か所でフリーバッティング。全部は見れなかったが、4年生のシンゴやタイラはいい感じで思い切りよく振れていた。タイミングだけで言えば6年生より良い様な感じすらする。ケイタはまだ芯に当たっていないね。詰まり気味が多かったと思う。もっとコンパクトに脇を締めて後ろの小さいスイングで今はミートを狙った方が良いと思うな。速いボールでもミート出来たら、ケイタのスイングなら飛んで行く。年末から怪我で休んでいたダイチは一回り以上大きく成ったような。。ちょっと今は振れていないね。後ろが大きく前が手打ちの様な状態だ。身体作りも必要かな。5年生では一番小さなハルノブ。左バッターでいいタイミングでボールを捉えていた。身体も少し大きく成ったのではないかな。「良くなったな~ハルノブ!」と声をかけると、嬉しそうに「ハイ!」と返事をしていた。ベルカップでは消化不良の様な敗戦に成った様だが、点を取れなかったのは、また失点したのはチームの力がまだ出ていないからだよ。しっかり意識を持って練習するしかない。
その意識の話。昨日の4年生達とのトスバッティングで、余りにミートが出来ていないので、一旦止めてそのミートの大事さの話をしていた。トスバッティングはピッチャーとバッターが1対1でピッチャーに打球を返すのが基本。県大会でそれが出来ないならアップでトスバッティングなどの練習はするな!と審判団に注意される。狙った所へ打ち返す。少々投げて来るコースがズレても同じ所へ返すバットコントロール。試合の中でも走者を返すのに狙った所へ打つバットコントロールが出来たら、それは大きな得点確率のアップにつながる。
それで4年生達に聞いた。「1死ランナー1塁で監督からエンドランのサインが出た。バッターはどこを狙って打つ?」するとナオタロウは「ショートを狙います」
「それは何で?」 ナオ「ランナーが走ったらショートがベースカバーに入るので、ショートが空くのでそこを狙います」
「じゃあ、ピッチャーのボールのコースはどこをイメージする?」ナオ「インコースです」
返ってこないだろうなあ、と思っていた答えが完璧に帰って来たよ!ナオタロウには「100点だよ!」と言った。セカンドが動くチーム相手ならセカンドを意識すればいい。昔はそんな状況を課してショートを狙うエンドランの練習も沢山した。それでも打てない時はショート前やセカンド前のプッシュバントの練習もしたが、これはかなり難しい。セカンド前に2,3度成功した記憶は有るが、それなりの選手でないと難しい。でもそれが成功したらヒットよりもベンチは凄い盛り上がりに成る。打って最低でも転がす事が出来たらチャンスは広がって行く。それが出来なかったらホームは遠ざかる。それは間違いない。
みんなそれぞれ良くバットも振っているし力も有る。けれども更に大事な事はチャンスの時に頭の中でどこを狙ってどこのコースを打つまでイメージが出来ているかだ。やみくもにいいボールを振る、だけではそうは確率は上がらないだろう。意識をポジティブに持つ事。高目のボールに手を出さない様に、とネガティブに思うよりもショート頭を狙うならインコース、ベルトより低目を狙う、とかセカンドにランナーがいるなら、最悪でもセカンド方向右中間を狙ってアウトコースベルト辺りを狙う、とか。そしてそこに来たら打つ!と思った方が良い。そういうバッティングのイメージを頭の中に描いて、そして狙ったボールが来たなら初球打ちでも良い。練習の中でもそんな課題を持たせた練習も必要だと思う。
どうしても手を焼くピッチャーはいる。ピッチャー1人にやられた試合も今までも有るだろう。そんな時でもチーム全体で色々考えて手法を使って攻略できる様に成って欲しいな。
今日の神戸はいつもの様に風が強くて少し寒く感じたけれども日差しは有るし例年に比べればまだまだ暖かい。4時頃にはグランドを出て、今日はまだ明るい内に夕方のお散歩。
ユウはもう大喜び~。1便目を終えて帰って来るとね、小さな庭のろう梅の黄色い花がもう咲いてるよ!!
去年は確かこの1月末だった。半月以上も今年は早い。梅の蕾ももう出て来ているね。春は早いかな。今週も3日間、皆さんありがとうございました。来週もよろしくお願いします。
今日は神戸で4年生以上全員での練習日。8時過ぎに行くと監督も色々考えてビデオや音楽を流しながらアップのメニューを説明している。最初はぎこちなかった子供達の動きも次第にリズムに乗って良く成って来ていた。子供達への指導の中でも時代が代わり、色々やり方も変わって来ている。AIが普及して来て色んなデーターを参考に効率的な練習を紹介する情報も沢山ある。ボールのスピードはもちろん回転数までチェックしてスマフォで集計出来る時代だ。アマチュア野球のスコアブックもその内にタブレットに成って、打率、投球数、打球の方向まで瞬時に解る、そんな時代が近い未来に来るかも知れない。それでも身体を動かして練習して行くのは子供達。それ以上に指導者側も勉強を怠ってはいけないだろう。もちろん経済的な問題も大きいから何でもと言う訳には行かない。チームの規律を崩さず、和を広げ、故障を減らしてチーム力向上につながり、効率良く出来るなら、出来る範囲で、どんどん取り入れるべきだろうね。
今日はそんな30人以上のアップを見ながらティーネットスタンドの修理をやろうと準備していた。19や22㎜径のパイプは持っているので、それらを使って溶接の外れたスタンドを修理する。寸法を測ったり部品や機材など用意しながらお昼前には2台のティーネットの修理がやっと終わった。以前に1台修理するのに軽トラまで借りて鉄工所まで持って行って頼んだら1万程取られた事が有る。そんなんだったら自分で作るよ。
お昼からAチームから分かれた4年生達。浅井コーチが熱心に子供達を引張ってくれていた。昨日まで、ダメな所は一杯叱って、少しでも意識を持たせて練習して来たが、今日もコーチの話を良く聞いてみんな取り組んでいる。キャッチボールやら、ゴロ捕球の練習やら、シートノックでもコーチの盛り上げに乗ってみんな大きな声も出て来ている。この年初めの状態から見たら、とても進歩したと思うね。それも皆が。
それを見届けて櫛形へ。今日は岩田監督は祝日だし仕事だろうと思っていたら、休みを取って練習に来てくれていた。内野4人と外野1人着けてノック。1年生と年長組4人は別メニューでお父さん方がキャッチボールを教えてくれている。今年は本当にゼロに近い状態からのチーム作り。こんな大変な苦労の積み重ねがAチームへつながって行く。いつも本当にありがとうございます。
神戸に戻るとAチームは久し振りに3か所でフリーバッティング。全部は見れなかったが、4年生のシンゴやタイラはいい感じで思い切りよく振れていた。タイミングだけで言えば6年生より良い様な感じすらする。ケイタはまだ芯に当たっていないね。詰まり気味が多かったと思う。もっとコンパクトに脇を締めて後ろの小さいスイングで今はミートを狙った方が良いと思うな。速いボールでもミート出来たら、ケイタのスイングなら飛んで行く。年末から怪我で休んでいたダイチは一回り以上大きく成ったような。。ちょっと今は振れていないね。後ろが大きく前が手打ちの様な状態だ。身体作りも必要かな。5年生では一番小さなハルノブ。左バッターでいいタイミングでボールを捉えていた。身体も少し大きく成ったのではないかな。「良くなったな~ハルノブ!」と声をかけると、嬉しそうに「ハイ!」と返事をしていた。ベルカップでは消化不良の様な敗戦に成った様だが、点を取れなかったのは、また失点したのはチームの力がまだ出ていないからだよ。しっかり意識を持って練習するしかない。
Aチームのフリーバッティング。4年生もBコートでフリーバッティング。 |
その意識の話。昨日の4年生達とのトスバッティングで、余りにミートが出来ていないので、一旦止めてそのミートの大事さの話をしていた。トスバッティングはピッチャーとバッターが1対1でピッチャーに打球を返すのが基本。県大会でそれが出来ないならアップでトスバッティングなどの練習はするな!と審判団に注意される。狙った所へ打ち返す。少々投げて来るコースがズレても同じ所へ返すバットコントロール。試合の中でも走者を返すのに狙った所へ打つバットコントロールが出来たら、それは大きな得点確率のアップにつながる。
それで4年生達に聞いた。「1死ランナー1塁で監督からエンドランのサインが出た。バッターはどこを狙って打つ?」するとナオタロウは「ショートを狙います」
「それは何で?」 ナオ「ランナーが走ったらショートがベースカバーに入るので、ショートが空くのでそこを狙います」
「じゃあ、ピッチャーのボールのコースはどこをイメージする?」ナオ「インコースです」
返ってこないだろうなあ、と思っていた答えが完璧に帰って来たよ!ナオタロウには「100点だよ!」と言った。セカンドが動くチーム相手ならセカンドを意識すればいい。昔はそんな状況を課してショートを狙うエンドランの練習も沢山した。それでも打てない時はショート前やセカンド前のプッシュバントの練習もしたが、これはかなり難しい。セカンド前に2,3度成功した記憶は有るが、それなりの選手でないと難しい。でもそれが成功したらヒットよりもベンチは凄い盛り上がりに成る。打って最低でも転がす事が出来たらチャンスは広がって行く。それが出来なかったらホームは遠ざかる。それは間違いない。
みんなそれぞれ良くバットも振っているし力も有る。けれども更に大事な事はチャンスの時に頭の中でどこを狙ってどこのコースを打つまでイメージが出来ているかだ。やみくもにいいボールを振る、だけではそうは確率は上がらないだろう。意識をポジティブに持つ事。高目のボールに手を出さない様に、とネガティブに思うよりもショート頭を狙うならインコース、ベルトより低目を狙う、とかセカンドにランナーがいるなら、最悪でもセカンド方向右中間を狙ってアウトコースベルト辺りを狙う、とか。そしてそこに来たら打つ!と思った方が良い。そういうバッティングのイメージを頭の中に描いて、そして狙ったボールが来たなら初球打ちでも良い。練習の中でもそんな課題を持たせた練習も必要だと思う。
どうしても手を焼くピッチャーはいる。ピッチャー1人にやられた試合も今までも有るだろう。そんな時でもチーム全体で色々考えて手法を使って攻略できる様に成って欲しいな。
今日の神戸はいつもの様に風が強くて少し寒く感じたけれども日差しは有るし例年に比べればまだまだ暖かい。4時頃にはグランドを出て、今日はまだ明るい内に夕方のお散歩。
ユウ~お散歩行くよ~ |
ユウはもう大喜び~。1便目を終えて帰って来るとね、小さな庭のろう梅の黄色い花がもう咲いてるよ!!
去年は確かこの1月末だった。半月以上も今年は早い。梅の蕾ももう出て来ているね。春は早いかな。今週も3日間、皆さんありがとうございました。来週もよろしくお願いします。
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