2019年9月14日土曜日

マクド予選。2時間30分越え。最後はタイセイ!

 今日はAチームは秋のマクドナルド県大会の津予選1日目。神戸で会場を組んでいたが、今日のスタートはみんな早かったね。僕は7時過ぎにグランドに行ったが、もう第一試合の立成さんもIKUSEIさんもベンチに入ってアップしている。もちろんグランド準備も全て終わっている。早朝から皆さん準備も含めて有り難うございました。

 両チーム監督さん、代表さんらと挨拶をしながら神戸の子達のBコートでのアップも少し見ながら亀山へ向かった。Bチームは4年生以下で、今日は野登さんとの練習試合。亀山東野公園のソフトボール場は10年ぐらい前にスモールさんとの練習試合で来た事が有るなあ。亀山のチームでは西野公園と合わせて良く使っている様だが、ここはソフトボールメインで両翼68m。でも少年野球には丁度良いぐらいの大きさだろう。確かあの時は四日市の海星高校野球部の当時の監督さんが見に来られていて、試合球1ダースをプレゼントしてもらった記憶が有る。

 子供達のアップからキャッチボール。内、外野のノックを見ていてもまだまだクセが多くて直っていない。タイラはゴロの捕球、足が逆。他の子も見ていると、どうもそんな子が多いんだよ。左足を下げた後ろでグラブを出し、捕球しようとする。外野手が、一発勝負のバックホームするならそれで良いが、あれで打球が目に入るかな?ミスが多い所はそんな所にも原因が有ると思う。バタバタ、右、左とステップして捕球姿勢。上手く捕れない子はそれで捕球の時に止まってグラブに入れる。それぐらい目を着ける練習をした方が良いかな。見ていた中で、2年生のソラが一番普通に見えた。

 ここの外野は芝のグランド。芝も深く、そうは跳ねない。外野の守備も気には成っていた。神戸の先行で始まった試合。野登さんの先発は腕っぷしの強そうなピッチャー。ボールも4年生にしては速い。カナトか、それ以上かな。先頭ミチトは粘ったが初回、3人とも内野ゴロ3つ。

 その裏、先発のカナト。いいボールを投げていたが、詰まった当たりのレフトフライ。エイタは追い切れずに落ちる。カバーに来たシンゴもタイラも後の処理が遅かった。無死2塁から、カナトはセカンド牽制。ボールがそれたのかミチトは捕れずセンターも抜けて1人で1失点。この後のイニングでも二遊間の連係や動き、まだまだ練習、意識着けが必要かなと感じた。

 2回はファースト横の打球、これが抜けて盗塁。この後ミスが続いて3失点。全ては送球ミス、捕球ミスだ。ランナーが2塁に居るとショート、セカンドがマークはするが、どっちつかずの感が有る。ショートのタイラはどうしてもセカンド寄りに守る。三遊間の捕れる打球が届かない。右バッターの時はマークはセカンドに任せて定位置で守り、時々動いて声でマークすればいい。

 打線はピッチャーの速いボールに大体が合っていなかった。タイミングが合っていたのはシンゴとナオタロウぐらいかな、と感じていた。4回表まで見ていたが時間はもう10時半を過ぎて行く。申し訳ないけど、その後少し見て神戸に戻った。野登の監督さんや代表さんとはもう20年近くのお付き合いだろうか。代表さんの息子さんは、その息子さんがこのチームに居る様で、ほとんど付きっ切りらしい。羨ましいなあ・・。確か主審をしてくれた人だよ。代表さんから見れば孫の野球も楽しめるのだから。

 Bチームの課題としては、捕球、送球。その確実性を上げる事。特に送球だね。打では4イニングで三振も多かったが、ボールをしっかり見てミートする。振るだけでは当たらない。トスでのミートの練習やバントでボールを見るクセを着ける。奈良大会や4年生大会に向けてはそんな練習も必要かも知れない。

 神戸に戻るともう11時過ぎ。1回表が始まっていて、いきなり無死3塁のピンチ?ここは内野ゴロでファースト、リバックのホームでランナーはアウトにしたが、1塁はセーフ?足が離れていた様だ。これもいきなり大きなミスだよ。その後2死から四球、2,3塁から5番バッターに右中間の2塁打で2失点。

 それにしても校舎周りの車は凄い数だ。東正門の所まで両側ビッシリ停まっている。応援の人達の車も相当あるだろう。神戸の車は中庭に入れているので、1台も無いハズ。桃園さんと、先の試合の立成さん、IKUSEIさんのの3チームだけだよ。。神戸大会の開会式でも無いのにちょっとビックリした。午後からはサッカーも練習に来るが、これでは停められない。試合中に申し訳無かったが、全チームの代表、監督さんには掲揚台から東門まで停まっている車は全部移動してもらう様にお願いした。入らないなら外に出てくれとお願いした。ちょっとこれは、これからは事前にPRや調整が徹底して必要だなと感じる。

 2点、ミスから先制されて、その裏。立成の監督さんと先の試合での話などしながら見ていた。先の試合では僅差の試合をしながら三本間の小フライにキャッチとピッチャーがかなりの勢いで交錯してしまい、2人ともケガで交代に成ってしまったらしい。1人は話している間に「骨折も無く大丈夫でした」とご父兄が病院に行って戻り、監督さんに報告しに来ていた。ホット安心だけど、試合はその後、バッテリーが代わって得点されてしまったそうだ。そんな話の途中の1回裏、2番に入ったソウマが四球で出て盗塁。続く3番ユウトも四球、1死2,3塁から4番のハルト。「タイミング合ってないなあ・・」とそんな話が出る。やっぱりバント失敗。顔のすぐ近くでボールに合わせている。それでは出来ないよ。ヒジが軽く曲がるぐらいに、もっと前に出さないと。その後、何とか高いバウンドのショートゴロで、1点は返した。5番エイト四球でコウヤ。ここでも同じ。「タイミング合ってないなあ・・」打球は振り遅れのレフトフライだった。ただ1点返せたからね、少し望みはつながった。

 ところが2回。ユウタはストライクに苦労している。僕はレフト線のファウルゾーン外から見ていたが、コウヤも真ん中ぐらいしか構えられないのが解る。ストライクを取りに行くボールをしっかり打たれて2,3塁から3番バッターに右中間に2塁打でまた2失点。3回にはエースNOの先頭5番。先ほどは完璧な右中間2塁打。この打席も右中間の2塁打。これも気持ちいいぐらい完璧な当たりだったね。ここで困った時のタイガに交代。先頭にヒットを打たれて1点。送りバント、1死3塁に成ったがセカンドゴロ→ファースト→バックホームでDP。このプレーは大きかった。

 それでも1-5のビハインド。はっきり言ってかなり苦しい展開。3回裏、ソウマのセンター前、盗塁からユウトの打球は完全に詰まった打球だと思った。音も変だったし打球も速くはない。それが風にも乗ったのかライトを超えてワンバウンドでネット越え2塁打。あれはビヨンドヒットかな?1点返し2死からエイト四球、コウヤの打球はセンター寄りのセカンドゴロだったが、慌てたのかミスで満塁。ユウタの打球はサード当たりそこない・・。この送球が少しライト側にそれてボールがこぼれる間に2人が帰る。シュンスケ四球で9番タイガがライト前へ。ここもファーストが捕球に動いたので、ライトは投げれず更に2人が帰り、この回5点で逆転まで出来たが、ピッチャーは2番に代わり後続が続かない。でも本当にほんの少しのミスだけなんだよ。この一つでも桃園さんに無かったら逆転は出来なかっただろう。

 4回表、1死からライト前ワンバウンドの打球。この試合、ずっとライトのポジショニングが深いと思っていた。ネットが有るんだから越されても2塁打だ。もっと前で勝負しないとアウトに出来る打球が捕れない。次にはライト前のポテンヒット。1死2,3塁からタイガは良く粘られながらも良くここを抑えたよ。次の回にライト線に落ちる痛い2塁打が有ったが、一番思うのはバッテリーを含めたポジショニングの指示。それが殆ど見られない。本当ならキャッチのコウヤがタイガの投球のコースを呼び、大体の飛ぶコースは予想出来る。桃園さんはしっかり右方向に打って来ているしね。栗葉さんのキャッチなら内外野をしっかり指示をする。間違ってもいいからそんなチームでのポジショニングが出来る様に成って欲しい。

 4回裏にはユウトのライト前、盗塁から、ハルトの3塁線へのバント。このイニングの前にハルトにはバントのタイミングを、コウヤには一握り短く持て、と注意した。ハルトはアウトには成ったが、久し振りに見るナイスバントだった。1死3塁でエイトはスクイズを決めて1点。この後、コウヤはセンター前へクリーンヒット。監督に引っ張れ!と言われてるユウタは三塁線を破り、コウヤが帰って、この回2点で3点のリード。

 ところが5回表。先頭のまた5番に今度はライトネット越えのHR。これも気持ちいいぐらい完璧な当たりだった。そして2死2,3塁から1番バッターにライト線に落とされる。狙われてるんだからこういう所をね、バッテリー中心にポジショニングでカバー出来る様に成って欲しい。

 再び同点と成ってしまった5回裏。先頭タイガ四球、盗塁から1番ハヤトの時にバンドエンドラン。ハヤトも外のボール球を良く当てたが、タイガも迷い無く3塁を回り2人でノーヒットで1点。これも大きいプレーだ。ところが6回表。レフト超えのヒットからセンターへ返されて再び同点。2塁打2本、HRと打たれまくっている5番バッターにはこの回にやっとポジショニングが出来てハルトは右中間のネットの前で捕球。やっとアウトに出来たよ。6回表が終わって同点。もう試合時間は有に2時間を超えている。この回からタイセイがピッチング練習していたが、今のチーム状態なら僕でもタイセイだろうな。

 6回裏、ハルトはこの日2本目の内野フライ。本当に修正必要だよ。その後、エイト四球。エイトはこの試合ヒットは無かったが3四球とスクイズを決めたバント。ハルトももっとチームの為に出来る事が有るハズだよ。どこに打つか、コースを狙ってスイングする意識も必要かな、と思う。続くコウヤが左中間を割る貴重な2塁打でエイトが帰り1点勝ち越し。2死3塁からシュンスケがこれも貴重なショート内野安打でこの回2点目。盗塁、タイガのレフト前で2,3塁と成って、代打のタイセイ。この所のシートバッティングでも6年生に負けない打球を飛ばしていた。そんな打球が右中間のワンバウンドでネットを超え大きな2点タイムリー。この後ピッチャーも代わり四球も出たが、このイニングが終わる頃には2時間半を多分超えていた。公式予選の組合わせ要綱には試合時間は2時間30分を超えて次のイニングに入らない、と書いた。今までの経験でもこんなに長い試合は経験が無い。それもまだ6回。四球やエラーなどで時間がかかった訳でも無い。お互い両チームとも良く打ち、良く守った。監督さんらは本当に大変だろうけど記憶に残る試合に成るだろうね。その昔、巨人、阪神が強かった頃、長嶋巨人と確か吉田さんの監督の時の試合だったと思う。壮絶な打ち合いの試合で10-9だった。その時の解説者が誰だったが覚えてはいないが、野球は10-9が一番面白い、と試合途中で言っていたのを何故か覚えているんだなあ。そんな試合だったよ。
勝てたけどね。。もっと頑張れ!

 監督からの時間確認が有って、審判の方々が協議し、6回裏でゲームと成った。そのまま流れたとしても、ピッチャーはタイセイに交代して7回表。そのイニングも少し見たかった気もするなあ。
桃園の皆さん、ありがとうございました!

 試合の内容は反省する所も多々有る。練習でのそれぞれの調子がそのまま出て来ている内容だった。でも今日は2死からのつなぐヒット、タイムリーが多かった。それだけ子供達にも気持ちが入って来たのだと思う。フリーバッティングの時間を増やして来たのも良かったと思う。悔いの無いように明日もいい試合が出来る様に頑張ろう!ご父兄の皆さんも沢山の熱い応援を有り難うございました。明日もよろしくお願いします!

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