2017年7月23日日曜日

松阪球場へ観戦応援。

 今朝も涼しく空は雲が低い。
天気予報では午後から雨の予報も有る。今日は子供達も一緒に松阪球場での高校野球観戦。球場で雨が来たら傘は邪魔に成るだろう。雨具、カッパを忘れない様に連絡を入れた。比較的駐車場が広い松阪球場でもこの大会の時には一杯に成る。まして今日は第一試合に三重高が出るから余計だろう。
 
 7時半に集合して8時過ぎには駐車場に入れるように、と出発した。約30分ちょっと、駐車場はまだ空いていて前の方に入る事が出来た。でも後から続々と車は入って来る。これぐらいの時間に来て正解だろうね。球場の入口ではまだチケットの発売窓口が開いていず、8時半まで待たされたがその後すぐに入る事も出来、バックネットスタンドで座る事が出来た。

 第一試合は三重高と近代高専。9時半頃からシートノックが始まったが、そのシートノック、三重高のは甲子園でも恥ずかしくないね。プレーが重複しながらも危なげなくボールが回っている。対して近代のは少し危ないな、と思う場面も有った。ボールが抜けてしまうと他のプレーをしようとしている選手に当たらないか、と思える場面。
 試合前のシートノックはとても大事。相手のディフェンスのレベルもそれで解る。甲子園などへ観戦に行くと、プレーは撮らないがシートノックはビデオを良く撮って見ていた。2試合目の海星と津商。海星のシートノックではピッチャー組3人の1塁カバーの練習まで入れていたね。あれは初めて見たよ。

 その第1試合。シートノックで見た通り、三重高が攻守とも圧倒していた。
1回裏、三重高2死から3番が四球。1-1から4番の時にエンドランだったね。打球は左中間真ん中のスタンドにライナーで入るHRで2点先制。2回はヒット、死球の後、9番のライト前タイムリーで1点。

 3回は2番レフト前、3番が送り、4番が今度はセンターオーバー。2塁ランナーは捕られるかも、とタッチアップの準備をしていてベース近く。抜けても3塁で止まった。あの打球なら無死だしタッチアップの3塁を狙うのが正解かな。ハーフウェイで止まっていたら、もし捕られたら戻るしかないからね。その後、5番は右中間を抜く2塁打で2点。6番もライト前タイムリー、四球の後、また9番がライト前タイムリーでこの回4点。ほぼ勝負はここで決まった。4回に1点は返されたがその裏は打者10人の攻撃で5点、計12点で5回コールドとなった。

 今日のスタンドにも何人かの顔見知りの人達がいる。今は無くなったが強かった豊浜さんの監督の息子さんも来て挨拶してくれた。高岡の顔見知りのご父兄も。近代のエースも背番号5番も多分高岡の子だね。もう身を引いた高岡の代表さんも来られていた。三重高のバッテリーは2年生かな。16番キャッチは豊浜の子らしい。1番もそうかな。とにかく豊浜さんのあの頃の子供達のバットスイング。凄い振りだった。あのスイングなら打たれる、そう相手の監督に思わせるぐらいに。今はあんな振り、滅多にお目にかかれない。

 津商の応援スタンドには旭が丘の監督さんもおられる。お子さんが1年生らしい。津商の1回戦で先発した11番は僕の前の会社の同僚の息子さんだ。前の名張大会の富田さんとの試合で監督さんが教えてくれた。彼も同僚だったけどね。多分、他にもどこかでつながりの有る子はいるだろう。
子供達は津商の応援スタンドへ。
2試合目までの間に昼食をスタンドで済ませて子供達は津商の応援スタンドの方へ。僕はバックネットで見たかったし久し振りにスコアブックを着けていたのでそのままバックネットで観戦していた。

 津商の先発はその11番。左から少し変則フォームで開き気味に投げてくる。右腕のグラブがすぐに下がるので余計そのように見える。
 1回表にセンター前ヒットから3番、神戸の先輩松下君がレフト前で1,2塁。4番がまたレフト前に返し1点先制。3回には1番の打球はセカンド後方の高いフライ。ふとイメージしたのはマサトだったら一気にバックして捕るかな、と思った。そんな位置へのフライ。セカンドはバックせず外野を見てライトが突っ込んでくるが前に落ちる。この後送られ1死3塁から再び松下君。その初球に完璧な3塁側へのスクイズで2点目。津商はランナーを出しても送らず強行で4回までに2つのDPでチャンスを潰している。4回までは完璧に海星ペースだった。

 津商は4回からピッチャーを1番に交代し抑えて、5回の津商の攻撃。5番ヒットで無死1塁。6番にはバントさせたが失敗。強打でライト前ヒットに成り無死1,2塁。それでもここでも送る気配は無かった。ところが7番は追い込まれて三振。8番は大振りが目立ってここも三振。けれどもこのバッターの時にダブルスチール。左ピッチャーだったしチャンスをうかがっていたのかな。とすればナイスタイミングだ。この試合での一番のポイントと言っていいだろう。キャッチは一瞬セカンド方向を見たが投げれない。予想外だったんだろうね。

 バッターは津球場での1回戦でも打っていた1年生の9番。スタンドで見る限り一番可能性が高いと思った。1ストライクの後、ほぼ真ん中のボールではないかな。打球は左中間の2点タイムリーと成って同点。続く1番はまた初球を狙う。打球はレフト線へのヒット。普通に処理すれば悪くても2塁打止まり。多分シングルヒットだろう。丁度芝の切れ目でバウンドが変わったのかもしれない。レフトは打球を少しファウルラインの方へはじいてしまう。その間にランナーは一気にホームインし逆転、3塁打と成った。

 海星の左のエースは丁寧に投げていたが球数が多い。この5回終わって80球を超えている。続く6回、1死から4番ライト前、5番四球で6番はセンターオーバーの3塁打で2点。更に7番のセンターへの大きな犠牲フライで3点目。
 7回は2死から服部兄弟が出て1,2塁。ここで海星はピッチャーを10番に交代。1番はここまで130球を超えている。限界だろうね。ピッチャーが代わって5番が左中間2塁打で更に2点追加。7回を終わって8-3と津商のリード。
一気に大粒のスコール。
するとこの後、海星の攻撃に入る前に一気に雨が落ちて来る。お昼ごろには津で練習する監督さんが大雨が来てオオタカは使えない、と電話も来た。四日市は雨で2試合目が遅れ4時開始に成ったそうだ。天気予報通りだし仕方なし。僕はすぐにカッパを着たよ。子供達は芝生席だし雨をさえぎる物は無い。みんなカッパを着たかな。。
 強い雨で一気にグランドは水浸し。子供達も濡れてしまった様だ。暫くして雨も止んだが試合開始は1時間後、3時半だと言うのでそこまでは待てないね。すぐに帰る事にした。
雨が止んで沢山の選手やお手伝いがグランド整備。
神戸に着いて暫くすると試合も再会され結局そのままのスコアで終わったようだね。これで準決勝は三重高と津商の対戦となった。この試合も観戦したいけど平日だしね。難しい。

 来週は和歌山遠征。お付き合いが始まってもう4度目の遠征に成る。暑い和歌山。特に5年生には少しでも強く成れるように経験を積んで欲しいね。

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