2017年7月16日日曜日

いい加減に声を出して気持ちをつなげ!!

 今日は名張大会。梅雨が明けそうなお天気で今日も暑く成りそうだ。
6時半に出発して約一時間。名張球場の駐車場に着いた。今日は峠を越えてくる車中だからね、酔いやすい子達が多いので少し気には成っていたが、薬を飲むなりしてくれていたようで調子を崩す子はいなかったね。

 駐車場から球場の受付へ向かう。プラカードも団旗も持っている。ところが受付を待っている間、いつの間にか子供達はいなくなった。どこへ行った?ちゃんと揃って挨拶はしたのか?受付の反対側にいた並んでいた名張地区の選手達にきちんと挨拶をして欲しかった。

 開会式では今年は選手達は入場行進の後に終わるまで座ったままだったね。暑さが厳しく成るこの時期。例年の開会式ならいつも数人が気分が悪く成って倒れて行く。これで良いのかも知れない。

 開会式を終えてすずらん台の小学校の試合会場へ移動。確か去年もここだったかな。幸いなのはここは高台だし気温は名張球場辺りより少しは低いだろう。試合開始までは40分もない。すぐにアップしてキャッチボール。10時には予定通り試合が始まった。

 1回先頭リュウガ。2ストライクと追い込まれていつもの小フライ。右肩が突っ込む工夫のないスイング。理由は解らないが背中の筋が痛いようだ。打てないならバントでも徹底すればいいのに。スイング出来ないなら出れないよ。この後ユウト11に交代させられていた。続くマサトも詰まったライトフライ。ただ相手が落球しただけ。この後ショートのミスが有っても得点出来ない。
 逆にその裏、先頭にセンターへいい当たりを返されるがファーストアウトに出来ない。盗塁されて内野ゴロで進められてライトゴロで簡単に1点を取られる。どちらが走者を進めるバッティングをしているだろう。

 2回にユウスケが四球。盗塁の後、2死3塁でコウセイ。2ストライクの後、空振り。キャッチは捕れずボールは1塁側ファウルラインを超える。ラッキーな1点振り逃げだった。同点の後、盗塁、WPで2死3塁からマサトが三遊間をライナーで割り、やっと勝ち越し。それでもこの後は追加点が取れない。

 3回にはユメトの右中間がHRに成り、1打席目にバント失敗して外のボールを三振したリクトがレフトを超える打球。確かに上がったいい打球かな。でも普通は捕られるよね。それにギリギリのタイミングなのにホームへ滑らなかった。何度かこんなプレーでお互いが痛い怪我をするのを見ている。滑らないばかりに。大きな声で叱ったけどやってはいけない事なんだよ。キャッチが大けがをする場合も有る。なぜ滑らない!多分それは昨日も言ったけど練習やアップの中でまだまだ甘さが有る。そんなところが出ている様に思う。ついでに言うなら前の打席をしっかり整理しないといけない。特にバント失敗を。監督としてHRはもちろん嬉しいだろうけど、きちんと指示通りにバントしてくれる事が一番の信頼に成る。

 リュウガに代わりに1番に入ったユウト11。力任せのスイングや硬さが目立っていたが自分成りに工夫もして来ていると感じるね。バッターボックスでもボールを転がせる様になった。まだまだだが言われてるように上から見ようとしているのも解る。もう少し結果が出て来たら自信も着いてもっと出来る様になるだろう。ホームへのスライディングも早いし、しなくてもいい場面でもしっかり滑る。それで良いんだよ。気持ちは見えて来たから。

 この試合、本当はもっと早く終わらなければ行けない。3,4,5回にも得点を重ねたが僕の記憶に残るいい打球は2回のマサトのレフト前タイムリーと4回のユメトの左中間を大きく超えるHRの打球。このところバッティングでは右方向へいい打球を飛ばしているが今日のスイングは少し詰まり気味でも腰の前でしっかり押し出せていた。スイング自体も力が着いて来たと感じる。ついでに褒めると2試合目の5回、2点差に追い上げられて追加点の絶対に欲しい1死3塁で追い込まれながらきっちりセンターへ低い打球を返す大きなタイムリー。追い込まれてから、狙うスイングも整理が出来ていたようなナイスバッティングだった。監督としてもこういう追加点が一番有難いと思うね。先発したアツキは4回で1四球のみ。良く投げていたと思うね。

 2試合目は府中さん。先発はケイジロウで、いつも思うがケイジロウは実戦派。練習で投げるボールより試合で投げるボールの方がストライクもまとまりボールも良い。
初回先頭にストレートの四球を出したが3回までセンター前ヒット1本だけ。4回に先頭4番の打球は完全に打ち取った打球だったがサードのマサトが声を出して追い過ぎて取れず。あれはレフトフライだね。そのランナーを置いて5番バッターにライトオーバーのHR、四球の後、レフト前、ショートエラーなどで4失点はしたがバックのミスがらみだからね。良く投げていたと思う。
 5回はユウト7。1死球は出したが5,6番を低めの速いボールで連続三振。ユウトはヒジが低く回ってくるのが少し気に成るが低めの速いボールは伸びも力も有る。
 6回はマナヤ1イニングだけ。2三振、速いボールで抑えた。昨日の練習でのシートバッティングでの投球をマウンドの後ろで見ていて、言いたい所が見つからなかった。足の踏み出しでのタメもいい。ステップは靴半分弱クロス気味だがヒザは回って行かない。腕も良く振れている。後ろから見るコントロールも良かった。今はマウンドに合っているような投げ方、昨日はそんな印象だった。
 今日はマウンドの無いグランドだったが3塁側ベンチから見るフォームでは以前より少しヒジが上がって来ている。腕が回る感じだったので上下のコントロールが少し気に成ったがそれもベルトより低い所に集まっていた。試合が終わってからマナヤにヒジを少し上げたのか?と聞いたら自分でその様にやってみた、と言う。余りヒジを上に、を意識すると担ぎ気味に成って、返って腕が振れなくなるから下がり気味でも投げやすい所で、と言っていた。今日の様なフォームでコントロールがずれたら自分で確認しながら修正出来る様になってくれたら何も言う事ないね。今日は1イニングだけだけど明日は1試合は投げるだろう。明日の投球が楽しみだ。

 攻撃では2回には2死からリョウセイのセカンド後ろへのタイムリーで2点目。コウセイもリョウセイも腕の力任せで強く降ろうとしてこねる。脇が開くのでサード、ショートゴロが多いがこの打席の様に脇を締めてセカンド頭上を狙うスイングが一番の基本だよ。脇を締めて上体が突っ込まずに右の腰をぶつける様に、そのスイングを心がけてくれたらもっとチャンスは増えると思うな。
 3回はユメトのレフト前ライナーのタイムリー。アツキもレフトへタイムリー。先にも書いた4回の1死3塁でのユメトのセンター前、その前のマナヤのレフト前。そして5回は2死3塁からマサトの3塁線セフティーバントのタイムリー。これらはチームにとっても大きなタイムリーだった。
 
 今日の府中さん。攻撃の時は本当に子供達が良く声を出して応援している。それなのに神戸の子は何も感じないのかチャンスでも見ているだけ。。何度となく叱った。怒鳴った。何で応援しないんだ!と。
 この試合で言うとね、2回の1アウトまでアウトはショートゴロ3つ、サードゴロ一つ。完全に相手のピッチャーのボールをこねて引っ張っているんだよ。そんな事はね、僕らが言うんじゃなくてベンチで見ている子供達が気が着かないといけない。引っ張らずにセンターを狙えと!声を出して応援して集中していたらそんな事には気付くハズ。1試合目も1,2番が初回から簡単に打ち上げているのも、しゃべっていたら注意出来るハズだよ。
それが全く出来ていない。ベンチのお母さん方が音頭を取ってはやし立ててやっと小さな声が出て来る。リュウガなんて今日は試合に出ていないんだから何が試合で起こっているのか、ずっとしゃべっていればいい。無死1,3塁で初球を簡単にショートゴロしたユウト7。積極性はいい。でも何でも出来る場面。慌てる必要はないし、どこを狙うか整理が出来ていてのスイングなのか?顔はどっちを向いていた?頭の中にそのスイングの場面まで絵に描けていたら結果は違う事にもなるかもしれない。それなら初球打ちでも何にも言わない。

 明日はもっと皆で声を出して繋いで盛り上げていくゲームを期待したい。
ご父兄の皆さんには今日も暑い中、ありがとうございました。明日も暑く成りそうです。
また一日、よろしくお願いします。

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