2008年10月27日月曜日

直哉の思い切り!!

 いよいよ県大会を待つだけとなったが、昨日の試合の後から一つ気持ちに引っ掛かっていた物があった。それは稲生さんとの試合でのセカンド直哉の守備。
 2回の2死3塁の時にセンターのセカンド寄りにポテンヒットとなったが、直哉はボールを見ながらバックして行ったが、届かず。これは仕方無いが、センターはこの時全く全力では突っ込んで無く、駆け足程度。2死3塁の状況を考えれば取れそうに無くても全力で来るべきだろう。
 再び1塁にランナーが出てWPで2塁となり、今度はライト前にポテンヒットとなって2点先制される。この時、直哉はセカンドのランナーカバーから全力でダッシュしてライト前に飛び込んだが届かず。ライトと言うより1塁後方と言った方がいい打球かな・・。この時もライトは声も出さず突っ込んで来なかった。 続く3回にも今度はセカンド後ろにフライが上がり背走したが、捕れず。代ったライトも直哉の動きを見てボールまで来なかった。
 2点先制されて選手達が戻ってきた時に、直哉に「追いすぎ!打球の位置を判断して大きな声で指示しろ!行くなら最後まで飛び込め!」と叱ったが、あの時、誰よりも一生懸命打球を追っていたのは間違いなく直哉だった。
 直哉の涙を見てそう思った訳では無いけれど、いつも皆に言っていた「失敗を恐れず思いっきりやれ!」と言う事はこういうプレーの事だろうし、一生懸命だっただろうと思う。
叱るべきは声を出さない廻りの選手と、外野の最初から半分諦めたような追い方だろう。
 結果的に2点取られ敗戦と成ったが、他のセカンドなら途中で諦めて外野が捕って、得点にはなっていなかったかもしれない。それがベストかも知れないが、あのプレーは、思いっきりやった事はしっかり認めて、プレーに関しては注意しても叱るべきでは無かった。
 直哉のいいところはあの動きの速さと、守備や走塁での思いっ切り!
悪かったね、直哉、もっともっと思いっ切りやれ!!県大会もしっかり声を出してがんばれ!

2008年10月26日日曜日

県大会前の仕上げは?

 今日は県大会前、最後の練習試合。
昨日良く無かった大貴のピッチングや下位打線の奮起に期待して朝のアップ。
やはり大貴は安定していない。先発のつもりで居たが、このところの連戦も気になっていたので風悟に1試合目は先発させた。
 竹永・保々・とまり山合同6年チームAに対してサードエラーの1点、無四球無安打の抜群の安定感。走者はエラーの2人だけだった。少し高目にハッキリ外れるボールが少し気になるが、修正してくれるだろう。
 打線は大柄な速球ピッチャーに対して2回までに8点。大貴は速球に強くHR。孝弥も将貴もセンター方向にヒットを打てたのが収穫だった。遼も詰りながらもセンターへ転がしてタイムリー。ピッチャーが代った4回にも打線が久し振りにつながった。少し明るい材料。

 2試合目は合同Bチームに対し今度は大貴の先発。ブルペンでも朝の状態とは違ってまずまずストライクが来ている。5回に右中間にタイムリーを打たれるまでは無四球で球数も少なく安定していた。
7回にヒットの後、WPやタイムリーエラー、その後にも連打され5点を失ったが、一本調子で攻め方もコースも単調だった。遼や大貴には話したけれど、バッターのスイングやランナーの状況を考えて配球すればもう少し早くテェンジに出来たと思う。これからも勉強して行こう。
 打線は大貴、遼のHRなど中軸が打ち込んだが、やはり下位打線はつながらない。1回に孝弥の暴走気味の本塁アウトなど走塁ミスもある。もっと状況を考えよう!聖弥も啓太もヒットは出たがまだまだ。

 昼からは今日都合を付けて来てくれた稲生クラブさん。何とか勝ちたかったが後1本が出ない。速くも無いピッチャーに旨く責められてつながらない。やはり球速ではなくて配球とそのコントロールが一番大事だ。出たヒットも大貴のレフト前以外は3本のポテンヒットのみ。3盗フリーのサインでは将貴はスタートが遅く、孝弥は速すぎてアウト。バッティングも走塁もまだまだ練習が必要だ。特に1塁でのリードでは大智以外は小さく稲生のランナーには一歩以上違う感じがする。
 先発させた涼介は昨日同様、球速と伸びがあるようで殆どのバッターが打ち負けて内外野のフライが多かった。コースも外低目とインハイを軸に攻めさせたが大体の所にボールも来ているようだ。稲生さん相手に高めで勝負出来るのは魅力だしこれからも試してみたい。
 残念だったのはライト前に落ちる詰った打球を直哉が追いすぎ、ライトが突っ込めず2本ヒットにしてしまったのと、せっかく3盗ランナーを挟んだのにサードの暴投、無死3塁から2死まで打ち取りながらWPで失点、打たれた時のカバーなど、バックも含めて反省する所がまだまだある。

 今日の3試合では失点はエラーやバックの責任が多く、ピッチャーは3人とも良く投げた。
失点につながるミスは痛いけれど、皆が練習して来た事を思いっきりやってくれればいい。
打線は下位打線ももっと頑張って欲しいが、中軸は調子を維持してくれているし、後は皆がどれだけ集中して気持ちをプレーに出してくれるかが、大きなポイント。
今まで頑張って来た総決算の最後の大きな大会。失敗を恐れず、思いっきり頑張ろう!

2008年10月25日土曜日

那智のタイムリー! 朝の弱さは変わらず・・・

 今日は奈良から山辺スーパーフェニックスさんが始めて来てくれた。神戸のうわさを聞いて連絡して頂き、試合をしてもらったが、「恥ずかしくない試合を思い切ってやろう!」と朝、皆に言ったけれど、内容は那智のタイムリー、涼介のピッチング、遼のHR以外にいいところが無い残念な試合だった。
 
 1試合目、大貴は先発するのは解っているハズだが、ボール球が先行し1,2回は無死の走者を四球で出し、3回はショートEの走者、4回は内野のポテンの走者を全て盗塁などで3塁まで進められ簡単に5失点。エラーも悪いが、ボールが多くバックのリズムも悪い。
 朝のアップからキャッチボールの動きを見ていると、大貴や孝弥、聖弥、将貴は動きが悪く、声を出して気持ちを入れようとか、そんな風にも感じられない。試合前から、「もっとしっかり試合時間に合わせて体と気持ちを準備しておけ!」とまた前と同じ事を叱ったけれども、やはり試合にその結果が出た。
 いい当たりのヒットは大貴、遼、大智の長打だけで聖弥のポテンを含めて4安打のみ。1回に押出しの2点と遼のタイムリーの計3点だけで5番以降はノーヒットでその兆しも無い。何の収穫も無い試合だった。

 2試合目は相手が5年生主体に変えたがさすがに風悟は安定していて7回、わずか67球1安打。
 打線はこれも1,2回に相手のミスに乗じて5点取ったきり、後は遼以外はヒットなし。速くも無いピッチャーに全くタイミングが合わない。
 3試合目は涼介が今までに無い球速で押し良く投げた。中軸打線にもヒットは打たれたけれど、球速で押していた。このピッチングが出来ればもっとチャンスも出てくるだろう。死球3個はフォームがゆっくり過ぎて体が開いた時に出ているようだ。内側を攻めれるのは魅力だし、フォームとコントロールをもっと安定させよう。ただ走塁ミスは頂けない。先週は2塁で、今日は1塁でチャンスをつぶして得点機会を失っている。こんなミスは恥ずかしいし、もっと集中、しっかり動こう!
 この試合も3,4,5番のヒット3本(遼のナイスHR)と那智のタイムリーヒットの4本のみ。まずまずの当たりは右方向に出ているが、ヒットにならない。那智はナイスヒットだったぞ!皆も見習え!
 今日の3試合とも、打線は大きな課題が残ったが、県大会はもう来週だし12月の最後の大会までもう2ヶ月も無い。バタバタしても始まらないし思いっきりやらせよう、と思う。どれだけ皆で集中していけるか!だね。
 今晩には山辺さんからもお礼の連絡をご丁寧に頂いた。またこれからも交流して行きたい。
今日はリーグの総会もあり、いよいよ新チームの新人戦の組合せも決まった。昨年の今頃から皆が一生懸命頑張ってここまで来た。もう一度初心に戻って1試合、1試合、しっかり集中して頑張って行こう!明日の試合は期待しているぞ!

2008年10月19日日曜日

大智のレフトオーバー!

 今日も秋晴れのまぶしい程のいい天気。
昨日、調子の全く出なかった大貴の先発で試合開始。昨日の試合後から「試合の時間に合わせて体と気持ちの準備をしっかりするように!」と今日の先発も伝えていたが、ノックをしながら遼のキャッチングを見ているとまずまずの様子。
 今日の試合では三振はわずか1個だけながらしっかり打たせて4安打1失点のみ。緩いボール主体で4,5番にはヒットを打たれたが、それ以外は速いボールも混ぜながら、ランナーを出しても落ち着いて打ち取っていた。緩いボールは効果的だったが、もう少し速いボールでのストライクも欲しい。次のピッチングに期待しよう。
 打線は3回まで変則の速球ピッチャーに涼介のライト前ヒットのみ。外の速球を引っ掛けてほとんどが内野ゴロだったので一巡した4回からセンター右狙いに徹底させると大貴のバントヒットの後、遼と涼介の右中間タイムリーで2点先制。6回にも大貴のライト線と涼介の左中間で3点。3,4,5番で得点できたが、問題は他のバッターが速球にチャンスも作れない事。コントロールのいい速球ピッチャーにはやはり外のボールへのバッティングが課題として残る。

 2試合目も速球派が先発してくれて楽しみだったが、1回2死から四球をからめて10得点。満塁からお手本のような孝弥の右中間先制2塁打と啓太も振り遅れ気味ながら右中間へ返し、大貴のHRまでつなげた。高目のボールを打ち返した啓太はナイスバッティングだったが、2回から代った緩いボールのピッチャーに対しては1ゴロ。まだまだだけれど一つ前進。徹底してセンター返しのバッティングをしよう!
 5回から1試合目に投げた1番がまた投げてくれたので、ここからまた仕切り直し。ここで目に着いたのが啓太と代った大智がなんとライナー性のレフトオーバー!速球に押されず、小さく体もバットも振りぬけていたナイスバッティング。続く7回にも今度は外高目を右中間へ2塁打!今までこんな当たりは無かったし、打てずに長く悩んだ時も随分有ったと思うけれど、コツコツ家でも練習を積み重ねた結果が結び付いたと思うと、本当に嬉しいヒットだった。啓太も負けるな!がんばれ!
 先発ピッチャーは、昨日良かった涼介。
今日もランナーを出しながらも慌てず、大崩れせずに要所を締めて5回3失点はまずまず合格点。ハッキリしたボール球が少なくなった事と、5三振と三振を取れるのが良い。ゆっくりしたモーションから投げるボールが回転も良く伸びる感じがある。時おり抜けるボールが有るが、スタミナは有るし後はコントロールとフィルデイングだね。

 県大会まで後わずか。来週も練習試合が有るので、やりすぎは禁物だけれど日々の練習も怠らずに、みんなベストの調子で大会に入れるようにしっかり調整して行こう。

2008年10月18日土曜日

朝の弱さ・集中力無し!

 今日の稲生クラブ、浜田さんとの練習試合。藤水小のメンバーが居ないとは言え、何とか守れるだろうと思っていたが、全く朝から集中出来ていなかった。
 試合前の投球練習では風悟はいつもと変わらずしっかりボールがコントロール出来ている。何とか調子を上げて欲しい大貴は、と言えばコントロールが定まらない。1試合目は稲生さんだし、大貴でと決めていたので不安ながら先発させたが、1回に1死も取れずに3失点。慣れないショートのエラーも有って気の毒かもしれないが、ピッチングにも守りにも気持ちが感じられない。3回まで自らのWP、1塁悪送球などいいところが無かった。
 4回にサードエラー、盗塁で、キャッチ悪送球の後、センターの緩慢な返球でホームまで帰られ6失点。これ以上恥ずかしい試合は出来ないので風悟、キャッチ大貴に変えたが、エラーで足を引張られたのは可愛そうだけれどもっと頑張れるハズ!1塁への走塁も全力には見えないし怒ったけれども、基本を忘れるな!もっと一生懸命になれ、大貴!
 打線も翔太のヒット以外は全くいい所無し!主軸がいないフォーメーションとは言え、情けない試合だった。
 
 2試合目はピッチャー以外は5年生主体の浜田さん。もう風悟にも無理はさせたく無かったので涼介に先発させたが、1回にキャッチの3塁悪送球で1点先制されたが、それ以外は7回まで1四球のみで良く投げた。ゆっくりしたモーションから、そこそこ伸びのあるボールが来て5年生主体だけれども4安打、振り遅れが多く、7三振はナイスピッチングだろう。
 バッティングでも3番に入れた涼介は3安打とチャンスメーカーになって大貴、孝弥のヒットにつなげた。
ただこの試合でもヒットが出たの3,4,5番と風悟、大智だけで他はノーヒット。課題は多い。
 一つ感心だったのは1死2,3塁で3塁ランナー大智はピッチャーが、セカンドへ入ったセンターに牽制球を投げた瞬間にホームへ走り、練習した通りの事が何も指示もなしにしっかり集中して出来た事。他の選手だったら出来ただろうか?もしアウトになったとしても、あのスタートなら褒めてやりたい。
 またこの試合ショートは孝弥に守らせたが、3遊間よりのゴロも強い送球でアウトにしていた。初めてのショートとしては不安感は無かったし上出来だった。またチャンスが有ればやってみよう。

 明日の試合では今日の反省がどれだけ生かせるか?
大貴、明日も先発で行くぞ!

2008年10月13日月曜日

チームワーク!

 今日も秋晴れの中、一日練習出来る貴重な時間。
今日の練習の課題
 1・バッティング練習
 2・バント練習
 3・守備練習(18日練習試合のフォーメーション)

まずバッティングではフリーとシートバッティング。今日、目に付いたのは大智のバッティング。今まで無かったような打球がレフト線、三遊間へ飛んでいた。真ん中より内側の球はしっかり振り切れるようになって打球に勢いが出てきた。直哉もまずまず。涼介もまだまだ確率は低いが、ライトオーバーを飛ばしていた。ちょっと調子が出なかったのが、聖弥。体重移動が大き過ぎるように感じる。外のボールにつられるのもそれが原因だと思うが、心配はしていない。お互いに解っているハズだし修正してくれるだろう。

 エンドランの練習ではピッチャー孝弥や涼介でやるとまだボールがまとまっていないので、ボール球に対して無理なスイングをしてしまう。これではプラスに成らないと感じ、ストライクエンドランにすぐ変えてやらせるといい打球が良く飛ぶ。2塁からのストライクエンドランでも同じでバッティングも良かったが、皆、スタートが本当に旨くなった。ピッチャー涼介、キャッチ遼と孝弥でやっても3盗半分以上はセーフ。涼介のセットの間合いの取り方は中々旨いしスタートのタイミングは難しいと思うがそれでもこれだけ走れるのは楽しみ。風悟もこの練習で2塁の時のセットの間合いが旨くなったし、昨日JBCの3盗を殺したのもその成果だろう。 盗塁は別メニューで練習しようと思っていたが、バッティングと同時に効率よく練習が出来た。

 今一番バッティングで悩んでいる啓太には一日別メニューでまずドアスイングの練習。専門家のように旨くは教えられないけれど悪いところは上体が突っ込む事と手首を返してしまって小さいスイングになっている事。これではボールを押し出せない。素振りではいいが、バッターボックスに入るとまずインコース高め意外は苦しいバッティングだ。
手首を代えさない様に、ドアが開くような感じで右足のヒザ軸をずらさないように半日素振り練習。
啓太は涙を流しながら、僕にも怒られ、頭の中は訳がわからない状態だろうけれども、振り続けて手首を返さない感じが少し解ったようだ。何も失う物は無いし、慌てずにまずミート出来る様にしっかり頑張ればいい。
 フリーバッティングの最後に啓太に打たせようとすると、それまでピッチャー間16mより短い15mで速球中心の練習をしていたが、誰が言ったか、「少し前から緩いボールで」と。そのように涼介も投げ、トスの基本の様なバッティングだったけれど正面に芯で捕えたワンバウンドの打球が飛ぶと「ナイスバッティング!」の声。啓太の苦しみを皆が見ていて感じてくれたのだろう。皆の声が何より嬉しく感じた。こんな所からチームワークが育ってくる。午後からのシートバッティングでも、外や低めはまだまだ辛いけど三遊間方向にはいい打球が飛んでいた。皆がついてるぞ!啓太がんばれ!

 バント練習は昨日失敗した直哉と拳太郎。別メニューで、近い距離から速いボールを投げてもそこそこしっかり転がしてくるが、やはり難しいのは高めの速いボール。ここはもっと練習しか無いね。
  
 守備練習では18日は聖弥も遼も拳太郎も居ないのでショート、セカンド、キャッチの練習。ショートは孝弥が何とか成りそうだし、牽制の練習もしたしキャッチも含めて大貴と共に頑張ってもらおう。普段スタメンで出れない選手もこれはチャンスだし、しっかりアピール!頑張って欲しい。
 
  チーム全体の調子では、ピッチャーも特にバッティングも、守備も走塁も、今一番調子がいいのではないか、と感じている。JBC戦ではまだ結果が出なかったが、このままの調子で県大会までケガのない様に引張って行きたい。

2008年10月12日日曜日

先週の雪辱ならずも次へつなげるナイスゲーム

 今朝は秋空のいい天気。けれどもう秋の朝は肌寒さも感じる。
沢山のチームが集まっての開会式。一昨年から鳥羽、伊勢方面との交流を沢山させてもらってこちらのチームには大変良く世話になり、いい勉強をさせてもらった。選手の皆も今年もこんな大会に参加できる事を先輩やスタッフ、お父さんお母さんに感謝を忘れずに!
 1試合目は昨年、12月の鳥羽での練習試合で打たれて負けた二見さん。多分、伊勢のチームの中では速球派としては3人の中に入る位のいいピッチャーだと思うし、廻りの評判も高いしどこまで打てるか大変楽しみだった。
 1回、速球につられて三振、Pフライで2死と成ったが、速球に強い大貴が7越え2塁打。遼が敬遠気味の4球の後、5番拳太郎が良くライト前に弾き返して満塁と成った。
スタメンを決める前、先週のJBC戦でも遼の後の5番拳太郎がキーとなっていて、ここで途切れると得点力は大きく落ちる。孝弥の5番も考えたが、まだ荒いし下位が弱くなってしまうので、試合前にも拳太郎には「つなぎ役の5番に徹しろ!」と伝えていた。その言葉通りしっかりつないだ事が、その後の孝弥、将貴の連続外野越え長打で4点となる大きなポイントだった。 3回にも大貴のヒット、Eで1,2塁となり、拳太郎はバントは失敗したがその後、転がして2,3塁にし、また孝弥の内野ゴロエンドランで2点追加する効率の良い攻めにつながった。速球ピッチャーに対して振り遅れず、しっかりバッティング出来た事は大きな成果。
 今日も予定通り気合を入れさせて先発させた大貴は初回の4点もあり、ランナーを出しても緩急のリズムを忘れず、打たせて取る球数の少ない6回完封のナイスピッチング。今日のピッチングを忘れないようにしよう!昨年の雪辱を果たし次は先週に続きJBCさん。

 先週は完全に合わされていた風悟だったが、今日は低目をついたいいピッチングだった。バックもDPなどで盛り上げ、5回、無死2,3塁もスクイズを聖弥が飛び込んでアウトにし、2死までこぎつけたが、ショート前の高いバウンドのゴロが聖弥の頭を抜け2点先制される。2死と成ったので内野をバックさせたのが裏目に出たが、これは誰も責められない仕方のない失点だし、むしろ2死まで捕った事を褒めるべきだろう。
6回に2死2塁から左中間に打たれて3点目と成ったが、いい当たりのヒットはこれを含めて2本ぐらいで打たせて捕る風悟らしい良いピッチングだった。
 打線は1回に聖弥が8前で出て、大智がしっかり送ったが、3塁が空いたのを見た聖弥が3塁へ突っ込んでアウトに。まだ初回だったし、この後に出た大貴のヒットも有り、あそこはセフティーで考えて欲しかったが、積極的に考えたプレーだし「今日は思いっきりやれ!」と試合前にも皆に言ったし、今日はマル!でいい。その後も速くも無いピッチャーに大貴、遼でチャンスは作るも5番で切れてしまう。先の試合でしっかりつないだ拳太郎だったが、この試合ではいいところが無かった。今日の結果は良く解っただろうし、次はもっと狙ってコンパクトに振りきろう!
 翔太も期待して出したが、若いカウントからボール球に手を出している。
7回に風悟に代えて送った涼介は1-3から振り切るとライトネットをオーバーするHRとなるナイスバッティングだった。先の試合でも代打でボール球に手を出さず四球で出塁したし、こんなバッティングが出来るのだからもっと自信をもつべし!
2死となって聖弥が3塁線を抜く3塁打の後、大智が粘って四球を選び大貴につなげた。何でもいい、こんなつなぎがやはり大事。当っていた大貴だけに期待したがショート前強い打球でチェンジ。1,3塁でサインプレーで1点は取れたかもしれないが、2死だったし2点差ではギャンブルは出来なかった。サードの1塁悪送球は有ったがEはこれだけで風悟の投球に合わせて良く守っていた。先週の雪辱は出来なかったが、試合内容としては次につながるいい内容だった。

 今日の2試合では風悟も大貴もいいピッチングをしてくれた事が大きな収穫。後はまずバッティングだね!
明日もしっかり一日練習!

残り少ない一日練習

 昨日の天気は朝から雨。7時前にグランドも水びたしだったが、予定通り8時から練習開始。最近はBチームも早くて同じ時間にスタートしている。佑一郎達の時からこの時期は夕暮れが早いのでその分、前に時間をずらそうと朝9時から8時開始の練習に変えて、もう一年半以上頑張ってきたが、少しは練習効果としてはプラスになっているかな。Bチームももうすぐ新人戦。頑張れ!
 昨日は守備では先週ミスの出た外野中心。翔太や涼介はもっと思い切りが必要。後はキャッチの盗塁をかねた送球練習。涼介をピッチャーでやらせたが、3盗のスタートは皆旨くなった。ギャンブルだけども勝負どころでは大きなプレッシャーになると思う。
 ピッチャーでは大貴の緩急が良かった。シートバッティングでのバッターボックス近くで見ているとストライクを取る少し緩いボールもタイミングが合い辛そうに感じる。これに速いボールでもそこそこストライクが入っている。
風悟は少し突っ込み過ぎで腕が下がって横から出てくる時が多くなっている。本人は解っているし修正しよう。
 バッティングではフリーと一塁、2類、3塁でのそれぞれのエンドラン。直哉は腕を小さくたたみ過ぎて窮屈そうに振っているので、左の腕の脇をもっと楽に空けるようにさせてバットと腕が出来るだけ直角になるように構えさせると、いい感じで打球がセンター、ライト前に飛んでいた。
 
 今日のパールカップは第一試合、二見さんなので、まったく気は抜けない。
まだまだ力の足らない所は有るけれどもう県大会もすぐだし、失敗を恐れずのびのびと思いっきりやらせて見よう!

2008年10月5日日曜日

竜岳記念大会準優勝も課題多し!

 小雨模様となった今日の準決勝。
不安は有ったが、昨日、皆に言った通り大貴で先発。
 2回に1死2,3塁から風悟のタイムリーで2点先制。風悟は良く粘って伝えた通りにセカンドの上を抜いた良いバッティングだった。
 3回2死まで難なく来た大貴は緩いショートゴロを聖弥がエラーしてから四球を出し、続くバッターにライト線を打たれて同点。その後レフトライナーを翔太は動かず、バンザイしてHRで一挙に4点を取られた。
エラーはピッチャーには気の毒だが、ランナーを出すとリズムもスピードも崩していた。
4回から代った風悟はいきなり1死1,3塁のピンチになったが、内野ゴロとフライに抑え、その後も最後まで反撃に期待をつなげる良いピッチングだった。
 打線はそれ程速くも無いピッチャーにタイミングが合わず、5回までフライ、内野ゴロでチャンスも作れず。6回、遼の左中間3塁打から孝弥のライトフライの悪返球の間に1点。2死ランナー無しと成ってバッターは将貴。この大会も余りいい所がなかった将貴はここで起死回生のレフト超え同点HR。前の打席でも三振していた将貴は頭を下げて泣きそうな顔をしていたが、この打席も多分、かなりプレッシャーは有ったと思う。そんな中でも振り切ったバッティングは褒めてやりたい。
 同点のままその裏、風悟はしっかり締めてジャンケン抽選となり、ラッキーな抽選勝ちとなった。
この試合の課題は大貴のピッチングとフライの多さ。内外野で8個のフライではテャンスも作れない。
大貴はバッティングも全くいいところが無かった。

 雨の決勝戦はJBCさん。
そのまま風悟に先発させたが相手のバッターとはしっかりタイミングが合っていた。
1回、先頭にライト線に2塁打を打たれたがランナーと孝弥が接触しアピールの走塁妨害を取られて無死3塁となり、1死の後、スクイズで先制される。その後珍しく四球を出してレフトオーバーを打たれて2点目。この打球はライナーで難しい打球だったが、啓太のグラブに入っていただけに捕って欲しかった。残念!
 3回は2死から3,4番に連続レフト前ヒットと盗塁、WPなどで1失点。5番にはライトフライと思ったがグラブに当てて落球。1点で終われた、と思ったがその後にもレフト前を打たれこの回、3失点。風悟も力んでボールが高かったし、タイミングも合っていると感じていたのでもっと早く交替させてやるべきだったかな、と思っている。グランドが変わって、違うマウンドでまた先発というのもちょっとコントロールが武器の風悟に取っては辛かったかもしれない。
 4回から変わった大貴は先の試合とは別人のようなコントロールとスピード。5回に死球とレフト前のエンドランヒットなどで1失点したが、緩いボールと速球のバランス、コントロールとも良かった。
 攻撃ではチャンスは作るも決定打が出ない。速球派のピッチャーから2回に軟投ピッチャーに変わりこの試合も7つのフライアウト。3回に1,3塁からWスチールで1点。その後は7回に聖弥のライト越えでやっと3点目。JBCさんのランナーが出た時に動かして3遊間にしっかり転がすバッティングはやはり見習う所がある。
 ただランナーを置いた4番遼には2回とも敬遠気味で勝負せず、1回の走塁妨害アピールも、県大会でも無い少年野球の試合でそこまでこだわるべきなのか、負けては何も言えないが、僕には大きな疑問が残る。選手達はそれで納得しているのだろうか?
もう一つ解らなかったのは6回に3盗させて遼がアウトにし、また次のランナーも続けて3盗をさせてアウトにしたが、あれは県大会準備で遼の肩を確認したのか?点差が有ったからチャレンジしたのか?僕の知っているJBCの3盗はあんなスタートではないし意味がよく解らない。

  この試合では聖弥のノーサインでの3盗、大貴、遼のDスチールなど練習した事がJBCさん相手にも出来たし、準決勝の時も皆がベンチでセットの後のタイミングを1.2.3・・と数えていて聖弥、孝弥も3盗を決めていた。7回には那智もバッターに出せていい当たりのショートゴロを打ってくれた。前後の体の動きが少ない那智のバッティングは軟投ピッチャーには皆も見習うべきだね。ナイスバッティング那智!

 バッティング、守備もピッチャーも課題は出たけれどここまで皆よく頑張ったし、自信を持って次の大会に向けて頑張って欲しい。来週日曜は県大会前ラウンド2、パールカップ杯。一日目に強豪チームと当るし勝ちあがればまたJBCさんと出来るし楽しみな大会だ。次も頑張るぞ、みんな!

2008年10月4日土曜日

幻のホームランとデイフェンスの勝利!

 今日は竜岳さんの20周年記念大会。初めて当るチームで凄く楽しみにしていた。
県大会調整に向けてまず1ラウンドは滋賀米原の柏原さん。1番ピッチャーはモーションも速くてコントロールも良くボールは今まで対戦した中で3本の指には入る速球ピッチャーだろう。東海大会で対戦した静岡の左ピッチャーを右にしたような感じかな。
 案の定、初回から1番、2番と連続三振に取られ、これは揺さぶるしかないかな・・と感じた。風悟も良く投げていたが、3回に7番バッターに右中間を抜かれ広い外野でHRとなり先制される苦しい展開。
 4回、大貴がレフト線ヒットで出て盗塁してからリレード気味に出た所を牽制、狭殺でアウトになったが、僕には途中で諦めていたように感じた。3塁へ追われた時、思い切り頭からでも滑り込めばセーフではなかったか?立ったままでアウトになるのはちょっと残念だった。
 2死に成ってチャンスが消えたか・・と思ったその後に遼は2ストライクから左中間オーバーの完璧な当たりのHR。今まで試合で見た中で一番の当たりと飛距離だろう。速球ピッチャーに対して2ストライクからあれだけのスイングが出来るのは凄いと思う。また6回には2死2塁から右中間の高いフライが落ちてこれが決勝点。2死から点が取れたのが大きいし、本当に頼もしい4番に成って来た。
 守りでは風悟が3回HRを打たれてから2死1塁と成って左中間を抜かれたが、何とかボールがつながり1塁ランナーが3塁へ止まったのがラッキーだった。多分ホームに入られた打球だと思う。
また5回にも7番バッターにレフトオーバーを打たれホームに入り、あ・・1点追加されたか・・と思ったその後で、ファースト孝弥が風悟に「ボールを渡せ」と呼び、孝弥がボールを捕って審伴に向かってファーストベースを踏むと、1塁審伴は「アウト!」の宣告。ベースを踏まなかった事をしっかり見ていてHRをフォースアウトにした孝弥のファインプレーだった。これにはみんなビックリ!初めて経験したプレーだったけれど、審伴もよく見ていたなあ・・感謝感謝!
 7回にもエラーが2つ重なり、1死1,3塁となったけれども、その後風悟は落ち着いて後続を打ち取りゲーム!攻撃の内容では負けていたけれど試合で勝ったと言う事はやはりデイフェンスの勝利。

 この試合は朝から大貴の先発と決めていたが、アップのキャッチボールやピッチング練習でもバラバラだった。ノックをしながら見ていると、風悟を受ける遼はナイスボール!を連発するけれど、大貴、孝弥のコンビはボールはそらすは、返球はそらすは・・全く集中出来て無い様で、途中でピッチングをやめさせて走らせた。こんな調子ではとても任せられない。県大会予選では肝心な所で勝って来た大貴を今度の県大会では投げさせてやりたいと思うし、朝一の試合でもしっかり集中して入って行ける様に取り組んで欲しい。
2試合目の終わったミーティングでも大貴には叱ったけれどももっと出来るハズ。しっかりガンバレ大貴!

 2試合目も大柄な速球ピッチャーで何とか1回に1点先制したが、その裏に2死から四球の後、4番に真ん中をレフトオーバーHRを打たれあっさり逆転されてしまう。大柄なバッターだったので2ストライクからインハイを攻めさせた監督も悪かったかな。
 昼からの大貴のアップでのピッチングは朝とは全然違ってしっかりボールが来ている。ただこの試合もHRの後は抑えたが時間切れ間近となった5回裏には内野のミスも有ったけれども下位打線に2四球を与えて1死満塁となって上位へ廻る展開となった。7回までの試合だったら展開も変わってくるし、点差も有ったし抑えたからいい、では無く、バックの信頼はこんな所をしっかり打たせて抑える事でもっと高くなる。

 打線はあっさり逆転された後の2回、バッティングでは前の試合で全くいい所が無かった孝弥がヒットの拳太郎を置いて左中間HRで再逆転。その後、乱れたピッチャーから2四球の後、これも前の試合で全くダメだった聖弥がレフト越えタイムリー。4回にも聖弥は右中間へタイムリーで、大貴も聖弥も朝は調子が出ないのかな・・・。そう言われ無い様にしっかり頑張ろう!
 守備では1死1塁でボテボテのピッチャーゴロで大貴がセカンドへ、拳太郎がいいタイミングで入って1塁へ低いノーバウンドの速いボールを投げDPが取れた。これはこの所の拳太郎のボールに力が付いて来たから取れたDPだった。自信を持とう、拳太郎!
 練習してきた2塁からの走塁では聖弥のスタートが一番。将貴、大智も良いスタート。大智はアウトになったけれどいいスタートだったしタイミングはセーフ。あれでOKだし走られる、と言うプレッシャーだけでも武器になる。

 今日の反省点はやはり速球に対してのバッティング。バントも失敗していたし、成功する気がしなかったので後は打たせたけれども、どれだけ中軸までつなげるか、がチームとして大きな大きなポイント。
走塁では1,3塁のサインプレーで一つアウトになった。将貴は高いボールをキャッチがセカンドへ投げたらすぐスタートする、と言う去年練習して来た事を忘れていた。
 課題はあるけれども2試合とも速球派ピッチャーに勝った事は褒めてやりたいし県大会に向けてもいい経験になった。明日も思い切りやろう!